HOME > 患者・家族 体験記 >  なにくそ!俺はここにいる⑤
なにくそ!俺はここにいる⑤

                         京都府 飛田洋さん(59歳)
 

PEGの取り替え

二時間ばかり前に【PEG】の取り替えが終わって、パソコンを始めた。
四年前に入院中最初にしてから何回目だろう。
最初は胃カメラを飲みながら、胃カメラと悪戦苦闘しながら、知らないうちに手術室で【PEG】が装着されていた。
家族が説明を受けていたからか、いまだに私は構造がわからない。
人工膀胱のように体の外部に袋でも装着するかと思ってたが小さい穴があいたぐらいで、食事中の来客でなければ【PEG】のことは他人には判らない。

取り替えと言っても、私は私のベットでいつもの昼ドラを楽しんでいる横で先生が私の家族と談笑しながら手際よく用意をされる。
恐らく先生の一呼吸で【PEG】 の取り替え終わりである。
痛かった?と周囲は尋ねてくれるが、期待ははずれて痛くもかゆくもない。

【PEG】四年生の体験では

趣味が作詞だが没頭してて、流動食が、知らない間に終わる。

倒れる迄は貧弱であったが、健康そうに太りだした。
【PEG】は腸に装着されいているので、胃液で消滅するはずのヨーグルトなどの乳酸菌の善玉が直接に腸で吸収され目的がはたせる。
寝たきりで寝返りも出来ないのに、床擦れのないのは栄養状態も良いのだろう。
公害でぜんそくの人がTVで見かける食事中の、むせ込みがひどく鼻からチューブで流動食だろう、私が倒れて、チューブをつけ苦痛だった頃を思い出す。

【PEG】を装着した事の後悔は何も私にはない。

<主治医より一言>
今回は、約束の期限内にPEGの交換が出来てほっとしています。
しかし、飛田さんの鋭い洞察力には感服します。
特に④コメントなどは、PDNの鈴木先生も びっくりでしょうね