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質問  口の中のトラブル  From 手抜き介護者  (No.1674)
 口の中が臭いがします。そして口の中とても乾いており、ねばっこい痰が引けてきます。色は付いてません。いつもと変わらずです。でも、口の中を拭くと若干色(ちょっと黄色かかってます)がガーゼについて来ます。乾いているせいか、喉がふさがれるのか呼吸が荒いなと感じてます。
 週1度の訪問看護師さんは、血圧・脈拍・熱・酸素は別段変わりありませんとお帰りになりました(いつも普段から脈拍計りずらい)吸引の時など、このごろはホース?が奥までさしずらくちょと苦労してます。

Re: 口の中のトラブル  From 平成の一休さん
“手抜き介護者さまへ”日々の介護お疲れさまです。

ご相談の内容を拝見して気付いたのですが、症状から言って「口腔外科」で診てもらうのがベターですが、なければ「耳鼻咽喉科or歯科」等の先生に診て頂いたら如何でしょうか。

“口の中の臭い”“口の中の乾き”といった症状から推察して、いずれも「口内炎」「口角炎」「口腔乾燥症」「口腔カンジタ症」関係の症状に似ておるように感じます。

「口内炎」は、口の中の粘膜にできた炎症で、普通粘膜が赤くなり、痛みを伴った炎症が現れます。原因は口腔内が不潔になっている時に起因し且つ体力の低下or栄養のバランスが崩れている時に発生します。

「口角炎」は、唇の端(口角)に起きる炎症を口角炎といいます。原因は糖尿病や消化器官の疾患、貧血、ビタミンBの欠乏症等で抵抗力が低下している時に発生します。

「口腔乾燥症」は、唾液の分泌が極端に減少して、口の中(口腔内)が異常に乾燥した状態を言います。原因は口腔乾燥症の多くは、唾液の分泌が低下することによって起こります。唾液の分泌は、極度の恐怖感や緊張感、ノイローゼ等の精神状態の影響で低下することもありますが、通常は高齢者にありがちな口の乾きと察せられます。一方、高熱時や下痢、嘔吐による脱水状態のほか、全身性疾患が原因になる場合もあります。即ち、自己免疫疾患であるシェーグレン症候群等の原因でも口腔乾燥症が引き起こされます。
更に、口の中の粘膜は細菌に感染しやすい為、口内を清潔に保つと同時に、湿潤にしておくことが大切のようです。

「口腔カンジタ症」は、真菌(かび)の一種であるカンジタ菌が口の中の粘膜上に増殖する口内炎です。原因はカンジタ菌を増殖させる要因を明らかにすることです。要因は抵抗力や免疫力の低下にあります。例えば、栄養失調症等身体を衰弱させる病気や糖尿病等の患者さんに発症するようです。

PEG造設と口腔ケアーの関係は当HPにも専門医の先生がいらっしゃいます。先生からのアドバイスいただければ一層幸いに念います。

取り急ぎ、訪問看護師さんを介して一度、主治医にご相談されたら如何でしょうか。

お大事になさってください。  合掌三拝

回答ありがとうございます   From 手抜き介護者
 今日早速歯科医に診てもらいました。何することなく、乾燥させないように口の中を水で拭いてくださいとの事でした。舌の先など乾いて痛そうです。在宅4年目にして初めての出来事、ちょっと戸惑ってます。
 このページにいらっしゃるという口腔ケアー専門の先生方にもお聞きしたいですが・・・

 

Re: 口の中のトラブル   From 魔子
 内科医の魔子です。
 ご主人様は、全く飲み込むことができませんか?
 もし少しでも飲み込むことができるのなら、時々お茶などを飲ませてあげるだけでも、お口の中の乾燥は全然違ってきますよ。
 また飲み込めないと言うことなら・・・・
 例えば、霧吹きのようなもので、お口の中にお水などを吹きかけるようにして、喉の奥に落ち込んだものは吸引するということを数回して、お口全体が潤ってきてから、気になる乾燥した部分を拭ってあげたらどうでしょう。これならそれ程痛くはないと思いますが・・・・。

 

Re: 口の中のトラブル   From 平成の一休さん
  歯科の先生のご指導では「お水の進め」がありましたが、より効果的な方法としては、魔子先生のコメントにある「お茶の進め」には同感です。以下がお茶の効用ですのでご参考下さい。

  空気が乾燥し、雑菌や細菌が体に侵入しやすくなる季節です。食中毒などはもちろん、口から入ってくる恐ろしい菌が原因ですが、それ以外にも呼吸を通して口から入ってくる危険な菌も意外と多いものです。口や喉を守る事でこの冬元気に過ごしてみてはいかがでしょうか?

  うがい薬で、毎日本格的に「ガラガラ」するのも効果的ですが、ついつい忙しかったり、まずかったりで続かないものです。うがいは一回に気合いをいれてするより、普通の水で良いので、こまめに「汚れたら洗う」の精神で日に数回、特に人ごみの後、病院通院時の後等には習慣づけたいものです。

  同じするならただの「水」より格段に効果のある、「お茶の殺菌力」をうまく利用したいものです。お茶は飲んで癌予防に、うがいで殺菌、口内の除菌にと多彩ですが、もう一つお茶のメリットで忘れてはならない点があります。

  それは「渋みの効果」です。渋みが口内に刺激を与えて唾液の分泌を促すという事です。梅干のあの「すっぱさ」もそうですが、豊富な唾液は免疫力の潤滑油として機能します。消化吸収の手助けはもちろん、歯の再結晶化を促進したり、食物や空気を通して体内に入ろうとする雑菌の防波堤にもなります。

  もう4年間も介護なさっている現状をお伺いし、お世話されるのは、さぞかし大変なことでしょう。取り戻すことの出来ない大切な家族の命です。悔いを残さない為にも納得のいかれる介護をなさってくださることを御祈り申し上げます。  合掌三拝

 

Re: 口の中のトラブル    From カネコ@北海道
>平成の一休さん様

  お茶の殺菌力・・・はよく言われますが、現実には飲むお茶自体に殺菌効果はほとんどありません。カテキンには確かに殺菌力はありますが、それはかなり高濃度での話で、普通に飲めるレベルのお茶にそんなにカテキンが入っていては苦くて飲めないです。お茶を入れて何日も放置しておいたらカビが生えてきますよね?せいぜいその程度のもので殺菌力に期待して・・というのは科学的には間違っていると思います。

  ただ、お茶うがいを否定するわけではありません。おっしゃるように清涼感、渋みなどの効用はあります。

  でも、たとえば褥創洗浄にお茶を・・・などというのは馬鹿げていますので(単なるコスト損)止めた方がいいでしょうね。

 

Re: 口の中のトラブル    From りょうたん
 病棟看護師です。以前、寝たきりの患者様の口腔ケアを看護研究で取り上げ、文献を探しましたが「お茶スプレー」がありました。そこで、我が病棟では、100円ショップで売っているような、小さいスプレーにお茶を入れ、体位変換(2時間ごと)のたびに、お茶スプレーを3パフ程度していました。確か(今文献が手元にないので)5パフくらいでも、誤嚥はしないはずです。結構、口腔内がきれいになりましたよ。

 

ありがとうございます      From 手抜き介護者
 主人はまったく飲み込みは出来ません。明日から早速私だけが飲むのじゃなく、主人には霧吹きで対処していきます。又よろしくお願いします。

 

Re: 口の中のトラブル    From くまうま
>今日訪問看護師さんが来ました。口腔ケアに適してるというブラシを持参されケアしてもらいました。

 口腔ケアに適しているブラシ(くるりーな かなんかかなあ・・・)をご存知な訪問看護さんがこられるのならば、その方に相談して見られたらいいかもですね。
 吸引機があるのなら、吸引機能付のブラシとかありますよ。湿らせながら、口腔ケアができるのでとっても使いやすいですよ。

 

Re: 口の中のトラブル    From ikeda49
 妻も場合も同じでした

 内容読ませて頂きました、小生の場合は妻が患者なので一般的な話しではなく現実的な話しです。
 つまり、食べることにより口の中の障害は解消されました。

 口のケアーは口から食べ物を食べられるのか、食べていないのかによって対応が違います。
 本当に口から食べられないのか、私達も悩みました、しかし、道は開ける物ですね、『食べさせるには確認と方法が有るようです』又『身体の免疫力を高めることにより機能が回復することが有ります』
 この2つの事を実践し妻は食べられるようになり、口の中の衛生状態も良くなりました。

 そこで1つ、病院関係者には苦言ですが、『3度の誤嚥性肺炎を引き起こした妻に対する対する対応』は
●多くの病院の判断:口から食べたら肺炎になる
○現実は:患者本人と家族がリスクを恐れずチャレンジしたら本来の食べる機能が回復する
 結論:患者の機能は個々で違う、よく観察して、本来の機能を回復する様に動いてみたら如何でしょうか。
 『胃ろう』は栄養を確実に取るには良い方法ですが、あくまでも『本来の口から食べられるようになったら』胃ろうを中止する勇気も必要なのではないでしょうか。

 

Re: 口の中のトラブル    From カネコ@北海道
>ikeda49様

>結論:患者の機能は個々で違う、よく観察して、本来の機能を回復する様に動いてみたら如何でしょうか。
『胃ろう』は栄養を確実に取るには良い方法ですが、あくまでも『本来の口から食べられるようになったら』胃ろうを中止する勇気も必要なのではないでしょうか。

  全くおっしゃるとおりですね。当院でも1例だけですが、胃瘻中止症例の方がいます。
  ただ、残念なことに摂食機能回復に携わる理学療法士はまだ数少なくリハビリもなかなか進まないのが現状です。嚥下障害のある方に摂食に関してもどんなものをどのように食べさせればよいか・・・と言う知識すら十分普及していません。となると、どうしても医療者側は直接生命に関わる肺炎を恐れる・・・と言うことになります。

  おっしゃるような方向に進むのが一番良いのは確かなのですが・・・・

 

Re: 口の中のトラブル    From いわさき
 カネコ@北海道先生はじめまして。北海道にも悩みに何時も答えて下さる方がいる事に心強く思います。
  嚥下訓練の事ですが、主人は全く食べる事が出来ませんでしたので、嚥下訓練を受けました。東京から月に1度来てくれています。フアイバースコープで診察し評価が出て、個別のリハビリ訓練のメニューウが出ます家族と本人の頑張りでした、何せ主人の場合は自分の唾液に咽せてたえづ咳き込みその為肺炎を起こして入院するほどでした。
 訓練をする事で咽せか解消され肺の雑音も無くなりゼリーを1日3カップ食べられる様になりました。うにや少量ですがペースト状の物も食べていましたが今年の夏が過ぎた頃から食欲が無くなり、飲み込みも悪くなりました。先生の診断の結果飲み込みが悪くなっているとの事で。首を持ち上げる体操とカプサイシン(唐辛子)のゼリーを使う事で喉に刺激を与え飲み込みの訓練をする事になりました。早速実行しました、驚く事に喉を鳴らしゴックン・ゴックンと飲み込みました、カプサイシンの入らないゼリーは喉が鳴りませんでした。摂食・嚥下訓練は時間がかかりますがもう少し頑張って見ようと思います。

 

 

Re: 口の中のトラブル    From kyara
 始めまして。祖母85歳が今夏PEG造設を受けました。今年1月、プリン摂取時に窒息・数回の誤嚥性肺炎を患って以来ずっと検討していたのですが、傾眠が続いて栄養状態が悪くなった事もあり思い切ってPEGを選択しました。要介護5で6年前から寝たきり、認知症の診断も出ていますが意思の疎通も可能で食べられるか否かは別にして食欲もあります。PEG造設後、主治医に対して嚥下訓練をお願いしました。が、医師の対応は否定的で退院時にも「一日にゼリー1個が限界」と言われました。本人はいくら栄養を注入していても咀嚼をしていない限り空腹感を訴えます。家族の判断で退院後、リスクがあってもなるべく食べさせてあげる決断をしました。栄養は注入食に頼っていますが「楽しみ」として熟した柿など旬の食材を少量ずつでも本人が欲するだけ食べさせています。結果、熟睡できるようになり精神状態も落ち着きました。私は窒息を目の当たりに見ているので正直食べさせることが怖いです。だけど、「PEGがあるんだから食べなくてもいいでしょう?」という考え方には同意出来ません。同じような考え方で取り組んでおられる方の御意見を拝見してとても嬉しかったです。PEG造設時に主治医から「PEG造設してもせいぜい3年しか延命できないよ」と言われた事もとてもショックでした。祖母は高齢ですので、主治医の仰った事は医師の常識的に事実なのかも知れませんが、今、医療に取り組んでおられる方が皆さん同じような認識の下におられるのだとしたら・・・家族としてとても辛いです。もっと患者個人と向き合っていただきたいなと願います。

 

 

Re: 口の中のトラブル    From 魔子
 STさんが怒ってくるかもしれませんが、どんな訓練よりも本人の食べたい・飲みたいという希望、介護する側の食べさせてあげたい・飲ませてあげたいという願望に勝るものはありません。
当院は、なぜか、摂食障害のためPEGになった方が、また食べれるようにしてくれるところと巷で評判になっているらしく・・・・。でも、STがいるわけではなく、他の医療機関のように所謂嚥下訓練などと言うことはしていません。
 まず、転院して来られたら、一番最初にすることはお口の中のお掃除です。もちろん前医でもきちんとしていたのでしょうが、うちの看護スタッフのレベルでは、許せない域らしく、1日何回も歯ブラシと霧吹き・吸引器で口腔ケアをしています。数日すると、口元まで顔を近づけても全然匂わなくなります。
次に唾液を飲み込めるか十分に観察します。どれぐらいの唾液なら飲み込めて、どれだけ以上なら飲み込めずに泡を吹いたようにカニさん状態になるか・・・・。
 1回に飲み込める量の予測がつけば、おいしいお茶(本人の好きな飲み物)を微妙なとろみ加減(その人に合わせて試行錯誤)で、飲み込める限度の1回量ずつお口に入れて嚥下を促します。
毎日これを繰り返すだけです。
 根気の必要なことですが、本人の飲みたいという意思と、介護する側の何とかして飲ませてあげたいという強い希望があるからこそできると思っています。
うちのスタッフも私も食いしん坊なので、食べれない人を見ると何だか人生の楽しみの半分をなくしているように思ってしまうからでしょうか・・・・、結構みんな真剣です。

 

 

Re: 口の中のトラブル    From くまうま
 STのくまうまです。
>STさんが怒ってくるかもしれませんが、どんな訓練よりも本人の食べたい・飲みたいという希望、介護する側の食べさせてあげたい・飲ませてあげたいという願望に勝るものはありません。
 まこ先生、STは、そのことについては十分分かっていますよ.
 いわゆる、嚥下訓練といわれているものは、結局のところ、口腔内のストレッチとか、筋の調整とか・・・・言った類だと思われます.又、その後に、実際に摂食をすると言うことになると言うことでしょう.

 結局の所、しっかり口腔ケアができていれば、食べれる方って結構いらっしゃるような印象を受けております.
 どうしても、難しい方って言うのは確かにありますけど.

>もちろん前医でもきちんとしていたのでしょうが、うちの看護スタッフのレベルでは、許せない域らしく、1日何回も歯ブラシと霧吹き・吸引器で口腔ケアをしています。数日すると、口元まで顔を近づけても全然匂わなくなります。
次に唾液を飲み込めるか十分に観察します。どれぐらいの唾液なら飲み込めて、どれだけ以上なら飲み込めずに泡を吹いたようにカニさん状態になるか・・・・。
 1回に飲み込める量の予測がつけば、おいしいお茶(本人の好きな飲み物)を微妙なとろみ加減(その人に合わせて試行錯誤)で、飲み込める限度の1回量ずつお口に入れて嚥下を促します。
 毎日これを繰り返すだけです。
 根気の必要なことですが、本人の飲みたいという意思と、介護する側の何とかして飲ませてあげたいという強い希望があるからこそできると思っています。
 うちのスタッフも私も食いしん坊なので、食べれない人を見ると何だか人生の楽しみの半分をなくしているように思ってしまうからでしょうか・・・・、結構みんな真剣です。

 このようなアプローチを嚥下訓練というのではないでしょうか?
 当然、私のところでも、このような方法で行なっています.
 

 

 

Re: 口の中のトラブル    From 魔子
 以前、勤務医をしていたときのSTさんは、わざわざ寝たきりの人をリハビリ室に連れて行って、いろいろしていましたよ。
 顔の筋肉のマッサージから始まって頬や咽頭の粘膜の刺激でしっかり疲れさせた後に、お水を含ませて飲み込めるか確認。大抵、「むせたので嚥下はダメです!!」何ていわれていたもので・・・・。
 今私たちがしているのは、嚥下訓練というより、食事介助・飲水介助の一環です。訓練なんておこがましいことはいえません。私たちが、根気を試されている訓練だと思っています。

 

Re: 口の中のトラブル    From くまうま
 魔子先生.水のみテストで、嚥下は中止。
 確かに、それは、STの力不足なのかもしれませんね.勉強して出直します.
 ただ、STの中にも、僕みたいなやつがいて、暇さえあれば、胃瘻さんの所にいって口腔ケアをしています。ですから、ばりばり肺炎が既往にある方でも、今、あんまりないかなあ.

 全てのSTがそうあってほしいな・・・・・

 なんといっても口腔ケアだと思います.

 

色々な先生方のご意見拝見しました    From 手抜き介護者
 色々な先生方のご意見拝見しました。見ていて口腔ケアをしっかり、に尽きるなーと感じました。頑張れば主人もプリンなど一口でも食べれるかな。4ヶ月前、飲み込みの検査してもらいましたがドクターに無理と言われた経験あります。それはそれとして口腔ケア頑張ってみます。手抜きの私ですが (*'-^)又一つ勉強できました。

 

Re: 口の中のトラブル    From くまうま
 手抜き介護者様.STのくまうまです。プリンが食べれるかどうか・・・これは、みてみないと分からないことなので、何ともいえませんが、口の中の状態をできるだけ普通の状態に戻してあげること。これによって、いろんなリスク(誤嚥性肺炎など)を防ぐっていうこと(リスクを下げる)のために、口腔ケアをしっかりして差し上げてください.
 くまうまも遠くから応援してます.

 

Re: 口の中のトラブル    From ikeda49
 カネコ@北海道様

 コメント有難うございました。先生だと思います、毎日ご苦労様です、沢山の生命を預かるお仕事はさぞ気苦労な事と思います。

 妻は脳幹出血ですが、最近同じ病名で受傷した方のHPやメールから麻痺の回復について良い情報を得ております。
 つまり、「脳幹出血の場合は大脳に損傷を受けていないので、脳に刺激を与えると麻痺した部位も回復する」そうです。現実に妻の場合はこの1年間の快復は考えられないことでした、皆様のお陰です。
 小生は、受傷した患者も家族も『諦めないで・根気よく・継続すると』結果は後から付いてくると思います。
 勝手なことを書く『良くない患者と家族』ですが、回復えの熱望は人一倍持っているつもりです、之が私達の生きる原動力です。


 kyara様え

 食べたいと訴える家族を介護されてご苦労様です。
諦めないでサポートして下さいね、祖母さんにとっては貴方が頼りだと思ういます、どうぞ代弁者として祖母さんの したいことを語って下さいね。
 小生達は医学の知識はありませんが、思いだけは持っております。もう2年半になりますが、何度も山や谷がありました。その都度何がよいか悩んだり、情報を得たりして来ましたが、今言えることは『皆様に助けられた』と言うことが強く残っています。諦めないで、辛抱すると良いこともある物ですね。
 コメント有難うございました。

 

Re: 口の中のトラブル    From kyara
 心強い励ましのお返事、ありがとうございます。嚥下障害者に対して「これなら大丈夫」という食事形態はないのでしょうね。リスクを恐れず、「食べたい」「食べさせてあげたい」という気持ちで試行錯誤するしかないと思いますし、それが出来るのは家族の愛情と熱意だと考えます。医療関係者の方はリスクを犯すことはされません。私は医学的に素人ですから、不測の事態(例えば窒息や誤嚥)にも冷静に対応していただける病院でこそ色々と試して欲しい、嚥下訓練を積極的に行って欲しいと希望したのですが、叶えられませんでした。祖母は若い頃から甘い和菓子や野菜の煮付けが大好きでした。入院中は明けても暮れても一日一個のゼリーしか与えられなかったのですが、帰宅後はこしあんや南瓜・じゃが芋の煮付(潰して適度にとろみを付けた物)等を少量づつ与えています。好物を食べている時には咽や誤嚥も少ないように見受けられます。何よりも「美味しい」と嬉しそうに食べてくれます。認知症のせいか味覚障害もありますが、寒い日には温かい物、暑い日・熱発時には冷たい物を与えてあげるとそれだけでも喜んでくれます。先の見えない介護に疲れることもありますが、「何時まで続くか分からない」からこそ今を大切に、これからも祖母の代弁者として素人なりに頑張ります。ikeda49様もお体御自愛下さって、楽しい介護を続けてください