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 平成18年1月29日、静岡県浜松市で行われてセミナーにて、お答えいただいたアンケートの結果を一部、ご紹介します。
 お答えくださった皆様、御協力まことにありがとうございました。

 

講 師 和田 朋彦 先生(聖隷三方原病院 消化器内科)
『PEGってやっぱりすぐれもの!』
 
佐奈 明彦 先生(聖隷三方原病院 看護部 WOC認定看護師)
『本当に知ってほしいPEGのイロハ(スキントラブル等)』
共 催 株式会社メディコン


浜松PDNセミナー アンケート結果
●自由回答意見
問. PEGの正しい理解のためにはどのようなことが解決されなければならないとお考えですか?どのようなことでも結構です。忌憚のないご意見をおきかせください。
 
PEGを造設する前に、本人やご家族が納得し理解できるような十分な説明が必要。また、医師だけでなくナースも十分な知識が必要。(看護師、訪問看護ステーション)
ご家族の不安を取り除くことが必要。(看護師、一般病院+療養型病床)
胃に穴をあけてまでという思いが強い。PEGの良さをよく知って、リスクも知った上で造設を受け入れるような説明が必要。(看護師、訪問看護ステーション)
高齢だと自分の身体に傷をつけることに勇気がいる。メンタルケアが必要。(看護師、訪問看護ステーション)
在宅での介護ができるように、ポイントを押えた説明と理解が必要。また、交換時期を知っておくことも必要。(看護師、一般病院)
胃瘻に対する偏見が一般の方にあるのではなかろうか。胃瘻造設=末期と考えているのではなかろうか。医療関係者ばかりでなく、介護者、看護員も認識を改める必要がある。ある家族から、経口⇒胃瘻で顔色がよくなり、頬もふっくらとし、蓐瘡も治る傾向に向かってよかったと聞いたことがある。(看護師、特別養護老人施設)
PEG挿入者は食介もなく介護は楽であるが、嚥下訓練をしてもう一度経口摂取の喜びを味合わせてやりたいと思う。(准看護師、特別養護老人施設)
指導する医師が正しく理解されていないと困る。(看護師、一般病院)
特に年配の医師に理解が乏しい。また、胃に穴を開けることに抵抗のある家族が多いので、介護するご家族の理解を得ることも必要。(看護師、一般病院)
交換する医師に常々、胃瘻だけを見ないで患者を診てほしいと言っている。(看護師、一般 病院)
医師に対する教育が必要なのではないか。(看護師、療養型病床)
今回のようなセミナーをもっと多くやってほしい。(看護師、診療所)
今回のようなセミナーを何回も受講して新しい知識を吸収したい。総合病院で造設して施設で交換してほしいといわれたが、症例が少ない施設ではとてもムリ。病院で対応してくれないと、受入に今後支障をきたす。(看護師、老人保健施設)
PEGの正しい理解のためには、PEGの仕組み、皮膚の構造、薬の作用などの基礎的な知識を修得する必要があると思う。(看護師、訪問看護ステーション)
NSTで活動しているが、看護師が正しい知識を持って患者さんに接していく必要がある。(看護師、一般病院)
看護者、介護者の知識の充実が必要だと思う。(看護師、一般病院)
医療関係者の正しい知識の共有と、ご家族の理解と協力が必要。(看護師、療養型病床)
接続の仕方が種類によって違うのでよく知っておく必要がある。(看護師、一般病院)
PEGを管理する介護者が必ずいること。管理する介護者にPEGについての正しい指導をする必要がある。(看護師、一般病院)
各医療機関が情報を共有することが必要。(栄養士、診療所)
造設時の病院での指導と在宅に移行してからの訪問指導が必要。(看護師、訪問看護ステーション)
PEGの種類とその管理についての知識を持つこと。(看護師、一般病院)
清潔に保つためのケアの方法と、トラブルが起きた時の対処方法を身につけること。 (看護師、一般病院)
消毒すれば安心ではなく、洗浄が大事だということを学んだ。(看護師、療養型病床)
皮膚トラブルのケアの仕方、切り込みガーゼを使用しない方がよいこと、チューブタイプは一定の位置に固定しない方がよいことなどを学んだ。(看護師、一般病院)
自己抜去や皮膚トラブルを回避し、安全な管理方法が確立できれば在宅でも療養できると思う。(看護師、一般病院)
PEG造設の介助ポイントとケアの方法を教えてほしい。(看護師、一般病院)
自己抜去、閉塞、皮膚トラブルを回避していくこと。(看護師、居宅介護支援事業所)
ボタン型で注入後、フタを開けると逆流してしまったという話をご家族から聞いた。(看護師、訪問看護ステーション)
オプチュレーダーを使用しなくてもバンパー型を抜去できる方法はないか。(医師、療養型病床)