[No.1453] 関西PEG研究会 From:NST過疎地の栄養士 2005/06/06(mon) 01:12:39 NST過疎地の栄養士です。久しぶりの書き込みです。
6月4日に大阪で開催されました関西経皮内視鏡的胃瘻増設術研究会(関西PEG研)に参加してきました。340人もの参加者がいて、会場は大変活気に満ちていました。(小川先生がおいでなのはびっくりしました)
演題でも講演でもPEGの長期管理、在宅管理が取り上げられていました。また教育講演、特別講演には宮澤先生、鷲澤先生がNSTのことを取り上げられていました。現在日本静脈経腸栄養学会などが地域一体型NSTを作ろうとしていますが、関西PEG研に参加して、地域一体型NSTを作るために「PEGを共通認識のはじめの一つにすること」が出来ないだろうかと思いました。栄養を考えるときにPEGが先に来るのはどうかと思いますが、PEGをもつ人は、急性期病院にも、慢性期病院にも、療養型病院にも、特養にも、老健にも、在宅にもおいでだと思います。病院の先生方も診療所の先生方も、訪問看護師さんも、ケアマネさんもPEGの患者さんをみられると思います。当然栄養管理で患者さんのQOLの向上を第一にしなければなりませんが、地域にいる医療・福祉・保健関係者がPEGを共通認識のはじめにおいてもいいのではと思いました。
考えがあまい・・・何を考えてるねん・・・ええんちがうの・・・いろんなお考えの方がおいでだと思います。出来れば皆さんのお考えをお聞かせください。
[No.1453のレス] Re:関西PEG研究会 の正式名称はは関西PEG・栄養研究会になりました From:おかP 2005/06/09(thu) 19:56:34 NST過疎地の栄養士さん、こんばんは。研究会では懇親会でお隣になったのが何かのご縁でしょうか、これからも宜しくお願いしますね。
さて、ご提案されている「PEGを地域一体型NSTの共通認識に」というのは私も賛成!!小川先生の立ち上げられた金沢・在宅NST研究会でも、PEGをキーワードに連携を図り在宅患者さんを支援しようということをテーマにされていたかと思います。特別講演の鷲沢先生もそれをテーマにお話されてましたね。
PEG後の生活全般をサポートするには、医療面だけでは支えきれないと思います。経済力・介護力が十分でないから胃瘻を造れない、あるいはせっかく造ったのに家族の負担が増えるばっかりで喜ばれない、では余りに悲しいと思うのです。造設後、在宅に移行したらどのくらいの費用がかかるのか、夜中のトラブルはどこに連絡したらいのか、福祉サービスが使えなくなった時にはどうやって乗り越えていったらいいのか、そんな不安や不満を抱かずにすむような地域のつながり(人間関係の面からも社会のシステム面からも)が大切ですし、そのためには胃ろうが正しく理解されるような活動も進める必要があるでしょうし、行政による支援体制を確立するためには政治的な活動だって必要になるでしょうし。そのためにはそれぞれの分野のプロが集ってチームを組めば、しょげたご家族にも笑顔が戻るかもしれません。だからこそ地域一体型NST!
仕事柄、取材で医療・介護現場を垣間見る程度の立場なのですが、私がPDNでできることはなんなのか、いつも悶々と悩みながら仕事をしています。言うは易く行なうは難し、でもとにかく自分からつぶれてはいけないと言い聞かせつつ。
なんだか日記のような書き込みでお恥ずかしいかぎりです。
お粗末さまでした。
[No.1453のレス] Re:関西PEG研究会 From:NST過疎地の栄養士 2005/06/14(tue) 00:01:51 おかPさんこんばんわ。
PEGを地域一体型NSTの共通認識にすることで、今後の超高齢化社会で患者様が施設から在宅に移行するのをスムーズに行うことが出来ると思います。
しかし、おかPさんご指摘のように費用の問題やサポートの問題は大きいと思います。おかPさんはご存知ですが、自分はNST専門療養士とケアマネ(ケアマネの仕事はしてませんが・・・)の資格を持っています。NST専門療養士としては長期に安全に栄養補給が出来るルートが必要だと思いますし、ケアマネとしては患者さんが望む生活を実現するためのマネジメントをしなければならないと思います。そこで自宅で長く生活をしようとすれば栄養状態の維持、栄養管理の充実が必要になると思います。そこでPEGが出てきます。ケアに関わる関係者がPEGと栄養管理に関する正確な知識と技術を持つことで患者さんの在宅への移行、高いQOLを維持できるものと思います。在宅で満足度の高い生活が達成できたときにはきっと患者さんやご家族には笑顔が出てくると思います。
そのためにもおかPさんやPDNのお仕事は大切なもののなります。自分もめちゃくちゃ微力ですががんばります。
おかPさんもがんばってください。
PEG関わる皆さんもがんばってください。
[No.1453のレス] Re:がんばるですよ〜 From:おかP 2005/06/14(tue) 01:34:09 わ!NST過疎地の栄養士さんですね。こんばんは!ヘンな日本語を使う、変換ミスが特技のおかPです。
NST過疎地の名を返上するために、日夜作戦を練っておられるのことでしょう。あ、「の」が余計・・・。
さて、『ケアに関わる関係者がPEGと栄養管理に関する正確な知識と技術を持つことで患者さんの在宅への移行、高いQOLを維持できるものと思います。』とのご意見ごもっともと思います。その実現のためのお手伝いができればとPDNセミナーも企画されました。
素人ばかりのPDNスタッフですが、このような書き込みをいただくととても嬉しいです。同じような悩みを抱えながら共通の目的に向かって一緒にがんばる同志がいるというのは本当に心強いものです。
あれもこれもやりつつ、いろいろな企画をかんがえています。基本的に楽しい事が好きです。具体的になったらHPで公表しますので、皆さんもPDNへのご要望などお知らせくださいませ。
仲間がいるって、ほんとにうれしいなぁ〜。今日は久々にいい気持ちで眠れそうです。ありがとうございました。
これからもどうぞよろしく。そしてHEQでまたお会いできますように!!
[No.1464] 胃婁増設の入院期間 From:たんたん 2005/06/10(fri) 20:30:50 [MAIL] はじめまして 私は養護学校で勤務している者です。
脳性まひの生徒が経鼻栄養をしています。チューブ交換は本人の苦痛が強く母親も交換にはいつも四苦八苦しています。
チューブ交換だけでかなりのエネルギーを消費しているようです。
胃婁も考えてはいるのですが、田舎に住んでいること、仕事が忙しいことや本人が入院することでの入院からくる精神的不安を考えると一週間位の入院でもきついかなと感じます。
内視鏡下で行うのと、外科的に行うのもどの位の期間を要するのか参考までに教えてください。
[No.1464のレス] Re:胃婁増設の入院期間 From:太朗 2005/06/13(mon) 20:35:20 [HOME]たんたんさん こんばんは 開業医の太朗といいます.
内科医なので外科的造設については明るくありませんが,内視鏡の方法でも術後は数日〜1週間程度の入院はお勧めしています.ただ現状がチューブ挿入で四苦八苦しているのならば,入院の苦痛や不安を差し引いても一考の余地は充分あるように思いますよ.
[No.1462] 教えてください From:しずか 2005/06/09(thu) 18:11:00 peg漏れに対して寒天栄養も こよりティシュも試しましたが、思うような成果がなく、一度pegを抜去しロウコウが小さくなった所に挿入しようということになり行っていますが、なかなか小さくならず 現在ももれている状況です。閉じてしまうといけないから、一番細いカテーテルを留置しているんですけど、それがいけないんでしょうか?
[No.1462のレス] Re:教えてください From:太朗 2005/06/13(mon) 20:30:18 [HOME]しずかさん こんにちは 開業医の太朗といいます.
しずかさんが言われるとおり,閉鎖しない瘻孔で難渋するときはしばしばあります.その際細いチューブの留置を行うと,やはりその周囲からの漏れは継続しますので,理想的とは言えないかも知れません.ボクは閉鎖しない瘻孔に対しては巻きガーゼを瘻孔のやや横から圧迫するように当てて,瘻孔をつぶすような形で設置することにより漏れを防いで閉鎖ないし狭小化を促します.そこで狭くなった瘻孔に会わせてPEGチューブを・・・と言ってもなかなかそうはタイミング良く行くときばかりではありません.ただチューブ挿入が出来なくなった瘻孔でも,ワイヤー程度は通ることがほとんどなので,通したワイヤーを内視鏡で把持し経口的にチューブの再留置を行っています.私見ですが,チューブの経に瘻孔が合ったところで再留置を行うより,この方法の方が漏れの再発が少ないように思います.
[No.1465] 蟹江先生へ From:のん 2005/06/10(fri) 22:26:29 [MAIL] 固形化をしている病院に見学に行き導入を検討している病棟看護師です。REFP1と寒天とのメリット、デメリットを
勉強中なのですが、コストの面と注入時から座位によるズレを防止できるという2点では寒天のほうが患者様にはいいのかと思ったりしていますが、それ以外にREFと比較した寒天のメリットを教えてもらえませんか?栄養課の体制上協力が難しく、しかし固形化導入にしても何がいいのか、なぜいいのか話し合えたらと思っているのです。
[No.1465のレス] Re:蟹江先生へ From:太朗 2005/06/13(mon) 20:16:31 [HOME]のんさん こんばんは 遅れて出ました蟹江です.
同じゲル化といっても寒天ありのREFP1ありので難しいですよね.その違いをあげてみますね.
【 私見 寒天によるゲル化の利点 】
・安価
・注入する時点ですでにゲル化している
・栄養剤を選ばない
・寒天の効能により便通が改善する例がある
【 私見 REFP1によるゲル化の利点 】
・調理が不要である→栄養科の協力を必要としない
・経鼻胃管や細径胃瘻チューブでも使用が可能
[No.1466] 大失敗しました!教えてください。 From:おおたっち 2005/06/11(sat) 00:01:50 昨日大失敗をしてしまいました。今後どうしたらよいか方法を教えていただきたいと思います。いつも薬を溶かすのに湯冷ましを使用しているのですが、昨日は熱湯をくんですぐだったらしく、またそれに気づかずシリンジで20ccを2本入れてしまったようです。二本目の時にやっとチューブが熱いのに気づき引き戻したらしいのですが、胃の中はいったいどうなっているのでしょうか?今のところ特に下痢とかはありませんでしたが・・・。親の不注意で大変なことをしてしまいました。腹痛は訴えてません。本人もよくわからなかったようです。
よろしくお願いします。
[No.1466のレス] Re:大失敗しました!教えてください。 From:平成の一休さん 2005/06/12(sun) 12:59:25 [MAIL] [HOME]
”おおたっちさまへ”失敗してしまったものはどうしようもないことだと念います。患者さんの情報も判らないし、このようなトラブルのご相談の場合、皆さんHP上ではお答えしずらいのではないでしょうか。
現在在宅でしょうか。痛いとか苦しいと何か意思表示が出来る患者様でしょうか。気がかりです。ご心配であれば至急かかりつけの先生に診てもらうのをお勧めします。
大事にならなければいいのですが。
合掌三拝/平成の一休さんでした。
[No.1463] 経管栄養を2回に From:nn 2005/06/10(fri) 10:43:07 [MAIL] はじめまして。療養型病棟の看護師です。今高齢者の経管栄養についての取り組みをしたいと思っています。逆流性食道炎?嘔吐に困っています。そこで経管栄養を固形にする取り組みをしてペクチンの注入等も行っています。ですが・・・今病棟のスタッフのなかで経管栄養を3回/日から2回/日にというこえがあがっています。胃の休まる時間が増えるのではないか=嘔吐が減るのでは?との考えるのですが?もしかしたら1回量が増えるだけで負担がかかるのでは?とも思いますが?どうでしょうか?また寝たきりの高齢者の一日必要量(水分・栄養)の計算方法も教えてください?
[No.1463のレス] Re:経管栄養を2回に From:金太郎 2005/06/10(fri) 11:39:28 [MAIL] はじめまして、REF-P1の開発を担当した金太郎と申します。nn様のご質問にお答えいたします。
★まず、現在の患者様の嘔吐(GER?)の原因を確認するする事が大切です。原因としては以下のような要因が考えられます。
@一回に投与する経腸栄養食品の投与速度が速すぎる場合。(400kcal/30分程度以上の速度)
A一回に投与する経腸栄養食品の量が多すぎる場合。
(500kcal/回以上の量)
B患者様の腸管の状態が不良な場合。
(便秘・イレウス等)
★従来は以上のような原因で嘔吐等が発症する場合、投与する経腸栄養食品の投与量を減らしたり、投与速度を遅くして対応してきました。
しかしながら、このような対応ですと患者様が必要な熱量摂取できなかったり、経腸栄養食品の投与時間が長時間になり、栄養補給の為の拘束時間が長くなり、ひいては褥瘡の発症原因になる可能性もありました。
そこで、現在nn様もご検討頂いているようですが、ペクチン液(REF-P1)をご利用頂く場合、以下の点に注意してご利用頂ければ幸いです。
★REF-P1利用時の注意点
@嘔吐がある患者様の場合、REF-P1は最初にシリンジで90g注入した後、直ちに経腸栄養食品(300〜400kcal)を短時間(30〜60分以内)に注入完了して下さい。A経腸栄養食品を全量投与完了する前に患者様が嘔吐する場合は、一時的に経腸栄養食品の投与量を減らして下さい。
BREF-P1は経腸栄養食品中の遊離カルシウムと反応してゲル化しますので、水分補給用の清水は経腸栄養食品投与完了後30分間以上間隔をあけて水分単体で投与して下さい。その際、薬剤の投与を同時に行っても問題ありません。
※REF-P1使用時は、経腸栄養食品に水分補給目的の清水を加水しないで下さい。
★患者様の胃が休まれているかどうかの確認方法について。
@患者様に経腸栄養食品を投与する際、前回投与した経腸栄養食品が胃の内部に残っていないことを確認するには、投与チューブの先端にシリンジを接続し、通常とは逆に胃の内容物を吸引し、その吸引物に経腸栄養食品が存在しない事を確認すれば、経腸栄養食品投与時に前回の経腸栄養食品が残っており、連続投与になり患者様の胃が休まれない状況にあるかどうかが確認できます。
※基本的に経腸栄養食品の胃から腸への移行速度は1時間に200kcal程度です。
★患者様への経腸栄養食品の投与回数を3回から2回に減らす検討について。
@基本的にあまりお勧めしません。
患者様の経腸栄養食品の必要量(後述)は基本的に変わりません。従って、投与回数を減じると、必然的に一回の経腸栄養食品の投与量が増加してしまいます。すると、嘔吐の可能性は更に増加する可能性が高まります。
※但し、一回の経腸栄養食品の投与量を変えないで(全体の熱量は低下します)投与回数だけ減じる方法は効果が認められる可能性はあります。
★結論
現在、嘔吐を繰り返している患者様の場合、絶対的な経腸栄養食品の必要量は御座いますが、まずは嘔吐を止める事が大切であると思います。そこで、一時的に経腸栄養食品の投与量を減じて(例:1回400kcal⇒300kcal)、患者様のご様子を観察し、その条件で嘔吐が止まったら、その後患者様のご様子を見ながら徐々に経腸栄養食品の投与量を増やす方法(「ならし」と良く呼ばれております)をお勧めします。
★寝たきりの高齢者の一日必要水分量と熱量他は以下の「日本流動食協会のホームページ(http://www.ryudoshoku.org/index.htm)で紹介されておりますので、ご参照下さい。
@必要水分量
流動食の水分量を表示内容やパンフレットから確認していただき1日に必要な水分量に照らし合わせて水分補給量を決めてください。一般的な1kcal/mlの濃厚流動食の水分量は約80%となっています。
また、必要な水分量は30ml/kg/dayですので、体重40kgの人では1200mlが必要です。一般的な濃厚流動食を1000kcal投与とすると800mlが水分ですので、さらに400mlの水分補給が必要となります。
A必要熱量の計算式
http://www.ryudoshoku.org/link1.htm
[No.1463のレス] Re:経管栄養を2回に From:nn 2005/06/10(fri) 13:03:17 [MAIL] 早速のお返事ありがとうございます。2回にするのはもう少し考え直すよう話してみようかとおもいます。まさかペクチンの開発者から返事があると思わなかったのでびっくりしています。ついでといってはなんですが質問をもう一つ。水分補給についてです。現在ペクチンを使用する人には経管栄養と混ぜないようにと、時間をずらしてお茶を200ml*2で注入しています。まあ人に合わせて量やスピードは調整しているつもりですが?そこでペクチンを使用することによって胃の中でゼリー状になった経管栄養のうえにさらさらのお茶が乗ることでなお逆流しやすくなったり、ゼリーになったことで消化が遅れたりすることってないんでしょうか?教えてください。
[No.1463のレス] Re:経管栄養を2回に From:金太郎 2005/06/10(fri) 14:57:03 [MAIL] ご質問にお答えします。
★ペクチン液利用時の水分補給方法について。
@ペクチン液利用直後の水分補給は避けて下さい。
ペクチン液使用後の胃の内部は、ペクチンの比重の関係で(ペクチンは経腸栄養食品より軽いです)上部に硬いゲル(胃の噴門側に蓋をしたようにゲル化)、下部に柔らかいゲル(幽門側は柔らかいゲル)を構成しております。この状態で水分補給用のお茶が注入されますと、胃の上部の硬いゲルの上に、お茶が乗っかる形になると思われます。従って、胃の内部にゲル化した経腸栄養食品が存在する状況での水分補給(お茶の注入)は避けられた方が宜しいかと思われます。
※一旦、胃の中でゲル化した経腸栄養食品が、あとから注入されたお茶等でゲルが溶けるような事はございません。
Aペクチン液利用時の安全な水分補給方法について。
・胃の中の経腸栄養食品は1時間に約200kcal腸に移行(放射性同位元素の添加法で測定済み)します。従って、投与する経腸栄養食品の量が400kcalだった場合は、完全に経腸栄養食品が胃から排出される、投与後2時間間隔を開ければ安全に水分補給(お茶の注入)が可能になります。
※ペクチン液でゲル化した経腸栄養食品の胃からの排出速度は、液状の経腸栄養食品の排出速度と比較すると遅くなりますが(この機能により、ダンピング症候群や糖尿病患者の急激な血糖値の上昇現象の予防効果が認められております)、実際には急激な腸管への移行が無いだけで、トータル2時間あれば400kcalは小腸に移行しますので、消化が遅れるという心配はありません。
・間隔を2時間、開けられない場合はお手数でも、前述の胃内容物の確認方法(シリンジで胃の内容物を吸引する)で胃の中に経腸栄養食品が残っていない事を確認されれば安心と思います。
・間隔を2時間開けられず、又胃の内容物の確認も難しい場合は、患者様の体位をジャッキアップして、挙上状態で嘔吐が発症しない事を確認しながらお茶を投与する方法があるかと思われます。
★結論
@一度ペクチン液でゲル化した経腸栄養食品の上に、さらさらなお茶が乗ることにより、余計逆流しやすくなる可能性はあります。従って、水分の補給は胃の内容物が完全に排出された事を確認した上で、実施される事をお勧めします。
Aゼリー化する事での消化の遅れはございません。
※尚、ペクチン液の詳しい資料に関しては、メーカー担当者にお問い合わせ下さい。
[No.1463のレス] Re:経管栄養を2回に From:nn 2005/06/10(fri) 16:46:51 [MAIL] 金太郎さんありがとう。ございました。参考になりました。もう一度考えてみたいと思います。
[No.1458] PEGからの浸出液 From:ピンクのブタ 2005/06/07(tue) 15:16:16 [MAIL] はじめまして、私は長期療養型の病棟に勤める看護師です。今、90歳の患者さんの事で悩んでいます。それは、以前からPEGを挿入していたのですが、入れ替え時が来て先日PEGの入れ替えを行いました。ところが、以前から陥没気味のPEGだったのですが、入れ替えをした途端PEGの刺入部から栄養剤や無色透明の浸出液が漏れ出してきて、皮膚びらんを起こしていす。初めは陥没している部分にペーストをしてディオアクティブを貼っていましたが、1時間も経たずに剥がれてしまいます。次に生食で洗浄して皮膚にはワセリンを塗布してラップを貼りましると、びらん部分は軽減したものの皮膚の発赤がひどくなりました。今は栄養剤にトロミをつけて注入していますが、栄養剤の漏れはないのですが、無色透明の浸出液は少しずつ出ている状態です。仰臥位では浸出液もないのですが、体位変換や座位をとると漏れ出してきます。どうしたらよいのでしょうか?
医者は高齢でもあるし、皮膚自体が脆い為ドレーンの入れ替えは消極的で処置にも参加しません。良い方法がありましたらご指導ください。
[No.1458のレス] Re:PEGからの浸出液 From:魔子 2005/06/07(tue) 21:21:15 PEGはどのようなタイプをお使いでしょうか?
入れ替えによってタイプやサイズは変わったのでしょうか?
今でも陥没(?)しているのですか?陥没と言うのは引き込まれているという意味でしょうか?
ペーストをしてディオアクティブとありますが、ペーストは何をお使いですか?
無色透明の浸出液というのが一体どこから来るのかが、もう少し情報をいただければ類推できると思うのですが・・・・。
[No.1458のレス] Re:PEGからの浸出液 From:ピンクのブタ 2005/06/07(tue) 21:41:31 [MAIL] お返事ありがとうございます。早速ですが、PEGはポンスキーN.B.Rカテーテルを使用しています。入れ替えによってサイズの変更はしていません。PEGの造設により挿入部分の皮膚が陥没しておりチューブストッパーが皮膚の表面から3cmほど浮き上がった状態になっています。ペーストはストマに使用する棒方のペーストです。無色透明の浸出液(胃液?)はチューブのわきから出ています。
[No.1458のレス] Re:PEGからの浸出液 From:魔子 2005/06/08(wed) 17:50:23 皮膚が陥没と言うのが、今一つイメージがわかないのですが、挿入部は大なり小なりへこんでいるものですが・・・・。少なくとも飛び出ていることはありませんし、全く平坦と言うことはごくまれですよ。お年寄りで皮膚に余裕がある場合はなおさら、なおさら陥没しているように見えるのではないでしょうか。
ポンスキーN.B.Rカテーテルと言うことは、チューブタイプですよね。ストッパーは自由に動かせると思いますので、1〜2cmの余裕を持たせるぐらいがいいと思います。
無色透明の浸出液とのことですが、注入したものがもれているわけではなさそうですし、胃液にしても普通は胆汁の逆流があったり粘液状だったりするので、無色透明ということはないと思います。「ストマに使用する棒方のペースト(?)」そのものと言うことは考えられませんか?
「びらん部分は軽減したものの皮膚の発赤がひどくなりました」とありますが、カンジダではありませんか?もしくは接触性皮膚炎?培養でカンジダが出るようなら、抗真菌剤の塗布でしょうか。どちらにしても、ワセリン・ラップと言うような蒸れる環境はよくないと思うので、水道水・石鹸できれいに洗い、こよりを試してみてはいかがですか?
[No.1458のレス] Re:PEGからの浸出液 From:ピンクのブタ 2005/06/08(wed) 21:10:29 [MAIL] こよりは以前から他の患者さんには使用しています。ですが、問題の患者さんはPEG刺入部より直径10cmの範囲で発赤して、びらんもあります。栄養剤が浸出してこないのはトロミをつけているからだと思います。トロミをつける前は注入した量の殆ど全部出ている程でした。それに、以前はこよりをしていましたが、すぐに漏れ出た液でびっしょり濡れてしまい、頻回に交換していました。しかし、発赤とびらんがひどくなる一方でした。
[No.1458のレス] Re:PEGからの浸出液 From:魔子 2005/06/09(thu) 09:24:47 そんなに浸出液が多いのであれば、オムツで吸収というのはいかがですか? でも漏れてくるものの対処の仕方は何を使っても、まめに洗浄してきれいにしておくと言うことだと思いますが・・・・。
「医者は高齢でもあるし、皮膚自体が脆い為ドレーンの入れ替えは消極的で処置にも参加しません。」とのことですが、どんな医療行為も、医師の指示が必要ですよ。それは療養型であろうと急性期型であろうと同じです。たとえ些細な処置一つとっても、医師の指示のもと行われた医療行為であるべきであるということを忘れていませんか? 在宅で患者さん本人がまたは家族が自己責任で様々な方法を試してみるのとは違うのですよ。
入院中の医療従事者の行為は医療行為である以上、医師が全ての責任を持ってしないといけない事です。
[No.1458のレス] (^-^)Re:PEGからの浸出液(^-^) From:平成の一休さん 2005/06/09(thu) 16:11:01 [MAIL] [HOME]
”魔子先生”お疲れさまです【孤軍奮闘】いやはや、もう先生の熱意に感動されっぱなしです。医者としての使命感溢れるコメントに背筋がビーンと伸びる念いで多いに勇気付けらます。ありがとうございます。
さて・・。
”ピンクさまへ”「ティッシュこよりver6.0」・・の激漏れ用を考案して現在使用中ですが一度お試しになって見ませんか?。ティッシュこよりに「チョット改良を加えたもの」で、うまくフィットするか否かはチャレンジされて見ないと判らないのですが・・。無責任ですみません、ショボ^。
ご案内・・。
すでに激漏れ用ティッシュこより・・は、実物を見本としてかなりの件数全国へ発送しております。効果の程はさまざまですが、その実物を手掛かりにその患者さんに見合ったこよりを発案されてチャレンジされているようです。
住所・氏名(医療機関名も含め)等々をこのメールでご連絡頂ければ対処させて頂きます。
平成の一休さん・・をクリックして頂ければ送信出来ます。
魔子先生のコメントにありましたように漏れの対処方法は何と言っても「まめ・まめ・まめ」さが求められます。まめに洗って洗浄し乾燥さてを繰り返することで「発赤・びらん」の改善につながると念いますが試されたら如何でしょうか。
合掌三拝/平成の一休さんでした。
[No.1458のレス] Re:PEGからの浸出液 From:ピンクのブタ 2005/06/10(fri) 07:46:42 [MAIL] 摩子先生、何度もレスを有難うございます。患者さんは少しずつですが漏れが減って来ているようです。私たちスタッフ全員(Drも含め)自分達のわかる範囲で、何とか患者さんの負担を減らそうと努力し、色々試していました。Drも私達が提案するのを理解した上で処置のOKを出していたと思います。有難うございました。
[No.1459] 腸ろうの再手術を迷ってます From:ザウルス 2005/06/07(tue) 16:23:05 80才の祖父が昨年暮れに頭の血管が切れて倒れました。半身麻痺になってしまいましたが、二週間くらいで目覚め、リハビリのかいあって、意思の疎通が出来るようになり、言葉も出るようになりました。三ヶ月で病院を移動するように言われ、何も分からないので主治医の先生にご相談すると、リハビリに力を入れているという病院を、紹介されました。大学病院からも先生が来ているので、移ってから胃ろうの手術をするように言われました。でも実際には、リハビリの先生の人手不足という理由で寝たきりにさせられていたようです。胃カメラも入らないほど、胃がペチャンコになっていたので、胃ろうは断念し、腸ろうをしてもらいました。しかし栄養を入れるととても苦しそうで、よく吐いていました。また入れた後に詰まらないように入れる液体を、力まかせに押し込んで、見ていられないほど痛そうでした。私は素人なので黙って見ているしかありませんでしたが、こんなに腸ろうの生活はつらいものなのでしょうか。一ヶ月くらい腸ろうに苦しんだあげく、あるとき詰まって病院側が慌てていじっていたら壊れたらしく、点滴をしたまま、次の病院に移りました。でも点滴のままだと、長くは生きられないというお話なので、腸ろうの手術が出来る病院を探してまた移動するか、このまま安らかにそっとしておくか迷っています。意識があるだけに、穏やかに過ごせる可能性がたとえ二、三年でもあるのなら、もう一度腸ろうの手術を受けさせてあげたいのですが、またこの前のように苦しむようならと、決断に迷っています。何せ勉強不足で腸ろうがどんなものかも分かっていないので、自分が情けなく、やっとこのホームページにたどり着いた次第です。医療関係の皆様、そして体験された方々や、ご家族の皆様、どうかどうかアドバイスをよろしくお願い申し上げます。
[No.1459のレス] (^-^)Re:腸ろうの再手術を迷ってます(^-^) From:平成の一休さん 2005/06/07(tue) 18:40:17 [MAIL] [HOME]
”ザウルスさま”始めまして、平成の一休さんと申します。文面を拝見していてお気の毒でお気の毒で可哀想過ぎます。
私しも「バンパー型ボタン式」の腸ろうを造設して10年経過しておりますが快適に生活しておりますし、社会復帰も果たしバリバリと娑婆でボランティアで活動いたしております。
私はPEGキットの歴史と共に過してきたと言っても過言ではありません。人間が考え作った人工的なツールですからトラブルが発生することはホリエモンさんではないですが「想定の範囲内」です。
人間はただでさえ生きているだけでリスクが伴います。ましてや病に倒れれば尚更リスクは増大します。
さて、お尋ねの件ですが、整理しますと以下の通りですね。
@栄養を入れるととても苦しそうで、よく吐いていました。
A詰まらないように入れる液体を、力まかせに押し込んで、
見ていられないほど痛そうでした。
B一ヶ月くらい腸ろうに苦しんだあげく、あるとき詰まって病院側が慌てていじっていたら壊れたらしく、点滴をしたまま、次の病院に移りました。
と、詳細に病態を観察されており、およそでありますが祖父の方の苦しみの内容が推測が出来るのできます。
同じ腸ろうを造設している患者としてこのような苦しみを味わっておらっしゃる姿を黙視できません。
ところで、PEG造設するには一定の条件を満たしていないとなかなか効能書き通りにはいかない面をありますがご存知だったでしょうか。
コメントを拝見している限りでは祖父の方の全身状態が悪いのではないのでしょうか。つまり胃・腸・大腸等々の働きが正常に機能していないのではとの懸念を持ちました。胃がペチャンコであれば腸だって機能していない可能性があるのではないかと念います。勿論、他の推論も立ちます。
その辺の懸念材料を再度主治医にご相談されて見たら如何でしょうか。当事者でないのでやや抽象的になりましたが、力不足でごめんなさい。
ただ「医療者の方」も「患者家族の方」も現状これしかないと言うことで選択されたと言う経緯もあろうかと念いますので、誰が加害者で誰が被害者と言うような環境にならいことを祈っております。医療関係者の皆様も知識や経験度には当然差がありますので責め合うのだけは辞めましょうね。誰しもが良かれと判断して行なっているのですから感情論にならないことを強く希望します。
また、次のコメンテータの方が違った角度の視点からコメントもあることを期待して朗報があることを期待して待ちましょうね。
ザウルスさまの心優しい心根が唯一の救いです。お疲れ様。
お大事になさって下さい。全国の皆様が見ています。貴方様の頑張りに多くのご賛同を得られると念います。
次の方に(・o・;)「/」(・o・)」バトンタッチ!します。
合掌三拝/平成の一休さんでした。
[No.1459のレス] Re:腸ろうの再手術を迷ってます From:魔子 2005/06/07(tue) 21:26:49 おじい様は、お口からはどの程度食べれるのでしょうか? もし食べれないのなら、最初の病院では、栄養はどのような手段で投与されていたのでしょうか?
腸瘻から栄養を注入していたとき、便の状態はどんな感じでしたか?
脳出血で半身麻痺とのことですが、他に何か病気はありますか?
もう少し情報をください。その方が適切なアドバイスができると思います。
[No.1459のレス] Re:腸ろうの再手術を迷ってます From:ザウルス 2005/06/08(wed) 10:51:53 お返事ありがとうございます。現在、祖父は口からは何も食べられません。前の病院でも、もう水一滴も無理ですと言われました。最初救急車で運ばれた病院では、鼻から栄養を入れていただいていました。今は腸ろうで胃を刺激したため、胃や食道にも潰瘍が出来ているので、薬でそれを治している状態です。母も主治医の先生がとてもよく説明してくださり、ベストをつくして下さっているので、信頼してよく相談しながらやっていこうと、前向きな気持ちになってくれています。
[No.1459のレス] Re:腸ろうの再手術を迷ってます From:魔子 2005/06/08(wed) 17:55:11 ザウルスさんにとっておじい様はただ一人であるように、PEGのトラブルで全く同じ状況の方と言うのはいないと思います。あくまでよく似た方と言うことになります。
ですから、目の前にいるおじい様の問題の解決は、実際に診ている主治医の先生と、又実際に介護に携わっているご家族や医療スタッフと、いっぱい話し合って、理解しあってから、解決する事が一番いい方法だと思います。がんばってください。そしていい方向に向かっていくことを願っています。
[No.1459のレス] (^-^)Re:腸ろうの再手術を迷ってます(^-^) From:平成の一休さん 2005/06/08(wed) 19:29:45 [MAIL] [HOME]
”魔子先生”お忙しい中、心のこもったアドバイスを頂き有難う御座いました。先生のお言葉にこれでザウルスさまも精神的に安定されることと念います。お疲れさまでした(^-^)vv。
”ザウルスさま”も主治医の先生がとてもよく説明してくださり、ベストをつくして下さっているので、信頼してよく相談しながらやっていこうと、前向きな気持ちになってくれています・・とのご報告を頂き安堵しております。
ザウルスさまのコメントにありますように患者家族の皆さんが前向きになられると主治医も医療スタッフも介護関係者の皆様も一段と明るい雰囲気で協力的になられことは確かです。
今後の推移を見守っております。お大事になさって下さい。
合掌三拝/平成の一休さんでした。
[No.1460] ぜひ、金太郎さんへ From:KAOちん 2005/06/08(wed) 06:03:52 以前投稿して、いくつかの疑問を解消させて頂きましたが、加えて質問があります。
前回の回答レスで、水はエネルギーを持たないので、腸管への移行がスムーズとの事でしたが、れREFーP1の素養方法のなかで、水分補給はREF−P1注入前後30分と書いてありました。胃内停滞時間がほとんどない水は腸管へ移動する時間が速いと解釈しましたが、注入前でも30分経過してから、栄養剤(REFーP1)を注入しなければいけないのでしょうか?
[No.1460のレス] Re:ぜひ、金太郎さんへ From:金太郎 2005/06/08(wed) 09:48:13 [MAIL] REF-P1の開発を担当した金太郎です。ご質問有難う御座います。「KAOちん」様のご質問にお答えいたします。
ご質問:注入前でも30分経過してから、栄養剤(REFーP1)を注入しなければいけないのでしょうか?
回答:結論を先に申し上げれば、水分の注入後30分間隔を開けてからREF-P1の投与は行って下さい。
その理由は、REF-P1は流動食中に含まれる遊離カルシウムとREF-P1のペクチンが反応して胃の中でゲル化します。その際、大事な事は流動食中の遊離カルシウムの濃度です。この濃度が薄いとREF-P1の反応性が低下(ゲル強度が低下)して、胃の中で流動食が目的の粘度(300〜500cp)まで上昇しなくなる可能性があります。そこで、水分補給は基本的には流動食投与後30分間(内容物がしっかりゲル化した後)間隔をあけて行う事をお勧めしております。
「KAOちん」様のおっしゃるとうり、水分はエネルギーが無いので基本的には投与後速やかに胃から排出されます。しかし、その投与量が多かったり(200ml以上)、胃の活動が不活発で胃からの水分の排出速度が遅い場合もありますので、安全を考えてREF-P1の投与前に水分補給を実施される場合は30分間間隔を開ける方法をお勧めしています。
★結論:REF-P1は流動食中の遊離カルシウムと反応してゲルがします。流動食中の遊離カルシウムの濃度を下げない為に、水分補給は基本的には流動食の投与終了後をお勧めしています。(流動食の投与後ですと、チューブのフラッシングも兼ねられます)。どうしても、流動食の投与前に水分補給を行う場合は、胃の中の水分が確実に胃から排出された後(30分間隔を開ける)にREF-P1をご使用下さい。
※30分間隔をあけて下さい、というのはあくまでも流動食中の遊離カルシウム濃度を下げない為の安全を考えた時間設定です。
★追伸:尚、上記の理由から、市販の流動食の中にはREF-P1と全く反応しなかったり(遊離カルシウムが必要量存在していない:例:エンシュアリキッド)、反応しても粘度があまり上昇しない製品があります。
当社が販売している流動食は全てREF-P1の利用が前提で開発(必要充分量の遊離カルシウムが配合されております)されておりますので、安心してご使用頂けます。
他社様の製品に関しては、事前にREF-P1と混合してゲル強度の具合を確認した上で、ご利用になる事をお勧めします。
尚、当社は他社様の流動食でのREF-P1の効果に関してはデータ(治験)が御座いませんので、他社製品でのREF-P1の効果に関するお問い合わせに関してはお答えできません。
[No.1451] 何のための胃ろう? From:七海 2005/06/05(sun) 13:12:11 いくつか、レスをつけさせていただきました、療養病棟医をしている七海です。自己抜去の話を聞くたびに「そんな患者を胃ろうにするからだ」と思わなくもないのですが、(以前もアメリカでの論文を元にして議論があったようですが)みなさん、どう思われているのですか?
個人的には、(小児は別ですが)脳血管疾患か消化器疾患である日突然(に近い状態で)ごはんが食べられなくなった人と、家族が在宅で面倒みたいとおっしゃられたケース以外、あんまり「胃ろうにして良かった」って(もちろん鼻管は痛いから、それよりはましかもしれませんが)思うケースってないんですが。誤嚥の発熱には空腸までカテを入れれば別でしょうが、胃ろうの効果は(唾液の細菌の問題含め)疑問です。固形化とかで頑張られているのは解りますが。それに、何よりも「胃ろうにしたばかりに抑制が必要になる」ってのはどうかと。
経鼻なら「抜かれたらまた明日」で済むし、栄養も水も考えようによっては、1日1回でいいのかもしれないんです。
在宅や、看護師のいない施設で栄養の投与法として「これしかないのよ」というのは良く解りますが、看護師のいる施設なら、もう少し経鼻は見直していいのかもしれないと最近思います。それに「段階的に」食べられなくなった人(多分自己抜去をする人の中には結構いるのでは)は、胃ろうにしても予後はあまりよくないイメージもあります。作ったばっかりに(嫌ないいかただけど)死ねなくなったって例もあるし。
IVHと同じで、考える時期に来ていると思うのですがどうでしょうか。
[No.1451のレス] Re:何のための胃ろう? From:凛々子 2005/06/05(sun) 20:35:51 介護の為にナースのお仕事を無期休暇中の者です。七海先生のおっしゃる現実、仕事中は同じようなことを疑問に思っていました。我が家の家族も食べられないようになったのでそのまま在宅で過ごすか、胃婁を造って短いかもしれない予後を過ごすか・・・他に担当ドクターより七海先生と同様なことも説明を受けました。予後もよくないこと生存率など承知で造りました。七海先生のように現実をお話してくださるドクターはすばらしいと思います。そんな現実を踏まえて選択するかしないかは家族の判断、考え方で変わるのではないでしょうか。考える時期というより、家族には少々キツイ話ですが七海先生のように現実を伝えたうえで、選択を考える有意義な時間を医療関係者がつくってあげるべきなのではと思います。我が家がお世話になった医療機関は、その点ではすばらしいチームを築いていただき、我が家にしては良い決断ができたと思います。予想に反して結果一年半以上も充実した在宅介護を続けておりますが、我が家の場合胃婁にして良かったと思います。なにも胃婁にしたから抑制が必要というわけではないと思います・・・多いのが現実ですが、胃婁だけに限らず認知症がある患者さんなどは入院時等、ミトンなどで抑制が必要なのも安全面を考慮してのこと。七海先生のお考え、パンチほどの衝撃を受けた介護者の方いらっしゃるのでは・・・。
[No.1451のレス] Re:何のための胃ろう? From:ちーちゃん 2005/06/05(sun) 23:19:47 こんばんは。療養型病棟のNs.をしています。以前は産婦人科病棟勤務で、命の誕生ばかり見てきていたので、180度違う世界に大変な衝撃をうけました。
脳血管障害後遺症で、PEG造設しているPtの多い事。80,90歳代の方がほとんどです。この方たちが日本の平均寿命を年々のばしているのでは?と思ってしまいます。
脳血管障害を起こして、急性期の病院に運ばれ、とにかく救命され、PEG入れられて、急性期過ぎたら、在宅は無理と家族が言われて、うちのような病院に送られてきます。そして、家には帰れないまま、何年も病院を転々とされるんですよね。何のための救命なんだろう?何のための胃瘻なんだろう(IVHや経鼻も含めて)?と思います。
私も七海先生に同感です。
人工心肺装置をつけるときと同じように胃瘻を造設するときにも家族がきちんと受け止められるムンテラを慎重にして頂きたいと思います。私の意見シビアすぎるでしょうか?
[No.1451のレス] Re:何のための胃ろう? From:魔子 2005/06/06(mon) 10:18:28 私は読んでいて、とても悲しくなりました。
胃瘻造設を何も悩まずに同意した家族はいるでしょうか? 鼻腔などの経管栄養を経ずに胃瘻になるケースはまずないのではないでしょうか?
経鼻チューブを自己抜去するだけの理由で胃瘻造設になるでしょうか?
経管栄養では、経口摂取のリハビリが進めにくい、誤嚥性肺炎をおこしやすいなど、様々な理由があるでしょうが、長期管理の目的で、家族も医療関係者もいろいろ悩んだあとに胃瘻を増設されている筈です。胃瘻は最終ゴールではなく、これから先の様々な可能性に向けての通過点ではなかったでしょうか。
胃瘻を増設することで、経口摂取に向けての本格的なリハビリを始められます。鼻からの厄介なチューブがないことで、患者さんもご家族も気持ちまで軽くなって、お互いに表情が明るくなり、お散歩してみようかという気分になれたり・・・・。
いっぱい良い事もありますよ。胃瘻の介助なども積極的にかかわってもらうことで、家族にとって介助が身近なものに感じてもらえれば、患者様と家族の間の関係も密になって、いいのではないでしょうか。
平均寿命を延ばしているだけのような・・・とちょっと悲しい意見もありますが、家族にとっては、それでも一日でも長く生きて欲しいと思うかもしれません。中にはこんな筈じゃなかった・・・という家族もいるかもしれませんが、それは、胃瘻に夢を託しすぎて、現状が受け入れられないのでしょうね。少し違った目で見られるように医療関係者が誘導してあげることで、生かされている意味がお互いに理解できるのではないでしょうか。
[No.1451のレス] Re:何のための胃ろう? From:ちーちゃん 2005/06/06(mon) 23:25:38 こんばんは。
昨日のレスいれて、今日1日病院で仕事をして、やっぱり、何のための胃瘻だろう?と考えさせられました。
何らかの理由で経口摂取が出来なくなったために胃瘻を造られて、その後摂食機能訓練をして再び口から食べられるようになったPtや、たべられないだけで、それ以外の、リハビリをがんばられて、在宅になられた方をみてきています。まったく意識が無く、動けない、話せない、という方でも、毎日のように家族が来られ、付き添われているような、『良かった』と思えるPt.もみてきました。
けれども、うちの病院の脳血管障害後遺症のPt.でそういうPositiveに考えられるPt.は一部分でしかなくほとんど(7.8割)のPt.は、家族がまったく来られず、1週間に1回ぐらい、着替えとオムツをもってきて、すぐにかえってしまいます。なかには、こちらから連絡しなければ、着替えも持ってこないようなケースもあります。
麻痺からの拘縮でいろんな部位がくのじに曲がった体位で、じっと天井をみているだけで、2時間ごとに体位変換され、3時間ごとにおむつ交換され、時間が来たら栄養剤がちゅうにゅうされて、朝も昼も無くしょっちゅう吸引されて・・・・。こんな方たちを見ると、ただ生かされているだけにしか見えません。それも人間らしい生き方とはとてもいえないと思います。
これは胃瘻だけの問題ではないのかもしれません。
けれどもこれがうちの病院の現状です。
[No.1451のレス] Re:何のための胃ろう? From:魔子 2005/06/07(tue) 10:18:56 悲しいですね。
療養型病棟とのことですが、いろいろな病院を転々としたあとに、来られた方たちなのでしょうね。
これまでの病院で、うまく家族と患者さんの関係を作ってあげることができなかった結果でしょうね。
病気のため、これまでと違った状態の肉親を受け入れることはなかなか難しいですが、周りが上手にサポートして、以前とは違うということを受け入れてもらえるようにしていく必要がありますね。
でも、「じっと天井をみているだけで、2時間ごとに体位変換され、3時間ごとにおむつ交換され、時間が来たら栄養剤がちゅうにゅうされて、朝も昼も無くしょっちゅう吸引されて・・・・」と言うような非人間的な対応しているのは、ちーちゃんさんたちだということを忘れていませんか? どこかに、家族も放棄しているんだから良いか・・・と言う気持ちがはたらいていませんか。たくさんの患者さんを抱えているから、そんな一人一人に手をかけていられないと言うのもわかりますが、それでは何の解決にもならないのでは?
[No.1451のレス] Re:何のための胃ろう? From:凛々子 2005/06/07(tue) 15:40:20 こちらの談話室は介護者も医療関係者、もちろん患者さん本人も日々利用されているところ。悲しいイメージをもたれたのは魔子先生だけではないはず。身内もちーちゃんさんのいわれる非人間的な状態ですが、立派に人間として胃婁増設前に消えかけそうになった命をつないでいます。何のための胃婁、人間として生きるためのものとでもいうのでしょうか。
改めて家族の介護を通して私自身ナースの仕事は仕事としてこなしていたことに魔子先生のレスを拝見してお恥ずかしく思います。いろいろな困難、生存率、予後が良くないことを承知で胃婁に踏み切れたのも、そして予想をはるかに超して今では話すことも、ちょっとふっくらしてきたのも、我が家ではきっと魔子先生のような患者さん本意で診てくださる先生に出会っているからこそだと思います。
[No.1451のレス] Re:何のための胃ろう? From:ちーちゃん 2005/06/08(wed) 00:43:42 そうなんです。本当に悲しいんです。
魔子先生、凛々子様、これは反論ではないという事をご理解ください。
上のレス見ると本当に機械的な看護ですよね。悪い言い方をすると上のレスのようになりますが、私たちのしている事はそれだけではありません。
朝のあいさつをして、ベッドの周囲を整えて、褥瘡を造らない様に細心の注意を払ってシーツやタオルのしわをのばして2時間毎に必ず体位変換して、声かけしながら顔拭やマウスケアして、体温調節の出来ない方たちなのでこまめに掛け物や室温調整して・・・(なんだかいいわけがましいですね)
私自身は『いつでもハグできる』看護、ケアをこころがけています。これは、どんなPt.でもおんなじです。
ただ、やっぱり虚しいです。一生懸命すればするほど、Pt.の身になると、つらいです。
いま、うちの病棟に、うつから、摂食障害になり、肺炎を繰り返していたために胃瘻を造った方がいます。
廃用性症候群で、全身に拘縮があり、寝たきり状態です。
栄養剤の注入の時間になると大声で奇声をあげ、激しく体動します。無理やり動くので、PEGの周囲はしょっちゅう出血しています。私達には「注入食を止めてくれ!」と全身で叫んでいるように感じられます。この方の御家族は「どんな形でもいいから生きていてほしい」と言われ、御家族の希望で、PEGを造られました。けれどもその御家族は、ほとんど病院には来られません。
ここまで書いてて、思いましたが、胃瘻の問題ではないですね。家族に問題があるのですね。
悲しい状況にあるPt.に対して御家族への働きかけをもっとしていくようにこれからしたいとおもいます。
長々と書きましたが、魔子先生や、凛々子様のような思いを持ってPt,に接する方々がたくさん増える事を望みます。
[No.1456] 投与速度 From:ネギ☆ 2005/06/06(mon) 23:21:50 以前の相談とかぶっていたらすいません。
当院での投与速度は300〜400kcal/30分です。
よく、200kcal/hぐらいが推奨されていますが、速すぎる事によって弊害はあるのでしょうか。
[No.1440] 教えてください From:ぱんこ 2005/05/30(mon) 18:06:36 [MAIL] 初めて投稿します。うちの病院ではマーゲンゾンデから経管栄養を注入しています。胃ろうよりも誤嚥性肺炎を発病しやすい。誤嚥性肺炎防止のために寒天を使って逆流防止の研究を有志で始めてます。できましたら、胃管での栄養注入の誤嚥性肺炎防止で良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、お知恵をかしてくだい。
[No.1440のレス] Re:教えてください From:金太郎 2005/05/31(tue) 10:18:53 [MAIL] はじめまして、メーカーで経腸栄養食品の開発を担当していた金太郎と申します。さて、マーゲンゾンデからの経腸栄養剤(食品)の投与を実施されており、胃瘻と比較して、誤嚥性肺炎を発症しやすいとの事ですが、そのメカニズムは以下のように推察されております。
★胃瘻と異なり、マーゲンゾンデで経腸栄養食品を投与する場合、チューブが患者様の食道裂孔を通過して胃に到達します。高齢者等には食道裂孔ヘルニアを発症されておられる方が多く見られ、それらの患者様の中には、食道裂孔ヘルニアにより食道裂孔が完全に閉じない為、胃酸の胃食道逆流により、逆流性の食道炎や誤嚥性肺炎を発症される方もおります。このような患者様の場合、経腸栄養食品をマーゲンゾンデで投与すると、ただでさえ食道裂孔ヘルニアがうまく閉鎖しないのに、チューブで食道裂孔を押し広げるようにする為、経腸栄養食品投与時に発症する経腸栄養食品の胃食道逆流現象により誤嚥性肺炎を発症される方が多く(経腸栄養投与患者の約10%程度)いらっしゃいます。その為、食道裂孔を経由しないで経腸栄養食品が投与できる胃瘻や場合によっては経腸栄養をあきらめて、中心静脈栄養(IVH)による栄養補給方法を選択しなければならないケースが発生しております。
★そこで、これらの問題に対応する為に、経腸栄養食品の固形化が試みられ、効果が報告されております。
★現在、経腸栄養食品の固形化の方法としては、寒天による方法が多く紹介されております。しかしながら、寒天による固形化では注入する経腸栄養食品の粘度がかなり硬い事から、胃瘻のような口径の大きな投与口が必要とされております。ばんこ様のようなマーゲンゾンデによる経管による投与方法はチューブが詰まり、注入圧が高まる為、難しいと思われます。
★ご質問にもございますような鼻腔栄養のチューブ(8Fr.以上有れば可能)を利用され、これら経腸栄養食品投与時に胃食道逆流による、誤嚥性肺炎を発症される患者様向けに開発されましたのが、本ホームページでも小川先生がご紹介くださっている、キユーピー叶サの「粘度調整食品:REF-P1」です。この製品はペクチン液で構成されており、口径の細いマーゲンゾンデ(8Fr.以上有れば可能)でも注入が可能で、患者様の胃の中で経腸栄養食品と反応して粘度が発生するようにされております。詳しいREF-P1の機能に関しては、英語版で申し訳ございませんが、下記のURLをご参照下さい。
REF-P1ホームページ⇒http://www.kewpie.co.jp/aspen/
★粘度調整食品:REF-P1の利用方法
@REF-P1(90g)をマーゲンゾンデよりシリンジで注入する。その際、チューブの口径が細くて注入がしにくい場合は、REF-P1を湯中で30℃程度に加温するとシリンジが楽に押せます。
AREF-P1の注入が完了したら、続いて経腸栄養食品(キユーピー製の経腸栄養食品が一番適応するように調整されております)を注入します。
その際の注意点としては、
(1)REF-P1は経腸栄養栄養食品中のカルシウムと反応して、患者様の胃の中でゲル化するように調整されております。従って、投与する経腸栄養食品に水分補給等を目的として、水を加えて希釈する事はなさらないで下さい。経腸栄養食品がゲル化しなくなります。
(2)経腸栄養食品の投与速度は一回300〜400kcalを1時間以内で投与完了して下さい。誤嚥性肺炎を発症される患者さんの場合、経腸栄養食品の投与速度は遅くするのが通常ですが、REF-P1を利用する場合は逆に早くする必要があります。それは、一時間以内に経腸栄養食品の投与が完了しないと、先に投与したREF-P1が胃から排出され、胃の中で経腸栄養食品と反応できなくなってしまうからです。
(3)水分補給や水に溶かしての薬の投与は経腸栄養食品投与完了後30分間、間隔をあけて実施して下さい。直後に水分を投与すると折角ゲル化した経腸栄養食品の粘度が低下してしまいます。
★REF-P1の詳しい説明及びサンプルに関しては、キユーピー鰍フセールスにお問い合わせ下さい。
[No.1440のレス] Re:教えてください From:魔子 2005/05/31(tue) 21:24:52 当院では経鼻栄養からの固形化をする基準は、
1.液体では逆流の可能性が高い
2.痴呆や不穏のため長時間チューブの留置が困難である
などがあります。
このような場合、経鼻などの経管栄養でも積極的に固形化を導入しています。普通の栄養チューブでは、先端が細くなっていることが多いので、普通のマーゲンチューブ14Fr.を使用しています。かなり力は必要ですが、不可能なほどではないので、ドレッシングボトルで注入しています。シリンジを使えば、それほど困難ではないと思いますが、コストの関係上、シリンジは導入していません。
[No.1440のレス] Re:教えてください From:陸の孤島の遭難者 2005/06/04(sat) 00:19:37 金太郎様に質問です。
食道裂孔ヘルニアがあるため、マーゲンソンデ(ゾンデはチューブじゃないです。経鼻胃管のことでしょう?)が食道裂孔を閉じないようにするため、逆流が起きるなどというのは、いったいどのようなエビデンスより推察なさったのでしょうか?
食道裂孔が閉じる!?
もしかすると、LESの弛緩のことをおっしゃっているのでしょうか?食道裂孔とは解剖学用語であり横隔膜の裂孔のことですよ。
それに、逆流誤嚥性肺炎(aspiration pneumonitis)のことを誤嚥性肺炎とおっしゃっていますが、経鼻胃管がaspiration pneuminia(誤嚥性肺炎あるいは潜在誤嚥性肺炎とやくされていますが本当は吸引肺炎のこと)の原因になるのは、咽頭部に経鼻胃管が留置されるため、咽頭雑菌が気道内に垂れ込む危険性が高いことが原因とされていますよ。
この場は、あくまで情報交換の場であり、御社にとって都合のよい屁理屈で商品の宣伝をする場ではないと思います。
『メーカーさん教えて』の場が用意されていますので、そちらで、コマーシャルでもされてはいかがでしょうか?
[No.1440のレス] Re:教えてください From:金太郎 2005/06/06(mon) 13:12:22 [MAIL] 「陸の孤島の遭難者」さんにお答えします。
まず最初にお断りしておきますが、私はこのコーナーで決して商品のコマーシャルをしているつもりはございません(そのように受け止められるのでしたら残念です)。又、もちろん、自社に都合の良い屁理屈(根拠の無い理屈)で商品の宣伝をしているつもりも毛頭ございません。
申し上げている内容に関して、充分治験を行い、学会等(後述:海外を含む)でも以前から発表している内容ですので、根拠は充分あると考えております。
尚、表現方法に関して、ご質問される方により理解して頂きやすいよう、表現を変えて(マーゲンゾンデ⇒結局は鼻腔栄養のことですよね)記入している点が誤解を生みましたらごめんなさい。
「ばんこ」さんのご質問は簡単に言うと「鼻腔栄養チューブでは誤嚥下性肺炎の発症が多いので、寒天法による逆流防止方法を検討中ですが、チューブ栄養でも利用できる逆流防止方法はないですか?」と理解しました。
それに対して、私はチューブ栄養でも利用できる(チューブでの投与時に粘度が無い為、細いチューブでも利用できる)粘度調整食品:REF-P1はご質問の内容に対応した製品だと判断してご紹介しただけです。
私の提案に対して、魔子先生からはマーゲンチューブ14Fr.なら、かなり力は必要ですが、寒天法でも不可能ではないとして、ご紹介頂いているのだと思います。これも、チューブの口径は太いですが有意義なご指摘だと思います。
このコーナーはご質問された内容に関して、関連情報を持っている人が善意で回答もしくは提案するコーナーだと理解していました。誤嚥性肺炎の発症原因に関しても様々な原因が関与しており、一言で言い表せるものではないですし、同様に様々な意見があるのも事実です。
このコーナーではそれらの色々な意見を持ち寄って、より患者さんのQOLの向上を目指しているのではないでしょうか。その為には新規の提案にも耳を貸す必要があると思います。
根拠のある理論に対して、何を持って都合のよい屁理屈と切って捨てるのでしょうか?
(小川先生のPDNの御本:「PEGを味方にすれば町医者は病院に負けない」でもREF-P1はご紹介頂き、お褒め頂いております)
私の過去の経験から、経腸栄養剤の経管投与時に発生する胃食道逆流現象によって、惹起される誤嚥性肺炎の予防方法を検討してきた中での経験から、少しでも当コーナーのご質問される方々のお役に立てば幸いと信じて書き込みをさせて頂いておりました。
ご指摘のございました鼻腔栄養を実施した際に食道裂肛にヘルニアが認められる患者さんに、経鼻チーブで食道裂肛が押し広げられる影響で胃食道逆流現象が惹起されるという現象は摂食嚥下リハビリテーション学会では過去から学会発表等を通じて認められている表現です。尚、摂食嚥下リハビリテーション学会の嚥下専門の先生方は、患者さんの「食道裂肛ヘルニア」という表現の仕方をされておりますよ。このような事から、経腸栄養剤の投与時に発症する胃食道逆流現象に胃瘻が効果があると言われているのではないでしょうか。
「陸の孤島の遭難者」さんのおっしゃるように、誤嚥性肺炎の原因が投与チューブに押されて咽頭雑菌が気道内に垂れ込むのが原因であるなら、REF-P1の利用(経腸栄養剤投与時の胃食道逆流現象の防止)により患者さんの熱発が解消された(治験前:呼吸感染による発熱のあった患者8名⇒REF-P1投与後、呼吸器感染による発熱を認めた患者4名と減少)とする報告(REF-P1により誤嚥性肺炎が優位に予防されたと診断される報告)と矛盾するのではないかと思います。
つまり、誤嚥性肺炎の原因はは患者さんの唾液の誤嚥でも発症し、ひとつではありません。
われわれは、これらの事実に関して報告して参りました。詳しくはREF-P1ホームページの米国静脈経腸栄養学会(ASPEN)発表資料又は下記の論文(胃食道逆流による誤嚥性肺炎に対する粘度調整食品REF-P1の予防効果 稲田晴生 他 JJPEN Vol.20 No.10 1998)をご参照下さい。
又、REF-P1の胃食道逆流現象そのものの防止効果に関しては、食道にpHセンサーを固定する方法により測定し、以下の論文で報告しております。(「粘度調整ゲル化剤を用いた経腸栄養剤投与方法の胃食道逆流に対する予防効果と臨床使用経験」 田部井 功 稲田 晴生 他 日本消化器外科学会雑誌 36 (2):71〜77,2003年)
様々な意見に対して、異論を呈するのは結構ですが、あまり根拠の無い事で非難するのはよしましょう。
ここに書き込みをされている方々は皆さん患者さんの為によかれと思って書き込まれている方々であると思いますので、あくまでも患者さん中心(患者さんの為に意見を交わしましょう)でいきたいものです。
メーカーの関係者の意見は自社に都合のよい意見ばかりと捉えないで下さい。メーカーの人間でも患者さんのQOLを具体的にいかに改善するかを真剣に考えており、日々努力している人間がいる事をご理解下さい。
[No.1440のレス] Re:教えてください From:陸の孤島の遭難者 2005/06/06(mon) 19:06:23 困りましたね・・・・
まあ、専門用語の理解はどうでもいいですが、少しは調べてから書き込みなされてはいかがですか?
それから、発表、報告していることと、コンセンサスを得ていることは異なります。
さらに、前回も書きましたが、逆流誤嚥性肺炎だけがPEG患者さんの肺炎の原因のようにおっしゃいますが、逆流誤嚥性肺炎はどんなものかご存知ですか?
通常の肺炎とはことなり酸による科学性肺臓炎ですよ(だからpneumoniaじゃなくてpneumonitisです)すなわち、通常の肺炎じゃなくて、RDS(呼吸窮迫症候群)を伴うことが多く、起因菌も口腔雑菌とは全く異なります。
PEG患者の多くの肺炎の起因菌をご存知ですか?
たくさん報告ありますので・・・・
それから、もしよろしければ、あなたがお考えになる、嘔吐の機序と消化管機能の理論を教えていただけると幸です。
後日、会社に問い合わさせていただきます。
[No.1440のレス] Re:教えてください From:陸の孤島の遭難者 2005/06/06(mon) 19:34:05 金太郎様、あなたが理論的根拠を示さなければならない程、このページに書込をしている医療従事者の知的レベルが低いとお考えなら申し訳ありません。
しかし、もし、誰かが糖尿病で困っているというと、あるメーカーがこんな食品あります。そして、誰かが高脂血症で困っているといと、うちの栄養剤はこんなにコレステロールを抑えている。あるいは、PEGで創部感染があったと書き込みしたら、うちの製品を使うと感染が起こらない・・・等々
このページがどうなるかお考えください。
あなたも、社会人なら・・・・
[No.1454] 固形化を始めましたが、これで大丈夫でしょうか教えてください。 From:笑み 2005/06/06(mon) 14:06:07 [MAIL] 82歳の母を介護しています。脳梗塞の後遺症により、13年9月に胃ろうを造設。
ミキサー食を食べれるようになったので、喜んでいたのですが、16年2月、3月に嚥下性肺炎で入院。以降、経管のみです。
今年2月にインフルエンザにかかり、咳込みが激しく、なかなか落ちていかないので困っておりましたら、固形化食を知り、驚きました。
早速、蟹江先生の本を読み、昨日より実施していますが、これで大丈夫か教えてください。
今までは
朝・昼・夜ともに
ラコール400
白湯400 合計2,400でした。
昨日から
朝 ラコール400 白湯400(液体)
昼 ラコール300 水100(寒天4gで
夕 ラコール300 水100 固形化)
夜 ラコール200 白湯400(液体)
(水分を200減らしたのは、膀胱と肺に少量の水が溜まっていたため。)
この結果、便秘が強くなり、液体の時は、ラキソベロン10滴だったのが、昨日は13滴入れましたが出なかったので、浣腸をしました。
水分が少ないでしょうか。
昼・夕の固形食容器は、プラスチックシリンジで、一回
8本。一回の流入時間は10分程度です。
時間が短いでしょうか。
また、食事の間隔は、3〜4時間程度空ければ良いでしょうか。
教えてください。
[No.1454のレス] Re:固形化を始めましたが、これで大丈夫でしょうか教えてください。 From:太朗 2005/06/06(mon) 16:39:43 [HOME]笑みさん こんにちは 開業医の太朗といいます.
栄養剤と水分の量については患者様の身長,体重,体の具合などで決めますので,残念ながらご期待に添う返答は出来かねます.この件に関しては主治医の先生と十分お話を頂き,疑問を解消していただくのが良いかと思います.1回の注入時間に関しては,嘔気などの症状がなければ数分程度で注入していますので,10分もかけていただければ更に良いかと思います.食事の間隔については,通常の経腸栄養剤と同じ間隔で行っており,最低4時間は間隔をあけるようにしています.
[No.1449] 意見下さい。 From:もんちっち 2005/06/04(sat) 20:15:30 療養型に勤務する看護師です。お恥ずかしい話ですが、PEGの事故抜去・自然抜去に関するアクシデント報告が比較的多く挙がっています。当病棟だけで6名の胃ろうの方がおり5名が、バルーンタイプです。発生状況としては、体位変換時・トランス時・特別浴でのケア時に介護者・看護者の配慮不足によるものです。患者様自身は脳外科の慢性期(何年も経過されている)の方ばかりで意識レベルの低い方なので自己抜去の可能性はありません。スタッフ間で注意を呼びかけているのですが、再発しているじょうたいです。
今回、防止策の1つとしてチューブの遊んでいる部分を、体幹にテープ固定しようという案があり、検討中です。皆さんはどうされているのでしょうか。又、何かいい案があったら教えてください。チューブの固定に関する資料もなく困っています。チューブは普通のバルーンカテーテル・クリエイトメディック社製の交換用カテーテルの2種類を使用中です。
お願いします。
[No.1449のレス] Re:意見下さい。 From:ちーちゃん 2005/06/04(sat) 23:15:20 もんちっちさんこんばんは。
うちの病院でもPEGのPt.が現在15名いて、自己抜去が問題になっています。その度にリスクマネージメントして対策をたてています。
自然抜去は管理を徹底すれば問題なくなると思うのですが。それとチューブタイプは抜きやすいとおもいます。ボタンであればいくらか抜きにくくなると思いますが。
カンガルーボタン(バンパーボタンタイプ)で、腹帯して、介護用のつなぎ服でロック付きの物を着て、健側(片麻痺のため)にミトンを装着していても自己抜去された方がありました。その方は、最終手段として、ミトン+抑制帯で腹部に届かないところで抑制するようにしました。ご家族の方の協力を得て、できるだけ、付き添っていただき、抑制しなければならない時間を短くするようにはしていますが。
自己抜去の防止のために、PEG交換時には抜けにくい物を発注したいと思うのですが、どの製品のどんなタイプが抜けにくいのかわたしも知りたいです。
[No.1449のレス] 内視鏡ある? From:七海 2005/06/05(sun) 11:52:57 自己はちーちゃんで、事故がもんちっちさんの抜去なんですね。多分。
事故は簡単です。ボタンのダンパーにしてしまえば、かなりあっさり問題は解決します。(今ボストンを始めとして作成時から1期的にボタンタイプで作れます)。抜くときはかなり力のいる代物ですから、これが抜けたら「根本的にケアが異常にガサツすぎ」と思ったほうがいいです。
あと、どこか忘れたけどチューブの中にステント?が入っていて曲がった状態(お腹にそわせられる)にできるチューブってのもありましたよ(値段は従来品と変わらないといわれた)。そういうのにしたらかなり違うのでは。ただし、ダンパータイプは挿入、バッキョは状態によっては内視鏡が必要です。看護師で胃ろうは全部管理している病院で、医者が内視鏡嫌いだと無理かも、、。ぜひ医者を巻き込んで話しましょう。
自己は、、打つ手がないでしょう。腹帯などで隠して、結局は抑制するしかないのが現状です。抜かれにくいという意味では上記のボタン+ダンパーが個人的には最強ですが、それでも平気で抜かれます。そして、下手に抜けないはずのものを抜かれると(かなり痛いはずなんですが)、ろう孔に裂傷ができてかえって危険な場合もあります。もう、諦めてOEが可能ならOEに戻すか、胃ろうにしてもダンパーよりバルーンタイプの方が安全です。
[No.1449のレス] Re:意見下さい。 From:もんちっち 2005/06/05(sun) 12:21:09 七海さん、ちーちゃんありがとうございます。自己抜去も大変ですよね。24時間その人についていられないし…。
七海さんがおしゃったようにバンパー型やボタン型に変更してしまえば確実にトラブルは回避できると思います。ただ、当院には内視鏡を扱える常勤医が現在おらず、週に1回外から来るDrが必要なら内視鏡検査を行っている状態です。コスト面においても、療養型病床群ということで「まるめ」算定になり、別途自己負担いただくものについては、御家族に了解を得なければならず、いいお返事は頂けないのが現状です。入院して何年も経つPtが多く、経済的負担が大きいようです。
チューブの中にステント…というのは興味があります。どこの会社だろう?私も調べてみます。
[No.1449のレス] Re:意見下さい。 From:魔子 2005/06/06(mon) 10:26:48 クリエイトメディック社製の交換用カテーテルには、体幹の固定のところで折り曲げられるのがありますよ。胃瘻交換用カテーテルコンパクトタイプというのが正式名称のようです。
[No.1452] 蟹江先生へ From:もりもり 2005/06/05(sun) 14:14:30 [MAIL]
蟹江先生が推奨されている粉末寒天を経腸栄養剤に混入し固形化し胃瘻チュ−ブより注入する方法の看護研究を始めようとしています。寒天は本来、緩下作用と整腸作用があると言われています。経管栄養をされている方は寝たきりでADLの低下している方が多く、排便不良の事が少なくない。液体経腸剤を注入するとその緩下作用で便秘が改善することがる。
このような症例に固形化を導入すると、便秘状態に回帰すると言われていますが、この原理を教えて欲しい。(栄養剤胃内停滞時間の延長が下痢の予防つながるからなのか?)
[No.1452のレス] Re:蟹江先生へ From:蟹江 2005/06/05(sun) 16:41:45 [HOME] もりもりさん、こんにちは。固形過栄養を推奨と云うより提唱している蟹江です。固形化栄養を始めた後に便秘になる方の既往を聞いてみると、もともと排便習慣が上手くいっていなかった方が多いように思います。そのため液体栄養の問題点の一つとして挙げられる下痢が、便秘の方には緩下作用として働き便通が改善し、固形化によりもともとの便秘に戻るのではないかと考えています。ただ寒天は便秘の治療薬でもあり一概には当てはまらず、あくまで私見としてお聞きいただければ幸いです。
[No.1450] 胃の何処に? From:はてな? 2005/06/04(sat) 22:14:15 お尋ねします。PEGっていに穴を開けて食事をすると言うのは解るのですが胃の一体何処に穴を開けるのですか?胃の周りにはいっぱい血管があると聞きますが、血はでないのですか?
[No.1450のレス] Re:胃の何処に? From:七海 2005/06/05(sun) 12:18:20 うーん、あなたが一体どの程度の知識があるかで、こういうのは答え方も変わるのですが、一応患者か家族で医療は素人という前提で。
あける場所は胃のど真ん中だと思えばいいです。そのあたりで大体お腹の皮膚から最短距離の場所です。だから、胃の形や場所が普通でない人は少し違ったりもします。
血は出ますか? うーん実はPEGって切るというより「太い針で胃に注射を打つ」ってイメージのほうが正しいです。
だから、トラブルがなければ皮膚を切るとき+α程度しか血は出ません。ただ、あなたの考えるように血管を貫けば出血はありえます。そういうことをなるべく起こさないように事前にCTを取って臓器の位置関係を確認したり超音波したり、内視鏡で光をだして刺す場所は血管が透けて見えないか確認したり、、、まぁお仕事ですからそれなりに対処しているわけです。
あなたが医療者でもっと詳しく正確な知識を得たいなら、見学するのが一番です。
[No.1427] TG・T-choの上昇時の対処について From:はな 2005/05/20(fri) 15:09:15 [MAIL] くも膜下出血後の後遺症のため、在宅にて胃瘻で栄養摂取しておられる患者様の件で、教えていただきたく思います。
当院には、カテーテル交換に来られておられます。日々の管理は訪問看護と近医でされております。
ずっと、TG、T-choは高く、今回訪看より当院栄養管理室へ
TG、T-choを下げる栄養剤はないかと相談が来ました。
現在
エンテルード 朝・夕 800kcal 分2 (450ml×2)
ポカリ 昼 400ml
現在処方薬
フェノバール
アルダクトン
リピトール 10mg 1T 分1
リスモダン 3cp 分3
ペルジピン
エクセグラン
検査データ
10/15 12/24 2/4 4/15
GOT 41 45 45 37
GPT 40 39 49 44
γ-GTP 449 667 594 622
Tcho 278 309 293 319
TG 280 309 242 311
BUN 25.3 22.9 23.2 23.4
Cr 0.80 0.81 0.83 0.80
BS 89 88 106 94
です。
糖尿病用のグルセルナとか糖質含有量が少ない物を出せばよろしいのでしょうか?
TG、T-choが高い場合の経腸栄養剤の処方はどのようにしていけばよろしいのでしょうか?ご教示の程よろしくお願いいたします。
[No.1427のレス] Re:TG・T-choの上昇時の対処について From:栄養剤オンブズマン?! 2005/05/23(mon) 08:30:21 少し疑問があります。
いきなり、食品を考える前に、なぜエンテルードなんでしょうか?
エンテルードは消化態栄養に属します。これは、訪問診療医が在宅成分栄養指導管理料を搾取するための処方でしょうか?
それとも、何らかの炎症性腸疾患が存在するのでしょうか?
それにより、栄養剤の選択の幅がかなり異なってきます。
[No.1427のレス] Re:TG・T-choの上昇時の対処について From:はな 2005/05/23(mon) 09:47:48 [MAIL] 詳しいことは分かりませんが・・・。
食品になると、栄養剤の購入費が正味自己負担となり、
経済的負担がかかるからではないでしょうか?
直接、訪問看護師や医師から、聞いていないので
よく分かりません。
でも、当院の外来看護師からは、食品でも医薬品でも
どちらでもいいと思いますということでした。
[No.1427のレス] Re:TG・T-choの上昇時の対処について From:はな 2005/05/23(mon) 10:05:30 [MAIL] 詳しいことは分かりませんが・・・。
食品になると、栄養剤の購入費が正味自己負担となり、
経済的負担がかかるからではないでしょうか?
直接、訪問看護師や医師から、聞いていないので
よく分かりません。
でも、当院の外来看護師からは、食品でも医薬品でも
どちらでもいいと思いますということでした。
[No.1427のレス] 何のために下げるのか From:まりこ 2005/05/25(wed) 18:09:54 内科医のまりこと申します。
一般に、コレステロールとか中性脂肪とかは、動脈硬化予防のために、低下させたいわけですよね。中性脂肪については、極端に高ければ、膵炎発症の危険もあるわけですが、それは1000くらいに高いときのことなので、この方には、その心配はないと思います。
「くも膜下出血を発症されて、経管栄養を実施されている、という状況の方の、動脈硬化予防」ということに、重点を置く意義があるかどうか、ということが問題だと思います。
患者さんの年齢が若く、今後起こるかもしれない、血管合併症のリスクを少しでも下げたい、ということであれば、フィブラート系の薬剤も併用(リピトールとの併用は、慎重に行う必要がありますが。)するなどの治療が有用かと思われます。
経管栄養剤に含まれる脂質の量は、製剤、製品によって、若干の差はあるものの、高脂血症に影響を与えるほど多いものは、ないように思われます。
[No.1427のレス] Re:TG・T-choの上昇時の対処について From:七海 2005/05/25(wed) 18:36:04 老人病院で内科をやっている七海です。
多分はなさんのおっしゃられる通り、経管栄養剤については経済的な問題からエンテルードなのではないかなぁとは思います。食事は全額だけど、エンシュアとかは3割〜1割だもんね。ただ、私も個人的興味から経管栄養者のTC,TGを(まぁほとんどが75歳以上ですが)2年間追いかけましたがどの栄養剤を使ってもよほどの高カロリーにしない限り「高くなんねーべ」というのが結論です。
オーダーメイドの質問に答えるには、患者さんの性と年齢、身長、体重(体脂肪)HDL-C,尿酸、アルブミン、ガンマグロブリンくらいはデータがほしいところです。あと、基礎疾患が解らないので色々はいえませんが、800kcalの食事で下がらない人は多分食事で下げようと思わない方がいいと思います。まずは基礎疾患はないか(一応甲状腺、肝臓(特にアルコール)、腎臓(考えにくいけどネフローゼ)くらいは「ない」ということは)確認してください。
あとは、原発性の難治性なので、薬を考えた方がいいでしょう。リピトールが入る前の値が解らないので、HMG-CoA inhibit系がいいのかフィブラート系がいいのかは微妙ですが(泳動して分画見たほうがいいでしょうね)。
でも、この人は酒のみでもないのに(飲んでるはずはないと思いますが)異常にr−GTPが高い方が気になります。肝臓は検索したほうがいいと思います。薬もフェノバール入ってるし。可能なら、頚部の血管エコーもお勧めでしょう。昔のデータがなくても「どれくらい真剣にコントロール必要か」はある程度検討がつきますから。
[No.1427のレス] Re:TG・T-choの上昇時の対処について From:はな 2005/05/26(thu) 13:13:12 皆様、ありがとうございます。
患者様の情報の記載が大変少なく反省しております。
1週間以内の返答しないといけなく、焦って分厚いカルテを隅々まで見ることなく、とりあえず掲示板にのせてしまいました。身長・体重に関しては、必死に探したのですが、カルテのどこにも記載がなく書けませんでした。
色々と濃厚流動食の栄養成分など調べましたが、どの製品をあまり変わりはなく・・・?
800kcalくらいでは・・・?
γ-GTPだけなんでこんなに高いやろうか?肝臓からきてるのかな〜?
甲状腺やネフローゼから?
と思い、看護師には伝え、調べてくれているのですが、まだ返事はきてません。(当院の主治医が決まっていなく、色々と先生が外来で診ているのではっきり分からないのと、当院にはカテの交換にだけ来ているのでいまいちつかめないのが現状です。)
入院患者の1/3は濃厚流動食なので、もっともっと勉強しないといけないな〜とつくづく感じました。(残念なのは、急性期病院のため2週間も入院してないので、経過がみれないのが残念・・・。)
[No.1427のレス] Re:TG・T-choの上昇時の対処について From:七海 2005/05/27(fri) 09:13:40 身長、体重は大体でいいんですよ、要は標準的な体型をイメージしていいかなぁという(年齢も何歳代で結構)。ただ、男女(閉経前後)はまぁまぁ大事。(詳しく解ればそれにこしたことはないけど)。急性期の病院で1/3が経管って脳外科か脳卒中専門か?というイメージですが。SAHで急性期過ぎても経管だと脳梗塞を合併したんでしょうね。うーん、やっぱり高脂血症になるイメージじゃないですね。あと、在宅は家族によーく話を聞くと、時々「えっ?」って事はあります。入院中と比較してみるといいですよ。
[No.1427のレス] Re:TG・T-choの上昇時の対処について From:はな 2005/05/31(tue) 18:36:04 大変返信が遅くなりました。
患者様は、56歳女性で、平成8年の夏にSAHを発症されました。その後は経鼻経管栄養で管理され、平成13年に胃瘻を造設してます。
カルテの隅々まで見ました、平成12年に介護保険の主治医意見書の中に唯一、身長160cm、体重37kgと記載されているのみで、現在の体重は不明です。私も直接ご本人を見たことがなく、今の体格が掴めておりません。
当院では、外来で経腸栄養剤の患者様の管理はあまりしていないので、Dr.も体格の把握をすることをしません。
(もちろん、入院患者様に対しても)
超急性期の脳外科の病院では、救命が一番であって、栄養のことは眼中にないという感じがDr.にあり、ほっとけば何週間、何ヶ月と経腸栄養剤が始まらないことがあります。
腸管免疫のことも考えて、早期の経腸栄養剤の開始を訴えても、逆流による(嘔吐)肺炎が怖いから、もう少し落ち着いてからという感じが強いです。
たかが管理栄養士の分際で何を言うということを、それとなく言われるので、あまり強く出れないのが現状かな。
もちろん、看護部は理解してくださり、色々後押しはしてくださいますが・・・、責任者は主治医なので。
なんか、思いっきり愚痴ってますね。
今度、看護部の勉強会で、経腸栄養について講義することになり、勉強不足の私にとっては大変なことですが、人に教えることは自分にも勉強になるので、がんばろうと思います。
また分からないことがありましたら、皆様よろしくお願いいたします。
[No.1427のレス] Re:TG・T-choの上昇時の対処について From:七海 2005/06/05(sun) 11:27:59 返事遅くなってすみません。
今、急性期は大変だからねぇ、、。医者には栄養を考える余裕はないでしょう。療養は数こなさないといけないから別な意味で栄養を考える余裕ないんですが。周りがヤル気あるなら「責任は取るからやって」といいたい分野です。多分、栄養士さんがリーダーでも医者はあまり嫌じゃないと思いますよ。
160cmで37kgは、筋肉のない痩せというイメージ。
変な言い方ですが、高脂血症に拘ってる暇があったら、アルブミンとヘモグロビンを見たほうがましなのでは。まだ56歳でいくら寝たきりとはいえ、身長160cmで800KCALってのも、どーだろーかと。
高脂血症より栄養失調のほうがありそうな感じです。やけくそでVitEとかををあげただけでTGは下がる、、かもしれません。
[No.1448] 心配です。。。お教え下さい。 From:あ〜こ 2005/06/04(sat) 14:30:30 はじめまして。
88歳の父が6月1日にPEG造設いたしました。
2日夕方発熱しましたが、翌朝には下がっていました。
ガーゼ交換の際「膿」が見受けられましたが、この程度なら問題ない、との事。
血液検査の結果、CRPと白血球値が上昇していました。
痰が非常に増え、3日の夕方からまた発熱。38度を超えたので座薬を使用。
4日、熱は下がりましたが、CRPは15に。白血球は増えていないとのこと。
「膿」はかなり増えていてとても心配なのですが、
こちらの過去ログを拝見して新たな心配がわいてきました。
それはMRSAに関することです。
今回入院した時点で痰からMRSAが発見されたと知らされました。
こちらのQ&Aに下記のように書かれていますね。
>咽頭をチューブが通過するpull法,push法ではなく、introducer法がよいと思います.
今回の方法は「咽頭をチューブが通過する」方法でした。
>2月から発売された感染防止キット(シャーウッド社)PEGSASならばpull法でも大丈夫です.
これを使用していただけたか確認をした方が良いでしょうか?
対処をするなら早い方が良いですよね?
また、発熱の他の原因は何がありますでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。
[No.1446] 胃切除後のPTEGの栄養管理について From:ぴょん 2005/06/03(fri) 10:00:48 [MAIL] 今回幽門側胃切除後の患者様にPTEG造設となりました。
しかも仙骨に大きなジョク創がある方です。ダンピングを起こさずまたジョク創にとってもいい形で栄養管理を行いたいのですがいい情報をお持ちの方教えてください。
[No.1444] 味覚について From:まり 2005/06/02(thu) 02:26:31 祖母が脳梗塞で味覚がなくなってしまったみたいです。どうやったら楽しく食事ができるようになるか教えていただけないでしょうか?どうぞ宜しくお願いします。
[No.1444のレス] Re:味覚について From:魔子 2005/06/02(thu) 21:18:00 食事を楽しむということは、味覚だけでしょうか? 視覚・聴覚・触覚などすべての五感を使って、また食事の間の会話などの雰囲気も楽しむのではないでしょうか。
味覚がなくなる言うのはとても悲しいことですが、意外と最後まで甘みだけは感じたりとかするものですがおばあさまの場合いかがでしょうか。
[No.1444のレス] Re:味覚について From:まり 2005/06/03(fri) 03:53:31 五感を使うとは全く思いもつきませんでした。そうですね、ほかに工夫できるところをがんばってみます。甘みを感じるとは知りませんでした。コミュニケーションがうまく取れなくて、いいのか悪いのかはっきりしないのですが、反応を見てみます。第3者様からの指摘って物凄く新鮮です。それにがんばろうって思えるようになります。どうもありがとうございました。
[No.1445] 教えてほしいです From:ゆき 2005/06/02(thu) 22:20:36 [MAIL] 胃瘻造設をして2日後に造影をしたところ、造影剤がよこから(チューブのわき)漏れました。この原因はなんでしょうか?教えてほしいです。カンガルー感染防止キット(ニュートレックス)を使用、胃壁固定はしてません。あと口腔ケアについてなんですが、口をあけてくれないかた・意思疎通ができないかたのケアについてどのようにしているか教えていただきたいです。
[No.1428] 胃ろう増設について From:たんぽぽ 2005/05/21(sat) 12:44:56 はじめまして。
父(56歳)のことで相談させてください。
父は心筋梗塞から低酸素脳症になり約1年間鼻からの経管栄養を続けています。
父は意思表示することが出来ません。
心臓の薬の他に糖尿病のためインシュリン注射、高血圧の薬、脳梗塞も既往のため抗凝固剤などを服用しています。
入浴後、着替え中によく吐いてしまうことがあります。吐いてしまう原因がはっきりわかっていませんが、体向によりめまいが起きて吐いてしまうのではないか・・・ということです。今のところ吐いたことによる肺炎になったことはありません。
しかし、鼻から管が入っていると、とても本人は辛いし管の交換の時に苦しそうにしています。
よだれが多くて顔が横を向いているときはむせないのですが、正面だとむせてしまうことが多いです。嚥下できているか確認のための訓練をしてもらっています。2〜3回くらいゴックンとできるときがあります。
前置きが長くなってしまいましたが、胃ろうの方が本人が楽だろうということと、嚥下も管がない方がしやすいということで、増設するかどうか迷っています。
手術となると、父は自分の意志では内視鏡を飲み込むことが出来ないので、軽い麻酔のようなものをして行うということですが、心筋梗塞をしている者でも、このような手術は多い件数が行われているのでしょうか。問題点としてはどのようなことがあげられるのでしょうか。
もしも、胃ろうを増設したとして、その後の交換方法で内視鏡を入れなくても出来るかどうかというのは、作ってみなければわからないものなのでしょうか。
また、現在体向後に吐いてしまいますが、胃ろうにした方がもっとたくさん吐いてしまうおそれはありますか。
どうか教えてください。よろしくお願いします。
[No.1428のレス] Re:胃ろう増設について From:いちご 2005/05/27(fri) 11:11:30 たんぽぽさんと同じように悩める家族です。どなたかお教えいただけないでしょうか?お願いします!
[No.1428のレス] Re:胃ろう増設について From:おいら 2005/05/28(sat) 02:31:43 たんぽぽさん、初めまして。早速ですがPEGに関してですがPEG造設は今の所、カメラを使用するしか無いと思います。もう一つは外科的手術(開腹)での段階で入れる時も希にありますが、今のお父様の状態では問題外ですね。心筋梗塞と言う事ですが、当院でも同じような方は沢山いらっしゃいますよ。きちんと軽い麻酔もかけますのでその件に関しては主治医とよくご相談された方がいいと思います。もしどうしても心配で有れば循環器のある施設で造設されてもいいかも・・・と私は思います。内視鏡カメラですが飲み込まなくても大丈夫です。個人的な意見ですがカメラを飲み込むとする方が結構いらしゃいますが飲み込まなくてもカメラはきちんと食道に入って行きます。(確かにちと苦しいですが)
PEG造設の手術と言っても10分ほどで終了します。ただ抗凝固剤服用とのことなのでお薬を暫く休薬しなければなりませんので現在のお父様の病状で休薬しても大丈夫なのかはやはり主治医と相談された方が良いと思います。PEGの交換にに関しては多分施設にによって違いが有ると思いますので造設する施設に聞いてみる方がいいかも・・・。参考までに当院ではカメラは飲みません。あまり参考にならないかもしれませんが、何かの為になるといいのですが・・・。
[No.1428のレス] Re:胃ろう増設について From:ayame 2005/06/02(thu) 01:00:52 [HOME]たんぽぽさん、こんにちは。 私の母(78)胃瘻造設3年目です。脳梗塞、逆流性食道炎、甲状腺癌、マロリーワイス症、心臓肥大、いろいろ病気を持っています。今は認知症末期の介護5度の寝たきりに近い状態です。
お父さんのめまいについてですが、眼振は見られますか?
オシメ交換や入浴、車椅子への移動など急に体を動かすと、瞳が縦ゆれまたは横揺れをおこし、、ぐるぐる回る状態です。
これが眼振で、車酔いの状態と同じように三叉神経の異常(認知症の進行)だと言われました。 私の母もこの状態をそのままにしておくと必ず吐きました。 その時すぐに上体を上向きに目を布や手で軽く押さえ5分間じっとしていると納まります。 その時目がぐるぐる動いているのが手のひらに感じられます。時間に追われた介護スタッフが担当する時だけ起こる現象なので、私も手伝いに入ってゆっくり、ゆっくり体を扱うようになってからぴたーと止まりました。
早く原因がわかると、安心して胃瘻造設が受けられると思いますが、上記URLに母のことを書いてます。 母も意識レベルがない状態での局部麻酔でPEGを受けました。 長所短所はありますが、母はPEGのおかげで太り、明るく笑えるようになりました。(PEG時は声を出すこともなかった)そういう例もあるということで、ご参考までに。
[No.1437] PEGのスキンケア From:ちゃ 2005/05/27(fri) 22:01:14 今回、PEGのスキンケアについて研究しようと思っているのですが、皮膚に一番いい洗浄方法と物品について教えてほしいのですが・・・。弱酸性がいいと聞いているのですが、そうするには何を使えばいいでしょうか?
[No.1437のレス] Re:PEGのスキンケア From:凛々子 2005/05/27(fri) 22:15:19 ナースを無期休暇でPEG家族の介護中の凛々子です。ちゃ様の研究の意図は?医療関係者でしょうか?気になりましたので・・・。
[No.1437のレス] Re:PEGのスキンケア From:ちゃ 2005/05/31(tue) 21:06:25 医療関係者です。看護研究で皮膚を弱酸性に保つには、何がいいか考えているところです。できれば低コストで実用的なものがいいのですが・・・。何かないでしょうか?
[No.1437のレス] Re:PEGのスキンケア From:魔子 2005/05/31(tue) 21:16:39 普通に石鹸をつけて洗浄だけで十分です。
弱酸性にしたいのなら、弱酸性石鹸を使えばどうでしょうか? 私は全く意味がないことだと思いますが・・・・。
[No.1437のレス] Re:PEGのスキンケア From:ちゃ 2005/05/31(tue) 22:40:35 弱酸性のスキンケアは皮膚の保護膜を傷つけないし、雑菌の繁殖を抑えると資料には書いてあったのですが、PEG周囲の皮膚には意味のないことなのでしょうか?
[No.1437のレス] Re:PEGのスキンケア From:凛々子 2005/05/31(tue) 22:48:15 人間の皮膚は弱酸性だから弱酸性の石けんで洗う・・・肌にやさしいとどこかでよく聞きますが、刺激が少ない分、洗い流しが不十分な場合の肌へのリスクも問題視されているそうです。ほとんどの石けんはアルカリ性ですが、これらで洗浄しても十数分で肌は弱酸性に戻るので問題はないそうです。
魔子先生同様に普通の石けんで洗浄して、洗い流しのほうに重点をおかれたらいかがでしょうか。
[No.1437のレス] Re:PEGのスキンケア From:ちゃ 2005/05/31(tue) 23:28:33 最初は、PEG造設患者さんのろう孔と皮膚周囲の清潔保持について、石鹸と弱酸性石鹸で比較しようと思っていました。看護研究に行き詰ってしまいました。PEG造設患者さんの一番の問題はなんでしょうか?何かためになることがしたいんです。
[No.1437のレス] Re:PEGのスキンケア From:凛々子 2005/06/01(wed) 00:01:20 時代なのでしょうか、看護研究にインターネットをを利用できるのも。今はPEG家族の介護でナースのお仕事は無期休暇ですが、教材や資料等で学んだつもりでも、現場で働いてきても、介護を通して学んだことが多くあります。研究に行き詰っておられる ちゃ様、大変な思いをされていることと思います。こちらの談話室は日々、問題を抱えられた方々の交流の場、私も日々介護者としてお世話になっております。過去のレスからも問題点を探されてはいかがでしょうか。沢山の問題が山積みです。頑張ってください。
[No.1437のレス] Re:PEGのスキンケア From:もっち 2005/06/01(wed) 08:42:03 こんにちは、訪問看護師のもっちです。
PEG周囲ではありませんが、褥瘡に関しては褥瘡周囲皮膚の洗浄についての研究が多くあります。参考にされてはいかがでしょうか?
金沢大学医学部保健学科褥瘡研究室・研究のトピックスhttp://square.umin.ac.jp/~sanada/
情報提供です。
[No.1437のレス] Re:PEGのスキンケア From:ぴょんきち 2005/06/01(wed) 22:14:15 [MAIL] はじめまして、看護師のぴょんきちです。
No.1436のレスにも書き込んでいますが、当院では酢水を使ったケアをとりいれています。よかったら、また参考にしてみてください。
[No.1425] 洗浄方法について教えてください From:まんもまま 2005/05/17(tue) 20:16:47 固形化を開始しました。カテーテルチップで注入していますが、現在、対象者が4人おられ1日分のチップの数が80本となります。一度洗浄した後、ミルトンにつけて又、洗浄していますが時間的にも作業的にもかなり負担となっています。みなさんは、どうされていますか?
[No.1425のレス] Re:洗浄方法について教えてください From:太朗 2005/05/29(sun) 10:57:10 [HOME]まんもまま さん こんにちは 開業医の太朗といいます。
自分の出入りしている施設では、注入後ナースセンターで簡単に洗浄し、後は厨房の食洗機で洗浄しています。注射器は見た目は医療器具ですが用途は食器ですので、食器として扱っています。食器はミルトンにつけないのと同じ発想ですね。
[No.1425のレス] Re:洗浄方法について教えてください From:まんもまま 2005/06/01(wed) 19:34:47 太朗先生 ありがとうございます。食洗機での洗浄も考えたのですが、厨房の食洗機の空いている時間がなく、又、チップの先の汚れまで取れるのかという疑問もあってまだ、試していません。ノロウィルスや他の細菌による食中毒も怖いのでミルトンは使いたいのですが必要ないのでしょうか?
[No.1425のレス] Re:洗浄方法について教えてください From:ちーちゃん 2005/06/01(wed) 20:24:58 始めまして。ココで大変お世話になっている看護師です。
80本のカテチップの洗浄、大変ですね。
うちの病院では食器洗い用の洗剤でブラシとスポンジで洗浄して食器乾燥機で、乾燥させてるだけです。
太郎先生がおっしゃるようにふつうの食器と同じ扱いです。
食洗機でカテチップの先端まできれいに洗えるのかは、経験が無いのでわかりませんが、食物残渣が残ったままミルトンに浸けても効果は無いと思います。
有機物が残らないようにしてきちんと乾燥させるのが細菌の繁殖を防ぐのに一番大事なことだと思うのですが。
[No.1443] 注入物について From:jun_saka 2005/06/01(wed) 10:37:44 [MAIL] 日ごろ家で食べているものを、胃ろうから流動状態にして注入できないでしょうか?
すでに行っている方、これから考えている方、どんなものをどのように行っているか情報をいただけないでしょうか?
[No.1442] タイトルなし From:もっち 2005/06/01(wed) 08:41:13 こんにちは、訪問看護師のもっちです。
PEG周囲ではありませんが、褥瘡に関しては褥瘡周囲皮膚の洗浄についての研究が多くあります。参考にされてはいかがでしょうか?
金沢大学医学部保健学科褥瘡研究室・研究のトピックスhttp://square.umin.ac.jp/~sanada/
[No.1442のレス] Re:タイトルなし From:もっち 2005/06/01(wed) 08:43:25 しまった!間違えて新たに書き込みをしてしまいました。
No1437のレスだったのに…
[No.1441] 初歩的な質問ですが… From:キミ 2005/05/31(tue) 22:00:09 はじめまして。
特老に勤務する栄養士です。
PEGを持つ患者さんがいるのですが、最近胃ろう部より漏れがあり中止しています。
濃厚流動食の濃度や粘度、滴下時間に適切な基準みたいなものが決まっているのであれば教えていただきたいです。