[No.1430] 胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:ちーちゃん 2005/05/23(mon) 21:50:04

はじめまして。病棟看護師をしています。
78歳脳梗塞後遺症のPtで、PEGを造設されて、数年経過されています。半年前ぐらいから、胃からの逆流や嘔吐が繰り返され、栄養剤を嚥下補助剤で固形化して1日600mlを3回に分けて、注入していました。以後栄養剤の逆流、嘔吐はみられていませんでしたが、2ヶ月程前より、吐血を繰り返し、その度に、NPOとなり持続DIVとマーロックス・オメプラールを胃瘻に注入していました。症状が治まって、胃からの栄養剤を注入すると、1週間もたたないうちに吐血、あるいはPEGからの吸引物に、コーヒー様残渣物が引け、またNPO・・・の繰り返しです。単に栄養剤を注入する時期が早かっただけなのか、固形化した栄養剤が、胃に負担をかけているのか、他に、ストレス等があるのか、わかりません。
現在NPOですが、今度注入食再開の指示が出た時どう注入すればいいのか、アドバイスお願いします。

[No.1430のレス] Re:胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:まりこ 2005/05/25(wed) 17:56:13

 内科医のまりこと申します。
 吐血の原因が何か、ということが一番の問題だと思いますが。
 吐血の原因が、胃潰瘍とか何らかの疾患なのか、嘔吐するための食道損傷なのか、そのあたりの診断はいかがでしょうか。内視鏡検査は、行われていないのでしょうか?
 仮に後者だとすると、すでに、固形化も試みておられるようですし、嘔吐の原因に対応できるまで、経管栄養は断念せざるをえないのではないでしょうか。

[No.1430のレス] Re:胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:ちーちゃん 2005/05/25(wed) 22:41:25

回答有難うございます。
2ヶ月程前、最初の吐血があった時にGIFをしております。
診断の結果は、潰瘍は無く噴門周囲に、糜爛が数箇所あり止血剤の噴霧がされてます。後の治療は上記のとおりです。高齢のPtであることが考慮されて、1週間〜10日程NPOになり、胃内容をPEGより確認して、問題なければ、1日一回200mlを注入していました。その一回も50mlずつ20分時間をあけて、ゆっくりと注入していました。それで、嘔吐自体はなかったのですが・・・・。やはり、ちゃんと治癒していなかったのでしょうか。
固形化することで、胃に停滞する時間が、長かったり、胃酸の分泌を促進するというような事は無いでしょうか?

[No.1430のレス] Re:胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:太朗 2005/05/29(sun) 11:00:16 [HOME]

ちーちゃん さん こんにちは  開業医の太朗といいます。
確証がないので、あまり参考なる意見は言えませんが、固形化栄養といってもそれは生体にとって特別なことではなく、経管栄養剤経由して我々が本来口から入れている物を注入しようという調理法であり、生体にとっては生理的の状態に戻す行為と考えています。寝たきり状態の方と健常人を同じレベルで比較は出来ませんが、固形化によって問題が生じているのなら、普段固形物を食べている我々にも同じ様な問題が生じるのでは無いでしょうか。

[No.1430のレス] Re:胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:陸の孤島の遭難者 2005/05/29(sun) 22:20:40

陸の孤島でPEG管理をしている内科医です。
固形化が生体にとって生理的である根拠があまりのも非科学的です。
第一に、固形化と固形物の摂取を混同しているようですが、寒天による固形化はあくまで半消化態栄養に食物繊維を加えているだけであり、先生がおしゃるように栄養剤注入が非生理的であれば、半消化態栄養そのももが非生理的であり、なぜ固形化にこだわるのか不明です。
第二に、生理的に考えるなら、寝たきりの高齢者がものの1〜2分で200〜400kcalの食事をしますか? 19や20歳の若者でなければ、1分でどんぶり1杯のご飯を食べれませんよ。この方がよっぽど非生理的ではありませんか?
最後に、私の近くの病院でも固形化により逆流誤嚥性肺炎を起こして重症化した経験があります。この症例も白い栄養剤が口に戻らないと喜んでいた直後に高度の酸逆流による誤嚥(化学性)肺炎を引き起こし、RDSを併発、一時は危機的状況に陥りました。この原因として、急激な胃への容量負荷が迷走神経反射を引き起こし、LESの弛緩と胃収縮による逆流を引き起こしたと考えられます。さらに、食物繊維がGERDに関して、頻度を減じるが、強さを悪化させるため、注意が必要との海外文献もあります。
保険適応している栄養剤は薬剤の扱いされてお

[No.1430のレス] Re:胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:陸の孤島の遭難者 2005/05/29(sun) 22:26:25

すみません、途中で切れてしまいました。
保険適応されている栄養剤は薬剤の扱いであり、その投与方法は薬事法により規定されています。これに反して固形化して、急速注入するなら、やはり患者に用いる前に、何らかの動物実験や、健康ボランティアの協力で根拠を示し、コンセンサスを得た上で、薬剤の添付文書に追記されてから使用すべきです。
問題が起こってからでは遅いのではないでしょうか?

[No.1430のレス] Re:胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:ちーちゃん 2005/05/29(sun) 22:32:50

太郎先生有難うございます。
そうですよね。我々も、おなかを壊した時、嘔吐している時は、胃を休ませて、水分だけにしたり、流動状のものを食べますよね。固形化した栄養剤は、ペースト状ですから、我々からすると、『胃に優しい物』になると思います。
ただ、今まで、液状の食事しかしていなかったPEGのPtが、ペースト状の物を食べるというのは、形状だけみると、食事形態をUpしたことになるのでは?という気がするのですが。
でも、マロリーワイスのPtの治療として、『嘔吐を繰り返さない』ということを考えると、固形化して注入する事は、間違ってなかった事だと思うのです。(実際固形化してからの嘔吐は全くなくなりました。)
で、私達スタッフの考えとして、今度、注入食開始のOKが出た時に、どうやって、注入しようか?と迷っている状態なのです。今までよりさらに少量ずつ時間をあけて、注入する事ぐらいしか、思いつかないのです。(^^;)
他に工夫する事、配慮する事がありましたら、教えていただきたいです。

[No.1430のレス] Re:胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:ちーちゃん 2005/05/29(sun) 23:27:53

陸の孤島の遭難者先生、失礼しました。上のレス入れてる間に先生のレスがあったようです。
先生のお考えでは、短時間での固形化注入は危険だと捉えていいのでしょうか?
現在使用している栄養剤はカロリアン(ヤクルト・半消化態)で、嚥下補助剤(エンガード)で、固形化しています。
今までは、200ml350㎉をマヨネーズ位の硬さで調整していました。それを1回50ミリリットルずつ20分毎にカテーテルチップで、1プッシュ1分位かけて注入していました。それよりもさらにゆっくり注入したほうが良いのでしょうか?
固形化自体を止めたほうが良いのでしょうか?

[No.1430のレス] Re:胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:陸の孤島の遭難者 2005/05/30(mon) 11:48:26

GERDの原因のひとつに固形食物が胃内に沈殿分離することにより、強い酸濃度の層が出来ることがあげられています。固形化すること自体が、わざわざ酸濃度の高い胃酸の分離を促すことになり、結果として、強酸の逆流を招く恐れがあります。勿論、見かけ上は栄養剤の逆流は減じますが、そもそも、逆流誤嚥肺炎の原因は栄養剤の誤嚥ではなく、酸による化学性肺炎です。
本題から外れてしまいました。固形化云々はさておき、そもそも、マロリーワイスは強い嘔吐反射がないと起こりません。おそらく、逆流性食道炎が潰瘍化して出血していると考えられます。
オメプラールがあまり効果的でなかったのは、オメプラールが腸溶性であり、胃内停溜時間が長くなる場合には効果は少なくなることが原因として考えられます。
PPIでも、タケプロンOD(口腔内崩壊錠)に変更してみると効果が見られることがあります。
前述の症例でも、ODを注入することにより、改善したようです。一度、試されては如何でしょうか。

[No.1430のレス] Re:胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:太朗 2005/05/30(mon) 18:00:24 [HOME]

陸の孤島の遭難者 先生 こんばんは  開業医の太朗です.
いつも御指導ありがとうございます.経管栄養を行う上で固形化にこだわってはおりますが,固執はしておらず実際にボクの出入りしている介護施設でも全例に固形化をしているわけではありません.ただ固形化について好意的評価の多い中で先生の意見は非常に貴重で参考になります.固形化栄養は結果的に良いのか,そうでないのかは今後も課題があると思います.ただ現在は自分はどこにでもある町医者ですので,評価が出来る手だてがなく,良いなら良いダメならダメで臨床研究を願える施設を探しているところです.お手数をお掛けしますが,今後も御意見を頂ければ幸いです.

[No.1430のレス] Re:胃瘻固形化栄養注入とマロリーワイス症候群の関係について From:ちーちゃん 2005/05/30(mon) 22:56:45

陸の孤島の遭難者 先生ご回答有難うございます。
治療薬に関してはNs.の私の立場ではなんともいえないのですが、それとなく、主治医に話してみます。
先生の言われる前述の症例の方は、症状改善後、どのような注入方法で、栄養剤を注入されておられるのでしょう?
それで状態が安定しているのであれば、注入方法を教えていただきたいのですが。
明日から注入食が開始になります。とりあえず、1パック(200ml・350㎉)からですが、白湯100mlで薄めて、ゆっくり注入することを考えています。(過去ログで、胃の内容物の腸管への移行はその内容物の熱量と相関があるということを参考にさせて頂きました。)今度は、下痢と褥瘡のリスクがありますが・・・・。
先生のご意見で消化器官の生理を改めて学ばせていただきました。
『逆流したら固形化』が、マニュアルのようになりつつありましたが、固形化に期待する事、固形化によって引き起こされる事を、きちんと把握した上で、実施することができるようにならなければいけないと思いました。

[No.1439] 胃出血について From:おいら 2005/05/30(mon) 12:58:31

PEG造設1週間以上たってから出血がみられました。カメラで胃内を覗いたらコアグラで出血原因がはっきりと解りませんでした。婁孔からは培養で菌が出ていたそうですが、出血の原因になりますか?それと胃出血の場合の対処法ですが何方か教えて頂けないでしょうか?とりあえずPEGの交換をしたそうなのですが刺激で再出血が起こるのではと心配です。

[No.1439のレス] Re:胃出血について From:太朗 2005/05/30(mon) 18:18:20 [HOME]

おいら さん こんにちは  開業医の太朗です.
患者様を診ていないので参考程度にお聞きいただければ幸いです.ところで胃瘻造設の方法はPullPush法でしょうか? 我が国で多く行われているこの方法の場合,ガイドワイヤーの通る貫通孔を鈍的に拡張しながらチューブを留置するので,出血傾向がない限り瘻孔からの出血は希で,瘻孔感染症があっても同様のように思います.(ただ培養で陽性なら即ち感染症とは言えませんが・・) ですので胃内出血の原因としては,やはり胃内病変の有無を検査で確認するのがよいように思います.

[No.1439のレス] Re:胃出血について From:おいら 2005/05/30(mon) 22:25:51

太郎さん こんにちは 当院ではpush法のPEGキットを使用しています。造設時には出血や胃腔内の病変は特に見つかりませんでした。気になるのは軽い胃炎が有りましたが年齢相応の胃炎でした。まして造設後1〜2週間での出血なのでいささか困惑しています。Drもですが。今後またこのような出血が無いように病棟スタッフとPEG管理の徹底をしたいのですが・・・。

[No.1434] 胃ろう固形化注入の導入について From:ぴょんきち 2005/05/26(thu) 21:02:33

私は病棟の看護師です。現在胃ろうの固形化注入導入にむけて勉強中です。
私の勤務する病棟には、胃ろうがあり、肺炎などを起こして入院してくる患者のうち、特養などの施設から入院してきて良くなればまたもとの施設へ戻っていくという患者が多くおられます。よく入院してこられる施設の方ではまだ液体注入が主流です。そのような患者にはたして入院中だけ固形化注入を行ってもよいものか悩んでいます。そのよいうな患者には液体注入のまま看護していくほうがよいのでしょうか?アドバイスよろしくおねがいします。

[No.1434のレス] Re:胃ろう固形化注入の導入について From:太朗 2005/05/29(sun) 11:01:21 [HOME]

ぴょんきち さん こんにちは  開業医の太朗といいます。
施設から入院された胃瘻の患者様が固形化による恩恵が得られると考えられる場合、固形過栄養を導入する意義はあります。しかしこの場合は、後方施設でも調理が行えるように配慮や啓蒙が必要です。(ただコレには多大な努力を伴います。) しかし固形化栄養の導入が総合的に全ての経管栄養症例にメリットがあるとは現段階では証明されていません。よって固形化栄養による恩恵が積極的には考えられない症例の場合で、後方施設で固形化栄養を行っていないないし導入の予定がない場合は、固形化は消極的にならざるを得ないのではないでしょうか。

[No.1434のレス] Re:胃ろう固形化注入の導入について From:ぴょんきち 2005/05/29(sun) 23:41:40 [MAIL]

ご回答ありがとうございました。参考にさせて頂きます。またこの件に関して相談させていただくケースがあるかもしれませんが、その際はよろしくお願いします。

[No.1429] 固形化栄養剤の注入について From:ぴょんきち 2005/05/21(sat) 20:48:25

はじめまして。私は病院に勤務している看護師です。私が働いている病棟は外科・内科の混合病棟で59床あり、そのうち十数名の患者さんは胃ろうから栄養剤を注入しています。現在は液体での注入をおこなっているのですが、今回固形化栄養剤への変更を検討しています。色々なサイトをみたりして勉強中です。すでに固形化栄養剤の注入を導入されている病院に勤務されている方、病棟で導入するにあたり起こった問題点や対処方法など教えていただけるとありがたいです。
また、固形化栄養剤を注入することによってPEGチューブへの影響は全くないのでしょうか?(破損・変質・変形など・・・)もしないとすれば、それを裏付けるデーターなどがあれば教えて下さい。宜しくお願いします。

[No.1429のレス] Re:固形化栄養剤の注入について From:太朗 2005/05/29(sun) 10:59:30 [HOME]

ぴょんきち さん こんにちは  開業医の太朗といいます。
固形化栄養では16Fr以上の太さなら注入は簡単で、チューブの破損については(データはありませんが)今のところ聞いたことはありません。ただボタン型で接続部分が細い物があり、その様な製品だと注入が難しいことがあり注意が必要です。

[No.1429のレス] Re:固形化栄養剤の注入について From:ぴょんきち 2005/05/29(sun) 23:30:43 [MAIL]

回答ありがとうございます。私の勤務する病棟の患者さまの胃ろうは皆、ボタン型です。先生がおっしゃっているボタン型で接続部分が細いものというのは、具体的に製品名を教えて下さい。また、接続部というのは、ボタンとPEGチューブの接続部ということですか?(あたりまえのことかもしれませんが、PEGに関して知識がまだ乏しいもので・・・すみません。。。)

[No.1411] 固形化経腸栄養剤にした場合薬の投与は? From:Q太郎 2005/05/07(sat) 00:07:23

薬剤師しております。うちの病院では経管栄養患者には簡易懸濁法という(錠剤を粉砕しないでお湯に溶かして注入)方法で行ってますが、固形化にした場合、投薬方法はどのようにするべきか?いまのままですと、せっかくゲル化しても投薬すると軟化するのでは?と思うのですが・・・。はじめに同じようにゲル化させておくのか?追加・中止になった場合は? 実際投薬をどのように行っているのか?何かいい方法があれば教えてください!

[No.1411のレス] Re:固形化経腸栄養剤にした場合薬の投与は? From:太朗 2005/05/16(mon) 17:54:00 [HOME]

Q太郎さん こんばんは   開業医の太朗です. 遅レスでスミマセン
寒天固形化による薬剤のゲル化は可能です.しかし加熱により薬効変化が起こる可能性を否定できないため,薬剤に関しては簡易懸濁法で注入しています.ただ投薬によって固形化栄養が何かすることは考えにくいので心配には及びませんよ.

[No.1411のレス] Re:固形化経腸栄養剤にした場合薬の投与は? From:Q太郎 2005/05/20(fri) 22:58:51

太朗さん、ありがとうございます。もしよかったら、もう一つ教えてください。簡易懸濁で投薬する場合、何mlか水分が入るわけですが、それが、「もれ」の原因にはならないのでしょうか?大丈夫ですか?

[No.1411のレス] Re:固形化経腸栄養剤にした場合薬の投与は? From:太朗 2005/05/29(sun) 10:58:55 [HOME]

Q太郎 さん こんにちは  開業医の太朗といいます。
簡易懸濁法では確かに注入に伴い水分は入りますが、固形化栄養では胃内に全く水分が入らないわけではなく、唾液や胃液も存在します。その量の合算に比較すれば、簡易懸濁法の水分量は微々たる量と思いますよ。

[No.1426] バルーン内のワッサー From:おいら 2005/05/17(tue) 22:03:40

1週間前にバルーンを交換したのですが、今回も前回同様にバルーンないのワッサーの変色がありました。色は薄オレンジ色です。おまけに交換1週間にもかかわらずワッサーが4tも減少していました・・・考えられる原因はなんでしょうか?ついでにですが。PEG造設前のマーキングの必要性はどなたか教えて下さい

[No.1426のレス] Re:バルーン内のワッサー From:太朗 2005/05/29(sun) 10:57:42 [HOME]

おいら さん こんにちは  開業医の太朗といいます。
バルーン型のチューブですが、材質はシリコンといい硬いスポンジのような物です。そのため時間がたつと当然水は抜けますし、胃の内容物や薬剤によっては注入水に着色することはあります。見た目と異なりバルーンは完全に隔離された物ではないようです。

[No.1438] ダンピングによる低血糖 From:メロン 2005/05/28(sat) 00:18:52

はじめまして。いつも参考にさせて頂いています。私は養護学校に勤務している看護師です。小学校4年生の生徒で腸ろうの子がいます。ダブルルーメンチューブを使用しているのですが、逆流を防ぐために小腸の方に栄養剤を注入しています。(ラコール500ml/回、3回/日)注入終了後1時間位すると低血糖症状が現れます。あめなどなめれば改善するのでしょうが、生まれてこのかた経口摂取の経験がなく、口からはどうにもならない状態です。(今まで栄養剤の注入のみで生活してきたので)ダウン症で知的障害もあるので、経口摂取を進めるには時間がかかると思います。注入速度は1回2時間〜2時間半位かけて行っていますが、これ以上速度を遅くすと本人の負担も増し、学校生活や日常生活に支障をきたすと思われます。(普通に走ったり動ける子なので)現在の対策としては、注入後にウィダーインゼリーを胃側のチューブから注入しているのですが、あまり効果がないようです。低血糖症状が見られた時は、グルコースを注入しています。何か低血糖を防ぐ方法や対策などありましたら教えてください。

[No.1435] 若い人の胃ろうについて From:ももちゃん 2005/05/27(fri) 17:16:45 [MAIL]

こんにちは。知人の相談をさせて下さい。
 小脳に障害を持ってしまい、身体のほとんどが不自由ですが、意識はきちんとあります。内蔵も元気なので、胃腸の動きが大きいのです。よく動くため胃ろう部分が広がりやすく漏れが多くなってしまいます。
 以前はボタンタイプを使用していたところ、内部より引っ張られて皮膚がただれました。今はチューブタイプなのですが、皮膚症状がずっと良くなりません。寒天で固形の流動食を試したり、胃ろうを造設し直してみたり、いろいろ試していますが、発赤がずっとあり痒みもある様です。何か良い方法がないでしょうか?

[No.1431] 胃ろう固定化栄養の疑問 From:KAOちん 2005/05/24(tue) 17:18:00 [MAIL]

はじめて投稿させて頂ます。
青森で地域医療を頑張っている病棟看護師です。
今年度から、固形化栄養をはじめ、プロジェクトチームとして、活動し始めたのですが、本やネットをいろいろ調べ、試行錯誤しております。
寒天の固形化を、栄養科と一緒に取り組んできて、大きなトラブルもなく、導入しています。
もともと、便秘がちな患者さんに寒天固形化を1か月やってみましたが、緩下剤併用でも、排便困難は続き、腹満のため、毎日摘便で様子をみていましたが、この度、粘度強化剤も試してみることとなり、REF=P1とK4Sを使用することになりました。
ビーカーに入れ、かき混ぜてみましたが、寒天のようにはかたくないし、この位のとろみでも大丈夫なのかと思いつつ、注入してみることになりました。
患者さんの状態にあわせて、速度や、排便管理、全身状態をみていきたいと思いますが、チームで、疑問に思っていることが、いくつかありますので、教えて頂ければ嬉しいです。
@薬の注入も、固形化した方が良いのか。
 現在は少量の水で溶いて、栄養剤注入後に、注入し、Airでフラ ッシュしています。できるだけ、水分を入れないように…と本
 に記載されてありましたので…。
A粘度強化剤では、注入後もギャッヂアップ状態でいた方がいい のでは?時間的にはどのくらい必要?
Hもともと、喀痰の多い患者さんは、痰の量の変化がよく評価で きないのですが、効果があるのでしょうか?
C水分補給は、固形化しなくても、逆流に影響はないのでしょう か?
これからまだまだ、わからない事がでてくると思うので、これからも、談話室見させて頂きます。
そういえば、固形化栄養のPEGはカンガルーのボタン式はあまり、適当ではなさそうですね。うちの診療所はほとんどがボタン式で、延長チューブをしようして、注入しています。もしかして詰まる可能性が高いのか?とちょっと不安になったところです。
若いスタッフばかりでなにをするにも経験が少なく、医師も外来病棟・老健・訪問をほとんどひとりで、診ている状態で、看護師だけで、計画を立てたりしていますので、アドバイスのほどよろしくお願いします。

[No.1431のレス] Re:胃ろう固定化栄養の疑問 From:金太郎 2005/05/25(wed) 17:43:05 [MAIL]

はじめまして、メーカーで「粘度調整食品:REF-P1」と「流動食」の開発を担当していた金太郎と申します。まず最初に、REF-P1と流動食をビーカーで混合してその粘度を見たところ、従来KAOちん様の施設でされていた寒天のように硬くならないので、不安をお感じのようですので、REF-P1の特徴についてご説明いたします。

☆REF-P1の特徴(寒天による固形化と比較して)

 @寒天法とは胃の中でのゲル化の状態が異なります。
  (胃の上部と下部で粘度が異なります)

  寒天法による固形化は流動食全体を固形化して、食道裂  孔ヘルニア等による流動食投与時の胃食道逆流を防止す  る方法であると思われます。REF-P1の場合は、最初に   REF-P1を投与し、その後に流動食(K-4S)を投与する   と、REF-P1は流動食より比重が軽い為、胃の上部に浮上  する傾向があります。そして、5〜10分後にゲル化し  REF-P1の濃度が濃い胃の上部(噴門側)がより強くゲル  化し、REF-P1の濃度が薄い胃の下部(幽門側)は弱く   ゲル化します。
  従って、全体が均一にゲル化する寒天法と比較すると、  胃の上下でゲルの強度が異なる傾向があります。
  つまり、胃の上部では比較的固めのゲルで流動食投与時  の胃食道逆流を予防し、胃の下部は弱めのゲルで、流動  食の胃からの排泄速度はそれ程阻害しない設計になって  おります。

 AREF-P1にも腹部膨満感はあります。

  腹部の膨満感は胃の中の固形化された流動食の腸管への  移行速度が遅くなると発症します。REF-P1にもそのよう  な傾向はありますが、全体を固形化する寒天法と比較す  ると、前述のように胃の下部の流動食の粘度は低い(柔  らかい)ので、完全に固形化した寒天よりは胃の排出速  度は早いので(それでも通常の流動食よりは遅いです)  腹部の膨満感は少ない傾向にあると思われます。
  従って、寒天と比較すると、胃での滞留時間が短いので  便性改善の可能性はあると思われます。

☆次に、KAOちん様のご質問にお答えします。

Q@薬の注入も、固形化した方が良いのか。

A@胃の内容物の腸管への移行はその内容物の熱量(エネル  ギー)と相関があります。流動食の場合は1時間に約2  00kcalの流動食が腸管に移行します。(放射性同位元  素を流動食に添加して確認済み)
  従って、水のように熱量の無い物質の場合は速やかに胃  から排出され、腸管に移行します。従って現在薬を少量  の水で溶いて投与する際に逆流が発症していなければ、  薬を固形化する必要は無いと思われます。水分補給等胃  を兼ねて、流動食投与後30分程度間隔を開けられてか  ら投与されれば問題ないと思われます。

QA粘度強化剤では、注入後もギャッヂアップ状態でいた方  がいいのでは?時間的にはどのくらい必要?

AA前述のようにREF-P1は胃の上部で強くゲル化いたしま   す。従って、使用方法としては、患者様をまずジャッキ  アップ(30度程度)して戴き、最初にREF-P1を経管か  ら投与し、その後直ちに流動食(K-4S)300〜400  kcalを1時間以内(流動食をゆっくり投与するとかえっ  て、REF-P1が先に胃から排出され、肝心の流動食がゲル  化しなくなります)に投与完了します。その後、30分  程度ジャッキアップを続け、薬や水分補給を経管投与し  て頂けば作業は完了です。その後のジャッキアップは必  要ございません。
  (1回の流動食の投与でジャッキアップ時間は1時間〜    1時間半程度で完了します)
  その結果、REF-P1の使用により、ジャッキアップ時間が  短縮されるので、リハビリテーション時間が確保できた  り、仙骨への圧迫時間が短縮される為、褥瘡の発症リス  クが軽減される等の報告もございます。

QBもともと、喀痰の多い患者さんは、痰の量の変化がよく  評価できないのですが、効果があるのでしょうか?

AB胃食道逆流が原因で長くIVH等をされていた患者様に   REF-P1を使用し経腸栄養を開始すると、それまで動いて  いなかった腸管が動き出す為に、唾液等の分泌が多くな  る傾向にある事は観察されておりますが、喀痰の量の変  化に関してはあまり報告が御座いませんので不明です。  しかし、喀痰の原因が誤嚥に由来するものであれば、改  善される可能性もございます。

QC水分補給は、固形化しなくても、逆流に影響はないので  しょうか?

ACQ@でもご回答いたしましたが、胃からの内容物の排出  速度は基本的にエネルギーに依存しますので、熱量の無  い水の場合は、基本的には速やかに腸管に移行しますの  で水分補給の場合は固形化する必要はありません。
  しかし、患者様が水分補給時にむせるようでしたら、   流動食の投与完了後30分程度(まだゲル化している流  動食が胃の内部に残っている状態)の時に水分補給され  るか、それでも逆流が止まらなければ、水分自体とろみ  剤のようなもので粘度を付けて投与するかすれば良いと  思われます。

  ※ご注意
   REF-P1使用時には流動食に水分補給用の水分を加水し   ないで下さい。流動食中のカルシウム濃度が低下し、   流動食が規定の粘度にゲル化せず、逆流の予防効果が   減少する恐れが御座います。

☆追伸

 尚、流動食の投与チューブの管理方法に関しては、流動食 の投与後に水分補給を目的に水の投与をしていれば、延長 チューブでもそれ程詰まる事は無いと思われますが、万一 詰まりましたら、こちらのサイトでもご紹介されているブ ラッシをご利用になると良いかと存じます。

何か、ご不明な点がございましたら、メーカーの担当者にご連絡頂ければ、資料等ご提供し、ご説明にあがると思います。

[No.1431のレス] Re:胃ろう固定化栄養の疑問 From:KAOちん 2005/05/26(thu) 23:17:55 [MAIL]

お返事ありがとうございました。
さっそく、スタッフみんなで読み、ほお〜、へえ〜と、疑問がかなり解けました。
実は、寒天栄養からK4Sに、換えた日…。患者さんが大量の排便があり、寒天で消化がうまくいっていなかったのかなあと思っていました。
固形化栄養も、いろんなメリットがあり、良ければ今後も、胃ろう患者さんに導入していく予定なのですが、その人に合った経管栄養を選択していくべきだと考えさせられました。
なんか、すごく頑張ろうという気になっています。

[No.1433] 胃瘻造設出来ない方のMチューブについて From:バース 2005/05/26(thu) 12:10:14 [MAIL]

こんにちは。病棟にて看護師をしています。
最近胃瘻造設出来ない方がおられます。60歳代の男性、脳出血後左麻痺、過去に胃切除(身よりのない方で詳細不明)の方です。チューブの自己抜去をされるためミトンタイプ「守っ手」を使用しています。今後Mチューブにて経管栄養を注入していきますが長期に使用するのに苦痛が最小限度にとどまるようなチューブの紹介(サイズも)チューブ固定方法などアドバイスをお願いします。腸瘻に関しては担当医は消極的です。

[No.1432] 胃瘻ってメーカーによって違いますか? From:七海 2005/05/25(wed) 18:52:24

老人病院の内科をしています。
こんなところに書いていいか悩むのですが(管理人さんが不適切と思ったら削除してください)。わが病院はC社のチューブ(バルーン型)をメインに使っています。特に不都合はないです。誰が導入したかは私の赴任前にて不明。
 そこにB社がC社よりお安い価格で提供しますと言ってきました。多分1個あたり1000円は安いはず。
 (空腸カテとか特殊品については個別対応が可能なので、)一般的なチューブタイプの交換品について、メーカーでそんなに特徴ってあるんでしょうか?
 私は療養はマルメなので、B社のはバルーンが破れやすいという経験にはあえて目を瞑って、何社か見積もりを取って一番安いところでいいや派なのですが。ここのはこういうところがいいんだとか、こういう人には向く向かないというのが(個人的なご感想で結構です)あれば教えてください。
 

[No.1412] 固形化についての質問 From:Azu 2005/05/07(sat) 23:58:29

在宅の患者さんの件についてお尋ねします。

10年程前より脳梗塞にて寝たきり状態。妻がずっと在宅介護をされています。
1日にエンテルードを1000kcal、PEGにて滴下されています。
(朝400kcal、夜600kcal)以前から逆流性の誤嚥による、熱発がみられ、又、妻の介護疲れがこの1,2年、如実にみられていたので、経腸栄養剤の固形化を行う事となり、先日(1日のみ)行いました。
固形化を施行した日は誤嚥もなく、バイタルも安定していたのですが、固形化を行った次の日、1日の尿量がいつもより少なく(700ml)傾眠傾向、バイタルの変化なし、舌・脇下の乾きはなかったのですが、脱水ではないか?と訪問看護師より。

★固形化にした日の水分量は
エンテルードの水分(約80%)・・・800ml
薬を入れるときの水分・・・・・・・・100ml×3
フラッシュ時の水分・・・・・・・・・100ml×2
水分の固形化・・・・・・・・・・・・300ml

★普段の水分量
エンテルードの水分
(固形化にした時より200ml多い。主治医の指示により、エンテルード1000kcalを作るのに水分を200ml多く混ぜている)
      ・・・・・・・・・・・・・1000ml
*後は固形化の時に同じ

在宅ですので、妻が言うには、「経腸栄養剤を固形化した時に水分が蒸発したのではないか?」
固形化は今は一先ず中断していますが、主治医の指示と妻の希望もあり、来週にも再チャレンジを行う予定です。
滴下していたときの水分量になるように、固形化をすればどうか?と考えています。しかし、本当にそれでいいのか?
寒天(食物繊維)を入れた事によって、消化吸収の変化もあったから????

先週も本人さんが状態がわるくなり(誤嚥などの症状などもあり)「死にたい」とボソッといわれたそうです。
どうにかしないと・・・と思うのですが・・・・
どのようにしたらいいか?どなたか教えて頂きたいのですが。

[No.1412のレス] Re:固形化についての質問 From:いわさき 2005/05/09(mon) 17:37:28 [MAIL]

Azuさんはじめまして、在宅をしている素人です。
私も固形化を始めた時の経験しか分かりませんが、新しい事を始めたときは少なくても3〜4日は続けてみて結論を出してきました。水分は滴下式の時と同じ水分量が良いですよね。私は寒天にも大きな影響が有ることを経験しました、
コストを下げようと思い寒天末で作りましたが便が固くなり
大変な思いをしました、寒天なら何でも良いと思ったのが大間違いでした、やはり蟹江先生が教えてくれているぱぱ寒天が良い事が分かりました、同じ事を2度経験しました、
伊那食品の方にお聞きしたところ、寒天末に入っていない海藻が入っているのでより一層効果が有ると言われました。
悩み試行錯誤の毎日ですがPEG相談室が助けてくれます。
素人ですが同じ思いをしたものですからお許し下さい。






[No.1412のレス] Re:固形化についての質問 From:Azu 2005/05/25(wed) 15:10:14

レスポンスありがとうございます。寒天・・・ですね。
その後この方の固形化はまだ実施していません。ラコールの固形がメーカーから6月に出ることを耳にしましたので、こちらを・・・と今思案中です。
点数の問題があり、実行できるかどうかはわかりませんが。
また何かありましたら、よろしくお願いします。

[No.1421] パーキンソン病と胃ろう固形化経腸栄養の関係について From:濱田 あかね 2005/05/12(thu) 14:18:27

初めまして。全くの素人なのですが、教えていただきたい事があります。 パーキンソン病のように胃の蠕動が低下している症例には、寒天法は有用なのでしょうか? 文献等色々調べたのですが分かりませんでした。 申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

[No.1421のレス] (^-^)Re:パーキンソン病と胃ろう固形化経腸栄養の関係について(^-^) From:平成の一休さん 2005/05/13(fri) 11:47:01 [MAIL] [HOME]


”濱田 あかねさまへ”こんにちわ〜お尋ねの件ですが、蠕動運動(ぜんどううんどう)の低下はパーキンス病に限らず起こります。

まず、皆さんにも判り易いように蠕動運動の「おさらい」をして見ましょうね。

腸は食べ物の中身を混ぜたり,口側から肛門の方へ送る働きの運動をする・・これを蠕動運動といいます。消化された中身を送るためには「調和のとれた運動」でなければならず,これを調節しているのが腸の壁の中にある「神経組織」と言われるものです。この「神経組織に異常」があると蠕動が無くなったり,部分部分で勝手な動き(働き)をするため消化された中身が送られずに最悪の場合は「腸閉塞」になります。

蠕動の異常さで原因になる病気として、ヒルシュスプルング(乳幼児に見られる便秘を主症状とする先天性の病気)病が代表的なものとして上げられます。

症状として、腹膜炎のとき等の時は炎症の刺激で腸管が麻痺して蠕動がなくなり麻痺性腸閉塞という状態になります。

蠕動運動は腸に限ぎったことではありませんが、管(くだ)になった臓器ではごく普通に見られる現象です。

さて、このような状態の時に寒天法は有用なのでしょうか?
との問いにお答え出来る先生がいっられば幸いですが、どなたか先生方並びに在宅患者家族関係者の皆様の中でご経験ある方は是非ご教示願います。バトンタッチ致します。

皆さん、手探り状態です。濱田あかね様、焦らず情報収集を重ねて下さい。ヒントがでることを私も期待しております。

お大事になさって下さいね。

合掌三拝/平成の一休さんでした。

[No.1421のレス] Re:パーキンソン病と胃ろう固形化経腸栄養の関係について From:濱田 あかね 2005/05/23(mon) 11:43:00

>一休さん
 ご丁寧にありがとうございます。また、御礼が遅くなって申し訳ありません。いくつか文献がありましたが、寒天法も有用で、副作用も便秘程度であった。というものが有力みたいです。 参考までに文献とアブストラクトを添付します。

TI 胃ろう栄養中の進行期Parkinson病患者に対する経腸栄養剤投与法の工夫

AU 織田雅也, 和泉唯信, 宮地隆史, 伊藤聖, (微風会 ビハーラ花の里病院 神経内科
SO 神経内科
JN: Z0017B; ISSN: 0386-9709
VOL. 59 NO. 5; PAGE. 535-537; (2003/11/25)
表1, 参6
AB 胃ろうから経腸栄養を行っている進行期のパーキンソン病患者2症例に対し,固形化栄養剤への変更を行った。固形化栄養剤に移行してから2か月観察したが,2症例とも新たなトラブル,合併症の出現は認められなかった。また,各回の投与前に胃内容物の残留がないかを確認したが,栄養剤の残留を認めなかった。両患者とも以前から便秘が認められていたが,栄養剤の固形化による便秘の増悪は認められなかった。さらに,栄養剤を固形化して投与することにより,投与時間は大幅に短縮された。投与後はおう気・おう吐などを誘発することなく満腹感が得られ,両患者から固形化栄養剤に対する満足感が表明された。

また、色々と教えて下さい。


濱田あかね

[No.1416] 唾液の誤嚥 From:のんのん 2005/05/09(mon) 16:38:54

PEGとは直接関係ないのですが、PEGを作っていらっしゃる方の中には同じ問題をお持ちの方もいるに違いないと思いますので質問させてください。
脳梗塞でほぼ寝たきりの50代の男性(もちろんPEGの方)ですが、最近急に唾液が増えてきて、その唾液を誤嚥してむせるのです。一度むせると、ますます嚥下が悪くなるので、またむせるの繰り返しで、むせ始めると10分くらい咳が続きます。唾液をまめに吸引しているのですが、あまり効果がありません。今までは少しながら経口でもミキサー食を食べていたのですが、嚥下が悪くなったので中止しています。食事を中止したから、唾液が増えたのでしょうか?
どなたかアドバイスいただけるとうれしいです。

[No.1416のレス] Re:唾液の誤嚥 From:太朗 2005/05/16(mon) 18:03:04 [HOME]

のんのん さんこんばんは  開業医の太朗といいます.
口の中に唾液がたまるのは,分泌された唾液を飲み込むことが出来ないときの嚥下障害時にしばしば見られる所見です.絶食により分泌量が増えたという物ではないように思います.かかりつけの先生に嚥下リハについての適応について御相談されるのもよいかも知れません.

[No.1416のレス] Re:唾液の誤嚥 From:ikeda49 2005/05/18(wed) 07:34:35 [MAIL] [HOME]

のんのんさんこんにちはー同じ悩みをもっています家族です

小生の女房も3度の誤燕性肺炎を起こし病院からは口からの節食は禁止(死を意味する)と言われてきました。
そんな中で、女房も小生も口から食べることに関して拘りがありました。患者も家族も納得出来ないことは、医師なりネットなりで確認しては如何でしょうか。
命に関わることなので、やり直しは出来ませんが、毎日看病してると患者の希望は読めると信じております。病院ではリスクのあることはしない様に思います。

◎専門の病院に行って「本当に食べられないのか確認する」燕下についての研究は進んでおります。X線検査で確認出来ます。
◎口の唾液は沢山出て日に何度もサクション(吸引)してると思いますが、口から少しでも食べれるようになると、改善されました。(口の周りの筋肉・機能の向上がある)
◎患者本人の意識の問題:本人が口から食べたいと思うのか、希望しているのか。

介護者の経験から記載致しました。

[No.1416のレス] Re:唾液の誤嚥 From:のんのん 2005/05/20(fri) 11:38:01

いろいろコメントありがとうございました。
実は昨日から少しおやつを食べる練習をしています。
まだまだムセがありますが、栄養を口から摂るのは無理でも、楽しみのために少しでもおやつや果物が食べられたらなあと思っています。がんばってみます(いや、がんばるのは私じゃないけど‥)。

[No.1424] 固形化する容器について From:さくら咲く 2005/05/16(mon) 19:56:35 [MAIL]

固形化する容器についてお尋ねします。
固形化する容器は、カテーテルチップかドレッシングポットと思っていましたが、先日病院から退院された患者さんで、タッパーで作成されている方がいます。液体注入では嘔吐とリークが問題でしたが、この方法で解決しています。
この方は固形化した栄養剤をタッパーで保存し、注入時には硬くて注入できないので、湯煎して崩しながらカテーテルチップで注入しています。この方法は、おそらく病院で苦肉の策としてとられた方法とは思うのですが、退院されて家族も上記方法でトラブルなく、また非常に簡便に実施できています。
液体栄養の問題点が解決でき、かつ保管量が少ないこともあり、在宅ではこちらのほうが実施しやすいのかとも思います。この方法は、固形化の範疇には含まれないのでしょうか。

[No.1424のレス] Re:固形化する容器について From:太朗 2005/05/17(tue) 17:45:27 [HOME]

さくら咲く さん こんにちは  開業医の太朗です.
ボクの知っている在宅患者さんも,さくら咲くさんの症例と同様の方法で注入をしています.固形化栄養の有効性に関しては,誰でも納得できる方法で,今後もキチンと検証していく必要があると思いますが,検証を目的とせず実施に重点を置くのならば,定義に拘る必要はないかも知れません.ただこの方法ですと吸引の時に結構な力は要しますが・・・.

[No.1424のレス] Re:固形化する容器について From:さくら咲く 2005/05/18(wed) 14:36:37 [MAIL]

太朗先生
早速お返事をいただきありがとうございました。在宅でももっと固形化がすすめばいいなと思っている、訪問看護ステーションに勤務しています。カテーテルチップで保存するのは、注入はしやすくても保管量が多いことが、固形化を進める障害のひとつになります。タッパーで保管して湯煎で崩しながら吸引しますので、吸引の力はあまりかからないようです。
ただ胃の中での形状はどうなのかなとも思いますが、トラブルなければいいのでしょうねぇ。また実験して報告しますね。

[No.1422] 腸ろうへの固形化栄養剤の注入について From:はな 2005/05/12(thu) 17:59:18 [MAIL]

初めまして、みなさんこんにちは。私は今腸ろうを造設している患者さんの下痢に大変悩んでいます。その患者さんには下痢の誘因と言われる速度・濃度・温度を様々な角度から管理しましたが改善せず。また腸管粘膜増殖を維持・促進させるGFOの投与も試みましたがいい結果が得られませんでした。そして現在F2αを固形化しボーラス注入していますがやはり下痢は消失しません。PEGでは栄養剤の胃内停滞時間が延長することにより下痢が予防できると言われていますが、腸ろうの場合は適応外なのでしょうか。腸ろうの下痢予防について何かいい方法や文献・アドバイスがありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

[No.1422のレス] (^-^)Re:腸ろうへの固形化栄養剤の注入について(^-^) From:平成の一休さん 2005/05/12(thu) 21:54:29 [MAIL] [HOME]


”はなさんへ”こんばんわ〜。腸ろうの下痢についてのお問合せの件ですが、胃ろうにしても・腸ろうにしても1度下痢が始るとなかなか下痢の改善をさせるのは困難です。下痢の原因は何なのかは判りませんが、1つの選択肢として2日〜3日間PEGからの点滴を中止してみて全身状態が安定するか否か様子を診られたら如何でしょうか。

下痢の際の特効薬は特にないのが現状です。
一番シンプルなのが胃や腸を働かせない為に点滴をお休みすることが効果的ではないでしょうか。少なくとも私の場合は下痢対策は「即・点滴中止」して「胃腸が安定」するのを待って再点滴してこのようなケースは乗り切って来ました。

下痢が止まらない時には消化器系の全身状態が最悪の場合ですから、ヘタに胃腸を刺激しない方が無難ではないでしょうか。案外と胃腸をお休みさせると落ちつくのもですよ。

お役に立たたないかも知れませんが、下痢が続いたら即点滴中止するの選択もやってみる価値はあるかと念います。

患者さまの改善をお祈りします。お大事になさって下さい。

合掌三拝/平成の一休さんでした

[No.1422のレス] Re:腸ろうへの固形化栄養剤の注入について From:太朗 2005/05/16(mon) 18:23:00 [HOME]

はなさん こんばんは   開業医の太朗といいます.
はなさんのいわれる「腸瘻」とは,胃瘻を経由して小腸に栄養管を挿管する「経胃瘻的空腸チューブ」のことか,空腸に瘻孔そのものがある本当の意味の「腸瘻」の事でしょうか? 経胃瘻的空腸チューブには単管腔と複管腔の物があり,前者のチューブなら実際に固形化栄養を実施している医療機関の事を聞いたとがあります.しかし医学的な安全性と有用性の検討はまだ解っていません.反復する下痢のため経胃瘻的空腸チューブをPEGに戻すとともに固形化栄養を開始した症例で,下痢の改善のみならずPEG管理中にあった嘔吐も消失した症例を経験したことはあります.少しでも参考になればいいのですが・・・.
ただ最も重要なことは下痢の原因を医学的にキチンと救命することではないでしょうか.以前にも御紹介しましたが下記論文は参考になると思います.御参考にしていただければ幸いです.(著者の先生,何度も勝手に出してスミマセン)
 ↓
足立聡,大浦元,蛭井智栄子ら:PEG化経腸栄養患者における下痢症の検討 ーClistridium difficileの関与についてー.日消誌 2005; 102: 484-485.

[No.1422のレス] 先生ありがとうございます From:はな 2005/05/16(mon) 20:52:42 [MAIL]

お忙しい中、お返事ありがとうございます。今回出させていただいた患者さんは、残胃に胃ろうを増設することができず直接空腸
にろう孔がある患者さんです。ほぼ同じような条件下でも、PEGと比較して明らかに腸ろうの方の方が下痢が落ち着くまで時間がかかりました。腸ろうの方の方が経過が長いという何か医学的な根拠というものはあるのでしょうか。この患者さんの場合は偽膜性大腸炎が下痢の誘因となりましたが、バンコマイシン投与にてその後何度もCD抗原(-)でした。またアドバイスのほうよろしくお願いします。

[No.1422のレス] タイトルなし From:はな 2005/05/16(mon) 21:30:27 [MAIL]

太郎先生たびたびすみません。先ほど紹介していただいた先生の論文はどのように検索したら見ることができるのでしょうか。まだパソコンを上手に使うことができず…こんなことをゴメンナサイ。

[No.1422のレス] Re:腸ろうへの固形化栄養剤の注入について From:足立聡 2005/05/17(tue) 08:50:37

 太郎先生、私の報告をご引用頂き、ありがとうございます。
 はなさん、はじめまして、偽膜性腸炎後の下痢にお困りのようですね。私たちも、CD関連腸炎後の下痢に悩まされ、この報告をするに至りました。
 まず、最初に気になりましたが、CD抗原(-)とありますが、現在では、CD関連腸炎の否定には、CDtoxinAをcheckしなければ意味がないとされています。再考する必要がありますね。
 次に、CD関連下痢症が否定されると、この腸炎の原因が腸内細菌叢の撹乱に起因することを考えると、栄養開始には十分な注意が必要と考えられます。
 私たちは、まず、アイソトニック飲料のみを注入開始、これで下痢がないことを確認(1〜2日)した後、次に食品である下痢用栄養剤ジェビティ(等張、オリゴ糖、ファイバー添加済み)を少量から開始するのですが、このとき乳酸菌を大量(6g/day以上)に添加します。この状態で下痢が起きないことを確認しながら、1〜2週間で目的カロリーまで増量していくようにすました。途中で下痢が始まれば、CDの確認からやり直して、再度、絶食から開始します。
 根気のいる作業ですが、腸内細菌叢が善玉菌優位になってくると、便性状は落ち着いてくると思います。
 老婆心ながら、CDtoxinは新鮮便でなければ検出できません。また、ファイバーはどうしても詰まりやすくなるため、栄養チューブはある程度太くなければ、辛いです。
 参考になれば幸です。

[No.1422のレス] ありがとうございます From:はな 2005/05/17(tue) 10:35:55 [MAIL]

たくさんの先生方、見ず知らずの私にご助言・アドバイス本当にありがとうございます。日々いきづまっておりましたが、少しずつ何か方向性がみえてきたように思います。足立先生、腸ろうだから胃内停滞時間が短いので下痢を引き起こすというのは直接誘因となるのでしょうか。(偽膜性大腸炎ではない場合)現在当院では積極的にNSTにとりくんでいますが、もしよろしければ足立先生方の論文を医師に紹介させていただきたくと思います。どのようにすれば入手できるのかぜひ教えて下さい。よろしくお願いいたします。

[No.1422のレス] Re:腸ろうへの固形化栄養剤の注入について From:足立聡 2005/05/17(tue) 15:57:12

論文は、日本消化器病学会誌2005年の3月号(VOL102,NO3)に掲載されています。消化器内科か消化器外科の先生にお尋ねになれば、お持ちのはずです。
腸瘻の場合に胃内停溜時間が短いという表現が良いのかどうか不明ですが、そもそも、胃排出速度は胃内容物のカロリーにより一定に保たれます。腸瘻の場合にはその機能が消失しているのですから、当然、胃瘻の場合とは異なり、原則的には長時間かけて注入する必要があります。
勿論、腸瘻で注入速度が速いため下痢をするのであれば、それは、下痢のみの症状であることは生理学的におかしいと考えられます。それは、腸瘻へ過剰なカロリー負荷があるということは、ダンピング症状の一症状として下痢があると考えるべきです。つまり、その場合には、下痢だけでなく、一過性高血糖に引き続く低血糖発作やセロトニン過剰分泌による動悸、頻脈なども起こると考えられます。
下痢のみにとらわれることなく、全身状態を把握することで原因究明への手がかりとなることが考えられます。
偉そうなことを書きましたが、全ての下痢の原因が判っているわけではありません。ただ、腸瘻の場合には、栄養剤のpH、浸透圧なども現実に胃液と栄養剤が混和した状態で空腸に流れてくる場合と異なります。腸瘻用栄養剤なるものの開発が必要になるのかもしれません。

[No.1422のレス] Re:腸ろうへの固形化栄養剤の注入について From:太朗 2005/05/17(tue) 17:44:47 [HOME]

足立先生,コメントを頂き勉強になります.ありがとうございます.(御本人の登場で赤面です!) この度は先生の仕事を勝手に引用させていただき申し訳ありませんでした.これからも先生の報告を楽しみにしています.

[No.1420] 基本的なことで申し訳ないのですが From:TK15 2005/05/11(wed) 20:07:37 [MAIL]

この4月から消化器内科となった者です。PEGもこの4月から初めて取り組みました。
今は手探りの状態なのですがひとつ教えていただきたいことがあります。PEGの合併症として最も多い創部感染の事なのですが、当院のこれまでの成績を見ると創部感染率が非常に高い(20%弱)です。学会誌などを見ると非常によい成績を報告されている施設もあるのですが、諸先生方の施設では創部感染の定義はどうされているのでしょうか。創部の発赤、itelの有無、発熱、CRPの値など教科書によって定義も多少異なるのですが・・・。基本的なことで大変申し訳ありませんご教授いただければ幸いです。

[No.1420のレス] Re:基本的なことで申し訳ないのですが From:ながちゃん 2005/05/16(mon) 17:34:10 [MAIL]

TK15様 はじめまして 勤務医でPEGに取り組んでいるものです(ひさしぶりのレスです)。創部感染については、Push法Pull法の場合避けられない合併症と考えられます。当院でも以前(従来型キット)の創部感染率は約30%でした。しかし、オーバーチューブによる感染防止キットへの変更で約5%に低下しております。創部感染の定義については、HEQ研究会 第2回コンセンサスミーティング(第8回HEQ研究会にて報告済み)において本邦における定義付けをしております。1. 膿瘍・排膿があれば確定。2. 発赤、腫脹、硬結、疼痛があり感染と診断し抗菌薬投与や局所の処置、胃瘻使用の中止や延期を行った場合を創部感染と定義する。としています。また、Jainの基準というものも参考にする。としています。詳しくはHEQ研究会の雑誌である「在宅医療と内視鏡治療」vol. 8 p60〜62, 2004を御覧下さい。

[No.1420のレス] ありがとうございました From:TK15 2005/05/16(mon) 22:07:36 [MAIL]

ながちゃん先生、ありがとうございました。
当院でもこの4月から胃壁固定とオーバーチューブによる創部感染減少の効果を検討し始めました。
創部感染の減少を目指してがんばりたいと思います。ありがとうございました。

[No.1418] 胃ろうボタンについて From:もこママ 2005/05/11(wed) 01:48:09 [MAIL]

重度の脳性四肢麻痺の7歳の息子がいます。(すべてにおいて全介護要です)言葉は話せず、発声のみですが、顔の表情や、声、態度でコミニュケーションは簡単なものでしたらわかります。

ペースト食と去年の7月から鼻チューブで、栄養剤のラコールの注入と併用して食事を楽しんでいます。無意識に顔に手がいって、ひっかくように、よくチューブを抜いてしまうので、入れ直す負担減と口からの食事をスムーズにしてあげたいのと、親の負担減を目的に今回、胃ろうを考えているのですが、どのタイプが適しているのか、わからなくて、どなたかご意見をいただけたら、うれしいです。

 息子は、寝返りが、うつぶせ姿勢が好きで、部屋では、足をバタバタさせ、腹ばいで反りながら円を書くように360度移動します。(目的もって移動しているのではなく、動かせる部位の偏りでそうなります)又、疲れた時、機嫌が悪い時、就寝時(2時間後、仰向き)も必ずうつぶせなのです。A病院では、ボタン形のミッキー(バルーン形)しか勧められず、悩んでいます。ドクターは、ボタンの上に腹巻などのガードをすれば問題なしとのことなんですが、本当にこれでいいのか?引っ張られて痛がらないか?バルーンが破損しやすくならないか?胃壁を傷つけないか?ボタンなしの方がいいのではないか?とても不安です。衛生面を考え、ドクターを信じてこの夏、食べれるような縛り具合の噴門形成と同時にオペをすることになりましたが、まだ悩んでいます。それとも、オペじたい、まだ早いのでしょうか?素人で何もわかりません。どうか、良きアドバイスをお願いいたします。

[No.1418のレス] Re:胃ろうボタンについて From:太郎・母 2005/05/11(wed) 11:26:03

息子は9歳で同じように重度の四肢麻痺です。私も胃ろうについて談話室で皆さんからご意見いただいきました。充分考えて手術を決めましたが、それでも術後のちょっとしたトラブルにも、わざわざ手術することなかったのかなあと沈んだりしました。現在は順調です。
息子は不随意運動が多く、胃ろうボタン(ボストン社のバルーンタイプ)に手を押し付けるようにすることがあるので、腹巻をしていますがよく動くので、腹巻がずれて、腹巻がボタンとお腹の隙間ひっかかるようなかんじでボタンが引き上げられたようになってることもあります。そんなときはしばらく婁孔周囲は赤くなったり膿が出たりします。
噴門形成もされるのは、逆流があるのでしょうか?
息子は噴門形成はしませんでした。腹圧が強く、えづいたりして吐くことはよくあるのですが、24時間モニター検査では噴門形成の適応ではない状態でした。将来的には逆流症がひどくなる可能性は充分あるので、その時に胃ろうと噴門形成をする選択もあったのですが、鼻注でのトラブルやストレスから開放されたくて、胃ろうだけにしました。胃ろうにする時期についてはとても悩みましたが、逆流が進んで体調が悪くなってからの手術は恐かったので、元気なうちにという思いもありました。
術後少しのあいだ、チューブタイプでしたが、入浴や着替えの時にチューブを握って引っ張ってしまい、ハラハラしました。ボタンに替わってからも裸の時は、息子の手の動きには注意していますが。
うちの息子はお尻を軸に回転移動してしまうので、もこママさんの息子さんの状況は想像できますが、胃ろうボタンでどんなトラブルになるか心配ですよね。
うちの息子のことだけでは参考になるかどうか・・・
本人がどうしたいのか言ってくれるとよいのですが、親の考えで事を進めてよいものか、悩みますよね。
でも介護する親の負担を減らすことは、子どもにも良い影響を与えると思います。

[No.1418のレス] レスありがとうございます From:もこママ 2005/05/12(thu) 12:42:05

太郎・母さん、レスありがとうございます。すごく参考になりました。そして、同じ気持ちで悩んでおられる方がいたんだと、わかったら少し安堵しました。
オペ後のトラブルがとても怖いです。その中で一番気になるのが、ガード役の腹巻が、ずれてボタンとお腹の隙間にひっかかって引っ張られるようになり、逆効果になることです。やはり赤くなったり、膿が出たりしちゃうんですね(T_T)

胃ろうになって、太郎くんは、どうですか?随分、楽になりましたか?太郎・母さんは、負担軽減になりましたか?休まることのない問題は、次から次へとでてくるんですね(-_-;)
もう、ご存知なのかもしれませんが、こちらのHPの中で、「ペグポケット」と呼ばれる胃ろう用の腹帯がクリエートメディク社で販売してあると知りました。お値段が少し高いとありましたが、いったいどんな腹帯なんでしょうね?画期的なものなのかしら?ズレにも、考慮されてたらいいんですが・・・
胃ろうの種類、チューブからボタンに変えられたんですね。私は、うつぶせの姿勢の時のことばかり、悩んでて、着替えや入浴の時のことまで、頭になかったです。確かに、この時、チューブだと握られやすく、握られると、無意識に引っ張ってしまいますよね。生活をしてみないと、わからない、すごく貴重なお話しをありがとうございます。

噴門形成のことですが、逆流検査で1度だけ、うつぶせの姿勢の時に逆流したのが、わかりました。先生は比較的、きれいな内臓と言ってくれましたが、胃ろう=逆流しやすくなるので噴門も一緒にするほうを勧めます・・と、説明されました。逆流してから噴門にしても、よかったのかもしれません。その方が、よく食べれると思いますので。ただ、いつ逆流するのかという不安を抱える事、2回メスをいれるより、1回ですむのなら、という理由で決めてしまいました。

この子にとって、どの選択がベストなのか、大変難しく悩みますが太郎・母さんのコメントで、介護する親の負担を減らすことは、子供にも良い影響を与えると思います。この一言に感銘を受けました。そうなんですよね。親のイライラや悩んでるときの気持ちって、子供にすぐに伝わりますものね(~_~;)
その後、(A)病院と無関係の(B)先生に、どのタイプの胃ろうが好ましいのか、ご意見を伺いました。(B)先生は、うつぶせの好きな子は、今までチューブを勧めてきましたが、現在少し考え方が変わって、どんな角度でどんな動きをするかによって、その子の胃ろうタイプの勧め方が異なってくると、言いました。
(A)病院の先生、(B)先生のご意見、看護士さん、太郎・母さんの貴重な体験談を聞いて、ボタンタイプで前向きに考えていきたいと思います。どうもありがとうございました。

[No.1418のレス] Re:胃ろうボタンについて From:mariru 2005/05/15(sun) 22:40:23 [HOME]

もこママさん、太郎・母さん、はじめまして
9歳・養護学校の4年生の娘が5歳の時に噴門部形成と胃ろうの手術を内視鏡下で行いました。
普段の生活では自分からの動きはずりずりと位置が変わっているくらいで、もちろん全介助・重度です。
周りからしたら早い時期の手術だったのですが、もともと噴門部がゆるかったようで、経口食から経管栄養になって嘔吐が頻繁になり、またマーゲンチューブの交換をとても嫌がったり、親子ともにストレスを感じ、嘔吐→点滴でバタバタすることが一年上の兄の精神的不安になっていた事などから胃ろうを検討、たまたま最初に相談した小児外科でスムーズに話が進み、主治医の賛成も得て、結果的には手術の翌日から注入、五日目に退院、手術以来まったく吐く事も無く点滴の必要も無く救急外来のお世話になることが無くなり親もですが、兄も落ち着いています。
難治てんかんもあり、その時の体調で食欲は変わりますが、現在は朝、注入したら学校ではずっと経口で(ペースト状の給食と水分補給はお茶にとろみをつけたりゼリー飲料など)過ごすことが出来ています。
噴門部の状態はお子さん一人ひとり違うようで一概には言えないですが、娘の場合はあの時の手術があって、今の楽しい学校生活があるように思います。

また、手術後しばらくはチューブだったので、通園の時には、スーパーで売っているような(特に医療用ではない・・)子供用の腹巻を長めにして覆っていました。
その後、使っているボタンですが、最初は「カンガルーボタン」これは材質が硬く、学校での活動中などに内部に傷が出来る可能性があり(実際、鮮血の出血がありました)「ガストロボタン」に変更しました。
バルーンタイプは万が一破れた時の対応が大変そうだなとずっとバンパータイプです、とくにガストロボタンは柔らかいシリコン出てきていてお腹の部分も全然でっぱりが無いのでうつ伏せにも当たらないように思います。ガーゼを当てて、テープで固定しています。
今回、交換に行った所、サイズの合うものが取り寄せてなくて、急遽はじめてのバルーンタイプを臨時につけてきたのですが、でっぱりがかなりあって、お腹にあとが付いててそれが気になっています。
学校でも胃ろうにするお子さんが増えていますね。
やはりミッキーを使っている方が多いのですが、他にも色々種類があることを担当のドクターとよく検討されるといいのではないでしょうか。

[No.1423] 胃ろう?腸ろう?どっちがいいのでしょう・・・ From:ぽんすけまま 2005/05/15(sun) 17:24:59

3歳になったばかりの息子は2歳より胃がどんどん動きが悪くなり消化不全を起こしてしまうようになりいろうにしました、現在五分粥とペースト食と経口摂取が少量のため、注入を1日3回行っています。
現在はいろう管理ですが、残渣が多く経口摂取が進みません。2歳までは常食でとてもよく食べていた子なので少しでも口からの量を増やしていきたいと思ってリハビリも頑張っています。
注入だけ腸ろうにしたほうがいいのか悩んでいます。
ちなみに腸疾患もある子で、EDチューブでの経腸管理をしていたときは便の調子も大変良かったです。
どちらがいいのでしょう・・・アドバイスおねがいします

[No.1419] 基本的なことで申し訳ないのですが From:TK15 2005/05/11(wed) 20:01:29 [MAIL]

この4月から消化器内科となった者です。PEGもこの4月から初めて取り組みました。
今は手探りの状態なのですがひとつ教えていただきたいことがあります。PEGの合併症として最も多い創部感染の事なのですが、当院のこれまでの成績を見ると創部感染率が非常に高い(20%弱)です。学会誌などを見ると非常によい背席を報告され散る施設もあるのです

[No.1347] 流涎についてお教えください。 From:sakura 2005/03/17(thu) 16:43:19

胃瘻PEGハンドブックを読んでいて疑問に思ったのですが・・・。固形化経腸栄養の施行例で、流涎の改善が見られたとありますが、これはどういった理由からでしょうか?どなたかお教えいただけますでしょうか?

[No.1347のレス] Re:流涎についてお教えください。 From:蟹江 2005/03/21(mon) 09:55:44 [HOME]

sakuraさん 初めまして  書籍著者の蟹江です.
この度は書籍をお読みいただき誠にありがとうございました.この中で紹介されている症例は,ただ涎を垂らすということではなく,経腸栄養剤を含んだ流涎がありました.胃瘻栄養で胃に直接栄養剤を注入しているのに,口からそれが出てくるということは,胃食道逆流の一症状だと考えています.現在もこの方はお元気で,固形化栄養を開始して3年以上なりますが,液体栄養の時のように頻繁に肺炎で病院に駆け込むこともなくなり,御本人も楽そうにしてみえます.またこの症例については,症例報告http://www.fukiage-clinic.com/peg/ronbun/r0239448.htmもしていますので,お時間のあるときに御一読いただければ幸いです.

[No.1347のレス] Re:流涎についてお教えください。 From:sakura 2005/05/11(wed) 15:33:30

蟹江先生はじめまして。
返信が送れてしまいまして申し訳ありません。
先生直々にお返事いただきまして誠に光栄です。
症例報告参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

[No.1417] 口腔内の保湿について From:あ〜る 2005/05/10(tue) 14:53:24

 長期にわたりIVHで食事(水分も含む)を取っていらっしゃらない患者様についての質問です。
 マーゲンチューブを薬物投与の目的のみで使用しているのですが、口腔および咽頭までが乾燥し、炎症をおこしチューブを通すたびに瘡蓋がとれてしまうという悩み相談をうけました。以前はアズノ−ル軟膏を口腔内に塗っていたこともあったようなのですが、このような状態の場合現場ではどのような処置がとられているのか、参考までにお聞かせいただければと思い書き込みさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

[No.1414] バルーンのサイズについて From:ポリン 2005/05/09(mon) 13:52:18

バルーンタイプの場合5ccと20ccがあるようですが、蠕動運動による引き込みを考えた場合、サイズによる違いはあるのでしょうか?

[No.1413] 注入後 From:正田 幸三 2005/05/09(mon) 13:39:34 [MAIL]

エンシュア500mlとお茶120mlを注入したあと、
何時間で胃の中は、空っぽになるのですか?

[No.1359] 水分と栄養の順番 From:カメ 2005/03/25(fri) 04:37:09

どなたがご存知の方お願い致します。
いつも経管栄養を施行する際、栄養→水分の順番ですがそれが逆のほうが言いという話を聞きました。
水分の吸収率の話があったのですが、その他に何かメリットがあるのか、なぜなのか理由が知りたいのです。
何か文献などがあれば教えていただけますでしょうか。
お願い致します。

[No.1359のレス] Re:水分と栄養の順番 From:魔子 2005/03/27(sun) 14:20:12

水分→栄養のほうがいい根拠を私も教えて欲しいです。
水分を先に投与することで、胃酸も薄まったり、満腹感も早く現れてきたりとあまりよくないように思いますが・・・・。

[No.1359のレス] Re:水分と栄養の順番 From:カメ 2005/04/08(fri) 21:19:00

一応理由を調べてみたのですが・・・
水と栄養剤の吸収率が違い、栄養剤のほうが吸収率が悪いそうです。
その為今まで通り栄養を流してから水分を流すと栄養が吸収されないまま水によって流されてしまうので、先に水で流しておいて後から栄養を流し体内で栄養剤を薄め、栄養剤の吸収率を上げると少しでも多く体内に栄養が吸収される・・・
という内容でした。
そして、ちまたでは少しずつこの方法に切り替えているという話なのですが、どうなんでしょうか。

[No.1359のレス] Re:水分と栄養の順番 From:J-Cross 2005/04/09(sat) 11:38:37

私も、一患者としてもお教えくださいませ。
と申しますのも、尿路感染のリスクも多いので、水分は多めにと指示されていながらも、やはり、魔子先生のおっしゃるように、私の個体差かもしれませんが、膨満感と申しましょうか、水分を先に入れると栄養を入れるのが苦痛です。そのため、栄養を入れてその後に水分にしてます。また、間での水分を入れるように努力してますが。
両方大事なもの、効率よく吸収されるのならば、ご教示ください。

[No.1359のレス] (^-^)Re:水分と栄養の順番(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/14(thu) 22:39:48 [MAIL] [HOME]


”カメさんへ” 効果的に水分を摂取するには?
<飲む水分にも注意を払いましょう>
■健康な人間どのくらいの量が必要でしょうか・・?
1日に人間の体から出る水分は、尿が約1,000〜1,500ml、便が約900ml、生理的に失われるものが約100ml。合計、2,000〜2,500mlもの水分が失われていると言われていまうがこれはあくまで平均値です。一方、食事から摂取する水分は1,000ml、体内での代謝水が約200mlだということを考えると、飲料水として必要なのは1日約800〜1,300mlになる。「ちょっと汗をかいたな」というときは、約1,800mlの水分を摂るように心がけなければなりません。それでは苦痛を伴う方もいます。
ただし、腎機能や心機能に異常があって水分を制限されている人もいらっしゃいますのでそのような方は、医師の診断の従うようになさってください。

水分を、「摂取不足」していまはいませんか?
人間の体は約60%が水分でできている。これが、わずか5%でも不足すれば頭痛や体温上昇、脈拍上昇などの症状を起こしてしまう。しかし、いくら飲んでもよいのかというとそうでもありません。

反対に、水分を摂り過ぎて体内の水分が数%でも増えると、過剰な水を処理するために腎臓に負担がかかり、体内の老廃物を処理しきれなくなってしまうため、体がだるくなったり疲れやすくなったりむくみを起こしたりしてしまうのです。
特に注意が必要なのは、1日中エアコンの効いた部屋にいて、あまり汗をかかず尿量も少ない人。こんな人は、冷たい飲み物ではなく温かい飲み物を飲んだり、カフェインの入ったものを飲んで尿量を多くしたりしたりします、。ときどき外に出たりして大洋の日を浴び綺麗な空気を吸って下さい。
 
■水分に関する目安■・・以下の通りです。ご参照下さい。

「日の水分摂取量(ml)」
飲料水 800〜1,300
食物中の水 1,000
体内での代謝水 200
合計 2,000〜2,500 (目安)

「1日の水分排出量(ml)」
尿 1,000〜1,500
便 900
生理的に失われる水分 100
合計 2,000〜2,500 (目安)

■どうやって飲むのがベストなのがいいのでしょうか?
例えば、1日1リットルの水を飲むといっても、一度にがぶ飲みしてしまっては身体によくありません。何故かたくさん飲むと、喉の渇きは癒されるが、過剰の水が胃に負担をかけ、胃液を薄めてしまう。そのため消化不良を起こし、よけいにばててしまいまう。飲むなら「1回200ml程度を何度かに分けて摂取する」ことをお勧めします。

1日のサイクルとしては、朝目覚めたとき、午前10時と午後3時のおやつのとき、入浴前後、寝る前などにコップ1杯ずつの水を飲むこと。これ以外に1日3回の食事のときにも1杯ずつ飲めば、1日1,600ml程度の水分が補給できる。「こまめな水分補給が健康のカギを握っている」のではないでしょうか。

合掌三拝/平成の一休さんでした







飲む「水分」にも注意を払って!
最近では、ペットボトルや缶入りの飲み物の種類は豊富だ。どれを選んで飲もうかと迷ってしまう。「清涼飲料水ならカラダによさそうだからよいのでは」とも思うが、決してそうとは言いきれない。

そもそも清涼飲料水とは、「乳酸菌飲料、及び乳製品を除き、酒精分1容量パーセント未満を含有する飲料」と食品衛生法で定められており、炭酸飲料や果汁飲料、コーヒー飲料、茶系飲料、ミネラルウォーター、ニアウォーターなどがこれに当たる。特にニアウォーターは、水にミネラルやビタミンを加えた限りなく水に近い飲み物。水分の補給とともに栄養素も補給でき、中には「カロリーオフ」というのもあるため、人気を集めている。

しかし、清涼飲料水には、糖分が多く含まれているものもたくさんあるのだ。
水分を摂取するときには、原材料名などをチェックして、糖分が多すぎないかを確認しよう。ちなみに、糖分は体重1kgあたり1日1g程度に抑えるのが望ましいと言われている。料理やお菓子にも糖分は含まれているので、その分を差し引いて清涼飲料水を選ぼう。





水分を「摂り過ぎる」ことはないの?
人間の体は約60%が水分でできている。これが、わずか5%でも不足すれば頭痛や体温上昇、脈拍上昇などの症状を起こしてしまう。しかし、いくら飲んでもよいのかというとそうでもない。
反対に、水分を摂り過ぎて体内の水分が数%でも増えると、過剰な水を処理するために腎臓に負担がかかり、体内の老廃物を処理しきれなくなってしまうため、体がだるくなったり疲れやすくなったりむくみを起こしたりしてしまうのだ。
特に注意が必要なのは、1日中エアコンの効いた部屋にいて、あまり汗をかかず尿量も少ない人。こんな人は、冷たい飲み物ではなく温かい飲み物を飲んだり、カフェインの入ったものを飲んで尿量を多くしたり、ときどき外に出たりしてエアコンの中にばかりいないように注意しよう。





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[No.1359のレス] (^-^)Re:水分と栄養の順番(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/14(thu) 22:58:21 [MAIL] [HOME]


”カメさんへ” 効果的に水分を摂取するには?
<飲む水分の質量にも注意を払いましょう>
■健康な人間どのくらいの量が必要でしょうか・・?
1日に人間の体から出る水分は、尿が約1,000〜1,500ml、便が約900ml、生理的に失われるものが約100ml。合計、2,000〜2,500mlもの水分が失われていると言われていまうがこれはあくまで平均値です。一方、食事から摂取する水分は1,000ml、体内での代謝水が約200mlだということを考えると、飲料水として必要なのは1日約800〜1,300mlになる。「ちょっと汗をかいたな」というときは、約1,800mlの水分を摂るように心がけなければなりません。それでは苦痛を伴う方もいます。
ただし、腎機能や心機能に異常があって水分を制限されている人もいらっしゃいますのでそのような方は、医師の診断の従うようになさってください。

そもそも清涼飲料水とは、「乳酸菌飲料、及び乳製品を除き、酒精分1容量パーセント未満を含有する飲料」と食品衛生法で定められており、炭酸飲料や果汁飲料、コーヒー飲料、茶系飲料、ミネラルウォーター、ニアウォーターなどがこれに当たる。特にニアウォーターは、水にミネラルやビタミンを加えた限りなく水に近い飲み物。水分の補給とともに栄養素も補給でき、中には「カロリーオフ」というのもあるため、人気を集めているようです。

しかし、清涼飲料水には、糖分が多く含まれているものもたくさんあります。
水分を摂取するときには、原材料名などをチェックして、糖分が多すぎないかを確認しましょう。ちなみに、糖分は体重1kgあたり1日1g程度に抑えるのが望ましいと言われている。料理やお菓子にも糖分は含まれているので、その分を差し引いて清涼飲料水を選びましょう。

何か広報ミタイデすみません。お休みなさい(Θ.Θ)すやすや








[No.1359のレス] Re:水分と栄養の順番 From:まっくぱぱ 2005/04/15(fri) 16:51:47

この辺のことは良くわかりませんが、読んでいて感じたのは、

経腸栄養剤の多くは浸透圧が高すぎるので、水分で薄めたほうが吸収が良くなりますよ!・・・っていうことでしょうか?

1日の必要量の栄養剤を、
1日の必要な水分量に調合(薄めて)して投与しましょう。

ということで理解してよろしいのでしょうか?必ずしも「水」の状態で先に投与しないでも、混ぜて薄めたら良いのではないのかなあと感じられましたが・・・。
詳しい方が居られましたら教えていただきたいです。

[No.1359のレス] Re:水分と栄養の順番 From:カメ 2005/05/07(sat) 22:18:50

皆様ありがとうございます。
返事がおくれてしまってスミマセンでした。
自分なりに色々考えて調べていまして・・・

結局私のユニットのPEGの方はそのままの順序で注入してもらうことになりました。
友達のユニットのとこは逆の順序で栄養を注入しています。
でも・・・
私的には根拠も文献もないのにただ小耳に挟んだからってじゃそうするってことにはどうしても出来ませんでした。
ほんとにそれがいい事だとしても、実際ケアを受けるのは誰なんだって言う話になったら利用者ですから。

親身になって話を聞いてくれた方々、ありがとうございました。
また何かありましたら宜しくお願いします。

[No.1410] 胃瘻PEG抜去について From:ゆうう 2005/05/06(fri) 20:07:29 [MAIL]

長期呼吸器管理の症例で栄養管理でPEGを使用し、呼吸器からの離脱、食事の経口摂取に成功しつつあります。今後PEGチューブを抜去予定ですが、そのまま抜去してよいのか、外科的に閉鎖すべきなのかどなたかご教示ください。

[No.1410のレス] Re:胃瘻PEG抜去について From:まりこ 2005/05/07(sat) 15:13:04

 内科医のまりこと申します。
 同じ話題は、「No.1397」にも出ていましたよ。ご参照ください。
 外科的に閉鎖する必要は通常はなくて、抜いてそのまましばらくすれば、自然に閉鎖します。個人差がありますが、早ければ数時間、遅くても1〜2日だと思います。その間、絶食などの特別な対応は不要です。
 閉鎖するまでの期間、漏れが気になるようなら、一時的にガーゼなどを当てておくだけでよいと思います。
 ただし、私の乏しい経験ですが、副腎皮質ホルモン剤などを服用していた方は、なかなか瘻孔が閉じなくて苦労しました。そのときは、縫合しましたが、これはまれなケースだと思いますよ。
 老婆心ながら、抜いてしまえば、再度全身状態が悪化したときは、また造り直さなければなりません。患者さんご自身が了解されているのであれば、そういうときに備えて、敢えて抜かずに、バンパー型のボタンなんかを留置しておく、というもの一法かとは思いますが。
 胃瘻を造って、抜去を考えるほどに回復される患者さんは、そう多くはないですものね。

[No.1407] あらためて胃ろうをして大丈夫でしょうか From:ゆうゆう 2005/05/04(wed) 14:46:25 [MAIL]

 5月1日に母のPEG造設の入院を受け入れてくれないことを書き込みしましたゆうゆうと申します。その後、過去スレをずーと読んでいくうちに、PEGって私が思っているようなそんなにお気楽なものではないことを知りました。苦労している皆さんには大変失礼しました。PEGさえできれば全て解決と考えていました自分が恥ずかしいです。
 よく考えると前回の質問も、造設の際に、抗血液凝固材を止めてしまって大丈夫なのかという心配があって、総合病院探しだったわけです。せっかくPEGを造っても、抗血液凝固材を止めたことで脳硬塞を起こしたり、逆に、杭血液凝固材によって合併症による出血が止まりにくかったり、体質にあわなくて食べ物を嘔吐して肺炎になってはどうしようもないわけですよね。
 そこで、あらためて質問させて下さい。抗血液凝固材を服用している脳硬塞を繰り返している患者のPEG造設にはどのような注意が必要でしょうか。また、現在鼻腔注入で栄養をとっています。多少口からも入れているようですが、これから体質に合うかどうかを推測できるでしょうか。母は、糖尿病も患っています。とても不躾な質問と思いますが、何か良いアドバイスをいただけたらと願っています。

[No.1407のレス] 胃瘻造設と抗凝固剤 From:まりこ 2005/05/06(fri) 18:45:35


内科医のまりこと申します。

@胃瘻造設と抗凝固剤
 この問題は、内視鏡治療を担当する医師なら、皆悩んだことがあると思います。
 種々の理由で、抗凝固剤や抗血小板剤といわれる、血液を固まりにくくする薬を服用している患者さんがいらっしゃいます。(薬の名前でいうと、ワルファリン、アスピリン、チクロピジンなど。)
 胃瘻造設では、当然ながら、器具を刺した部位から出血するおそれがあります。そして、上記の薬を服用している方は、その出血の危険が増すと考えられるわけです。
 いっぽうで、薬を中止すると、血が固まりやすくなるために、脳梗塞、心筋梗塞、深部静脈血栓症など、程度によっては後遺症が残ったり、命にかかわる合併症を生じたりするおそれがあるのです。

 通常は、数日〜7日前から、これらの薬を中止して胃瘻造設を実施します。ただ、心臓に人工弁が入っているとか、重症の血栓症を繰り返している、などの患者さんは、内服を中止したうえで、ヘパリンという抗凝固剤の持続点滴も行います。採血しつつ薬の効き具合を確認、胃瘻造設の数時間前に中止し、数時間後に再開、といった、細かい調節が求められるので、慣れた病院でないと難しいと思います。

 多くの場合は、上記の方法でうまく行きますが、残念ながら、100%安全な方法はありません。
 私の経験でも、手術前に(胃瘻造設ではなく、胃がん手術予定の方でしたが)休薬していた方が、脳梗塞を起こしてしまったことがあります。

 担当医とよく相談し、納得のいく選択をされることを願っております。

A糖尿病について
 一般に、糖尿病の方は、そうでない方に比べ、術後の注意が必要です。
 手術創の治りが遅い、感染症を起こしやすい、などの事情があるからです。
 だからといって、胃瘻を造れないわけではありません。当院でも、糖尿病の方にも、通常どおり、胃瘻造設をしています。ただ、血糖コントロールの悪い方は、事前にインスリン注射などで状態を改善してから実施しています。そのため、そうでない方より、入院日数が長くなる傾向があります。
 現在の保険制度では、特に急性期疾患を多く扱う医療機関は、入院患者さんの平均入院日数を一定限度以下に短縮することが求められます。なので、糖尿病その他の理由で、入院の長引きそうな方は、受け入れられない、ということもあるかもしれません。

B体質に合うか
 現在、経鼻胃管(鼻からのチューブ)で栄養しているとのことですが、それで嘔吐などの逆流症状がないのであれば、胃瘻にしても、まずは問題ないものと推測します。むしろ、鼻からチューブの入ったまま、口からも食べるほうが、誤嚥の危険は大きいのではないでしょうか。
 もちろん、正確に予測するのは困難です。
 せっかく胃瘻を造ったのに、なぜか下痢や嘔吐が始まり、せっかく造った胃瘻を使うことを断念する、といった経験がないわけではありません。
 
 医学には「100%大丈夫」ということはありません。人間の身体は、予測できない事態が、常に起こりえます。そのような中で、現時点で「最善」と思える方法を選択するしかないのだと思います。
 そのようなことを、率直に話し合える担当医に恵まれることを、願っております。
 長文、失礼いたしました。

[No.1407のレス] Re:あらためて胃ろうをして大丈夫でしょうか From:ゆうゆう 2005/05/06(fri) 21:25:00 [MAIL]

まりこ先生、いつも親身になった丁寧な説明でとても勉強になります。ありがとうございます。なんとか慣れた病院を探したいと思います。図々しいお願いと承知でお願いします。この相談室の中で東京、埼玉で手術の相談を受けて下さる方がいらっしゃるならMailをいただければ幸いです。あらためて主治医から紹介状を出してもらいます。こんな話は、この相談室の主旨と違う内容かも知れません。その場合は、削除して下さい。失礼しました。

[No.1409] バルーン固定水について From:いっけ 2005/05/06(fri) 09:44:26

私が訪問看護している利用者様のことで相談です。バルーン・チューブタイプのカテーテルを使用しているため、毎週固定水(5ml)の確認をしています。先日いつものように確認すると約21mlも入っていました。毎回5ml弱を抜いて、5mlを入れています。月1回のカテーテル交換をしているので、考えられない量です。家族に聞いても「そこから入れることはない」といいます。確かにカテーテルチップでは注入できないので・・・往診医に報告すると注入できて抜けなければ様子みていいということでしたが心配です。原因は何が考えられるのでしょうか?また安全のためにもバルーントラブルの可能性があるなら交換したほうがよいと思うのですが・・・(胃残は確認しています)

[No.1393] 看護師による胃ろうチューブ交換 From:チフレ 2005/04/26(tue) 00:06:45

在宅での看護師による胃ろうチューブ交換について質問があります。私は病棟看護しか経験がないのですが、現在訪問看護師として働く事を考えています。情報収集のため、すでに訪問看護師として働いている友人達に聞いた話で、PRG交換について意見が分かれました。
訪問看護師による胃ろうチューブの交換は危険が伴うので看護師は絶対に行わず医師が行う行為としている職場と、ろうこうが完成していれば、看護師が行っても危険のない行為として通常的に看護師が交換している職場があるようです。
私自身が無知なのかもしれませんが、看護師のPEG交換はろうこうが完成していれば行ってもよい行為なのかどうか、どうしても疑問に思い、質問させていただきました。私自身が職場を決めるに当たっても参考になると思うので、みなさんの見解や法律的なきまりなどありましたらお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。

[No.1393のレス] Re:看護師による胃ろうチューブ交換 From:チフレ 2005/05/04(wed) 00:33:04

先日、この質問を投げたチフレです。過去ログを見ましたら解答と思われる内容を発見させていただきました。重複するような内容を記入してしまい申し訳ありませんでした。

[No.1402] 胃ろうの接続部分 From:匿名で 2005/04/30(sat) 22:02:24 [MAIL]

メーカーさん教えてにも書いてしまいましたが、連休中なのでこちらにも書かせて頂きました。父がミッキーのボタン型のバルーンのタイプを使っています。脳梗塞で意思表示があまりできない状態です。家族の希望でおやつの時間にお茶やジュースなど100cc位を胃ろうから入れる事を許可してもらっています。そのために昼食時から、夕食まで、ボタンの部分とイリゲーターを接続する部分の20センチくらいのチューブをつけっぱなしにしています。逆流防止弁があいたままで、胃液がチューブにある状態だと思うので、良くないのではないかと看護師に話たところ、大丈夫だと言われましたが、心配です。おやつ用のイリゲーターに接続部分をつけて欲しいと言ったのですが、余分な接続チューブがないのか、申し送りができてないのか、なかなかそのようにしてくれません。昼食の始まる11時位から、夕食の終わる6時半位までついていて大丈夫なのでしょうか。イリゲーターを使っていない時間は、タオルを巻いてズボンにはさんであります。

[No.1402のレス] Re:胃ろうの接続部分 From:みっくん 2005/05/01(sun) 17:35:10 [MAIL]

 こんにちは、みっくんです.
ご相談の状態はチューブ型胃瘻と同じ状態になっています.この状態でも特に問題となることはありません.同様の管理をしている方は時にみられます.でも、最低でも一日1回は接続チューブを外してきれいに洗ってあげて下さい.

[No.1402のレス] Re:胃ろうの接続部分 From:匿名で 2005/05/02(mon) 22:40:52 [MAIL]

みっくん様
返信ありがとうございました。安心しました。

[No.1402のレス] Re:胃ろうの接続部分 From:中尾久仁央樹 2005/05/03(tue) 14:09:26 [MAIL]

メーカー問合せの方にもご回答申し上げましたので、ご参照いただけると幸いです。


ミッキー輸入販売元
センチュリーメディカル梶@胃瘻製品担当/中尾

[No.1405] スキントラブルについて From:おいら 2005/05/01(sun) 14:11:17

昨日ガストロミーチューブを自己抜去された方のPEGを内視鏡下にて再挿入してきましたが、婁孔周囲の発赤及び浸出液が少量ありました。病棟看護師にコヨリの事を説明してきました。チューブバルーン型のPEGでは栄養が行かない時は若干バンパーを緩めて置くように指導しています。栄養注入時には締めるようにしていますが、これでよいのでしょうか?チューブバルーンタイプはバンパーが大きく当院では未だにスキントラブルが耐えません(お恥ずかしい・・)スポンジを使用して固定するのはトラブルが無い方に適応しています。婁孔周囲トラブルには清潔と乾燥と手間暇と思っているのですが・・・なかなか病棟にはうまく伝わらない用です
  私だけがヤキモキしているのでしょうか?

[No.1405のレス] Re:スキントラブルについて From:平成の一休さん 2005/05/01(sun) 16:58:17 [MAIL] [HOME]


”おいらさん”お疲れさまです。スキントラブルの対処方法はおっしゃる通り「婁孔周囲トラブルには清潔と乾燥と手間暇と思っているのですが・・」との見解は正にその通りです。

何も恥かしいことなんかありません。皆さん共通の悩みなんですから。手間暇かけてマメにマメに「忍の一字」で忍んで・忍んで乗り切って下さい。結果は後からついて来ます。

一つうまくいけば病棟の皆さんも納得され落ち着きを取り戻されることと念います。

私はトラブル対処の際こそ智恵の発揮所と受け止め楽しみながら試行錯誤しております。

世の中は連休で一息ついている時期に病棟での勤務されている医療関係者の皆様に敬意を表します。頑張って下さい。
応援団は全国に一杯いらっしゃいます。

合掌三拝/平成の一休さんでした。

病気の人も健康な人も医療関係者も患者家族も皆さんリスクを背負っている訳ですから悲観することはないと念います。


[No.1405のレス] Re:スキントラブルについて From:おいら 2005/05/01(sun) 22:24:13

平成の一休さん 励ましありがとうございます。色々と悩みはつきません。一つ解決すると又新たな問題が浮き出てきます。とりあえずそのおかげでこちらも向上心がでてくるのですが、さすがに一人ではなかなか・・・問題は山積みです。でも、がんばります。地道に・・・職員より家族の方々の方が不安は、はかりかねないですもんね。又悩んだり息詰まったらカキコさせていただきます。本当にありがとうございました。

[No.1405のレス] Re:スキントラブルについて From:いわさき 2005/05/02(mon) 16:24:08 [MAIL]

おいらさん・はじめまして「胃ろう周りのトラブルは清潔と乾燥と手間暇・・・」勿論ですが、皮膚科の先生には診て頂かないのでしょうか。我が家では皮膚科の先生に診て頂いてその時々で亜鉛か軟膏だったり、ラミZだったりPZだったりその時々の状態で指示がでます。一度皮膚科の先生に診て
頂く事をお進めいたします。折角こんなに頑張っていらっくやるのに成果が上がらないのは残念です。
主人のばわいも良くなったり、赤くなったり油断できません
付きっきりで見ていてもこの始末です、せめてこじらせないようにに頑張っています、テイシュコヨリは欠かせません。
私一人の悩みでないのですね・おいらさんと一休さんに元気をもらいました。


[No.1404] 胃ろう手術では入院できませんか From:ゆうゆう 2005/05/01(sun) 13:59:33 [MAIL]

 脳硬塞で倒れた母のリハビリ入院を考えています。他の病院で胃ろうしてきて下さいと言われています。母は、ひとり暮らしですので、リハビリ後、私が引き取って介護をするつもりです。そのため、今入院している病院ではなく、私の住んでいるところに近い病院で手術することを希望しているのですが、胃ろうの手術だけの入院は断られました。胃ろう手術は、医療ではないのでしょうか。なんとか、リハビリをさせたい一心で書き込しました。胃ろう手術ができる良い方法があえば教えて下さい。

[No.1404のレス] Re:胃ろう手術では入院できませんか From:まりこ 2005/05/01(sun) 15:13:11

 ゆうゆう様。内科医のまりこと申します。
 状況がよくわからない部分もありますが、考えられる範囲でお返事してみます。
 お母様は、現在、施設ではなく病院に入院しているのですね?そしてその病院では、胃瘻造設ができないけどお母様には必要、と判断しているのであれば、普通は、その病院の医師が、しかるべき医療機関に紹介状を書くはずです。
 また、お近くの病院で「胃瘻手術だけの入院は断られた」とのことですが、その理由は何でしょう。胃瘻造設をした後は、ご家族への指導とか、定期的な交換など、アフーケアも必要です。手術だけ受けて、事後のケアは他の医療機関にお願いする予定なのでしょうか。
 胃瘻を造ったら、その後は○○の病院でみてもらう、という事が決まっていて、○○病院でもそれを承諾している、という状況であれば、胃瘻手術のみの入院をお断りする理由はないように思われます。
 当院でも、そのような依頼はありますが、よほどのことがなければ、お断りすることはないですよ。
 一般的に、どこかの病院に入院している方が、他の病院での医療を希望する場合は、紹介状があるほうが、スムーズです。紹介状を書いてもらえない理由があるのでしょうか。
 胃瘻手術は保険も適用される、医療行為です。
 もう少し、問題点を整理できるとよいのですが。
 これでお返事になっているでしょうか。

[No.1404のレス] Re:胃ろう手術では入院できませんか From:ゆうゆう 2005/05/02(mon) 10:57:26 [MAIL]

お返事をいただいて感謝しています。もう少し詳しく書かせてもらうと、現在入院中の病院から電話していただくと共に、診療情報提供書をいただいて、さるさいたま市内の総合病院に手術をお願いしました。しかし、急性期の病院であること、薬を服用していることから合併症の危険が高いこと、長くいられると困るとの3点を理由に断られました。薬を服用していること(バイアスピリン、ガスターD、ブロプレス、ワ−ファリン)、3度も脳硬塞を起こしていることから、総合的ケアの元に手術をお願いしたかったので総合病院を選びました。そこの神経内科の医師は、受け入れの病院が決まっているなら入院の方向で外科と話すということでしたが、外科が上記理由で断ったと聞きました。胃ろうができれば、すぐにでもリハビリの病院に入ることができるのです。現在入院中の病院は、いつでも紹介状は書くといってくれます。このネットワークを昨日みつけました。ここに掲載してある病院にあたってみようと考えています。

[No.1406] 漏れについて From:やん 2005/05/01(sun) 23:30:56

現在入院中のカンガルーボタン式のPEGを増設している患者さんがいます。経管栄養を行っているときには、必ずといっていいほど『漏れ』があります。ティッシュこよりが破けそうになるくらいです。挿入部周辺からの漏れということから主治医は経過観察でいいですとのコメントです。なぜ挿入部周辺からの漏れはそのままでいいのでしょうか?
あと、もう一つ、つくた式のPEGの縫合は抜糸しなくてもいいものなのでしょうか?また、漏れることはないのでしょうか?教えてください。