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第1回群馬PDNセミナー


日  時
平成18年4月8日(土) 13:30~16:30
場  所
群馬県民会館 4階 402・403会議室
講 師
小川 哲史(前橋赤十字病院 消化器病センター・外科部長)
飯塚 春尚(西群馬病院)

伊東 七奈子(前橋赤十字病院 NSTディレクター)

渡辺 美鈴(美原記念病院 栄養科長)


第1回群馬PDNセミナーの報告書

群馬モデルがスタート

 


  第1回群馬PDNセミナーは、開催関係者に大きな達成感をもたらした。短期間の募集であったにも拘らず180余名の参加者が、前橋県民会館の会場を埋め尽くした。13時30分、小川哲史PDN群馬世話人(前橋赤十字病院)の冒頭挨拶から始まり、途中20分の休憩を挟んで17時まで、参加者は4講師の講演に傾聴し、メモをとり、質問をした。

 小川先生は「患者を孤立させてはならない」というPDNの活動理念の理解と共有を参加者に訴え、NSTチェアマンの立場から「NSTと栄養療法」について語られた。この中で、経腸栄養の大切さとNSTにおける胃ろうの位置づけを明確に示された。西群馬病院の飯塚先生は「PEGの適応と造設方法の実際」美原記念病院の渡辺先生は「胃ろう造設者の長期栄養管理」、前橋赤十字病院の伊東先生は、「PEGの管理とケア」を、それぞれ多くの臨床体験から述べられた。

会場風景
会場風景

県下10地区で開催計画


 群馬県下における今後のPDNセミナーの展開について、小川先生は県下10地区の二次医療圏すべてで、今年中にPDNセミナーを開催したいという構想を発表された。すでに6月沼田地区、7月安中地区、8月吾妻地区、9月伊勢崎地区、10月渋川地区の実施計画があがり、会場には各地区で主催される先生方の姿も見られた。

 また、隣県の栃木からは、同様のPDNセミナーを計画されているおやま城北クリニックの吉野浩之先生、同富山宗徳先生も参加された。

小川先生と飯塚先生
小川先生(左)と飯塚先生

 

  最後に、今後のPDNセミナーの参考にするため、参加者に無記名でのアンケート協力と胃瘻と栄養に必要な知識20の設問の回答をお願いした。(後日、集計を発表)

セミナー初の基礎知識テスト
セミナー初の基礎知識テスト
   
フロアからの活発な質問
小川先生と渡辺先生
伊東先生
フロアからの活発な質問
小川先生と渡辺先生(右) 伊東先生

(PDN・二宮)