HOME > 患者・家族 体験記 > なにくそ!俺はここにいる⑪

なにくそ!俺はここにいる⑬
                         京都府 飛田洋さん(59歳)



PEGの交換日記②

  ご縁があって春のPDN新聞に拙文を掲載して貰ったが、筆者紹介を読んで貰う迄、私がPEGを装着した障害者であることを忘れていた。
なにしろ家族は私を個性の強い人扱いだから本人も病人と思っていない。
PEGにしてから家族の中で一番栄養状態が良く、この冬のインフルエンザも何処ふく風邪?である。意志が弱くてやめられなかった酒と煙草にも興味を持たなくなった。
 主治医が施術した翌日、念の為に調子を見に往診して下さったが、介護入浴が終わり食後のTVを見ている処だった。
  昔の痛がりで怖がりを知っている家族はヘルパーさんの観察談よりオーバーと言うが当事者が書いているので間違いない。
 私は嘘を書く必要もないし、特別な体でもない。
点滴からPEGになり感謝してる事は事実だ。
次回は交換後になる。          続く

平成15年3月14日(金曜日)     


次へ