[No.1732] 胃ろう交換がたいへん From:正田幸三 2005/12/06(tue) 12:09:05
魔子先生、まりこ先生、はじめ諸先生方にお尋ねします。
患者は脳梗塞で半身麻痺。意識障害、軽度の痴呆あり。

質問1.
6ヵ月に一度、胃ろうを抜去式で交換しています。
そして胃カメラを飲んで確認しています。
問題は、意識障害のため、胃ろう交換の苦痛がトラウマになって、毎日のように病院へ連れて行くな、カメラはいらないと、取り付かれたように叫びます。
このままでは、定期的な胃ろう交換が困難になります。

そこで対策は無いものかお尋ねしたいのです。
例えば、胃カメラを使わない病院を探すとか・・・

質問2.
お昼の栄養剤を無しにして、お茶だけ注入する場合、スピードはどのぐらいにすればいいですか。500mlです。

Re:胃ろう交換がたいへん From:ほーりー 2005/12/08(thu) 14:46:11
質問1に対して
胃ろう交換の後の確認なんで すが、うちでは透視下に“空気”を注入して、胃内に挿入されていることを確認しています。造影剤を注入して確認した場合、逸脱していれば腹腔内への注入と なり、そのことが腹膜炎を引き起こすことがあるため、腹腔内注入でも問題のない空気にて確認しています。逸脱1例経験していますが、腹膜炎にならずに保存 的加療で十分対応できました。
抜去式での交換の苦痛ですが、バンパータイプのものではどうしても・・・カンガルーの出しているもので、いい製品が あるのですが、まだ20Frしかないのが現状です。来年辺りに24Frが出るらしいので、出ればそれを採用しようかと考えております。結構痛み少なくでき そうなバンパー型のものがありますよ。

質問2に対して・・・
注入スピードは下痢にならない速度 としか考えておりません。自分達 が500mlのお茶を飲んでも下痢はしないでしょう。しかし、食道を経由せずに直接胃に放り込む場合は、準備が整っていないため(蠕動の)やはり下痢にな りやすいと思われます。ただ、個人差がかなりあると思われるため、投与速度はあくまでも目安で、実際は本人が下痢をしない速度 が一番と考えます。
また、水分補充は状況によっては夜間投与でゆっくり注入して昼間の拘束時間を少なくする手もありますよ。

Re:胃ろう交換がたいへん From:カネコ@北海道 2005/12/09(fri) 00:07:35
>ほーりー様

 エアだと透視下で逸脱が確認しにくいケースがあります(経験有り)。また、造影剤と異なり逸脱していても注入抵抗が少ないので変だなと思って空気を注入しているうちに胃壁の癒着面を大きく剥がしてしまうこともあり得ます。

  で、造影剤(ガストログラフィン)が腹膜炎を起こす理由は高浸透圧(生食の9倍)だからです。そこで当院では3倍希釈したガストログラフィンで確認してい ます(当然造影チューブの先端まで造影剤を満たしておく)。この濃度だと腹膜炎はほぼ起きません。空気と異なり逸脱している場合にはかなり強い注入抵抗が ありますし、三倍希釈でもはっきり造影されるので良いと考えています。
 血管造影剤を使えばもっと良いのでしょうが、コストが・・・・。

Re:胃ろう交換がたいへん From:魔子 2005/12/09(fri) 08:40:04
内科医の魔子です
質問1
胃カメラで確認するというのは、その病院の方針でしょうから、他の方法で確認して欲しいと言っても受け入れてもらえないでしょうね。万が一逸脱があった場合の責任問題云々・・・・もありますしね。
そ れならば、カメラをしないで確認してくれる病院を探すと言うことになってしまうでしょうね。または、きちんと管理できるのなら、バルーンタイプのものを使 うというのもありかもしれませんね。バンパータイプと違って交換の際に瘻孔にそれ程負担をかけないので、カメラを使ってまで確認とは言われない・・・?と 思うからです。ただ正田様の場合、在宅で介護されているので、バルーンタイプにつきものの自然脱落やバルーンの破裂などのリスクを負うことになります が・・・・。
質問2
 基本的に1回の注入量は、コップ1杯と考えています。500mlとなると、ちょっと多いかな・・・と考えます。ただ、胃の大きさ容量は個人差がありますので、注入しながら、患者様の顔色を見ながらと言うのも一つの考え方だと思います。 

Re:胃ろう交換がたいへん From:正田幸三 2005/12/09(fri) 17:58:41
魔子先生、ほーりー先生はじめ,諸先生方
親切丁寧なご指導いつもありがとうございます。
介護は悩みがつきませんが、よく考えて判断したいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

[No.1735] 胃内減圧方法について From:訪問 2005/12/09(fri) 14:36:54
胃内減圧をどのような方法でやってらっしゃるかお尋ねしたいのですが。よろしくお願いいたします。

[No.1721] 初回交換時期について From:ひろ 2005/11/29(tue) 20:44:13
初めまして、病院勤務の医師です。
PEG造設後初回チューブ交換の時期についてですが。
施設によって1ヶ月目や、瘻孔が安定する3ヶ月以降や、造設後2週間という施設もあるようです。
かなりばらつきがあるのでうちの施設としてある程度のルーチン化をしたいのですが、どこに基準をおくか悩んでいます。
一般的には、いつ頃初回交換を行っているのが多いのでしょうか。参考までに教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

Re:初回交換時期について From:カネコ@北海道 2005/11/29(tue) 23:07:30
 当院では初回交換時にイントロデューサー法の14Fr.のカテーテルから16Fr.のボタンに交換しますので3〜4ヶ月後を目処としています。

 初回交換時の胃壁脱落が最も恐ろしい合併症ですのでこれが無難と考えています。交換時については諸施設いろいろ考えがあると思いますが、瘻孔拡張を要する場合にはこれが安全だと考えてです。

Re:初回交換時期について From:ひろ 2005/11/30(wed) 18:29:35
早速のご返事ありがとうございます。
確かに私も瘻孔が安定する3ヶ月以降が無難と考えます。
しかし、それ以前に初回交換を行う施設はそのメリットがあるから行っている訳で、できればそのメリットを教えて頂ければ有り難いです。あるいは、瘻孔安定には1ヶ月程度あれば十分なのでしょうか。是非参考にさせてください。
よろしくお願いします。

Re:初回交換時期について From:まりこ 2005/12/04(sun) 09:26:31
 内科医のまりこと申します。
 初回交換の時期は、どのキットで造設するかと、どうやって交換するかによって、変わってくるのではないでしょうか。
 たとえば、ワンステップボタンなんかで造った場合は、はじめからボタンなので、数ヵ月後でも問題ないでしょう。
 また、造設時のカテを、用手的に引っ張って抜去するのであれば、瘻孔損傷の危険を考えると、できるだけ遅い時期のほうがよいでしょう。
  うちの病院ではバードペグキットで、造設時は20Frのバンパー型チューブになります。ので、早めにボタンへ変更するほうが、腹部がすっきりしますよね。 安全性を考えて、4週目以後に内視鏡を用いて交換しています。(内視鏡で胃内のバンパーを把持して、腹壁上でチューブを切断、バンパーは口から回収。同時 に新たなボタンを挿入して、内視鏡下に胃内に留置されていることを確認。)
 この方法ですと、当然ながら、初回交換は必ず来院していただかなければなりません。PEGを実施して、退院後は遠方の施設へ行く方や、再来の困難な方は、いきおい、初回交換を終了するまで入院継続となってしまうこともあり、平均在院日数に影響します。
 短期間で交換する施設では、そういう社会的事情もあるのではないかと思います。
  瘻孔完成までの期間は、2〜6週間、と理解していましたが、もちろん個体差が大きいので一概に言えないと思います。私の経験では、上記方法による4週目の 交換で、大きなトラブルはありません。でも、明らかに全身状態の悪いかたは、6〜8週以降に実施するようにしています。(チューブなので、あまり長期間だ と内腔も汚れも目立ちますし、、)
 なので、施設によって時期が異なるのは、ある意味当然と思われます。キットや交換方法、それに医療費の査定基準も全国一律ならば、統一したマニュアルができると思いますが、、、。

Re:初回交換時期について From:でぐち 2005/12/05(mon) 14:02:05
外科で開業してます出口です
勤務医時代は胃瘻を結構作る機会に恵まれ?ていました。
私はイントロデューサー法でばかりやってました。療養型病院からの依頼が主で、外来で施行しそのまま返しておりました。
そ のため、必ず腹壁固定を併用し、脱落や、自己抜去を来さないことを第一にしておりました。瘻孔に関しては腹壁等では1週間で瘻孔は完成します。勿論、1週 間では閉塞するのも早いですし、もともと挿入するものがドレーン等の柔らかいもの・細いものですので、胃瘻とは少し訳が違います。
現在もPullは使ってません。イントロ法では最短で1週間で交換したことがありますが、特に問題は生じませんでした。
腹壁固定は最低で3点固定にしてます。そうすると、早期に抜去せざるを得なくなっても、安心して交換できます。
size upの時には費用の問題もあるので、1か月で交換してます。統一したマニュアルに関しては、個々の患者の状態や瘻孔の状況で様々でしょうから、下手にマ ニュアルを作ったが故に逆にそれに縛られて身動き取れなくなり、保険請求が出来ずに医療機関の手出しとなることが懸念されます。特に交換の期間をがんじが らめに規定されると(今でさえ、レセプトにわざわざコメントしなくてはいけない時もあるでしょう!)やりづらくなるのではないでしょうか?

Re:初回交換時期について From:カネコ@北海道 2005/12/09(fri) 00:17:19
>でぐち先生
お考えについてほぼ同感です。当院でも3点固定です。
マニュアルについても同じ考えです。

  話が変わりますが、最近では事故抜去のリスクが高い患者さんについては最初からボタンを挿入することもあります(チューブの方が抜かれやすいので)。イン トロデューサーを挿入したあと内筒(?)を抜去し、外筒にゾンデを挿入、外筒を抜いたあとゾンデを通してボタンを挿入すれば、最初からボタン留置が可能で す。バルーン式でないと不可能であること、ボタンのバルブを破損するおそれがあることが問題点ですが、今のところ問題を生じたことはありません。

[No.1734] J-TuBeについて From:konnkonn 2005/12/08(thu) 16:59:46
 今 胃癌オペ後で J-Tubeを使い 減圧と 小腸への栄養投与を行っている患者様がいます。 
  小腸への栄養投与は初めてで手持ちの資料には小腸栄養についての詳しく書かれたものがなく、戸惑いながら行っている状況です。医師からは、注入時90度座 位 時間80ml/hと指示されたのですが、本人の苦痛や尾骨部のジョクソウ発生もあり 体位交換をしながらの投与を行っています。 注入時間 体位につ いてお教えください。 よろしくお願いします

[No.1731] CZ固形化続報とつるりんこ From:でぐち 2005/12/05(mon) 14:20:32
先に皆様にお尋ねしたCZ2.0の固形化ですが。
CZ2:200+水:75+寒天クック3gの量で蟹江先生の御指導を守って調整したところ、うまく行きました。
少し固めに作りたかったので、やや寒天の量が多いかもしれません。現在1日量として CZ2:800+水:300+寒天クック12gで60ccのシリンジに20本入れてます。看護婦さん達は固くて入れにくいと言いつつも、頑張ってくれてます。
薬剤師のあけさんへ、
つ るりんこに関して、メーカーのクリニコさんが来てお話ししてくれましたが、プリンのように固めるには相当量が必要のようです。つるりんこは増粘剤ですの で、マヨネーズ状くらいにしか固まりませんでした。czの場合も何種類か量を変えてみましたが、今のところ、あまりかたまりません。
メーカーさんはボールで作って、そのまま1本のシリンジでひいては注入を繰り返す事でシリンジのコストも軽減できる事を強調されてました。寒天の場合は出来上がった溶液をシリンジに入れて冷蔵庫で固めます。

[No.1730] 経腸栄養固形化の手技について From:あけ 2005/12/02(fri) 17:46:38
調剤薬局で薬剤師をしているものです。在宅の患者様で病院から 「つるりんこ」を指定されて固形化している方が数名います。ラコールに「つるりんこ」を混ぜて実験しましたが、6g入れても固まらず、下痢防止のため胃内 滞留時間を延長させる目的で使用するにはあまり効果がないような、印象を受けました。
・寒天でプリン様にするほうがよいのかもしれませんが、プリン様に冷やし固める際には、注射器に入れてしまってから冷やすのでしょうか?それともある程度固まったものを注入器に移すのでしょうか?
・基本的なところがわからなくて恥ずかしい限りですが、よろしければ教えてください

[No.1729] 有り難うございます From:でぐち 2005/12/02(fri) 14:11:20
出口です
皆様のご意見大変参考になります。
メーカーさんもはせ参じてくれました。
つるりんこもサンプルを頂きました。もう少し頑張ってみます
厨房のスタッフにも皆様からお寄せいただいたご意見は非常に励みになっております。今後の吉報にご期待下さい。

[No.1728] 増粘剤を利用されている方へ From:kato 2005/12/02(fri) 08:42:29
教えていただきたいのですが、<リフラノン>や<つるりんこ>で固形化する場合も、寒天と同様の注入方法でいいのでしょうか。胃内で固形化が持続するのかがはっきりせず、またコストからも検討することとなりました。
実際に利用されている方、いかがでしょうか?

[No.1723] CZ2.0の固形化がうまく行きません From:でぐち 2005/11/30(wed) 16:16:43
長崎で開業している外科の出口です
今まで、栄養剤の固形 化をしたことがなかったのですが、今回必要に迫られて、固形化をtryしております。CZ2.0を固形化しようとしていますが、この1週間何度も挑戦して おりますが、うまく行きません。現在胃瘻からは一日量でCZ2.0を600cc・水分300ccを入れてます。寒天は寒天クックを使用して調整しているの ですが。溶液200に対して2gから初めて徐々に増量し最高5gまで各種作ってみましたが、再現性が無く、固まったりどろどろだったりでほとほと困ってま す。
どなたか御指導下さい。

Re:CZ2.0の固形化がうまく行きません From:いわさき 2005/12/01(thu) 07:58:43
でぐち先生 はじめまして固形化でご苦労されているんですね、蟹江先生のレシピでうまくいかないのは栄養剤によって
固まらない物もあるようです、私の資料にはL6は固まらないとあります、CZ2,0は初めてききます!!
栄養剤のメーカーさんにお聞きしては如何でしょうか。
固まるのであれば在宅の方にお使いになるのであればお手伝いいたします。

Re:CZ2.0の固形化がうまく行きません From:ぽんたろう 2005/12/01(thu) 08:56:22
寒天固形化でご苦労されているようですね。原因は簡 単です。2kcal/mlの流動食は他のものに比べて脂肪含量が多いので固まりにくいのです。寒天は網目の中に水を包んで固めるので、脂肪が多いとそれを 邪魔するのです。対策ですが、流動食を変更するか、水で希釈して固めるか、寒天ではなく他の増粘剤でゼリー化するのいずれかになります。ご検討ください。

Re:CZ2.0の固形化がうまく行きません From:ふとっちょ 2005/12/01(thu) 10:30:53
ぽんたろうさんのいうとおり、脂肪が多いと固まらな いこともあるようです。でも、出来上がりにムラがあるという事は、寒天の扱い方、手順を見直してみてはどうでしょう。寒天は水に振りいれ、攪拌してから火 にかけます。ここでブワーッと沸騰させます。この時火を弱めてしっかり寒天に熱を入れないと固まらないのです。その後、1分くらいかき混ぜながら冷まし、 栄養剤を入れ更によく混ぜます。冷ましすぎると寒天液だけが先に固まり始めるので栄養剤と分離してしまい固まりません。それから栄養剤を加熱させるとタン パク質が変性して固まりません。手順、工程を確認してみてください。それから、寒天2gに対して栄養剤+水は400〜500ml程度が丁度いいようです。 水分と寒天の割合は大丈夫ですか?

Re:CZ2.0の固形化がうまく行きません・・・参考までに・・・ From:やすこ 2005/12/01(thu) 10:31:57
療養型病床の看護師をしています。数日前にも、どな たかが投稿されていますが、先日のNST研究会で展示していた濃厚流動食専用の(固形化補助食品)増粘ゲル化剤「リフラノン」をサンプルで取りよせアイソ カル2Kに使っています(室温で手軽に均一なゲル化をします)。CZ−2との使用目安量はパンフレットには載っていなかったので、メーカーのヘルシーフー ド社に聞きましたら、アイソカルと同様、CZ−2(200ml)に対し、リフラノン2袋でプリン状のゲル化になるとのことです。

Re:CZ2.0の固形化がうまく行きません From:J-cross 2005/12/01(thu) 23:05:14
私も自宅で固形化しております。素人ですが、必要に迫られて栄養剤、流動食、いくつかの種類試しました。
脂 肪の分量で、確かに仕上がり具合は変わりました。しかし、レシピにあるラコールだけでなく、他のものでも固めることができました。CZではありませんが、 テルミール2のような2カロリーのものも固まりました。ただ、鍋は厚手のもので、時間はキッチンタイマーで厳密に「加熱時間をとる」「攪拌を均質に」心が けました。15秒単位で、加熱を調整。寒天量も0.1g単位で増量し調整します。時間不足は失敗原因となるようでした。
ジェヴィティは、もっとも固め難い印象です。台所での試行錯誤ではございます。失礼いたしました。

[No.1727] 胃ろう抜去の手順について From:mura 2005/12/01(thu) 12:00:55
老健勤務のものです
胃ろうと経口摂取を併用している方がおられます
胃ろう抜去を考えていますが,食事形態を上げてから3食へ移行するか3食へ移行してから食事段階を上げていくか迷っています.
一般的にはどのように行われているのでしょうか?

[No.1667] 細菌増殖について From:詩織 2005/10/25(tue) 16:27:03
チューブ内に繁殖する細菌は、どのようなものが多いのですか。

チューブ内がとても汚れていて、いかにも何かいそうなので不安です。熱がでたりするようなこともあるのでしょうか。

Re:細菌増殖について From:チャッピー 2005/10/28(fri) 23:11:12
環境にもよるかとは思いますが、セラチアやカンジダ時にはMRSAもでると聞きました。当院でこれから培養に出し検査に出す予定になっています。次回のNST・PEG・褥創委員会で日にちを決めようます。細菌検査終了したら結果を報告しましょうか?

Re:細菌増殖について From:チャッピー 2005/11/30(wed) 20:42:31
以前にメールしたものです。当院でPEG交換したチューブ
(か なり汚れていました)を細菌検査に依頼しました。結果が返ってきましたので報告します。1番多かったものはカンジダでした。これは(2+)でした。次には 酵母様真菌でした。その患者さんは痰からMRSAとセラチア菌がでているのですが、それらはでませんでした。やはり真菌が多いように感じました。ブドウ球 菌もありませんでした。

[No.1715] 瘻孔拡張について From:たつ 2005/11/27(sun) 23:43:40
初まして。相談させていただきたいケースがあり投稿させていただきました。よろしくお願いいたします。当方、訪問診療を行なう医師です。
患者様は54歳女性、脳出血後遺症による不全麻痺のため胃瘻造設(バードウィザード、16Fr24mm)された方です。
栄養状態も少しずつよくなり皮下脂肪も増えてきたため、PEGの遊びがなくなり皮膚に当たるようになってきたので長めのもの(30mm位)への交換を検討しています。
しかし、バードウィザードの16Frは24mmが最長なので、長めのものと交換するためには18Frに瘻孔拡張しなければならないことに気がつきました。
BostonのMinibuttonであれば16Frのまま30mmへ変更できるのですが、ご家族が使い慣れたものでとのご希望があり、今のところ18Frへの拡張で話が進んでいます。
問題は、この方は往診でfollowしている方で、交換も在宅でやらなければならないということです。
現在の瘻孔の状態は、ぴったりきつきつでもなく脇漏れもなく、ちょうどいい具合です。
+2Frの拡張ですが、太いものに入れ替えるだけでスムーズに瘻孔拡張できるものなのでしょうか?
どなたか御教示のほど、よろしくお願いいたします。

Re:瘻孔拡張について From:おいら 2005/11/29(tue) 00:46:53
たつさん、お疲れさまです。PEGはアフターケアも 考慮しながら造設した法がいいですね。体重増加やPEGのトラブルなどもですが。拡張の件ですが出来れば控えた方が無難かと思います。どうしても家族の方 が希望と言うことであればボタン式ですよね、チューブタイプの取り扱いをきちんと説明した法が良いですよ。確かに拡張すると18Frの商品が割と販売され ているので今後のためにはいいのかな?
しかし、拡張すると婁孔にかなりの負担がかかりスキントラブルの元になる可能性が有ると思います。16FrならボストンからGチューブでありますよね!!もう一度家族のかたに意見を聞いてみてはいかがでしょうか?

Re:瘻孔拡張について From:たつ 2005/11/30(wed) 20:31:46
おいらさん。
貴重なご意見有難うございます。


実際、トップが皮膚に当たるようでは、バルーンも胃粘膜を圧迫していると思われますので、シャフトは長いものにしなければならないと考えております。

もう一度家族と相談してみます。

有難うございました。

[No.1717] 嘔吐症状について From:あゆみ 2005/11/28(mon) 14:39:29 ホームページ
初めまして☆息子のことでご相談したいことがありまして書き込みさせてもらいました。
我が家には気管軟化症という病気で気管切開をしている1歳4ヶ月の息子がいます。
生まれてから挿管されていた期間が長かったため経口から栄養摂取が難しい状態になり胃ろう手術を生後4ヶ月でおこないました。
最初は胃ろうからミルクを注入していたのですが、1歳になるころにエレンタールという栄養剤に変更になり、現在もエレンタールを注入しています。
最近になって注入後、むせたり吐き気を催すことが多くなりました。
ひどい時は1時間から2時間くらいむせています。
胃食道逆流もあったため胃ろう造設手術と一緒に噴門形成のオペもしてるので嘔吐することはなかったのですが、最近は注入後にひどくむせると嘔吐(少量ですが)するようになりました。
オペをした病院で造影剤検査をしてもらったのですが全く異常はありませんでした。
現在、エレンタール一袋を200CCの水で薄めています。
1回に与える注入量は200〜240くらいです。
最近はひどくむせるので少し量を減らして平均で1回200くらいです。
何か嘔吐するような原因で考えられることはあるでしょうか?
嘔吐やむせることを解消できる方法はありますか?
あまり長くむせていると見ていてかわいそうで・・。
あと、1歳4ヶ月でも栄養剤の固形化は可能なのでしょうか?
どなたかよろしくお願い致します。



Re:嘔吐症状について From:あゆみ 2005/11/30(wed) 15:39:28 [HOME]
先日こちらに息子のむせる症状について書き込みさせていただいたのですが・・・。
その後、固形化の栄養剤を試してみるために同じ地域にすんでいる岩崎さんに相談して固形化を試してみました。
その結果、息子はまったくむせることもなくご機嫌のまま栄養剤注入をすることができました(^―^) 
注入時間も15分くらいで終了して、普段の1時間以上の時間からは考えられない結果になりましt。
とっても感激です。
胃ろうの栄養剤固形化に関しては大人の方の症例ばかりで少々不安だったのですが、息子にはピッタリだったようです。
これで食事時間のストレスは親子ともになくなりました♪
岩崎さんには本当に感謝しています。
また、同じように小さいお子さんをお持ちの方でむせたり嘔吐症状に困っているかたはぜひ一度固形化を試してみてはいかがでしょうか??

Re:嘔吐症状について From:いわさき 2005/11/30(wed) 17:11:40
あゆみさん ご苦労さまでした、固形化にするには主治医の
Drに相談してOKが出てさらに倉先生にご相談し少量注入し10分程休み残りを注入する事とアドバイズ頂き成功しました。ちび太君ご機嫌でした。ご苦労様でした。

Re:嘔吐症状について From:大村 万智子 2005/11/30(wed) 19:40:53
あゆみさん、よかったですね!小さい坊やなので心配 してました。私もいわさき様に丁寧に教えて頂き固形化に成功しました。母もむせるのが少なくなり吸引もぐ〜んと減りました。いわさき様のお近くでよかった ですね!救世主ですよね!うれしくて思わず書き込みしてしまいました。頑張ってください!

[No.1726] 瘻孔の広がり From:訪問看子 2005/11/30(wed) 18:34:44
訪問看護師です。2年ほど前に胃瘻を増設された方の相談です。当 初バードガストロミーチューブ20Fr使用でした。一時期膀胱用バルーンチューブを使用していました。その頃より漏れが多くなり、チューブを太くしてきま した。バルーンチューブの使用はなくなりましたが、現在24Frのガストロミーチューブです。漏れるのでチューブを引っ張って固定するということを続けて しまいました。瘻孔とチューブの間にかなりの隙間があります。数時間チューブを抜いておいて入れなおすこともしてみましたが、一時的ですぐに広がります。 バルーンで中から圧迫されています。固形化は、寒天は「辛そうになった」とのことでペクチンを使っています。交換は在宅医が行っています。病院への移動は かなり困難な状況です。造りなおすしか方法はないでしょうか。よろしくお願いいたします。

[No.1725] 食道炎そして嘔吐 From:muse 2005/11/30(wed) 17:23:26
いつもお世話になっております。l
在宅医をやっています。
86歳の女性です。胃ろうからラコールを入れますと
最近嘔吐そしてコーヒー色の吐物が口腔内にみられるようになりました。
点滴をして胃ろうを現在は、お休みをしています。
その方が調子がよさそうです。
先日胃カメラを受けて頂き、食道潰瘍と診断されました。
アルロイドGや、プリンペランシロップで対処しています。

末梢の点滴も中々入らず、苦慮しています。

今後の胃瘻の管理についてご教授下さい。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

[No.1724] 固形化うまくいきません、付け足し From:でぐち 2005/11/30(wed) 16:53:11
先ほど投稿した出口です
一応、一応蟹江先生の御指導は、拝見させて頂いております。

[No.1707] つるりんこについて From:きょーこ 2005/11/22(tue) 01:35:39
いつも参考にさせていただいております。

ここでひとつ質問なのですが、当院でも誤嚥性肺炎を繰り返す患者に対し、実験的に経管栄養の固形化を行っています。
固形化には手に入りやすいという理由で、当院で使用している増粘剤(つるりんこ)を使用しています。

―しかし最近、つるりんこは体内で溶解してしまうため、固形化栄養には向かないという話を耳にしました。これは本当のことなのでしょうか。
お手すきの時で結構ですので、情報をよろしくお願いいたします。

※ちなみに以前、つるりんこを使用して固形化栄養を行った患者は、肺炎を繰り返すことは無くなり、施設に転所していきました・・・。

Re:つるりんこについて From:ふとっちょ 2005/11/29(tue) 13:57:15
きょーこさん。はじめまして。最近、固形化用の増粘 剤が販売されました。「リフラノン」という商品です。普通のトロミ剤はカルシウムや脂肪と相性が悪くて乳製品や脂肪分の多い栄養剤は固まらなかったり、分 離してしまいます。この商品は固形化に的を絞って作られたそうです。病院や施設の栄養士に相談すると手に入りやすいですよ。試してみてください。

Re:つるりんこについて From:くまうま 2005/11/30(wed) 14:15:51
固形化に際しては、なぜ固形化するのか?て言うことを考えないといけないのでは?
濃厚流動食を固める(プリン様にする)ものとしては、
ふとっちょさまのお示しになった「リフラノン」(Byヘルシーフード)のほか、「Faset」(Byフードケア)
むかしからある、Ref-P1などがありますね。

リフラノン、Fasetは、濃厚流動食などのタンパク質の多いものに使う、とろみ剤です.
また、固形化を視野に入れたものでは、メイバランスがあげられますね。お湯で溶かすと、固まるんですって.(まだためしていませんが・・・・:業者さんによれば、それを固形化に使用しているところがあるって聞きました.又聞きでごめんなさい)

[No.1722] 胃切除の場合のIOE From:よこなか 2005/11/29(tue) 21:43:41
2/3胃切除の既往があり、今回脳炎により経管栄養が必要となり ました。経鼻-胃留置の管を不快からと思うのですが、自己抜去してしまうので長時間抑制をされてしまっています。そこで、間歇的に経口(鼻)-食道で経管 栄養にすれば、投与時間が短縮でき抑制される苦痛も軽減できると思ったのですが、胃切除しているので速い投与は心配だ、という病棟からの意見が出ました。 胃切除は10年前で、今回脳炎発症前までは食事もほぼ普通にとっておられたそうですが、それでも投与時間はゆっくりしたほうが良いのでしょうか?胃切除の 場合のIO(N)Eについて教えてください。

[No.1720] 尿の色が黒いので From:なお 2005/11/29(tue) 14:44:25
人形使い@通りすがりの病院薬剤師さん、今日は今日病院に行っ て、血液と尿の検査をしてきました、結果は血液は異常なし、尿の方は顕微鏡で覗くと細菌がうようよしているそうです、でも悪さをすることは無いそうで、こ のままで良いと言われました、先のお返事でグラマリールと書きましたが誤りでイーシー・ドパール錠の間違いでした、後は軽い膀胱炎が有るので訪問看護師さ んが来たら、膀胱洗浄を遣ってもらえと、後は水分を多く採るようにと。尿の色はパーキンソンの薬の作用でなるのでそんなに心配は無いそうです。以上検査の 報告と様態でした、色々とご親切に有難うございました、又何か分からないことが有りましたらよろしくお願いいたします。

[No.1719] 固形化栄養剤について From:三郎 2005/11/28(mon) 21:17:03
寒天注入の仕方について、固形化の仕方・注入時の体位・注入後チューブ洗浄法・内服薬注入の仕方を詳しく教えてくださいませんか?


BBS(1) v1.04.00 エース