[No.1650] 長期TPNから経管栄養変更の流れについて From:まりも 2005/10/18(tue) 12:02:49 患者の説明をします。
疾患:W度の褥瘡・DM・胃全摘
食事・患者状態について:
入院当初経口摂取だったが、むせこみあるため経腸栄養へ変更。その後、下痢し始め、経腸栄養剤を何種類か変更したが、継続的に下痢症状あり。
そこで、TPNへ変更。その後、下痢は治まった。
しかし、褥瘡状態はあまり改善みられず。
2ヶ月ぐらいTPNだったが、今後経腸栄養に変更予定。
そこで、経腸栄養を始めるにあたって、腸のじゅう毛もかなり減っていると考え、経腸栄養をはじめに投与するより蛋白質が入っいない、糖質メインの飲料から提供してはどうかと考えているのですが、おかしいでしょうか?
また、2ヶ月も腸管を使っていない患者の経腸栄養投与法があれば教えて頂けませんか?
[No.1650のレス] Re:長期TPNから経管栄養変更の流れについて From:カネコ@北海道 2005/10/18(tue) 16:17:19 >まりも先生
当院ではルーティンで経腸栄養の開始は5%ブドウ糖液からです。多くの場合、長期TPNですので腸管機能の低下が疑われるからです。5%GLU50ml×2回ぐらいから開始し、徐々に量をアップ、さらに経腸栄養を使用する際も2倍希釈程度のものから少しずつ慣らしていきます。
エヴィデンスのあるものではないですが、理にかなっていると思ってやっております。
[No.1650のレス] Re:長期TPNから経管栄養変更の流れについて From:まりも 2005/10/20(thu) 10:12:29 ご返答ありがとうございました。
参考になりました。そのような流れで計画してみます。
[No.1640] イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:チャッピー 2005/10/13(thu) 20:11:13 [MAIL] 当院では口腔ケアを3回/日行っています。PEG造設3日前より感染予防のためにイソジンガーグル原液で口腔ケアしています。以前おられたDr.の方針だったようです。しかし疑問があります。原液は口腔粘膜に刺激が強すぎないのでしょうか?私が少し口にしてみたのですが苦味もありかなりの苦痛を感じました。教えてください。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:Hあまぐり 2005/10/13(thu) 21:01:27 イソジンの原液は粘膜を障害するだけで、効果もないように思います。当院では、レモン水や薄めた酢などで口の中をキレイにぬぐってあげているだけです。回数も1回/日。それでもPEG増設でここ2年半創部感染は来しておりません(といっても30例ほどですが・・・・)。感染防止キットも用いておりません。
PEG増設時の感染は、ほとんどが増設時の血腫または強い圧迫による壊死から来るものではないでしょうか?
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:チャッピー 2005/10/13(thu) 22:12:17 [MAIL] さっそくのお返事ありがとうございます。レモン水や酢を薄めるというのはアルカリ性のものがいいと言う事にもなるのでしょうか?確かにイソジンよりも味覚に関してもレモン水などのほうがいいですね。爽快感も得られますよね。さっそくカンファレンスで検討してみようと思います。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:くまうま 2005/10/14(fri) 10:11:02 イソジンで口腔ケア・・・・。やっぱりいらっしゃるんですね。
アルコールなどの兼ね合いで、さらに、口腔乾燥をしちゃうんでは?
3回されているのであれば、唾液の力を使ったほうが口腔内の状態はよくなるように思いますが・・・・
うちでは、水や、お茶、オーラルバランス、ウエットケアと言ったものを使用していますが、経管栄養の方のほうが(口腔ケアで入りやすいので)きれいかもしれません/・・・・。課題だ。これは。
??原液?それは、でも、なぜ?
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:陸の孤島の遭難者 2005/10/14(fri) 16:48:35 Drにお尋ねになってください。
PEGの創部感染の原因は、血腫や圧迫壊疽だけではありません。
レモン水、酢は酸性です。
それに、イソジンにはアルコールは入ってません。
一般の口腔ケアと創部感染を予防する目的の口腔内除菌は、もともと目的が違います。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:くまうま 2005/10/14(fri) 17:07:20 陸の孤島の遭難者様。指摘ありがとうございました。
創部感染の予防のために、口腔内の除菌が必要なんですね。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:Hあまぐり 2005/10/17(mon) 18:27:02 陸の孤島の遭難者殿
>PEGの創部感染の原因は、血腫や圧迫壊疽だけではありません。
では、どのような時に感染するのでしょう?いくら口腔をイソジンで消毒しようと、口腔内は無菌にはならないと思うし、仮に無菌になったとしても、食道内や胃内の細菌はどうなるのでしょうか?
子供の時にけがをした時には、唾液を傷口に付けませんでした?それによって感染が増えましたか?
PEG増設時の口腔ケアにイソジンを使うのは意味がない、無益なものと思いますが・・・・。
血腫や圧迫壊死がなければ、胃瘻挿入部の傷で細菌が増殖する余地は無いと思いますし、私は血腫や圧迫壊死のない感染は経験したことがありません。
確かに、PEG増設時に、口腔内に膿苔のような舌苔や食物残渣用のものを付着させたままでは感染の危険は高まると思いますが、無菌にすることは意味がないし不可能だと思います。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:陸の孤島の遭難者 2005/10/17(mon) 22:28:12 Drにお尋ねになってください。
の意味は、エビデンスを調べてくださいとのことです。
たくさん、ありますよ。
論理は、飛躍するものではありません。
口腔=唾液ではありません。
血腫、壊死=感染でもありません。
そうそう、唾液を傷口に付けるのは、唾液中のラクトフェリン、リゾチウム、ヒスタチンン、IgAが関与して、殺菌・抗菌作用があるからですので、昔の人は経験的に知っていたようです。
最後に、手術部位にイソジンを塗布する理由をご存知ですか?
あなたの論理では、手術創を無菌にしても、開腹時の空気中の雑菌があるので、イソジン消毒はいらないし、意味がない!?になります。
『知っていること』と『知らないこと』の間に最も重大な『知っているつもり』があります。これは、知っていると思っているため、疑問を持たないし、調べようとしない状態です。
唾液を傷に塗るのは、蓄積されて淘汰された経験であり、これには、後世になって充分な理論的裏付けがなされたものです。個人的経験とは異なります。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:Hあまぐり 2005/10/18(tue) 12:52:33 陸の孤島の遭難者殿
ですから、私の質問にお答え下さい。
1.食道内や胃内の細菌はどうなるのでしょうか?
2.血腫や壊死組織がない状態で感染が起きる理由。
この2つの疑問が解決しない限り、イソジンガーグル原液での口腔内洗浄の意味は理解出来ません。PEG増設時の口腔内はキレイであって欲しいが無菌である必要性はないと思います。
エビデンス、エビデンスと言われるが、上記2つの疑問を解決しない限り、これに関するエビデンスはないと思います。
>手術部位にイソジンを塗布する理由をご存知ですか?
これに関して言えば、術野(例えば皮下や脂肪組織、腹腔内など)は基本的に無菌のため、そこに皮膚の細菌を持ち込まないためであり、もともと細菌がいる口腔内や腸管内の消毒は無意味なはずです。私も外科医の端くれですので、胃腸の手術をしますが、腹腔内に到達するために切開する皮膚は消毒しますが、腸管吻合時に腸管粘膜の消毒はしませんよ。食物残渣や便などを生食綿でぬぐい取るだけです。
話がそれますので、あなたの質問に対する答えはこれで終了とします。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:チャッピー 2005/10/18(tue) 13:57:46 [MAIL] お二人の先生の熱い討論読ませていただきました。胃ろう造設の時に口腔ケアをいつも以上にしっかり行うことで内視鏡に菌が付くことをできるだけ避けたくて当院では行っています。先月胃ろう造設した患者さんは半年ほど前より口腔内にMRSA保菌していることがわかりました。保菌状態で在宅に帰ったのですが、誤えん性肺炎を繰り返すため胃ろうへとなりました。急に決まり口腔ケアを1日しか行えませんでした。結果、PEGよりアイテルを認めMRSAが検出されました。ゲンタシン軟膏使用し、アイテルは減り在宅へ帰りました。今まで保菌状態のかたでPEG造設しても感染したことはありませんでした。口腔ケアの不足で感染したのかどうかはわかりませんが、イソジンの有効性をお尋ねしてみました。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:カネコ@北海道 2005/10/18(tue) 14:16:13 >陸の孤島の遭難者さん
Hあまぐりさんと同様、私も胃瘻前処置のイソジンによる口腔処置は無益であるばかりではなく、有害ですらあると思います(同じく外科医です)。
胃瘻手術の方法はご存じのとおりPush法、Pull法、その他の方法に分けることが出来ます。
Pull法・Push法の場合、いくら口腔内を無菌にしたところで、食道、胃と通過する間にPEG固定板が菌を引っ張ってきてしまいますので、最終的に皮膚に到達するときには雑菌だらけ・・・と言うことになります。
その他の方法(introducer法など)では皮膚を通過するのは固定糸、イントロデューサーだけですから、口腔内をいくらきれいにしたところでPEG感染とは全く関係ありません。
PEG感染の主たる原因はHあまぐりさんがおっしゃるように、血腫、バンパーによる過度の圧迫であると私も考えます。
また、エヴィデンスをおっしゃるならばイソジンガーグルによる口腔内処置が消化器手術感染症を減らすというエヴィデンスもありません。
イソジンを口腔内に使うことのメリットはなんでしょう?
ご存じのとおりイソジンは有機物に接触すると直ちに失活してしまいます。ゆえに、口腔内に塗布した瞬間のみは効力がありますが、常時唾液が分泌されている口腔内では数秒後には効果を失ってしまいます。口腔内では皮膚と異なり、一時的に減菌はできても、無菌には出来ないと考えるべきです。
同様に無菌的ではない手術では粉瘤切開・切除などもありますが、私は手術前に皮膚消毒はしていません。また、これで感染が増えているわけでもありません(というより、現在の方法で定着してからは皆無です)。
消毒薬を使うと言うのは常にリスク・ベネフィットを考えなければならない処置です。明らかに無菌的に行わなければならない操作(関節穿刺、髄腔・硬膜外穿刺、リザーバー穿刺、明らかに無菌的な手術など)では私も皮膚消毒を行いますが、それ以外に消毒薬を使うのは出来るだけ避けるべきであり、PEGはその最たるものの一つでしょう。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:陸の孤島の遭難者 2005/10/18(tue) 16:32:41 ???????
すみません。
Drでしたか?申し訳ありません。
かなり、誤解があるようですが、私はイソジンでの口腔消毒に賛成してませんよ。
ただ、経験論でお話をなさるのは、いかがなものかという意味で書込みしました。
もう一度、確認しますが、イソジン原液での口腔消毒が必要とは言ってません。今までに、多くの文献が創部感染に関して出ていますので、それを御参考になさった上で、ご意見を述べられる方が良いかと思っただけです。
>Pull法・Push法の場合、いくら口腔内を無菌にしたところで、食道、胃と通過する間にPEG固定板が菌を引っ張ってきてしまいますので、最終的に皮膚に到達するときには雑菌だらけ・・・と言うことになります。
>PEG感染の主たる原因はHあまぐりさんがおっしゃるように、血腫、バンパーによる過度の圧迫であると私も考えます。
これは、正直にいいまして、今までのエビデンスにないご意見です。何らかの科学的根拠(ある程度の実証されたもの)があれば、私の不勉強のいたすところですので、陳謝いたします。
ご存知とは思いますが、現状のエビデンスでは、pull、pushでは、咽頭、喉頭の雑菌がPEG周囲に移殖されることが原因とされています。胃内雑菌の影響は少ないというエビデンスもありそれに基づいて、感染防止キットなるものが開発、発売されているんですよね、○○先生。
introducerでは、殆ど創部感染が見られないため、最近、セルディンガー法という新しい方法も発売になりましたよね、◎◎先生。
胃内雑菌と言い出したら、これでも感染予防にならなくなります。胃内雑菌に関して、PPIの使用するか否かにより差が出るとの憂慮されていますが、それに関しては、明らかな結論は出ていません。
最後に、書込み内容よりDrとは存じ上げず、失礼な言い方をいたしました。
心より、お詫び申し上げます。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:チャッピー 2005/10/18(tue) 16:44:50 [MAIL] 陸の孤島の避難者様。誤解を招いてしまいました。私ことチャピーはDrではないです。看護師です。今年よりPEG担当NST立ち上げに従事しています。わからないこと、疑問にふと感じたことをお聞きしました。申し訳ありません。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:カネコ@北海道 2005/10/18(tue) 17:07:45 >陸の孤島の遭難者先生
ご指摘のとおり、Push法、Pull法に関して口腔、咽頭、喉頭の細菌が原因であろうことは疑いようがありません。ただし、感染が成立するには菌の存在は必要条件であり、十分条件ではないと認識しております。Push法、Pull法でも感染しないケースが多いのはなぜでしょう?感染しない患者さんに於いて極端に菌数が少ないと考えるより、他の因子が絡むと考える方が合理的ではないでしょうか?
ゆえに口腔内消毒は無意味であり有害と考えるわけです。(先生が口腔イソジン消毒を推奨しているわけではないのは認識いたしました)
なお、当院ではPEG導入当初よりイントロデューサー法を導入しております。これはご指摘のとおり、PEGの瘻孔感染の原因菌が咽頭喉頭にあると認識しているからです。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:陸の孤島の遭難者 2005/10/18(tue) 18:05:14 非常に良く理解できました。
炎症がなければ、瘻孔は形成できませんので、創部にある程度のコロニー単位で細菌が移植されると、細菌感染を起こすと報告されています。
匿名での書込みは、自由な意見が述べられる一方、科学的根拠に乏しい方法が、急激に拡大する危険性をはらんでいます。
先生もお考えのように、臨床の場で疑問に思ったこと、ここでは、『創部感染の原因は本当は今言われていることとは違う?』という疑問はとても大切です。
そして、次に、それを実証する方法論になり、さらに、それを納得させるだけの基礎的根拠が示されて、はじめて、パブリッシュできるものです。
そんなことは、十重承知しているとお思でしょうが、今回の内容ではなく、PEGに関しては、甚だ経験論が多く、一般消化器及び栄養学の築き上げられた論理と矛盾する内容が見受けられるように感じます。
頭で考える理論的根拠は、どうして実証するかが本当は、最も困難な場合が多いです(特に患者さんに試すのはできませんので)。さらに、理論的、裏づけに至っては、臨床医では不可能なこともあります。
様々な意見に関して、興味を持っている私としては、実証でき、形として報告されることを切望いたします。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:カネコ@北海道 2005/10/19(wed) 02:51:04 >陸の孤島の遭難者先生
創感染に関するものの考え方は特別私のオリジナルというわけではありません。ごくありふれた知識をもとに述べているだけです。以下に書くようなことは当然先生もご理解しているかと思いますが、一般の閲覧者の方もいらっしゃいますので蛇足ながら付け加えさせていただきます。
ご存じのとおり表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌など皮膚常在菌による創感染には組織1gあたり10万CFUの細菌、または異物の存在下に組織1gあたり200CFUの細菌が必要であると言われています。(当然咽頭喉頭常在菌でも同程度であろうと推測されます)
ここでPush法、Pull法で胃瘻感染が起こる場合、どのような環境下で起きるか考えますと、
1.ワイヤーもしくはPEGチューブが創感染に足る細菌を瘻孔まで引っ張ってきた。
2.何らかの異物が瘻孔内に存在する。
の2つのパターンが考えられます。
1のパターンは非論理的であろうと言うことは上のレスですでに説明しました。
2のパターンで異物になりうるものを考えると、
1)チューブ自体は感染しない症例があるので否定できる。
2)血腫
3)圧迫壊死した皮下脂肪(皮膚に比べ皮下脂肪は極めて阻血に弱いので、「壊疽」を起こさない程度の圧でも「壊死」します。)
4)食残、歯垢など
以上の論拠からPEG瘻孔感染を起こす原因として最もあり得るものが血腫、または過剰な圧迫であろうと判断しております。
以上よりPEG挿入時の感染を防ぐためには
1)Push法、Pull法では口腔内ケアは重要。ただしそれがイソジンなどの消毒薬である必要はない。特に術直前の口腔ケアは有用であると推測される。
2)手術手技上で出来るだけ血腫を作らないようにする。
3)バンパーによる過剰な圧迫を避ける。
4)Push法、Pull法よりintroducer法などの方が感染させにくい。
と言うことが言えると思われます。
ご指摘のとおり上の話をRCTなどで実証するのは極めて困難であると思います。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:downhill 2005/10/19(wed) 18:50:07 初めて書き込みします。
病院薬剤師のdownhillと申します。
タイトルから外れてしまうことをお許し下さい。
陸の孤島の遭難者先生
>今までのエビデンスにないご意見です。
>形として報告されることを切望いたします。
とのことですが、エビデンスが出るまで待機するのはどうなんでしょうか?実際に患者さんは毎日来られるわけですし。それよりも自分自身で実証しながら新たなエビデンスを作っていく方が良いのではないでしょうか?
自分自身の目で確認しない(できない)、他人任せのエビデンスはあまり信用できないものもある気がします。
私の大学院時代、別の研究室の博士課程の先輩の話なんですが、「エビデンス」にしていた研究者たちが、2年後に理論をまったく訂正してしまったために、その先輩は博士論文を完成できなかったということがありました。
エビデンスを集めてその通りやっていくのではなく、エビデンスの真贋を見極め、取り入れて理論を組み立てていくことが大切なんだと気付かされた事件でした。
カネコ@北海道先生のように、実際に先生の目の前で起きていること+ごくありふれた知識を組み合わせて結論づければ、今までにないエビデンスが出てくるのはむしろ当たり前のような気がしますが・・・。
[No.1640のレス] Re:イソジンガーグル原液についてお聞きしたいのですが。 From:陸の孤島の遭難者 2005/10/20(thu) 00:48:01 downhillさんへ
エビデンスは待つのではなく、エビデンスにするのです。
自分に新しいアイデアや根拠があると確信すれば、エビデンスを作るのです。
そうしないと、単に机上の空論です。
それから、エビデンスが事実なんて思ってはいけません。nature、cell、scienceでさえ、追試すると再現性のある確実な結果を得る論文ばかりでないと言われています。
インターネットと同じで、エビデンスは2チャンネルの書込みみたいなものです(すごいこと言ってるかも・・・)。その中で、どれが正しいのかを判断するのは、個人(読者)です。
せっかく、いい考えがあるなら、形にする努力が必要と思います。
それから、自然科学の真実はどんどん変わります。だから、面白いし、だから、エビデンスを見ていくと、次の真実(?)の方向性も見えてきます。色々な(相反する)エビデンスがどんどん出てきて、本当の真実に近づくように思います。でも、また、次の世代では変わっているかも・・・・?
[No.1645] 栄養量の補給について From:ミルク 2005/10/16(sun) 12:09:33 80歳の祖母の事で相談です。祖母はもともと痩せていて食事量が少ないのですが1年前から風邪をひいたのをきっかけに食事量が更に低下し、かなり痩せてしまいほとんど口から食べれなくなりました。また以前より少し飲み込みが悪くなったように思います。静脈栄養の期間が半年ほど続きましたが現在普通の食事1/2量+静脈栄養(1400Kcal)で食事は時間をかけながらもほとんど食べています。ですが、栄養状態があまりよくないといわれました。(アルブミン値3.0)他に病気があるのかと思いましたが可能性は低いと言われました。静脈栄養よりも経腸栄養が生理的に良いと聞きましたがいろうで栄養を補給したほうがよいのでしょうか。
[No.1645のレス] Re:栄養量の補給について From:チャッピー 2005/10/19(wed) 20:40:15 [MAIL] 看護師です。一言で胃ろうがいいと断言することは私にはできませんが、生理的なことを考えると経腸を使うほうが自然なことだと思います。当院でしたら現在食事も食べられているようですので胃ろうをお勧めするかと思います。点滴から1400kcal取り、経口もプラスしたら単純計算でいきますとカロリーは足りていますがアルブミンが低いのが気になりますね。食べているから、点滴からもカロリーはとっているからとは言え栄養状態がいいともいいきれないと思います。高齢なため栄養吸収能力が低下しているかもしれません。アルブミンが低下、たぶん総タンパクも低いかと思われます。足のむくみはないですか?胸水・腹水はたまってないですか?褥創はないですか?腹水があると胃ろうが造れない可能性もあります。胃ろうを造り栄養注入することで胃食道逆流により肺炎を起こしてしまうリスクもあります。栄養摂取の手段として胃ろうは確かに栄養を胃に入れることはできますが、やはりメリットもあればでデメリットもあります。主治医の先生にしっかりお話を聞かれて納得された上で決断されるのがいいのではないでしょうか?
[No.1654] 注入中の気分ってどんな感じですか? From:大村 万智子 2005/10/18(tue) 22:08:12 [MAIL] 認知症の母、注入中、口はへの字、眉間にしわ、喉に力が入っていてとても気分悪そうなのですが、、、先生に聞くと 胃ろうした事ないしどんなんかなぁ〜って。どなたか教えて下さいませ。そしていくらか楽な気分になる方法があれば教えて下さいませ。言えない母がかわいそうで〜私には、胃からエンシュアが戻ってくるんかしら〜って思うのですが、そんなはずないですよね。
[No.1654のレス] Re:注入中の気分ってどんな感じですか? From:ベアこと谷岡 2005/10/18(tue) 23:45:25 [MAIL] [HOME]胃瘻新参者で、かつ、ALS以外は至って健康な身体になり(高血圧以外は、痩せたせいか、血液検査の諸数値が健康に戻りました(笑))、消化器系統も正常なのでお母様のうける感じと違うかも知れませんが、私の感じたことを書きます。参考になれば嬉しいです。
注入の始め、温度が人肌より熱いとぬくもり感、低い(特に冷蔵庫からタダしたばかりの出したばかりの野菜ジュースなど)と清涼感がありますが、これは、好き嫌いかも知れません。
私は胃の機能も活発で、400mlのラコールなら30分という速い速度で注入していますが、逆流は起きていません。それでも、口の中に、ラコールなら、ミルクの香りと甘さが、何となく広がるような気がしますし、野菜ジュース(私は塩分をプラスしています)野菜の香りとしょっぱさを感じます。(これが、実際に感じているのか、自分で入れているため脳内で感じているという幻想を作っているのかは不明ですが・・・)
注入速度が速すぎると、軽いゲップのような感じで、胃の中の物がのど元まで上がりかけるという経験を何回かしましたので。もしかするとお母様の表情はそれが有るのかも知れないと愚考しますが・・・
もう一つは、私の場合、独居で、全て自分でやっているので、「今からどんなものが入る」という意識が、「咀嚼のかわりに」、「胃への情報伝達」の代行をしていますが、「食事をしているという実感なしに胃の中に食糧が入ることによる違和感」があるのかも知れませんが、このあたりは専門家にお任せします。
単純に言いますと、「食の楽しみ」こそは縁遠くなりますが、「食べ急ぎ」、「食べ過ぎ」、「満腹時の強制詰め込み」というような点がなければ、特に苦痛や違和感もないので、「胃瘻そのものが原因で楽でない」のではなくて、注入速度、注入時の姿勢、お母様の胃腸、食欲の程度などではないかと思うのですが・・・
[No.1654のレス] Re:注入中の気分ってどんな感じですか? From:大村 万智子 2005/10/19(wed) 18:43:23 [MAIL] さっそくお返事有難うございます。安心しました。速度等いろいろ試してみます。唾液もゴックンしにくいので、たぶん注入による胃の刺激で唾液が出て喉元が不快なのでしょうか?ベアこと谷岡様、季節の変わり目、どうぞお体大切になさって下さいませ。
[No.1655] V-Pシャント例への造設 From:あきらこぶ 2005/10/19(wed) 08:39:44 [MAIL] 初めての利用ですがよろしくお願いします。
この度17歳の方にPEGを依頼されました。外傷性SAHで水頭症を来たしVPシャントが入っています。剣状突起から臍上部のほぼ正中の皮下にシャントがふれます。
V-Pシャント例の造設は通常通りでいいのでしょうか?腹膜炎→髄膜脳炎など大丈夫なのでしょうか?
どなたか是非ご教示ください。ちょっと急いでいます。
[No.1655のレス] Re:V-Pシャント例への造設 From:カネコ@北海道 2005/10/19(wed) 09:15:54 V-Pシャント例で数回PEGを造設したことがあります。
当院ではintroducer法で行っていますが特別問題はありませんでした。ただ、ちょっと気になるのがシャントチューブが腹部正中にあることです。この場合シャントチューブのずれや閉塞が起こる可能性があります。これは脳外の先生と相談が必要ですね。
万が一腹膜炎を起こした場合(当然分かりますよね)は、一時的に外シャントにして、炎症が落ち着いてから内シャントに戻す・・・と言うことになります。一応バルブがついているのでそう簡単に髄膜炎にはならない・・・と言う話です。
[No.1655のレス] Re:V-Pシャント例への造設 From:あきらこぶ 2005/10/19(wed) 12:20:38 [MAIL] カネコさんへ。
早速ご教授いただき、ありがとうございます。
ホントに助かりました。
腹膜炎、チューブ閉塞など注意してみていきます。
まずは穿刺に問題がなければ造設してみます。
[No.1656] 食酢の充填によるPEGチューブ内の細菌について From:花 2005/10/19(wed) 10:59:53 [MAIL] 久しぶりに投稿させて頂きます。いまや食酢によるPEGチューブ内の充填は主流になっていますが、当院では最近導入したところです。しかし手間がかかるなど様々な理由で、スタッフ間での食酢による必要性などがなかなか認識されず苦渋しています。そこで今回身近にいる病棟患者さんの協力を元に、食酢と水道水を使ってチューブ内の細菌数の比較をし食酢の必要性を証明したいと思います。すでにたくさんの研究がなされ証明されていることとは思いますが、ぜひその具体的な研究方法(何時間おきに菌を採取する・何日間続けるなどなど)をご存知の方どうかアドバイスの方をよろしくお願いいたします。
[No.1637] 医師の方々に質問です From:ベアこと谷岡 2005/10/13(thu) 00:43:34 [MAIL] [HOME]お忙しいところを申し訳ありません。
過去ログの[No.1522]を拝見してふと思ったのですが
私の今のかかりつけ病院では、イルリガートルを週に1本
20mlシリンジを週に2本いただいているのですが
、これって、病院がご好意で自腹を切って頂いているんですか?
それともちゃんと保険給付なのです?
というのも、病院のご好意でしたら甘えるのは自制したいし、小生、全介護状態になると、今の独居状態は無理なので、地方の田舎に帰郷し、医療環境も全面的に変わるという選択肢もあるので・・・
[No.1637のレス] Re:医師の方々に質問です From:kuma 2005/10/18(tue) 12:00:34 看護師ですが・・・僭越ながら。
保険では在宅における、経管栄養を行っている患者様に対する、医療機関への点数(お金)として、きちんと材料代分くらいの収入が入るようになっています。往診をしてもらっている場合でも、それは保険請求できます。(ただし、お使いの栄養剤の種類によりますが)
申し添えると、イルリガートル代という請求はできませんが、在宅における経管栄養をクリニック・病院が管理しているという名目で点数(お金)が設定されています。
ただ、イルリガートルを週1本下さるのは非常に親切な病院とお見受けします。
[No.1637のレス] Re:医師の方々に質問です From:ベアこと谷岡 2005/10/18(tue) 23:29:05 [MAIL] [HOME]kuma様、ご教示ありがとうございます。
やはりそうでしたか・・・。
出来るだけ病院のご好意に甘えきらず、もちろん、頂けるのでしたら喜んで、足りない部分は自助で、と言うスタンスで行きます。
でも、以前、陸の孤島の遭難者先生がお書きになっていたように、治療のための器具でないのなら、胃瘻への接続についてを医療行為として在宅でヘルパーなどにやらせないというのもおかしな話という気がします。
これについては患者として厚生労働省に問い合わせ中なので、答えが出たら報告致します。
[No.1653] 痰が多くて悩んでいます From:ふとっちょ 2005/10/18(tue) 14:59:04 [MAIL] 老健につとめている者です。初めて質問させていただきます。70代の男性入所者についてです。当施設に入所する前の療養型の病院で経口移行をし気管カニューレをはずして入所されました。入所当初は経口を試みましたがやはり誤嚥され、結局PEGとなりました。入所時から痰が多かったのですが、最近一層痰が多くなりました。痰は白色で泡沫状ですが、30分に1回位吸引しないと衣類まで汚れるくらい噴出しています。熱や下痢、逆流、炎症などもないので、水分注入量が多いのかと思い、減らしていますが全く緩和されません。現在は水分量1000〜1200ml程度にしていますが…。栄養剤による痰の量への影響もあるのでしょうか。教えて下さい。
[No.1643] チャッピさんへ From:ほくと 2005/10/15(sat) 11:36:38 チャッピーさんありがとうございます。
説明が少し足りませんでした。。祖母は、腰椎骨折後車椅子生活となりました。脳血管障害や、ありませんでした。
ある時期、ナースコールを頻繁に鳴らすことがあり、その時に精神安定ということで内服(医師の指示)したようです。
1週間位内服を続け、眠ることが多くなったので、内服は止めました。また、その時点で、CTは異常はありませんでした。
食事が取れないということで、PEG造設のために、ホームの提携先の病院に移りました。
現在も内服していませんが、未だ話しかけても10分位で眠ってしまう状態です。(ベット上で、車椅子には座っていません)
楽しみ程度でも、何かたべられるようになると良いのですが。まずは、今の状態が改善されるのを、願うばかりです。
[No.1643のレス] Re:チャッピさんへ From:チャッピー 2005/10/18(tue) 13:42:09 [MAIL] 遅くなりました。言葉にはあらわせないのですが、ナースコールを頻回にならす為に安定剤・・・。ショックでした。急性期の病院は確かにナースコールの対応に限界を感じることもあるかもしれませんが。今傾眠ぎみでしたら栄養は胃ろうからしっかりとり、昼間少しづつ車椅子に乗せて覚醒をさせてあげるのも必要ですね。しんどくならない程度に。かかりつけの病院に言語訓練してくださる方がいらっしゃいましたら相談されてみるにもひとつの手だと思います。
[No.1649] PEG増設後の手順についてお聞きしたいのですが From:TATEBE 2005/10/18(tue) 01:53:33 [MAIL] [HOME]経腸栄養剤の落下速度について施行前に胃の内容量を確認して落下速度を判断する方法があると聞きましたがどのようなものか教えてください。
[No.1648] 固形化栄養に使用される寒天について From:訪問看護婦 2005/10/17(mon) 11:12:48 [MAIL] 最近テレビで、寒天を摂りすぎると便の量が増えその為、水分・ミネラルも排出されるのでよくないと言われていました。
寒天の使用は日に何グラムまでならよいのでしょうか?教えてください。
[No.1647] 固形化栄養を導入して From:内科病棟の看護師 2005/10/16(sun) 23:05:25 当院でも固形化栄養を導入したのですが、酢水をどのように注入するかでやり方が様々になっています。酢水で充満させることを考えると、水を寒天で固めてそれに酢を加えると液体の量は少ないとおもうのですが、みなさんはどのようにしているのでしょうか?ちなみに当院では水寒天30gに酢を3cc加えたものを注入してバルーンの管内を充満させるようにしています。また内服についても水寒天に粉にした薬をまぜ、それを注射器で吸い注入しています。その後、水寒天を注入して、酢を加えた水寒天を注入するようにしていますが、このようなやり方でもよいのでしょうか?教えてください。
[No.1646] 固形化栄養剤の注入方法について From:とみちゃん 2005/10/16(sun) 21:33:02 [MAIL] 当病院でこれから、固形化栄養剤の注入を開始してみようということになりました。そこで、教えて欲しいのですが、一回に注入をどのくらいの時間をかけて行えばよいのでしょうか?それと、注入後に水分補給を促すための白湯の注入は固形化栄養剤の注入後、どのくらいの時間をあければよいのでしょうか?
[No.1642] 当事者でもない私がこのようなことを話題にするのも・・ From:J-cross 2005/10/15(sat) 11:18:32 国立行政法人宮城病院で、胃ろう交換後、先端を確認せずに「栄養剤を注入」腹膜炎にて、84歳男性が死亡。
担当医師が書類送検という、医療過誤ニュースがございました。
院内のリスクマネージメントや、当該医師の熟練度など詳細がわからずに、軽々しきこと申せませんが、どのような経緯でおこったことなのか「医療関係者および一般への正確な情報開示」を期待します。
ここに、おいでの先生方の日頃の努力に感謝しつつ、胃ろうの恩恵にあずかりたい患者、余計な不安解消のためにも、ここのネットワークに、そのような働きを期待できないものでしょうか。
もちろん、当該事件関係者以外、「訴訟上も、司法上も、制約あってのこと」重々承知の上、「胃ろう関係の情報開示」
一患者として願っております。
[No.1641] チャッピー様 From:kyara 2005/10/14(fri) 00:05:49 先日祖母のろう孔付近のトラブルに付いて相談させていただいた者です。その節には御丁寧な回答を頂きありがとうございました。お陰さまで随分良くなってきました。祖母の介護に関しては6年目のベテラン?なのですが、PEGに関しては初心者ですので談話室の古い相談内容までチェックして勉強させて貰っています。その中のNo1598の内容に付いて気になったので相談させてください。
チャッピーさんの御回答の中で「栄養注入に2〜3時間はかからない」「注入時間が長くなると細菌増殖が問題になる」とあったのですが、祖母がPEG造設を受けた病院では栄養食400ccプラス白湯200ccを約3時間かけて注入されていました。教えていただいた注入速度は「2秒に一滴」です。退院後は滴下速度を少し速めて栄養食600ccプラス白湯200ccを3〜3時間半で入れるようにしています。(あまり時間がかかると祖母が疲れてしまうため)速度を速めた事による下痢や逆流は今の所ありません。細菌増殖の可能性に付いて心配した事もありませんでしたがチャッピーさんの書き込みを見て心配になってしまいました。平均とされる注入速度はどれくらいなのでしょうか?参考にしたいので教えて頂けると幸いです。現在使用している栄養食はラコールです。朝夕600kcalプラス白湯200ccずつ2回の注入で、調子が良い時(覚醒している日)はお昼にゼリーかプリンを1個経口摂取しています。入院中はメイバランスを使用されていました。退院時になんの説明もなくラコールに切り替わったのです。多分保険適用の商品だからと言うことなのでしょうが主治医の説明は「栄養食はどれでも一緒」と言うことでした。3〜3時間半注入に時間が掛かるので当然注入中におむつ交換もします。(覚醒時には尿意の訴えもあるので)その際には一度注入を止めて交換するようにしています。入院中も注入中におむつ交換・体位変換をされていました。看護士さんによって注入を止める方、止めずにそのまま交換される方様々でした。
[No.1641のレス] Re>チャッピー様 From:kyara 2005/10/14(fri) 23:30:59 いつも早々のお返事、ありがとうございます。祖母は寝たきりになった頃から近くの開業医さん(専門は内科)に往診に来ていただいています。PEG造設は紹介状を書いて頂いて総合病院で受けました。主治医(開業医)の見解は「あまり早く注入するとトラブルの元だから、とにかくゆっくり注入すればいいでしょう?」と言う事です。Nsに確認すると「もう少し早く落としても良いと思うけど・・・」とおっしゃいます。入院中の担当Nsは「基本は2秒に一滴」とおっしゃり、その通りの速度で落としていると「ちょっと遅いですね」と言われました。結局誰も適切な速度を指示して下さらないのです。結果、自分でネットなどを参考に注入速度を割り出すしかありません。ちなみにうちでは注入時も45°以下の
[No.1634] (^-^) TV出演全国放映日のご案内 (^-^) From:平成の一休さん 2005/10/11(tue) 12:30:29 [MAIL] [HOME]
お疲れさまです。標記の件、昨年7月横浜市で収録した土曜ワイド劇場の公開以下の日時に放映されますのでご案内申し上げます。
・PEGを造設しても頑張れば「社会復帰」してここまでやれることをご紹介するのが目的でございます。
記
■タイトル:土曜ワイド劇場「盗聴撃退完全マニュアル橘京子の調査報告書」
■「放映TV局」テレビ朝日及び全国テレビ朝日系列にて放映されます。
■「放映日時」平成17年10月15日(土)21:00〜22:51の約2時間スペシャル
■「役柄」横浜市神奈川区にある本覚寺の和尚さん役です。
・本覚寺は明治維新の時、幕府が開国した後アメリカ領事館となった横浜市の名所です。
■「出演者」余貴美子、石橋蓮司、小倉一郎、平淑恵、川越美和等々の他。
■「監督」猪崎宣昭(監督指名)です・・役者としては最高の名誉なことです。
・番組の最後に出演者名として「西宮春雄」と、スーパー(字幕)が出ます。
・尚、本堂でお経を詠む場面は朝方声の調子が今一つ悪かったので本番前に事前に「般若心経」録音収録していたものを使用しました。
・収録される方はこの日の時間帯にセットしておけば大丈夫です。
合掌三拝/平成の一休さんでした
[No.1634のレス] Re:(^-^) TV出演全国放映日のご案内 (^-^) From:いわさき 2005/10/11(tue) 21:28:03 ヤッタ〜1年間も首を長〜くして待っていました。
一休さんにはじめてお会いしたのは[第9回PEP研究会」で体験談をお聞きしたのが初めてでした、その後のご活躍の姿に尊敬しております、「土曜サスペンス」楽しみにしています、知り合いに連絡して視聴率あげます〜。
[No.1607] 嚥下機能障害に対する身体障害者認定の相談 From:PDN代理(東京都在住の方より) 2005/10/03(mon) 11:22:51 小生の女房が現在胃ろうをこの7月から使用していますが,身体障害者の認定が受けられません、と病院で言われました。
現在訪問看護の医療を受けていますが、そのドクターも無理と言っております。
貴ホームページの説明だと嚥下の項で受けられそうなのですが,相談にのっていただけると幸いです。
[No.1607のレス] Re:嚥下機能障害に対する身体障害者認定の相談 From:J-cross 2005/10/04(tue) 17:07:42 奥様のこと、いろいろとご心配でございますね。
私も一患者です。身体障害者手帳保持の経験から申します。
認定に関しては、「認定医の所定様式の診断書」によってなされます。
ご存知かと思いますが、身体障害者手帳は、視聴覚の障害から肢体不自由と、心臓や腎臓などの「内部障害」など“種別と1から7段階(実質6)の等級に区分されます。
嚥下の障害は、この別表といわれる「障害の種別では、“音声機能、言語機能または咀嚼の機能”が用いられて、そのことが判る専用のものになります。下肢上肢とは診断用紙もちがうのです。
ですから、奥様は、嚥下以外にご不自由なところが、ございますか。障害の異なるものがあれば、「一つ上の等級」で認定されます。
咀嚼機能の種別で、もっとも重くとも、単独では3級と4級のみです。あまり、手帳保持の恩恵は3・4級では多くを期待できません。
また、身体障害者手帳等級と「障害年金」の年金等級表は、異なりますのでご注意ください。
このHPには、障害者手帳の認定医師の先生方がおいでだとおもいます、認定医師の先生方のご助言を頂くには、基礎疾患や、その他全身の機能なども、書き込まれるとよろしいかと存じます。ご参考になれば幸いです。
どうぞ、お大事になさってください。
[No.1607のレス] Re:嚥下機能障害に対する身体障害者認定の相談 From:トラサン 2005/10/07(fri) 19:44:40 [MAIL] J-crossさん
大変有難うございます。
本日再度掲示板に投稿させていただきました。
今後とも宜しくお願いします。
以上
[No.1607のレス] Re:嚥下機能障害に対する身体障害者認定の相談 From:PDN 2005/10/11(tue) 13:14:26 ↑
No.1618に投稿されておられます。他にも埋もれたままのご質問が多々ございますので、みなさま少し頁をさかのぼっていただいて、どなたかアドバイスいただける方がいらっしゃいましたら宜しくお願い申し上げます
[No.1597] 基本 From:くに 2005/09/29(thu) 11:32:42 基本的なことですが、胃ろう充填の酢水は水道水でOKですよね。湯冷ましのところがあるようです。湯冷ましは塩素がぬけるので反対に細菌繁殖の記事も読みました。又充填は1日3回?夕方のみのところもあるようです
[No.1597のレス] Re:基本 From:マル 2005/09/30(fri) 04:12:52 うちの病棟でも酢水を使っていました。水道水で10倍に薄めていました。始めは夜間1回だけ酢水を充満させていましたが、業者さんに確認したところ栄養剤を流さないときは常に充満させないと効果は得られないそうです。
ちなみに、菌の繁殖を抑制する効果があるだけでチューブ自体の寿命が延びるわけでは無い事も後になって知りました。
[No.1597のレス] Re:基本 From:T.Y 2005/09/30(fri) 14:17:36 [MAIL] PEG担当している看護師です。薬注入の後、白湯でフラッシュして酢水を充填する方法はうちでも使用しています。菌の繁殖も抑え、セラチア菌に効くとのことで使っています。が、胃潰瘍・十二指腸潰瘍のあるかたには控えています。当院では3回/日使用しています。薬など注入するディスポ注入器ってすぐに硬くなったり、すべりが悪くなったりしませんか?当院では使用後ゴムのところにオリーブ油を少量つけて保存しています。かなり長持ちするようになりました。
[No.1597のレス] Re:基本 From:お母さん 2005/10/08(sat) 18:12:11 [MAIL] 療養病棟の看護婦です。くにさんの書き込みを拝見しました。
『胃ろう充填の酢水は水道水でOK、湯冷ましは塩素がぬけるので反対に細菌繁殖の記事も読みました。』…とありますが、
私も湯冷ましを使用していたので驚きました。もっと詳しく知りたいので
もし差し支えなければ、その記事(本?)を教えて頂けないでしょうか?
恐縮ですが、宜しくお願い致します。
[No.1597のレス] Re:基本 From:ベアこと谷岡 2005/10/11(tue) 01:17:36 [MAIL] [HOME]酢水の殺菌性は、お酢そのものの成分というより、酸性で有ること由来のように受けとっていましたし、水道水含有程度の塩素が抜けることで殺菌性が無くなるのでしょうか?
水道水の残留塩素濃度は最大でも1ppm、一般的には0.4〜0.6ppmと聞いています。イルリガートルや哺乳瓶の洗浄に良く推薦されるミル××、ミル×××系のものは
次亜塩素酸ナトリウム濃度は100ppm程度と言う計算になりますし、食肉殺菌でも100ppm程度が推奨されているようです。
ミル××系は、洗い落とさないでもそのまま使用しても無害、と言っているようですが、だとしたら、イルリガートルなどに残っている 次亜塩素酸ナトリウム溶液は、長いチューブもあり、数mlはあるような機がします。だとしたら、酢水でなくても、次亜塩素酸ナトリウムの溶液を充填しても、5〜10ml程度なら大丈夫という気がしないでもないのですが、間違っているのでしょうか?
経験則による発見は大事なことですが、これだけ普及してくると、酢水や 次亜塩素酸ナトリウム等も含めて、殺菌生徒、チューブの持ち、の双方で、定性・定量実験をきちんと組織だってやっていただけると、感謝としては有りがたいのですが・・・(シリンジのゴムに対する悪影響も是非知りたいです。シリンジの短期間での使えなくなる現象に泣いています)。
[No.1608] 胃ろうが不可能と告げられて... From:田中 2005/10/03(mon) 20:38:28 [MAIL] 私の父(84才)前立腺癌が骨に転移し、嚥下障害で誤嚥を避けるために経口での飲食を禁止され、点滴だけで生命を維持しています。胃ろうを作ることに際し、この談話室でも相談させていただき、その結果、担当の医師(泌尿科)とも相談し、胃ろうを作っていただくことになりました。日に日に骨と皮だけになって行き、衰えて行く父を連日見ていて、わずかながらも可能性を見い出し、また本人の望む在宅での療養も出来るとのことで、家族も希望を持ったところです。
が、本日、内科医の先生の胃ろうを作る前の諸検査により、胃潰瘍で切除(30年前のことです)された現在の胃では胃ろうを作るには小さすぎて無理とのことで、点滴で余命を全うするか、鼻から胃にパイプを通し、栄養補給をして延命を計るか選択を与えられました。内視鏡で場所を即座に見つけ穴を開けるには難しく、全身麻酔も必要になり、穴をあける場所が肝臓に近いと危険性もある、といった内容でした。
素人が申し上げるのは良くありませんが、内科医の先生は常に検査等を厳重に行ってくださる方で、かなり慎重な先生とお見受けしておりましたので、ひょっとして先生は懸念を示されても、一般的にはまだ可能性が残されているものか、答えを出させていただく前にどなたかに相談したくなりました。因に、嚥下に支障が生じる前の食事は、老人としては大食(若い方と同様に思える食欲と食事量でした)。胃切除直後はダンピング症状などありましたが、それも全くありませんでした。
また、鼻からパイプを入れる栄養補給法は、本人にとってどれくらい辛いものなのか、パイプを通す時の苦痛だけなのか(胃ろうでも、胃ろうを作る際の内視鏡挿入に苦痛は伴うと思うのですが)一般論でも結構ですのでお教えいただければ判断の助けになると思います。どなたかアドバイスをいただけないでしょうか....宜しくお願い致します!
[No.1608のレス] :胃ろうが不可能と告げられて...でも可能性は有ります From:おいら 2005/10/03(mon) 21:51:11 田中さんはじめまして。内視鏡に勤務する看護士です。PEG造設に関してですがやはり胃切除しているならかなり難しいと言うよりPEGは断念した法が安全だと思います。ただ
現在、胃切除などでPEGが作れない方にはPTEGと言う首からチューブを食道に直接入れる物もありますよ。鼻からチューブを入れるよりはPEGと同じで手入れも割と簡単です。一度かかりつけの内科医にPTEG(経皮経食道胃管挿入術)の件相談してみてはいかがでしょうか?当院でも胃切除された方でPEGは無理と言われた方でもPTEG造設後自宅に戻られたり、施設に行かれた方々は沢山いらっしゃいますよ?必ずいい違う道は有ります。諦めずに頑張ってください。
[No.1608のレス] Re:胃ろうが不可能と告げられて... From:田中 2005/10/05(wed) 22:33:02 [MAIL] おいら様、早速のご返事有り難うございます!
父の胃ろう造設不可の診断は、CT検査の結果、胃の前に肝臓が邪魔しない、つまり穴を開けられる場所が見つけられないとのことでした。そこでご指摘いただいたPTEGの造設を相談しましたところ、先生方(泌尿器)はその存在を御存じなく、内科医に相談する、とのことでした。因に父の入院する病院は埼玉にある国立の総合病院です。
PTEGでも鼻からチューブでも、どちらもそれなりのプラス/マイナス面があると思いますが、一般的にリスクが低いのはPTEGでしょうか?
またPTEGの造設を行っている医療機関はどのように調べれば良いのか、御存知でしたらお教え下さい。関東(出来れば東京か南埼玉にあれば...)
宜しくお願い致します!
[No.1608のレス] PTEGについて・・・・ From:おいら 2005/10/06(thu) 22:56:45 田中さん こんばんわ。PTEGと経鼻チューブですが・・・
やはりリスク的な事を考えるとPTEGの方がかなりのリスクがあります。造設時間はPEGより若干かかるかもしれませんが、PTEGの慣れている(場数を踏んでいる)医師であればまず問題は無いと思います。ただワタクシ北海道なので関東方面で知っている施設の見当がつきません。ゴメンナサイなんか無責任な事になってしまい・・・。インターネットで調べましたがかなり情報は少ないかも知れません。解り次第また御連絡しますね!
[No.1608のレス] Re:胃ろうが不可能と告げられて... From:がっちゃん 2005/10/11(tue) 00:32:44 PTEG造設の件について・・以前、セミナーに参加し実際にこの手技方法を発案された先生よりお話しを聞く事が出来ました。手技から管理まで具体的に聞く事ができて、思いっきり感動しました。個人情報保護法もあるので、情報を流して良いのか迷いましたが???もっと広まり、PEG造設できない患者さんに新たな光をもたらせたいと思い書き込みました。東京女子医大の第2外科の大石先生に御相談されると良いと思います。又、先生の出張先の病院でもOPできると思います。国立病院であれば、施設も充分整っているのでむずかしくはないと思いますが・・・
[No.1633] 下痢で難渋しています From:mf 2005/10/10(mon) 21:32:07 [MAIL] 下痢で経腸栄養がなかなかうまくいかず難渋しているケースでの相談です。
71歳の女性で4月3日に脳梗塞を発症。H病院に入院し急性期治療を受ける。誤嚥性肺炎の合併もあり、1ヶ月あまり抗生物質の投与を行いようやく改善。その後経鼻チューブからの経腸栄養をおこなう(エンシュアHを使用)。5月31日に当院転院(H病院での下痢の有無に関しては不明)。
転院後、経鼻チューブからエンシュアHの注入するも下痢(水様便)あり。また自己抜去も続くこともあり、6月22日にPEGを実施。しかしながらこの間、栄養剤注入後に多量の水様便をおこし経腸栄養の継続に困難をきたしています。この間使用した栄養剤は、エンシュアH、K3-S(REF-P1)、ジェビティ、エレンタールなど。さらにエンシュアHに粉末寒天を使用した固形化栄養剤を実施するも多量の水様便あり。電解質の異常等はみとめず。D1毒素は陰性。便培養では大腸菌(O25)検出し、バクトラミン1週間投与。現時点では、経腸栄養は中止しGFOを一日3回注入し約2週間になるが、GFO注入でも水様便おこす。ビオフェルミンを注入中(止痢剤の投与はなし)。
おおよそ以上のような経過ですが、今後どのように経腸栄養をおこなっていくべきか苦慮しています。脳梗塞発症時に長期の絶食期間があったものと思われ、それが影響しているものと考えていますが。なお上部消化管、下部消化管内視鏡検査は異常なしです。
なにか御教示をお願いします。
[No.1621] 平凡ドクター様、有難うございました。もう少しだけ・・・ From:ちなつママ 2005/10/07(fri) 23:34:04 [MAIL] 貴重なご意見、本当に有難うございました。数日間、返信がなかったのでとても心細い日々を過ごして居りましたが心優しいドクター様のお言葉を頂き大変嬉しく思って居ります。
あれから主治医と何度か話し合った結果、エコーで見る限りでは限局性腹膜炎か或いは腹壁内の蜂窩織炎(ほうかしきえん)ではないかと言う事で、抗生剤が2〜3日で効果が出て腫れが引き始めることから後者ではないか、との見方が強いそうです。
2度目の腫れから点滴での治療も、もうすぐ2週間になり娘の栄養状態も限界に近付きました。今後は中心静脈への点滴で癒着するのを辛抱強く待つか又は再注入するかの選択をしなければなりません。どちらにしても感染症や炎症の再発の恐れがあり決断出来ずに考えあぐねて居ります。そこでもしも蜂窩織炎だった場合、腫れが引いた後のろう孔は使えるのでしょうか?娘にとってどちらの選択が正しいのか解りません。
もう少しお尋ねしたいのですが、イントロデューサー法で縫合する場合、一般的には何ヶ所くらい縫い合わせるのでしょうか?また娘のPEGはチューブ型バルーンですがメーカーの不備で体外固定版が入っておらず術後、病室で暫くしてから付けたのですが、この事が原因で胃腹壁間離解が生じ腹膜炎を発症したと考えるのは行き過ぎでしょうか?
何れにしろドクター様がおっしゃるように主治医とよく話をする事が肝要と心得ます。ただ色々な先生方のご意見をお伺いしたく、迷える子羊の状況をどうかご理解下さい。
何卒、宜しくお願い致します。
[No.1621のレス] Re:平凡ドクター様、有難うございました。もう少しだけ・・・ From:平凡ドクター 2005/10/10(mon) 20:08:47 ひどい腹膜炎の症状ではないようで何よりです。
今後の治療をどうするかということについてですが、近年の栄養管理の考え方としては
腸が使える状態にある方は様々な方法を使ってでも経腸で栄養を投与すべきという流れです。
私の病院では、感染や嘔吐などの症状で胃瘻からの投与が困難な患者さんに対しては
胃瘻から空腸留置カテーテルというものを挿入して栄養管理を行います。
このチューブは、胃瘻のチューブの中から十二指腸の奥に留置するものです。
ただ、三歳の子供さんですので、胃瘻のチューブを現在(おそらく15Fr直径約5ミリ)のチューブより太い20Fr(直径約7ミリ)に入れ替えてから行う必要があります。
この方法で胃の奥に直接栄養を注入し、治癒を待つことも可能だと思います。
また、炎症が引いた後の瘻孔は通常通り使用することが可能ですので、再注入して経過を見てみるのも一つの方法です。
どちらの方法も正解と言えます。
それから、イントロデューサー法で縫合は一般的には両脇の二カ所です。
体外の固定の板は奥にチューブが引き込まれるのを予防するだけの役割しかないのでそれがなかったことによる合併症ではないと思います。(なくても大勢に影響はないもの)
胃壁の脱落は胃瘻を造設するものとして確率は低いけれどもある一定の確率で発生する避けられない合併症です。
患者さんの経過が思わしくないときは主治医としてもつらいものです。
何とかうまくいってほしいです。
[No.1631] タイトルなし From:和 2005/10/10(mon) 10:06:51 はじめまして、内科病棟に勤務しています。この度はみなさんに良い方法があればご教授していただきたくカキコしました。宜しくお願いします。
酢水での充満は注入後必ず行い清潔を保とうとしているのですがなにぶん液体のためチューブ内に残留していることが難しいように思います。
そこで、酢水も固形化してみてはと言う案が浮かぶのですが酢水の固形化のメリット・デメリットが分かりません。デメリットは詰まることが心配なのですが・・・
(以前こちらのサイト内に研究者?の方が寒天は固形化しても水分は特性上漏れ出しているとあったのでつまりは心配なさそうなのですが)。
酢水はどのようなものでも酢であれば良いのでしょうか。例えば米酢・黒酢・りんご酢など
皆さんは内服薬の注入はどうされていますか?内服薬を溶かし注射器で注入しても液体としてのin10〜20cc程度なので固形化にこだわらなくても良いですか?
仮に液体のまま内服注入する時は固形化栄養を注入後どれ位を目安に注入していますでしょうか?
最後に、PEGブラッシングについてなのですが以前うちでは注入前に必ずブラッシングをしてから注入をしていました。
酢水のロックという概念を知ってから注入後ブラッシングをし酢水でロックしています。
ブラッシングは基本的に3回/日が良いのでしょうか1回/日でも十分な効果はあるのでしょうか?
宜しくお願いします。
[No.1627] 固形化の場合 From:龍 2005/10/09(sun) 22:01:55 バルーン型の胃ろうの場合チューブ内の汚れを防止するために酢水を10倍に希釈して通していますが、固形化の場合はどうすればよいのでしょうか?今は水ゼリー30ccと酢を3cc注射器に吸って注入しているためバルーン内は酢のゼリーで満たされている状態になっているのですが、この方法でいいのでしょうか?また薬は粉にして水ゼリーとまぜて注入しています。これもこの方法でいいのでしょうか?誰か教えてください。
[No.1555] PEG後の、経管栄養注入時の姿勢について From:しゅう 2005/08/24(wed) 19:06:01 当院では、気管切開後(人工鼻使用)のPEG後の方が何名かいらっしゃるのですが、注入中に人工鼻より痰が噴出す方が多い印象です。ベットUP30度にて注入しており、逆流を考えてベットUP角度を増す事を提案しましたが腹部を圧迫するとの事で受け入れられませんでした。
注入中のベット角度についてご意見を聞かせてください。
[No.1555のレス] Re:PEG後の、経管栄養注入時の姿勢について From:斉藤秀行 2005/08/25(thu) 13:37:52 [MAIL] 呼吸器系勤務医の斉藤です。ギャッジアップの角度については正確に答えられないのですが、まず注入中・非注入中で時間ごとにどれだけ痰の吹き上げがあるか統計を取られてはいかがでしょうか。印象だけでは具体的な説得力に乏しいですので。医師・看護師・栄養士が協力して統計を取れば学会誌発表ものですよ。
[No.1555のレス] Re:PEG後の、経管栄養注入時の姿勢について From:介護者 2005/08/26(fri) 22:08:44 在宅にて気管切開とPEGをしている祖母を介護している者です。
少し気になったので質問させて下さい。よろしくお願いします。
祖母も以前、注入中に痰を噴出する事が度々ありました。
その度、人口鼻の交換をしていました。
注入食が逆流しているのではと思い、ギャッジアップの角度を変更し50度〜30度の範囲でいろいろ試してみましたが、痰の噴出は変わらず続きました。
よくよく観察してみると祖母の場合は体内に水分が吸収された事で唾液の分泌が増え、その唾液が気切チューブのカフの隙間から肺へ流入し痰の噴出が起こっていました。
気切チューブを違う種類に交換する事で痰の噴出は消失しました。
そこで質問なのですが、現在ギャッジアップ40度で食事を注入しているのですが30度の方が良いのでしょうか?たまにチューブ周囲より少量の出血があるので腹部圧迫により出血していたのかなと思いまして。
[No.1555のレス] Re:PEG後の、経管栄養注入時の姿勢について From:お母さん 2005/10/08(sat) 17:50:41 [MAIL] 現在、療養病棟で働いている看護婦です。
注入角度に悩んでいます。30度が良いと資料にはあるのですが
もっと起こした方が良いという資料もあります。
高齢者の胃ろう患者さんばかりなので、変形した患者さんも
いらっしゃいます。実際は何度ぐらいが適切なのでしょうか。
教えて頂ければと思います。宜しくお願い致します。
[No.1624] PEG抜去後の管理について From:サチ 2005/10/08(sat) 15:52:42 [MAIL] 初めて利用させていただきます。今までPEG利用していたのですが、経口摂取が可能になり抜去する方向になりました。しかし疑問に思うのことがあります。
1 抜いたあと、穴が開いているのに縫う必要はないのか?
2 胃壁にも穴があるのにそのままでいいのか?
3 抜いたあとは食事はどうすればいいのか?
です。基本的なこととは思いますが、わかりません。よろしくおねがいします。
[No.1623] 一難去ってまた一難 From:大村 万智子 2005/10/08(sat) 10:19:42 [MAIL] 先日相談した者です。魔子先生のアドバイスのお陰でゴロゴロはなくなりホッとしていましたのに、今度は胃ろうから、少し膿と血がついていて、ギョッとし、お湯で洗いガーゼで保護しました。いつも固定しやすいので Yガーゼしてますが良くないのですね?原因は?病院で診ていただいた方がいいのですか?まだトラブルの基本的な解決がわからなくて申し訳ありませんがよろしくお願いします。
[No.1622] 固形化栄養剤調理時の食品衛生 From:さかえ 2005/10/07(fri) 23:35:53 [MAIL] 初めて投稿します。固形化栄養剤をぱぱ寒天で作る場合、80℃のお湯を使用となっていますが、一度お湯を沸騰させなくて良いのでしょうか(食品衛生上)?また、調理後冷蔵保存がきちんとしてあれば、細菌の繁殖等は問題ありませんか?寒天は細菌が繁殖しやすい等はありますか?あと、ドレッシン・/blockquote>
[No.1600] 胃ロウチューブ交換時期(保険適用?) From:紅葉 2005/10/01(sat) 08:46:01 母の胃ロウチューブが交換されました。
バンパータイプをバルーンに変えたのですが、バンパーは4ヶ月経たないと保険適用にならないと書いてあるのを見たことがあります。母は術後4ヶ月を目の前にしての交換でした。
ということは実費になるのでしょうか??
[No.1600のレス] Re:胃ロウチューブ交換時期(保険適用?) From:魔子 2005/10/03(mon) 10:08:35 主治医とご相談された方がいいと思いますよ。
[No.1598] タイトルなし From:つつじ 2005/09/30(fri) 13:47:15 栄養注入中に体位変換やオムツ交換、痰の吸引をしても大丈夫でしょうか。
[No.1598のレス] Re:タイトルなし From:チャピー 2005/10/02(sun) 11:10:53 [MAIL] 栄養注入前にオムツ交換・体位変換しておけば注入中にする必要はないと思うのですが・・・。栄養注入時間は2時間も3時間もかからないのでは?もしそのくらい時間をかけて落とされているのであれば細菌が増殖してくるという問題がおきてくると思います。注入中に体位変換などすることで患者さんによっては嘔吐を誘発することもあるのではないでしょうか?うちの病院では注入中に動かすことはしていません。吸引もできるだけさけています。どうしても・・・痰が多くゴロ音がある場合に限り、栄養をとめて吸引しますが窒息の恐れがない限りはしないようにしています。個人的にはゴロ音が聴かれるということは痰が気道内で動いている=窒息のリスクは低いのではないか?と感じています。逆に粘調な痰に対しては吸入後に吸引して注入しています。
[No.1598のレス] Re:タイトルなし From:魔子 2005/10/03(mon) 09:40:30 内科医の魔子です。
注入中の体位変換は逆流のリスクが高いので、あまりしないほうがいいと思います。ですから、注入前にご本人様が一番苦痛の少ない体位をとるように気をつけてあげてください。
おむつ交換もできたら避けたいですね。パットを多めにはさんでおいて、汚れたのを抜き取るだけにするとか・・・ぐらいなら大丈夫でしょうけど、排便だったときなどは、きれいにしてあげようと思うと・・・・。ウゥ〜ン、むずかしいですね。
痰の吸引は、腹圧がかからない程度、口腔内ぐらいでとめておく方がいいと思います。咳き込んだりするような吸引では、これもまた逆流のリスクが高くなります。
[No.1606] PEG造設後、腹膜炎を発症・・・その後どうすれば? From:ちなつママ 2005/10/02(sun) 18:11:44 [MAIL] ↓のタイトルを忘れていました。
[No.1602] 固形化栄養の注入方法について From:ひささん 2005/10/02(sun) 14:51:21 [HOME]当ホームページのおかげで大変役に立っております。心より感謝いたします。
寒天による固形化栄養の注入方法で試行錯誤の結果、簡単で力入らずの方法ができました。くれぐれも安全面等ご配慮の上お試しください。
http://midoridenki.szero.net/useair.html
[No.1601] 小腸ろう閉鎖後の看護について教えて下さい From:学生 2005/10/01(sat) 17:51:03 閉鎖後の看護のポイントを教えて下さい。
[No.1596] タイトルなし From:ゆき 2005/09/27(tue) 18:35:18 [MAIL] 胃壁固定についてお聞きしたいのですが。当院では造設時、胃壁固定をしていません。漏れや交換時のことを考えると
やはり固定した方がいいのでしょうか?固定することでろう孔がしっかりするのでしょうか?
[No.1596のレス] Re:タイトルなし From:まりこ 2005/09/30(fri) 13:26:24 内科医のまりこと申します。
私が申し上げるのも僭越ですが、PDNのセミナーでは「イントロデューサー法で造設するときは、胃壁固定は必須。プルやプッシュ法なら必要に応じて」と推奨しています。
私の病院ではプル法でやっていて、胃壁固定はしていません。また、15年くらい前までは、プル法という便利な方法がなかったのですが、胃壁固定をせずイントロデューサー法でやってました。今よりはトラブルが多かったかもしれませんが、充分実用に耐えていました。
胃壁固定をすれば、おっしゃるとおり、瘻孔の完成が早まると思いますし、瘻孔完成前の事故(自己)抜去のときでも、腹膜炎を発症しにくく再挿入も可能なことがある、という利点はあります。
が、固定するには腹壁を穿刺するわけですので、それに伴う新たな合併症を発症するリスクがあること