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患者と医療者のための情報誌「PDN通信」第94号のご案内

【巻頭言】
特集1
トピックス

【巻頭言】医療現場と患者様の架け橋となる共創への道

  サンメディックス株式会社 代表取締役社長 森川 智

【特集1】JSPEN2026 横浜大会へようこそ

     第41 回日本栄養治療学会学術集会 会長 鈴木 裕

     JSPEN2026のセッションから
     【JSPEN、PEG・在宅医療学会】日本のPEGを問う

     田無病院 院長 丸山 道生

【特集2】経腸栄養管理加算の現状と課題

  武蔵野徳洲会病院 循環器内科 部長 淺見 貞晴

【Opinion ~私はこう思う~】

[医師]急性期から慢性期、そして在宅へ
    地域におけるPEG普及の取り組み

      利根中央病院 診療部長・外科部長 郡 隆之

[歯科医師]地域を見据えた精神科病院で行う
      摂食嚥下リハビリテーション

      桶狭間病院藤田こころケアセンター 歯科衛生士 渡邉 理沙

[薬剤師]医療従事者こそ適切な水分補給(管理)が必要である
      奥羽大学薬学部医療薬学分野 教授 杉田 尚寛

[管理栄養士]直営給食の強みを活かし「全員栄養管理」の実践を目指す
      埼玉石心会病院 栄養課 主任課長 秋山 好美

【私の病院、紹介します!】栄養治療だけではなく、教育、研究、病院ルール
      の作成まで、幅広く活動するNST

      済生会松阪総合病院 内科/NST委員長 福家 洋之

【私の病院、紹介します!】栄養領域における“多能工”の育成と
      DXによる人員不足への対応

      ⽇本⾚⼗字社 清⽔⾚⼗字病院 院長 藤城 貴教

【Topics】地域で支える“がんとの共生“
      -医療・市民・地域がつながる相談支援のかたち―

  国立がん研究センター東病院サポーティブケアセンター 坂本 はと恵

 PDNショップ  編集後記

PDN通信第94号 編集後記  PDN理事長 鈴木 裕

 

 新たな年に向けての展望と覚悟
 あけましておめでとうございます。PDN通信は、多くの方々のご支援に支えられながら、紆余曲折を経つつも気づけば四半世紀という歳月を歩んでまいりました。二十数年という時間は、継続の喜びと同時に、同じテーマに向き合い続けるがゆえの慣れや倦怠といった影の側面も抱えています。しかし今号、第94号を読み返すと、そのような懸念を吹き払うほどに、どの記事も新鮮な視点と熱量に満ち、決して「陳腐」という言葉とは無縁の内容であったと感じています。むしろ、この節目にあってこそ、PDN通信も新たな切り口を模索し、時には大胆な刷新を恐れずに進むべき時期に差しかかっているのではないか、そんな思いが胸に芽生えています。継続の力を礎にしながらも、未来に向けてもう一段、深く広い議論を紡いでいきたいと願っています。
 さて、もう一つ触れておきたい話題があります。来るJSPEN2026では「日本のPEGを問う」を大きなテーマとして掲げました。PEGは患者にとって本当に幸せなのか、あるいはそうではないのか。この問いは20年以上にわたり議論され続けてきましたが、そろそろ日本の医療環境を踏まえ、医学的・社会科学的・生命倫理的、さらには経済的観点をも統合し、冷静かつ誠実に結論へ向かう時期に来ているように思います。ただし、特異な事例を持ち出して「良くない」「良い」と断じる議論は、もはや避けるべきでしょう。私たちは、一般性と科学性を備えた議論を通じて、患者と家族、そして社会にとって最善の選択とは何かを見極めていかなければなりません。
 本年もPDN通信をどうぞよろしくお願い申し上げます。

(2026年1月26日発行)

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