[No.268] 胃瘻造影は必要? From:Dr.YOU 2002/07/26(fri) 12:34:16 [MAIL] 初めて投稿します。よろしく!
私の所属する病院でも積極的にPEGに取り組んでいます。
今まで、「胃瘻管理マニュアル」というのを作って、各病棟に配布していましたが、今はやりのクリニカルパスに再編することになりました。
そこで相談です。
PEG後の造影が必要か否かということなのです。このHPで三大トラブル(漏れ・逆流・下痢)への対処法が紹介されていましたが、この中で逆流は致命的な合併症を引き起こすことがあり、これを早めに見つける意味で、造影は必要だと思うのですが、どなたかご助言をお願いします!
[No.268のレス] Re:胃瘻造影は必要? From:おサル先生 2002/07/26(fri) 17:41:19 [MAIL] Dr.YOU 先生、はじめまして。おサル先生と申します。
私が勤務医時代は、造設2日目に5倍希釈したガストログラフィンで造影しておりましたが、1995年にメディカルコアの座談会があり、その時には「石橋を叩いて渡る」(慎重すぎる)と言われちゃいました。今のガイドラインはどうなんでしょう? 私もDr.YOU 先生がおっしゃるように、腹腔内への漏れのチェック、胃食道逆流症例のチェックには有用だと思っておりました。
他の造設医の先生方のご意見も聞いてみたいです。
[No.268のレス] Re:胃瘻造影は必要? From:みっくん 2002/07/26(fri) 18:32:07 [MAIL] みっくんです.ほとんど胃瘻造影を行ったことはありません.特に造設直後に行うことは皆無でした.ごく稀に、色々な方法をためしても嘔吐や逆流がコントロールできない場合に行ってみることはあります.何ml以上注入すると逆流するのかや、どういった体勢にすると逆流が少ないのかなどを参考にします.
しかし、仰臥位でボーラスで一気に注入する造影検査は、実際にイルリガードルを用いて半座位やギャッジアップで滴下する流動食の動きを、果たしてどの程度反映しているのでしょうか?(かといって透視台の上に何時間も患者さまを寝かせておくことも無茶ですしね.)この点についてはいかがでしょうか?どなたか分かる方教えて下さい.
[No.268のレス] Re:胃瘻造影は必要? From:moemoe 2002/07/28(sun) 12:46:46 ● 胃瘻造影は必要か
腹腔内への漏れのチェックには確かに有用ですが,検査の手間などを考えると常に行う検査ではないと思います。欧米では全くこのチェックは行っていません。私はPEGを1200例,開腹胃瘻(腸瘻)を300例ほど行ってきていますが,一度も確認の造影は行っていません。結論としては,一般的には必要ないが,どうしても心配ならば行うというのが妥当かと思われます。
次に,胃食道逆流のチェックとしては,ある程度の信憑性はあるのですが,正確な逆流現象は評価できません。正確に評価するためには24時間PHモニタリングもしくはビリテックが必要となります。
安全性をとるか,簡便性をとるかは議論が分かれるかと思われますが,今日本で販売されているPEGキットは優れていますので,私個人としては,シンプルをお勧めします。
[No.270] 胃瘻チューブ交換、上手くいきました(^_^)V From:新米おばちゃん訪問Ns 2002/07/26(fri) 20:54:29 昨日は、親切で素早いアドバイスをありがとうございました。
皆様の温かい励ましのお蔭で、無事スムーズに終了しました。
私たちのステーションでは、胃瘻チューブ交換時はいつもお食事を抜いていただいているんです。
でも、夕べのアドバイスに従い、お食事は間に合いませんでしたので、お白湯を100ml注入してから行いました。
チューブを挿入する時、胃瘻口にチューブがすーっと吸い込まれていったような気がするほどスムーズに挿入できました。
また、終了後も注入した白湯の逆流を目で確認でき、安心することが出来ました。
絶食が不必要ということは理解できましたが、チューブを抜く時に栄養剤が逆流しないかとまだ少し不安が残ります。お食事注入後、何時間ぐらいたっていたら大丈夫でしょうか?
それから、バルーン水はちゃんと注射用蒸留水を使っています。その理由もこのBBSで勉強させていただきました。
これからも、ここでしっかり学ばせていただきます。本当にありがとうございました。( ^.^)( -.-)( _ _)
[No.270のレス] (^○^)Re:胃瘻チューブ交換、上手くいきました(^_^)V From:平成の一休さん 2002/07/26(fri) 21:47:33 [MAIL] ”新米おばちゃん訪問Ns”【PEG初交換成功おめでとう御座います】嬉しいです本当に我が事のように嬉しいです。1回目の成功は何十回分もの自信に繋がると念います。それもこれも【みっくん先生】の実践的で且つ即効性のあるご教示が見事に開花した賜物と先生には御礼申し上げます。あれほど決め細やかにしかも初心者でも判り易く誘導される業は一体何処から来るのでしょうか?やはりPEG造設実績が1000症例を超えると伺っておりましたものが活かされた当然の結果ではないかと念います。またまた勉強させて頂きました。更には先生の【心根に透明感があって素晴らしい】限りです。次に【おサル先生】の町医者としてのパイオニア的な環境の背景から来る圧倒的なPEG造設の実績から発せられる言葉1ツ1ツに物凄い重みをズッシリと感じました。きっと【新米おばちゃん訪問Ns】さんの心の支えになったものと確信致します。この成果は他の看護師さんにとっても勇気を与えてくれたものではないでしょうか?今後も先生宜しくご教示お願い致します。(^o^)//"""パチパチパチ(-.-)y-゜゜゜いっぷく/合掌三拝
[No.270のレス] Re:胃瘻チューブ交換、上手くいきました(^_^)V From:おサル先生 2002/07/26(fri) 22:26:49 [MAIL] 「新米おばちゃん訪問Ns 」さん、おサル先生です。無事に交換がうまくいって良かったですね。さらなるご発展をお祈りします。
それから、平成の一休さんのご指摘通り、「みっくん」先生の交換手順のノウハウのすべては「資料集」に掲載の価値ありですね。本当に「メモ!メモ!」です(絵文字ができないので…)
ちなみにおサルは「PEG造設の実績」はたいしてありません。人のつくった胃瘻を「あーだ、こーだ」言うのは得意ですが。
なにはともあれ今後ともよろしくお願いします。
[No.270のレス] Re: 祝!! 胃瘻初交換 From:みっくん 2002/07/26(fri) 23:12:19 [MAIL] 初ペグ交換成功おめでとうございます.パチパチパチ(拍手)‥‥.ここでつまずくとこれから先ペグを引き受けてもらえないかもとどきどきものでした.
お尋ねの「チューブを抜く時に栄養剤が逆流しないか」という点ですが、そのとおり、注入後の交換では抜いた後の瘻孔から多少の逆流はみられます.始めに周囲にガーゼをおいて防御しておき、チューブを抜いたらすぐに左手でガーゼごと瘻孔を押さえるようにしています.多少は漏れても安全に交換できる方法をお薦めします.交換は食事の注入中でも特に問題なく行えます.でも、どちらかといえば患者さまのことを思えば食後か食間になるようにしたいなあと心がけています.
それから、一休さんとおサル先生には過分なおほめの言葉をいただき、有り難うございます.ベテラン患者さんとベテランペグ専門医のお二人に受け入れられるものができて、ほっとしました.でも、うかれて何かちょんぼするかもしれませんのであんまりおだてないで下さい.
お二人にはこれからもよろしく御指導いただきたいです.みっくんでした.
[No.271] 胃瘻トラブル対応マニュアル、拝見しました From:おサル先生 2002/07/26(fri) 22:35:51 [MAIL] 「みっくん」先生の「胃瘻トラブル対応マニュアル」、拝見しました! 複雑なPEGのタイプ別のトラブル・シューティングを、平易な言葉でフローチャートにまとめられたご努力に敬意を表します。かわいいイラストを書かれた看護師さんも素晴らしいですね(先のシリーズの「波平ちゃん」もカワイかったけど)。病棟スタッフが一丸となってPEGに取り組んでいる様子が目に浮かぶようです。このマニュアル書は大塚製薬に頼んだら、もう少し分けてもらえるのですよね。
「胃ろう手帳」ともどもPEGにかかわる多くに人々の手にとってみて欲しい一冊だと思いました。
[No.267] 胃瘻チューブ交換のポイントを教えて下さい。 From:新米おばちゃん訪問Ns 2002/07/25(thu) 21:14:59 はじめまして。訪問看護を始めたばかりの、おばちゃんだけど、新米のNsです。
実は、先輩ベテランNsが急にお休みされ、明日の胃瘻チューブ(バルーン型)交換を任されてしまいました。
手順は教わりましたが、初実践です。
痛みが少なく、短時間で終われるよう、アドバイスください。
[No.267のレス] Re:胃瘻チューブ交換のポイントを教えて下さい。 From:みっくん 2002/07/25(thu) 21:50:57 [MAIL] こんにちは、ようこそ談話室へ.初めての胃瘻の交換、ドキドキものですね.お一人で患者さまのお宅で初めての交換をなさるなんて、本当に緊張しますね.本来なら先輩の実施を見学するか、病院での入れ換えを見学するかしてから一人で在宅での交換に臨むのが理想なのですが、色々な事情があってのことなのでしょうね.明日の交換に少しでも余裕をもって臨めるよう幾つかコツを御紹介します.参考にして下さい.
1)まず古い胃瘻の抜去です.
胃瘻チューブにメモリがある場合、チューブを軽く引き上げて、バルーンが胃壁にあたって抵抗がある位置での体内に挿入されている長さを確認しておいて下さい.(この長さが新しい胃瘻を何センチ挿入するかの目安になります)バルーンの水を十分に虚脱させた後に真直ぐ上へ引き抜きます.
2)次に新しい胃瘻の挿入です.
古い胃瘻を抜いた瘻孔に十分量の潤滑剤(キシロカインゼリーなど)を塗ります.
同じ太さの胃瘻への交換の場合は瘻孔をペアンで拡張するような操作は必要ありません.
(慣れない方がこの操作を行うと瘻孔をこわしてしまいます.)
膀胱カテーテル留置と全く同じ要領で、バルーンを虚脱させた状態で交換用胃瘻チューブをそっと挿入します.始めに確認した長さを超える長さまでチューブを一旦挿入し、バルーンに蒸留水(指定量)を入れて膨らませます.そして、チューブを軽く引き戻すと始めと同じ長さで抵抗があるはずです.これで挿入は終了です.
さて、挿入を容易にするための裏技です.
3)初心者は交換に備えて絶食にしがちですが、これは交換手技を難しくします.
在宅で簡単に交換するためには朝の流動食は注入しておいて下さい.(午後の交換なら昼の流動食も注入します.)どうしても心配で流動食を入れたくない場合もお湯かお茶の注入をして下さい.胃が空っぽでつぶれていると交換にしくいですし、交換が正しくできたかどうかの確認も難しいです.
交換後、注入口を開いてみて胃液や流動食がチューブを通して上がってくるのが確認できれば交換が上手くいった証拠です.
4)交換時に強い抵抗があったり、上手く入っているかどうかよく分からない時は、あまり無理をせずに病院に搬送して正しく入っているかの確認を内視鏡でしてもらうことをお薦めします.
5)交換後は、時間が許せばお湯を30〜50cc位注入してみて、患者さまの状態を観察していて下さい.この時点で問題がなければまず大丈夫です.
まず、お湯を30ccくらい注入してみて下さい.
では、初交換の御成功をお祈りします.上手くいったらまた報告下さい.Fight!!.
[No.267のレス] Re:胃瘻チューブ交換のポイントを教えて下さい。 From:おサル先生 2002/07/26(fri) 00:22:52 [MAIL] 「新米おばちゃん訪問Ns 」さん、はじめまして。おサル先生と申します。みっくん先生の素晴らしいアドバイスの後で、おサルの私が申し上げることもないのですが、老婆心ながら一点だけ再確認を。
バルーン水は注射用蒸留水を使用して、必ず指定の量を。多すぎても少なすぎてもダメです。(あったり前田のクラッカー、だなんて怒らないで下さいね。同年代(!?失礼)のアナタならこのギャグ、わかるはず?)それではご健闘を祈ります。
[No.267のレス] (^○^)Re:胃瘻チューブ交換のポイントを教えて下さい。(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/26(fri) 02:39:54 [MAIL] ”新米おばちゃん訪問Ns”さんへ【みっくん先生】【おサル先生】と当/HP/2枚看板と高く評価されていらしゃる両先生から早速のレスを頂き本当に良かったですね。私もこの投稿を拝見し果たして間に合うかヒヤヒヤしていました1人です。書き込みがあって僅か20分位でもう【みっくん先生】から早々のレスを頂きホット致しました。続いて【おサル先生】が数分後にレスとは驚くまでの速さですね。両先生のPEGにかける【熱い使命感】がひしひしと伝わって参りました。明日のPEG交換頑張って下さいね。なーに
大丈夫ですよ【心配は勝利せず】です。落ち着いてやればきっと成功します自信を持って望んで下さい。処置後のご報告を楽しみに致しております。p(^-^)qガンバ(^o^)//"""パチパチパチ合掌
[No.266] 緑膿菌 From:シュウ 2002/07/22(mon) 21:33:10 PEG造設創部が緑膿菌に感染してしまいました。「MRSA感染の場合はドレナージとバンコマイシン点滴」というような文献をよく見ますが、緑膿菌についても同じような扱いでいいのでしょうか? 詳しい対処法があれば教えてください。 よろしくお願いいたします。
[No.266のレス] Re:緑膿菌 From:おサル先生 2002/07/23(tue) 00:00:23 [MAIL] シュウ さん、こんばんわ。おサル先生です。No.265のおサルのカキコをご参考にして下さい。出てしまった緑膿菌を追い詰めることも大事ですが、なぜ膿が出るようになったか… 内部バンパーによる圧迫阻血が感染成立の原因になっていることが少なくないように思います。長〜いカキコですがお役に立てば幸いです。
[No.264] PEJのご飯について From:ひろ 2002/07/21(sun) 13:33:29 初めまして、皆さんのコメントを読んで色々と参考にさせてもらってます。PEGではなくPEJが入っている方なのですが、なかなか栄養剤を入れていることが理解されなくて、チューブを引っ張り途中の接続が外れたりすることがあります、注入している間中気が抜けません、栄養剤を寒天で固まらせて入れる方法がありましたが、PEJでも問題ないでしょうか?教えてください。
[No.264のレス] Re:PEJのご飯について From:おサル先生 2002/07/22(mon) 18:04:40 [MAIL] ひろさん、はじめまして。おサル先生と申します。遅レスすみません。ひろさんの患者さまのPEJは経胃ろう的なのでしょうか? やはり胃食道逆流のためになさっているのでしょうか? 経胃ろう的だと径が細いので、寒天などで粘度増強したものを通そうとすると詰まってしまうおそれがあります。胃食道逆流でお困りでしたら、PEGから粘度増強して注入すると短時間で注入できるので、有用だと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
[No.264のレス] Re:PEJのご飯について From:みっくん 2002/07/22(mon) 23:12:14 [MAIL] 腸瘻への粘度増強剤や寒天の使用の経験はありませんが想像でお返事します.
寒天で固形化する方法も粘度増強剤を使用する方法も一回の注入量がどうしても多くなってしまうため、栄養剤をためておく機能をもたない腸への直接注入についてはあまり好ましくないように感じますが如何なものでしょうか?もし行うとしたら一回量を少なくしてこまめに何回も注入する必要がありそうです.
また、18フレンチ以下の細いチューブの場合にはおサル先生が言われますように詰まってしまう可能性が高いと思います.
[No.260] もし、PEGが抜けてしまったら・・・ From:かつ吉 2002/07/16(tue) 23:39:34 [MAIL] おサル先生、いつもありがとうございます。
長くなってしまったので、新しくさせて下さいませ。
現在のところ、ボタン型バンパーの方と、チューブ型バルーンの方がいらっしゃいます。
チューブ型バルーンの方は、自己抜去なのか?いつの間にか抜けてしまっていた・・・。ということで、PEGを造設した病院に行って頂きました。合う物がなかったのか 応急のPEG?を入れて帰宅し、また今度行かなくてはならないそうです。
できれば、バンパー型・バルーン型 両方についてお教えいただければ有り難く存じます。よろしくお願い致します。
[No.260のレス] Re:もし、PEGが抜けてしまったら・・・ From:おサル先生 2002/07/18(thu) 18:27:42 [MAIL] かつ吉さん、こんにちわ。「もし、抜けてしまったら‥」ではなく、「もう、抜けてしまった」のですね‥ そうです。バルーン型の長所は、入れやすい(交換しやすい)ということですが、裏を返せば「抜けやすい」ということです。バルーン水は自然に少しずつ抜けてきますから、定期的に(2週間に1回くらい)水の入れ替えをするのが良いのではないでしょうか。それから、抜けた時にすぐ対応できるようにします。数時間でろう孔は閉鎖してしまいますから。
バンパー型はめったな事で抜けることは少ないですが(抜けることもありますが)、裏を返せば交換が難しい、高度なテクニックがいる、ということです。ですから、どこで(病院か在宅か)誰が(在宅主治医か専門医か)交換するのか話し合って決めておく必要があります。かつ吉さんの訪問していらっしゃる患者さまの交換は、最初から病院の専門の先生にお願いしているのであれば、「むずかしいけれども抜けにくい」バンパー型にしてもらった方がいいように思うのですが‥(患者さまがバルーン型の方が交換が痛くないからいいんだ、とおっしゃているのなら別ですヨ)
[No.260のレス] Re:もし、PEGが抜けてしまったら・・・ From:かつ吉 2002/07/19(fri) 08:23:24 [MAIL] 先生、そうなんです!!お恥ずかしい限りです・・・
PEG歴1年半以上になる方でしたが、今まではバンパー型でした。しかし、4月の交換の時から どうやらバルーン式になっていたそうです。しかし、その事を交換した病院の方も ご家族に伝えていず・・・。もちろん、そういう情報は、往診してくださっている開業医にも私どもにも入ってきていませんでした。
未だに、ご家族はどこのメーカーのどんな形のチューブかもよくわからないそうです。18Fr、20tと書いてある3Wayのものなので、きっと バルーン水は蒸留水を20tで良いのでしょうね。
往診の開業医の先生にバルーン水の交換をお願いし、快く受けて下さいました。良かったです。
いつも大変ありがとうございます。色々な不安や疑問がありましたが、少しずつ解けていくようです(._.)オジギ
[No.260のレス] Re:もし、PEGが抜けてしまったら・・・ From:おサル先生 2002/07/19(fri) 18:05:12 [MAIL] かつ吉さん、おサル先生です。ご返信ありがとうございます。老婆心ながら、バルーン水は注射用蒸留水でお願いします。
さて、かつ吉さんの患者さまの「バンパー型から病院で勝手にバルーン型に変更」は、現代のPEGを取り巻く問題をまさに象徴しているようなエピソードだと思いました。病院の医師は、バルーン型とバンパー型の「PEGライフ」の差に思いをはせることができない‥想像力の欠如としか言いようがありません。常に交換を念頭においた「バルーン型のPEGライフ」、一方、当分は交換のことは考えなくてもいいけど、先の交換に頭を悩ませなければならない「バンパー型のPEGライフ」は、患者さまのライフスタイルそのものに大きく影響します。それを何の了解もなしにやってしまうとしたら‥
PEGに関する問題は、結局、どうやったら病院医療と在宅医療をバリアフリーにできるか、という現代医療の究極の課題を提示してくれるのだと思います。そういった意味で、かつ吉さんにお示しいただいたことにたいへん感謝いたしております。(ちょっと鼻息が荒くなってしまった‥)
[No.260のレス] Re:もし、PEGが抜けてしまったら・・・ From:みっくん 2002/07/21(sun) 11:11:24 [MAIL] かつ吉さん、おサル先生、こんにちは.病院勤務のみっくんです.
確かに、今回、かつ吉さんの御経験されたように、「退院する時に胃瘻のタイプが変更になっていた.」とか「入れ換えにいったら違うものに交換された」というのは日常的によくあることだと思います.問題は違うタイプに交換されたことではなく、「相談もなく」交換され、「新しいものについての説明もされなかった」という所にあるのではないでしょうか.おそらく、かかりつけの医師が自宅や病院で交換する場合にはこういったことは少なく、また、胃瘻に詳しい医師が主治医として関わっている場合にもこういった問題はおこらないと思います.他病で入院中に主治医が内視鏡医に交換を依頼した場合や、主治医から内視鏡医におまかせで交換になる場合におこりやすいのかと思います.
「病院の医師は、バルーン型とバンパー型のPEGライフの差に思いをはせることができない‥想像力の欠如としか言いようがありません。」とのおサル先生のお言葉、全くもって耳が痛いです.でも、あえて、病院医師として現状を反論させていただきます.交換だけで関わっている医師達は、患者さまのPEGライフに思いをはせようにもそのような情報をえる手段がほとんどありません.入院中に依頼されて交換する場合、看護師に「この方はどこに退院してどのように生活するのか、どんなタイプの胃瘻が退院後介護しやすいのか」ときいてみても明確な方針が伝えられることは残念ながら稀です.外来で交換する場合は、患者さまをつれてくる方の大部分は病院への送り迎えを頼まれているだけで、現在の胃瘻でトラブルがあるのかどうかすら分からない場合が多いです.そんな状態ではとてもどんなタイプの胃瘻が患者さんにとって最も望ましく、介護者が介護しやすいのかを相談することもできません.
私は胃瘻の入れ換えの予約をとる場合に「現在はいっている製品名と挿入日」「現在の製品でのトラブルの有無」「主治医として交換希望のタイプがある場合にはそのタイプ」を事前に連絡をもらうようにしています.連絡をくれるのは交換を依頼してくる施設の看護師や訪問看護ステーションの看護師からの場合が多いですが、主治医からの直接の情報提供も時にはあります.
訪問看護師や施設の方、そして主治医の先生方にお願いしたいのは、トラブルや希望があればどんどん情報提供していただきたいということです.何もいっていただけなければ問題ないものと考えて同じタイプにそのまま入れ換えることが多いです.
余談ですが、1年がかりで作成した「胃瘻トラブル対応マニュアル」がやっと完成しました.胃瘻のタイプ別にトラブルへの対応など記載しています.看護師や施設への指導などにも利用できますし、患者さん御家族へ配布していただいてもよいようにしました.興味のある方は御連絡いただければお渡しします.連絡下さい.最後は宣伝になってしまいました.すみません.
[No.260のレス] (^○^)Re:もし、PEGが抜けてしまったら・・・(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/21(sun) 21:28:49 [MAIL] ”みっくん先生”ご無沙汰致しております。先生の書き込みが最近見られないので心配しておりました。でも、フアンの1人として先生のお元気なお声を聞き安堵いたしました。さて、もしPEGがぬけっちゃったらどうするの?問答が盛んに議論を交わされている光景には思わず身を乗り出したくなる位真剣なものと患者側にとっても医療関係者にとっても興味深いものです。本当に有り難いです、おサル先生とみっくん先生は当/HP/の2枚看板です。それだけに重みがあります。おサル先生は「町医者の立場から」みっくン先生は「病院勤務のお医者さんの立場から」それぞれ異なった立場からの視点にたって且つ豊富な経験に基づいてのコメントなので非常に参考になりますし、疑問点も浮き彫りにされております。今後もこのような意見交換&情報交換を頻繁に行って欲しいと願ってやみません。
■ところで、みっくン先生のお書きになった【胃ろうトラブル対応マニュアル】を是非手に入れたいのですがよろしいでしょうか?
■送付先等は別途メールにてご連絡申し上げます。(-.-)y-~~~ひといき■D\(^^ ) 紅茶でもどうぞOrコーヒーにかしら合掌三拝
[No.260のレス] Re:もし、PEGが抜けてしまったら・・・ From:かつ吉 2002/07/22(mon) 10:26:05 [MAIL] みっくん先生、おサル先生、お返事ありがとうございます!!
確かに みっくん先生のお話にあるような現状は多々あると思います。この方の場合も 誤嚥性肺炎を繰り返し、内科入院中に外科医師によってPEGを挿入されたようです。
>問題は違うタイプに交換されたことではなく、「相談もなく」交換され、「新しいものについての説明もされなかった」という所にあるのではないでしょうか。
私もそう思います。介護保険を利用しつつ 在宅生活をされている方の多くは、月1回の外来受診でさえも難しい方です。ただ、今回の方の場合は、いつも介護している娘さんが付き添って交換に行かれています。きちんとした娘さんですから、きっと
みっくん先生の様な先生に相談をされたら、介護の状況をきちんとご説明できたと思います。その点が悔やまれます。しかし、私どものステーションといたしましても 至らない点があったと反省いたしております。。。(×_×)
>おサル先生!
>PEGに関する問題は、結局、どうやったら病院医療と在宅医療をバリアフリーにできるか、という現代医療の究極の課題を提示してくれるのだと思います。
本当に本当です。病院勤務だった時には考えもしなかった問題が多々あり、驚いています。「病院医療と在宅医療のバリアフリー」・・・う〜ん、まだまだですね。でも、これからっ!ですよね!?私達 訪問系も もっと積極的に動かなくっちゃっ!
それから、注射用蒸留水を2週間に一度位の交換ですね。
念押しをしておきます。以前メーカーさんの記事にも、水ではなく、滅菌蒸留水を!とありましたね。すみません、ありがとうございました。≦(._.)≧
[No.260のレス] Re:もし、PEGが抜けてしまったら・・・ From:おサル先生 2002/07/22(mon) 13:49:26 [MAIL] かつ吉さん、ご返信ありがとうございます。ますますのご活躍を期待しています。今後ともよろしくお願いします。
「みっくん」先生、お久しぶりです。あちゃー、「みっくん」先生のように地域でがんばっている病院の先生の存在を忘れておりました…(反省ザルです) やはり平成の一休さんがご指摘くださったように、これからはいかに町医者、訪問ステーション、病院勤務医師などなど、患者さまを取り巻く人々が遠慮なく情報交換をするようになったら素晴らしいですね。
「みっくん」先生の「胃瘻トラブル対応マニュアル」、私も是非拝見させていただきたいと存じます。それではでは。
[No.263] 一休さん、拝見しました From:おサル先生 2002/07/20(sat) 16:59:29 [MAIL] 平成の一休さん、おサル先生です。いつも暖かいご指導ありがとうございます。さてこの度はアルファクラブの掲載誌を拝見いたしました。いつもながら説得力のある闘病記には、人生の師としての迫力を感じ、感服しております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。 合唱
[No.263のレス] (^○^)Re:一休さん、拝見しました(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/20(sat) 18:30:58 [MAIL] ”おサル先生”勿体ない位のお誉めの言葉を頂き有難う御座います。今回の体験談掲載のお話はアルファクラブさまから直接頂戴いたしました。私の体験談が患者・家族の皆様や医療関係者並びに医療機器メーカー・医療栄養剤メーカー・食品メーカー・薬局・薬店・薬剤師・栄養師・心療療法士・リハビリ担当者・更にはマスコミ関係者の皆様等々に広く実態を知って頂きたくペンを取りました。特に孤独感・絶望感・差別感・受入拒否・医療不信払拭等から希望・勇気・仲間がいる・情報交換の場がある・多くの潜在患者が推測される・官庁・官邸への働きかけ・自分の気持ち受け止め方次第では社会復帰できる励みになればと私の意とする所です。今後共お世話になります励まし有難う御座いました。
( ^‐^)_且~~粗茶ですが〜如何ですか!!!暑中見舞い/合掌三拝
[No.259] ペグ交換 From:たか 2002/07/16(tue) 21:35:19 [MAIL] こんばんわ〜
昨日の通院で、いよいよ次回の外来のときにペグを交換することになりました。交換時に痛みがあると言うので、今からちょっと不安です(^^;
今までは、バンパー型だったのですが、先生からメールがあり、今度はバルーン方にすることにしました。
先生からのメールの内容は「チューブはカンガルーミニボタン(バルーン型)ですが、現在挿入中の16Frサイズですと
3.5cmしかありません。少し緩くなって来ているとの事ですので、20Frサイズ、4.0cmを用意しておきます。」と言うことでした。チューブが太くなるけど、すぐに痛くないかなあと心配しているたかです。でも半年たつのは早いものですね。次回からは、バルーン型なので1ヶ月ごとくらいに交換しなくてはいけないのですよねえ?でも痛みはなさそうだし、なれれば自分でも交換できると聞いているのですが、本当ですか?バンパーもバルーンも一長一短があって選択に困りますね。
後心配なことが一つ。これ以上太ったら特注になるのですかねえ?なるべく太らないようにはしますが・・・(^^;
[No.259のレス] (^○^)Re:ペグ交換(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/16(tue) 22:54:38 [MAIL] ”たかちゃんへ”PEG交換今度はバンパー型からバルーン型へするのですか、それは良かったですね”たかちゃん”がおっしゃる通りPEGには一長一短あります。でも世の中でもそうですよね万能製品って余りないですね。バルーン型って交換全然痛くないですよ。でーも今度のバンパー型は抜去する時には【ズボーット】音がして思わず悲鳴を上げるよ【いひひひ・・痛ってててー】ってね、ここで一句【痛さも楽しみの1ツ】をプレゼントしーます。
■1ツニュース来年【バンパー型:抜去する時痛くないPEG開発】発売されそうですよ。〜(mToT)/~~~サラバジャ(o_ _)oドテッ!
合掌三拝
[No.259のレス] Re:ペグ交換 From:ミント 2002/07/17(wed) 08:28:34
たかちゃん、いよいよ交換ですか。
いろいろ悩んだ据え「ボタン型バルーン」にしたんですね。
1ヶ月ごとの交換はちょっとめんどくさいかも知れないけど、痛みがないのがいいよね。
また、その後の経過を教えてくださいね。
私は今のキットにしてから4ヵ月半経ちました。
一応交換時期は半年後なのであと1ヵ月半あるのですが、どうもキットのボタンの調子がよくありません。
きちんとふたを閉めておいても、そこから胃液等が漏れてきてしまい、皮膚がトラブルを起こしてしまいました。
今はフィーディングチューブを付けたままにしてあります。
フィーディングチューブなら漏れてきませんので・・・
でもこれってなんだか「ボタン型」というより「チューブ型」といった感じです。(^^;)
普通の人はこんなに漏れないらしいのですが、私のPEGの位置が下方なのでどうしても逆流してきてしまうのだと思います。
今更胃瘻の位置を代えるわけにもいかずちょっと困っています。
でも、こんなことは最近になってからで、造設した当初はこれほど漏れなかったんだけど・・・・
やはり耐久性の問題もあるのでしょうか?
あっ、たかちゃんへの返信なのにこんなこと書いてしまいました。
たかちゃん、ごめんなさいね。
ボタン型は薄着になるこれからの季節にはぴったりだと思いますよ。
バンパー型抜去の祭は事前に痛み止め等を飲んでいった方がいいかもね。健闘を祈ります・…・(--)†アーメン
[No.259のレス] Re:ペグ交換 From:旅は道ずれ 2002/07/17(wed) 14:12:52 [MAIL] タカさんがどちらを選ぶのか興味深々でした。バルーンにしたのですね、よかったよかった??
夫も先週バルーンのミニボタンで20fr長さ2・5に交換してきました。本当にあっけないほどスーと抜けてスーと入りました。バルーンのチューブの時は痛みは軽いとはいってもそれなりの覚悟でのぞんでいましたので、今回はあまりのスムースさに先生ともどもシラー。
4週間目の交換でしたが、しぼめたバルーンは胃液でまっ黒くべとついていましたからやはり1ヶ月の交換が妥当なのかなあと納得したり。実は前回チューブからボタンに変える時内視鏡を飲んだのですが胃の噴門部を通ることが出来ずに諦めて目視でやりました。ですから今ある夫のロウコウは大切な大切なごロウコウ様で、キットが抜けて穴が閉じたなんて状況には決してなりたくないので丁寧にケアーしていこうと思います。さいわい痛みも漏れ
も肉芽もなくPEGに関しては云う事なしです・・・がエンシュアー摂取後半から摂取後30分ほどは毎回膨満感と吐き気があって
背中をそ〜とさすっていると和らぐという毎日です。量を少なくして摂取回数を増やすのも考えたりはするけど、他の摂取物との兼ね合いもあってこれ以上は無理だし、、これが目下の悩みです。
経腸栄養では少なからずおきることなのでしょうね。タカさんやミントさんは膨満感や吐き気に悩むことはありませんか?
とはいっても体重も最悪時より3K増えて倦怠感も眩暈も少なくなり、軽〜いテニス軽〜い打ちっぱなしに復帰して家族を喜ばせてくれています。
タカさんの交換がどうぞ痛くありませんように(~_~;)
[No.259のレス] Re:ペグ交換 From:ミント 2002/07/17(wed) 21:39:35
旅は道連れさん、こんにちは。
ご主人の軽い運動、復帰されて良かったですね。
私も半年間トラぶっていましたが、今は何とかPEGも落ち着いています。
エンシュアー摂取後の膨満感と吐き気にお悩みのご様子、ご主人の気持ちが痛いほど良く分かります。
というのも私も今現在摂取中の吐き気と膨満感に悩まされているからです。
私の場合、夜間に1200cal(600mlを90ml/h)摂っているのですが、必ずといっていいほど膨満感と吐き気で目が覚めてしまい、同時に下痢をしてしまいます。(私はエンシュアーではなくエレンタールですが)
エレンタールを摂り始めてすでに10年以上経ちますが(途中かなりサボりましたが…(^^;)なかなか慣れません。
2〜3年前まではエンシュアーも経口で飲んでいましたが、やはり2缶飲むか飲まないかで気持ち悪くなってしまいました。
まだエレンタールの方がいいかなとも思いましたが、やはりダメでした。(人によって違うと思いますが)
今度は「ラコール」を試してみようかと思っています。
旅は道連れさん、ご主人に「頑張りましょうね。」とお伝えくださいね。
[No.259のレス] Re:ペグ交換 From:たか 2002/07/17(wed) 22:40:17 [MAIL] こんばんわ〜(^ー^)ノ
一休さん、痛みも楽しみの一つだなんてたかにはまだまだそこまでの境地にはなれません(/_;) そうかあ、入れるのはバルーンだから痛みは少なくても、今のバンパーを抜くときが痛いのですね・・・llllll(^-_-^=llllll セデスかロキソニンを飲んで望みたいと思います。
ミントさん、久しぶりです。つい先日お会いしたのが遠い日に思える今日この頃・・・またお会いしたいなあ、綺麗なお姉さんに(*'ー'*)ふふっ♪
旅は道連れさん、こんばんわ 長さは違うけどたかと同じですね。でも長さの差はお腹の脂肪かなあ(^^; たかは幸いにして、膨満感や吐き気で悩むことはありませんねえ。膨満感は少しはありますが、気にするほどではなく、朝起きてトイレに行けば治まります。吐き気はほとんどありませんね。たかは1500ccを140/hで入れているのですが、それでもまだ早くできると思います。ご主人さんは軽い運動に復帰されて良かったですね。たかもドクターからは運動するように言われているんですけど中々ねえ。。。散歩くらいはするように頑張らなくては(^^;
そうそう、ミントお姉さん。CDにはエレンタールが治療効果も期待できて良いのですよ。ラコールは脂肪もエレンに比べると多いし、止めましょうね。いつかボーリングをやりましょう!
一休さんも誘ってね(^_-)-☆
[No.259のレス] (^○^)Re:ペグ交換(^ー^)にやっ! From:平成の一休さん 2002/07/17(wed) 23:34:28 [MAIL] ”たかちゃん”えっ【ボーリング】を誘って頂けるのかしら?
しかも、あの【クレオパトラか小野小町か】と美人と大評判の【ミント】お姉さんとご一緒にですか、信じられない位嬉しいです。お声をかけて頂ければ全ての予定をキャンセルして参加します。わたちも応援団を引き連れて行きますよ。うーん誰がいいかなうふふふふふそうだ【花の女子大生グループ】はどうかしら(^v^)にまぁ(((\(@v@)/)))酔ってないぞぉー(-_-;)合掌三拝
[No.259のレス] Re:ペグ交換 From:旅は道ずれ 2002/07/18(thu) 12:27:05 [MAIL] ミントさん、タカさん、一休さん、「お暑ございます」。
ミントさんもやっぱり夫と同じ状態なのですね、PEGの不調でてこずっている冬の頃のから書き込みを読んで心を痛めていました。 でもメキメキと回復して涙の書き込みから笑いの書き込みに変化していくのを読めるのは楽しいものです。
タカさんも一休さんも綺麗なお姉さんに鼻の下を伸ばせるだけ伸ばして、ボーリングのボールになってミント姉さんのピンに向かって勝手に転がりあそばせ!(+_+)ブイブイ。
夫の一日はエンシュアーリキッドとHを500ccで3回、果汁を200ccずつ2回、これで2000kカロリーになるかしら(カロリー摂りすぎ?)あと明け方に水分補給のつもりで緑茶を500ccというメニューで落ち着いています。2週間ほど前から微量元素の補給にわずかでも役立つかと、たっぷりの煮干をよく煮出して塩醤油を少し加えたスープ500ccを緑茶と1日交代で始めました。 今までと違うものを摂るときはいつもヒヤヒヤなのですが今回はグーでした。 漢方薬も野菜スープも注入後苦しんで苦しんで、試した自分が夫を苦しめる悪魔のように思えて辛かったです。 不思議なもので果物はとても気持ちよくスーと入っていくそうです。
綺麗なミントさんからの励ましを伝えたら、これまたニヤニヤよだれがたれそうな顔をしてます。勝手にせい!
一休さん、タカさん、ミントさん みなさん、これからもヨロシク相談にのってくださいませ。
[No.259のレス] (^○^)Re:ペグ交換(‘ー‘)/~~まったねー From:平成の一休さん 2002/07/18(thu) 19:52:43 [MAIL] ”旅は道ずれさん”お久しぶりですね。いつも他の患者の分迄ご心配して頂き有難う御座います。今回特に私が印象に残った文言
があります、それはミントさんに対するコメントが何気なく且つとても心を打つものでした【涙の書き込みから笑いの書き込みへ変化】して行ったとカキコしてありましたが素晴らしいコメントですよね。驚きました仰天しました感動しました。又ご主人のミントお姉さんさまからの励ましの言葉に【よだれをたらしながらニタニタしてた勝ってにせい】にはお腹を抱えて笑いこけました。いつも辛い念いをしていらっしゃる患者・家族の皆さんがこれほどに楽しくエールの交換が出来るHPはありません。これからも多いにユーモア溢れるメッセージを発信を期待しております。(/^^)/あっちにも\(^^\)こっちにも(ノ^^)ノ上げて上げてネ。
合掌三拝
[No.259のレス] Re:ペグ交換 From:ミント 2002/07/19(fri) 15:04:04
う〜ん、私綺麗でも美人でもないんだけどなぁ。
たかちゃんが変なことを言うからいけないんですよ。(`ヘ´)プンプン。
みんなが先入観を持ってしまったら、いざお会いした時にがっかりさせてしまいます。大罪ですよぉ。
前にも言いましたが中学生の子供もいる、小じわの多いおばさんです。
それにたかちゃんにお姉さんなんて言われるとちょっとショックよぉ。(;_;)
昨日外来にいって来ました。
キットの漏れは、次回交換まではフィーディングチューブの接続部分をカットして穴を埋めたものを使うことにしました。
やっぱ、交換はできるだけ先に延ばしたいし……(^^;)
それからたかさん、主治医と話して、取りあえずラコールを使ってみることにしました。以前エンシュアを飲んでいた時もあるくらいなので、ラコールならエレンよりも下痢しにくいかもしれないと言うことなので…もちろんエレンも併用しますよ。
でもこれは一時的なもので、体調が戻ったらエレンオンリーでいきます。ご心配してくれてどうもありがとうございます。
一休さん>ぜひぜひボーリングをやる際はお誘いしますのでいらして下さいね。その時は「花の女子大生グループ」ではなく「ジュニア系の可愛い男の子」がいいなぁ。ムフッ(#^.^#)
[No.262] いつのまにか3万アクセス From:おサル先生 2002/07/18(thu) 18:30:18 [MAIL] あれっ!!? いつのまにか3万アクセスを超えているではありませんか!!
おめでとうございます。
PDNと参加される皆さまのますますのご発展をお祈り申し上げます。
[No.262のレス] (^○^)Re:いつのまにか3万アクセスヽ(^o^)ノどもども From:平成の一休さん 2002/07/18(thu) 20:22:45 [MAIL] ”おサル先生”こんにちは〜♪そんなですいつの間にか3万件♪を超えてしまいました。PEG/HPスタートが7月/ですから丁度1年間となりましすよね。しかも当/HPは家族的でユーモアに溢れ且つ本音トークでメーカーさんまで仲間入りとは驚きです。私も密かに1年間で3万件アクセスを目標にしておりましたが現実になってもう【疣痔】が飛び出しそうな位嬉しい悲鳴を上げています。それもこれも【おサル先生やみっくん先生】を先頭に良識派の先生方をぐいぐい引っ張って頂いたお陰です。心より御礼申しあげます。
ところで、最近のおサル先生のコメントには随分患者さん・ご家族の方々のお気持ちを癒す言葉が飛び交っておりますね。嬉しいですよ、本当に嬉しいですよ【先生だって神様ではない】のですから【あ〜疲れた】とか、PEGが抜けるの?の問い合わせに禅宗/一休さん顔負けの答え方には【1本取られた〜♪】って感じです。
これからも当/HPを多いに盛り上げて下さい。患者さんを目の前にしても中々各種検査をしないと的確な診断やアドバイスは出来ないのに再度患者さん達に詳細確認を要請される真摯な対応振りにはおサル先生の【真骨頂をかいま見た】感じが致します。(^○^)
(^^)/~~デハデハ(^o^)//"""パチパチパチ(_ _)Zzz!!!合掌三拝
[No.258] PEGの自己管理 From:KOTORA 2002/07/15(mon) 17:23:47 こんにちは。
教えていただきたいことがあり、初めてカキコさせて
いただきます。
知人の70歳台の女性がPEGを使用し始めました。
しかし、座ってボタンにチューブを入れようとするのですが、
胸やお腹のたるみのためと目が悪いためにに、チューブが
良く見えなくて、ご家族に入れてもらわないといけない
そうです。ご自身でできる何か良い方法はあるででしょうか。
[No.258のレス] (^○^)Re:PEGの自己管理(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/15(mon) 22:15:12 [MAIL] ”KOTORA”初めまして当/HP/welcme/大歓迎致します。さて【PEGの自己管理】の件でございますが、お話を伺う限り似たようなご経験がおありになるケースをお持ちの患者さんがいらっしゃるような気が致します。但し、目がご不自由と言う点が初めてではないでしょうか?過去のケースはPEG造設場所が適切でなくボタンをうまくSET出来ないといった相談はありましたが、このような場合は大抵【造設手技が未熟が原因かもしくはに痛みを伴う】との書き込みでした。でも再造設にて【PEG造設場所を変えることで解消】した記憶があります?(_ _)Zzzっとその記憶怪しいー!!
■さて、本題にいりますとご相談の患者さんの場合は【立ってボタンをSET】したり【座ってボタンをSET】したりするのは無理があるのは確かです。私も同様ボタン型PEGを造設しておりますが、最初に造設した場所の十二指腸付近でもボタンに馴れる迄はSETするのには大変苦労しました。ましてや目が不自由であれば尚更でありましょう。私毎で恐縮ですが、更に今年1月2個目のPEGを造設しました造設目的は胃に充満した空気を抜くのが主眼でした一応【エアー抜きPEG】造設が治療名目です結果は成功しましたが。
しかし、ここで重大な課題が発覚しました2個目のPEG造設場所が【胃の上部】であった為ボタンが見えないのでエア抜き後蓋を閉めることが出来ないのです。困りました大変困りました。多少慌てましたね、鏡に映してを試みましたが失敗です。立っても駄目、座っても駄目でした。八方塞がり状態の時ふと閃きました。【ベッドに天井に仰向け】になって入れて見たらと藁をすがる念いで試みました。最初の数回はなかなかうまくSET出来ませんでしたが、毎回毎回くじけずに挑戦し続けたら【すんなりSET出来る】ようになりました。ヒントは盲目の人達の感性なんです。そうだ【身体で覚えればいいんだ】と気付いたのです。【KOTORAさんの知人】の方のケースもこの方法を一度お試しになって見たら如何でしょうか。PEGを造設する患者さん達は全員と言っていいほど【重い障害抱え】何がしかのハンディーを背負っていらっしゃいます。まともにやれと例え先生がご指導されたとしても患者さんが1人でPEG/ボタン/SET/出来ない場合も沢山あるのです。このような相談があっても決して不思議ではないと念います。PEGを造設される患者さんはそれぞれがそれぞれにまったく異なった環境下で不自由な生活を強いられていらっしゃいます。故にご自分の環境に合った【PEG管理手法】を【お1人お1人が開発される】事が大切ではないかと念います。又、我を忘れて開発に没頭するのも大変楽しいものですよ。如何でしょう【ベッドに身体を仰向けにしてPEGをSETすることを身体で覚える練習をなさってはみては】
■重度の障害者の方は皆さん一応に使えなくなった機能を補う為に身体で覚える練習に懸命な努力をなさっています。その真摯な取り組む姿勢にただただ頭が下がる念いで一杯なんです。
■京都市の飛田さんの【なにくそ俺はここにいるぞ】を一読して見てください。全身不自由な身体と言うハンディーを背負いながらもパソコンで体験談を詠んでHPに投稿され紹介されています。
φ(..;)メモメモp(^-^)qガンバq(^-^q)ファイトね!合掌三拝
[No.258のレス] ありがとうございました From:KOTORA 2002/07/17(wed) 08:45:24 早速ご回答をいただきまして、ありがとうございました。
昨日ご本人にお伝えしました。試してみるそうです。
また、経過を報告させていただきます。
[No.250] 栄養チューブや延長チューブは実費なの? From:かつ吉 2002/07/01(mon) 14:50:55 [MAIL] はじめまして。訪問看護をしている者です。
最近は経鼻栄養でなく、PEGを選択される利用者様が増えてきておりまして、ここのHPなど大変参考にさせて頂いております。(実はいつまでも消毒をしていたりしてました・・・)
しかし、手術した病院によって指導方法がまちまちなんです。
きちんと理解できないうちに退院されてくる利用者様も多く、
在宅介護になって、慌てる方もいらっしゃいます。
それも問題なのですが、今回お聞きしたいのは、
「栄養チューブや延長チューブなどは、利用者さまが実費で購入するものなのか?」とうことです。
今回退院された方(ボタン式です)は、延長チューブと栄養チューブ・Yガーゼなどを一箱ずつ実費で購入されてきました。
(しかも、接続の合わない同士でした)
在総診をとっている医院の医師が主治医の方は、延長チューブ・栄養チューブやシリンジは、管理料の中に含まれているものとして出してくださっており、私たちもそういうものだ、と思って
おりました。
今ひとつ看護師は、保険関係にうといもので(威張れることではないのですが)どなたかお教えいただければ有り難く存じます。
[No.250のレス] (^o^)Re:栄養チューブや延長チューブは実費なの?(^o^) From:平成の一休さん 2002/07/04(thu) 22:15:12 [MAIL] ”かつ吉さん”へ、ご返事が遅れまして申し訳ありませんでした。このケースは現在、私が外来通院している私立大病院ではお薬やツインラインとの処方箋を処方して頂いた場合、栄養チューブや延長チューブ或いは点滴用湯液袋(1200ml)更にYガーゼ等Setで【管理料金の中に含まれております】。処方して頂くようになって7年間位経過しますが、当時初回はツインライン・点滴湯液袋・栄養チューブ・延長チューブ等々薬剤部と先生との間で外来処方箋の指示が徹底していなかったせいか混乱をきたしたことはありましたがすぐにその場で解決致しました。この問題は幾つか問い合わせがあったように記憶しておりますが、現状は病院間での取り扱いがまちまちで【別途実費を徴収する医療機関】もあったり、別の医療機関によっては【費用を管理料に含めてて事務処理】がされていて取り扱いがまちまちであるようで、そのことが原因で統一されていない現状で、徴収している病院に対して不信感が湧いてくるのは当然だと念います。これはあくまで小耳のはさんだ情報ですが上記の医療機器は管理料金に含めて徴収されてあることろは別途料金は支払いは不要ですが、病院の医療事務の処理の仕方によっては管理料金に含められていない為に別途料金にて購入されているケースが多々あるように伺っていてまだまだ全国的には管理料金内に含めた料金体系徴収と言った統一した事務処理がなされてないのが現状であることは誠に残念ですね。
何故このような問題が発生するかはやはり病院経営が大きく拘わっているのではないでしょうか?収益性の良い医療機関では管理料金内に含めてありますし、収益性の悪い医療機関では別途実費購入という形態を取って処理されているようですよ。ことの良し悪しをここでは申し上げられませんが【管理用金内に含まれている病院】がある反面【別途実費購入させられる】実態があることは釈然と致しませんね。双方の窓口に説明を求めるの1ツの方法ではないでしょうか。いやでしょうけどモヤモヤはストレスが貯まるばかりです。1日も早くすっきりとして状態になって気持ち良く外来通院したいものです。病院の都合で徴収したり、しなかったりしている現状があることは将来的にも好ましい事ではありませんので医療機関のハッキリとした説明を求めては如何ですか?
■くどいようようですが【私の通院している医療機関は管理料に含まれていて別途購入は一切支払いはしていません】(_ _)Zzz
(⌒0⌒)/~~ほんじゃ!(^o^)/~~さいなら〜(^o^)/^合掌三拝
[No.250のレス] Re:栄養チューブや延長チューブは実費なの? From:おサル先生 2002/07/05(fri) 16:11:36 [MAIL] かつ吉さん、平成の一休さん、こんにちわ。おサル先生です。もう少し詳しく解説させていただきます。「管理料」に関しては、保険請求が可能な医療機関とそうでない医療機関があります。無床診療所で「寝たきり老人在宅総合診療料」を都道府県に届出している場合は、基本的に「管理料」は算定できません。さらに、「管理料」には二つあり、ツインラインなどの消化態経腸栄養剤を使用した場合は、「在宅成分栄養経管栄養法指導管理料」を算定し、接続チューブを支給した場合はそれに付随する「栄養管セット加算」、さらにポンプを使用した場合は「注入ポンプ加算」を算定します。ですから、ツインラインの場合は明らかに備品に関する費用は保険請求でまかなわれていると考えるべきです。(ただ、問題は都道府県によって在宅成分栄養経管栄養法指導管理料」の算定を認めていない地域があることです)一方、エンシュアリキッドやラコールを使用した場合は「在宅寝たきり患者処置指導管理料」で請求します。この場合、胃ろうのみならず、尿道バルーン、じょくそうの処置などすべての医療処置がこの中に含まれてしまいますので、在宅医療を非常に負担に感じている医療機関が少なくないことも事実です。
このように、保険請求に関しては、医療機関の届出内容、病院か診療所か、使用する栄養剤の種類、地域格差、などでまったく「魑魅魍魎」であります。
(あー、疲れた)
[No.250のレス] (^o^)Re:栄養チューブや延長チューブは実費なの?(^o^) From:平成の一休さん 2002/07/05(fri) 17:22:12 [MAIL] (^o^)√・・おサル先生、ご丁寧な解説して頂き有難う御座います。文章は簡潔だし整理され尽くした説明にはつい♪うっとり♪
しました。それにしても♪あー疲れた♪って言うフレーズ大受けですよ。今後もユーモア溢れるコメントを期待しております。
(^o^)//"""パチパチパチ■D\(^^ ) 紅茶でもどうぞ!合掌三拝
[No.250のレス] ありがとうございました(*^_^*) From:かつ吉 2002/07/06(sat) 11:52:11 [MAIL] 平成の一休さん、おサル先生 お忙しい所大変ありがとうございました!遅くなってしまい申し訳ありません。
私自身も少し調べまして、「寝たきり老人在宅総合診療料」と
「在宅成分栄養経管栄養指導管理料」が 併算定出来ないことは
何とかわかったのですが・・・
やっぱり、利用者様にそれぞれの病院と診療所に確認してもらうべきですね。
PEGを増設したのは市立病院(在宅主治医になることはありません)で、今後の交換は開業医の先生になります。市立病院のパンフレットでは、しっかり「栄養チューブなどは実費で購入していただきます。退院までに必要な方は声をお掛け下さい。」と書いてありました。退院前に、ご家族の方に在宅の主治医の先生に確認をとってもらうよう お勧めすれば良かったです。
入院されてしまいますと、容体もわからず、なかなか連絡を取りづらいモノでして・・・
今後は、今回のような事のないようにしていきたいと思いますっ!!(早速 来週PEGをつけて退院予定の方がいます)
P.S.利用者様・ご家族を中心に、在宅主治医・大病院・ケアマネ・訪問看護ステーション・ヘルパーなどの連携が まだまだ不十分です。利用者様側から「医師へあれこれ聞くのはちょっと・・・」という方々が、まだまだ多い中、ケアマネや訪問看護ステーションは もっと動かなければなりませんね。
[No.250のレス] Re:栄養チューブや延長チューブは実費なの? From:おサル先生 2002/07/08(mon) 15:27:32 [MAIL] かつ吉さん。おサル先生です。レスありがとうございました。ご周知かと存じますが確認です。開業医の先生が交換してくださるとのことですので、もちろん在宅では交換用胃ろうカテーテルは保険請求可能です(特定医療保険材料で算定します)。
それでは今後ともよろしくお願い申し上げます。
[No.250のレス] PEG交換は市立病院で、となりました。 From:かつ吉 2002/07/11(thu) 20:27:10 [MAIL] 色々とありがとうございました。
お陰様で、栄養チューブは主治医の先生が準備してくださることになりました。
ところで、交換用胃ろうカテーテルとは、栄養点滴チューブのことではなく、ボタン本体のことですよね?
それから、「もし、ボタンが抜けてしまった時には、どうすれば良いでしょうか?」ご家族様がとても心配されています。かなり痛いそうですが・・・
[No.250のレス] Re:PEG交換は市立病院で、となりました。 From:おサル先生 2002/07/12(fri) 12:25:48 [MAIL] かつ吉さん、おサル先生です。経過を教えてくださいましてありがとうございます。おっしゃるようにボタン本体は交換用胃ろうカテーテルのひとつです。ひとつお聞きしたいのですが、ボタンはバンパー型でしょうか、バルーン型でしょうか? そのいずれかによって予測される対応が異なりますので、お教えいただければ幸いです。
[No.250のレス] Re:栄養チューブや延長チューブは実費なの? From:シュウ 2002/07/16(tue) 10:18:45 おサル先生、在宅での保険請求についてもう少し詳しく教えてください。
PEGの資料等を読んでいますと、在宅での胃瘻カテーテル交換においては材料費は別途請求はできないと書かれている場合があります。開業医の先生が交換する場合は「特定医療材料」として請求可と先生はおっしゃっていますが、何故でしょうか。
[No.250のレス] Re:栄養チューブや延長チューブは実費なの? From:おサル先生 2002/07/16(tue) 17:59:33 [MAIL] シュウさん、こんにちわ。おサル先生です。在宅で胃ろうカテーテル交換の材料費を別途請求不可能とする資料が以前ありましたが、それは2001年2月以前のものではないでしょうか。2001年2月に交換用胃ろうカテーテルが正式に特定医療保険材料に指定されるまでは、「在宅成分栄養経管栄養法指導管理料」に付随する「栄養管セット加算」に含まれているとする一部都道府県の解釈がありましたので、その運用で行われることが多かったようです(在宅患者処置指導管理料には栄養管セット加算はありませんので、購入価格の十分の一の点数で請求されておりました)。ところが、2001年2月以降は正式に交換用胃ろうカテーテルの特定医療保険材料費が決められたので、そちらで請求することができるようになったわけです。こういう解釈でよろしかったでしょうか。
[No.257] 子宮からの転移の場合 From:SHERYY 2002/07/12(fri) 23:12:05 子宮からのがん細胞が脳に至り、脳腫瘍の手術を受け、3日後にハレが出て、人口呼吸器と脳圧を下げる薬を使った治療をその日から1週間続けると医師に言われたのですが、そのまた2,3日後に今度は脳全体にハレが出てしまいました。1週間がたちMRIでの結果はわずかに改善されたのですが、これ以上続けると危ないとの事で、薬を弱いものに変えて、同じような治療を続けていますが、また1週間後この治療法で効果がなければ、他に方法がないらしいのですが、何か脳外科専門の病院へ行けば他に治療法があるのでしょうか。
[No.257のレス] Re:子宮からの転移の場合 From:PDN 2002/07/15(mon) 11:23:06 こんにちは。
その後、新しい情報は入手できましたでしょうか?
当ホームページをご覧頂きますとお分かりのように、このPEGドクターズネットワークでは、<胃ろうと栄養>に関連する情報の発信&交換をしています。
不安なお気持ちで書きこまれたことと思いますので、専門外とはいえお返事できないことはとても心苦しいのですが、あしからず、ご了承下さいませ。
[No.256] 注入は医療行為にあたるのでしょうか From:バッジョ 2002/07/11(thu) 22:06:43 わたしの母ですが寝たきりですが、これまで在宅にて生活を続けてきました。しかし、誤嚥、脱水症等を繰り返してきた経過もあり病院の方から胃婁を勧められ今回踏み切ろうかと思います。ただ胃婁造設後、在宅に戻っても栄養剤の注入等は医療行為にあたるのでヘルパーさんはできないと勧告されました。訪問の看護婦様はヘルパーさんにでもできると思うが と云われ、不安なら何度かヘルパーさんへの指導等も行うと云うことですが法律的にもヘルパーさんでの対応は無理なのでしょうか。
[No.256のレス] Re:注入は医療行為にあたるのでしょうか From:PDN 2002/07/12(fri) 10:44:08 こんにちは。PDNへようこそ!!
おっしゃるとおり、医療者と家族はいいけれどヘルパーさんはやってはいけない、という決まりがあります。でもおかしいですよね。必要にせまられてヘルパーさんもやっているわけで、そういう現実を把握して、現実に即していない法的なしばりはぜひ見直してほしいと思います。
ちなみに、以前にも同様の書きこみがありましたのでご参考までにNo.10、NO.83のあたりを読んでみてくださいね。
[No.256のレス] (^o^)Re:注入は医療行為にあたるのでしょうか(^o^) From:平成の一休さん 2002/07/12(fri) 12:33:34 [MAIL] "PDN”さん、からのご意見に同感です。【医療行為なのか】あるいは【医療行為ではないのか】と言うご質問は皆さん誰しもが多いに疑問を持っていらっしゃる点だと念います。この問題こそ【置き去り状態の患者さん】が在宅医療のを行う際に戸惑われる課題だと念います。商品は在宅医療用に開発されているのに取り扱いは医療行為になる?メーカーさんは患者さんの要望にこたえようと一生懸命開発に力を入れているのに【法律がまったく答えていない】現実には誠に遺憾としか申し上げようがありません。
(`´)怒りo(・_・θキック(`_´メ)!めっ!めっ!よ/合掌三拝
[No.255] 過去ログ From:おサル先生 2002/07/06(sat) 11:00:49 [MAIL] おサル先生です。ちょっと過去ログで気になる点がありましたので、皆さまのご意見をお聞かせ願えればと思い、メールさせていただきました。それはクラビットとロキソニンの併用についてです。薬の使用説明書によりますと、クラビットはニューキノロン系の抗菌剤で、ロキソニンとの併用注意ということになっているようなので、服用の時間をずらしていただいた方が良いように思うのですが、いかがでしょうか?
両方の薬剤を使用していらっしゃる方々がおいでになるようですので、実際の使用方法についてご教示いただければ幸いです。
[No.254] メーカーの方からの情報提供です。 From:PDN 2002/07/05(fri) 18:14:42 以前、栄養剤を温めておくものはないだろうか?というご質問がありました。その後どうされていらっしゃいますか?
このたび「情報は少しでも多いほうが良いと思うので」とダイナボット株式会社さまより情報をご提供頂きました。
IBD(炎症性腸疾患)の機関誌のモニターレポートで、経管・経腸栄養剤自動加温器の使用体験談です。それによりますと、「夜間トイレに起きずにすんだ」「頬、耳の後ろ、喉を栄養剤が通る時の不快な冷たさを感じない」等の効果があったそうです。後者の方はクローン病歴10年、栄養剤のボトルを使い捨てカイロで温め、タオルで覆い、チューブの途中にループを作ってそこにもカイロを貼って温めていたとのこと(経鼻栄養の方)。
リフォートという商品で、販売元は小川医理機械梶A価格は¥42000。資料のお問い合わせ先は、048-662-7555です。
胃瘻・腸瘻からの栄養投与に使用された方がいらっしゃいましたら、是非体験談をお聞かせ下さい。
[No.251] あのう・・・ From:たか 2002/07/03(wed) 14:31:38 [MAIL] 久しぶりにPDNのサイト内を見ようとしたのですが、リンク切れや間違いが多いみたいです。
もしかしたら更新中なのですか?
[No.251のレス] (^o^)Re:あのう・・・じゃないでしょ?どうしたの最近?(^o^) From:平成の一休さん 2002/07/05(fri) 03:35:01 [MAIL] ”たかちゃん”お久しぶりですね。随分ご無沙汰って感じですよいつからかでしたかね、突然に”たかちゃん”の元気な声が聞こえなくなってきたのでね【もしかして・もしかして】と大変【心配は全然しませんでした】?だって”たかちゃん”に何か異変が起これあの美人中の美人の【ミントお姉様】から一報が届く筈ですよ。羨ましいなーところで”たかちゃん”のご推察の通り【PEG/HP/は更新中】を繰り返していましたので皆様には大変ご迷惑とご不便をおかけしたことにつきましては深くお詫び申し上げます。又今後も随時更新続けますので時々PCの不調の際はPEG事務所は問い合わせ下さい。現役の【花の女子大生】でPC/デザイン担当者がお相手もさせていただく手筈となっておりますのでご安心頂ければ幸いに念います。更に【現役の男子医大生】でPC/メンテ担当者も控えております。又【平成の一休さんの事務所】を港区芝浦4丁目に構えておりますので【PEG=SOS・慈恵医大病院=SOS・患者家族=SOS・仏教者=檀家】その他等々からの応援要請がございましたら直ちに【車でぶっ飛ばして】かけつけますからご遠慮なくお申し付け下さい。そして”かたちゃん”の最近の近況をミントお姉様共々お知らせ下さいね。首を長ーく長ーくしてお待ち申しあげておりますよ(^o^)/~~さいなら〜ネネネ。合掌三拝
[No.251のレス] おはようございま〜す From:たか 2002/07/05(fri) 09:17:29 [MAIL] 平成の一休さん、本当にゴメンナサイ(o*。_。)oペコッ
覗いてはいたのですが中々カキコが・・・それだけ調子が良かったと言うことです。
実は一休さんがうらやましがるかもしれませんが、先週の土曜日にミントさんと会っていたのです。いやあ、本当に美人(*^。^*)
平成のクレオパトラか、小野小町と言うところですね。例えが古いって言われそう(*゜.゜)ゞポリポリ
でも現役の花の女子大生も気になりますねえ。。。
一休さんがうらやましいです(^ー^)ノ
そうそうたかのペグがそろそろ6ヶ月になります。付けた当初こそ痛みがありましたが、その後は痛みもなく順調に推移しています。最近はちょっと胃ロウとチューブの間から液が出てきますが気にするほどではないみたいです。で、先日の外来でいよいよ交換しようと言う話になりました。ミントさんにも相談して今回はボタン式にしてもらうつもりです。それは良いのですが、バルーンにするかバンパーにするかでまだちょっと迷っています。なぜならバンパーだと交換の時に痛みを伴うと言うのが気になっているのです。バルーンならそれは少ないみたいですけど、交換時期が早いと言うのが気になるし・・・先生はたかの好きにしてくれそうなので、今どちらにしようかなあってアミダくじを作っているところです(^^;
選択技が多いのは良いのですが、迷ってしまいますね。
一休さんはどちらのを付けておられるのですか?
ご意見を聞かせてくださいね。(^_-)-☆
[No.251のレス] Re:あのう・・・ From:ミント 2002/07/05(fri) 12:45:29
一休さん、諸先生方、PDN参加の皆さん、
ご無沙汰しております、ミントです。
一休さん直々「ミント」の名前を出していただいたのと、
たかさんの誤解を招くような文章を読んで
「急いで訂正の投稿をしなくちゃ。」と思ったしだいです。(^^;)
一休さん、「ミントお姉様」というのは誤解ですぅ。
私は、たかさんよりずっとずっと年下なんですよぉ。(;_;)
それにたかさん。ちょっと誉め過ぎですよ。
私は全然美人ではありません。
中3の子供もいるおばさんですから…(^^)
それに土曜日のオフ会ではもっと若くてかわいい子が
たくさんいたでしょう?(笑)
話は変わりますが、
一休さん、諸先生方、ご無沙汰をしてしまって
本当に申し訳ありませんでした。
この談話室には毎日必ずお邪魔しているのですが
ついつい内容が難しかったりで
すっかりご無沙汰してしまいました。
ミントのその後ですが、5月末位までは
やはりロキソニンを飲まないといられないくらい
痛みが強かったのですが、主治医の先生が
痛みの原因である肉芽を徹底的に焼いてくれたので
その後はお陰さまで落ち着いております。
ただ、キットから漏れる胃液や胆汁で時々皮膚がピリピリと痛みます。
1日数回ティッシュを交換していますが、
結構頻繁に漏れるようです。
私が今使用しているキットは比較的逆流が少ないものだと
主治医から聞かされていましたが、
最近特に漏れるようになってしまいました。
交換したのが3月1日なので、5ヶ月目に入っています。
ボタン型バンパーなので交換は6ヶ月が基本のようですが
出来れば一休さんのように1年ぐらいは持たせたいと思っているのですが、
これでは無理でしょうか?
ここでははっきりお答えできないかもしれませんが
ボタン型バンパーはどこのメーカーのものが
逆流が少ないのでしょうか?
お陰さまで胃ろうからの漏れは殆どといっていいほどありません。
以前のトラブルからすれば、こんなのは大した事ではないのですが
次回の交換時には今のトラブルがなければと思い、
お聞きしました。
久しぶりの投稿で長々と書いてしまい
申し訳ありませんでした。
これからは、時々報告させていただきます。
[No.253] ごめんなさい From:イトちゃん 2002/07/04(thu) 19:04:33 [MAIL] なにやら非常にわかりずらい質問の仕方だったようで、すみませんでした。
私の質問したかったのは、『人』が胃ろうにした場合、ペットを飼う事は可能か?ということです。
特に衛生面で何か問題があるのだろうか?
胃ろう部分に触れなければ、飼い続けることは可能か?
なにぶん素人な者で・・・。
でも、猫ちゃんに胃ろう。ちょっと素敵ですね。
[No.253のレス] (^o^)Re:ごめんなさい・・ドウイタシマシテ(^o^) From:平成の一休さん 2002/07/05(fri) 00:53:50 [MAIL] ”イトさん”心配しないで下さい。むしろ【Welcome】ですよ。
本当のところ【動物へのPEG造設】は真剣に個人的には密かに検討致しておりました。それは【盲導犬にどうか?】と言う課題です。ご承知のように【盲導犬は教育訓練】の行き届いたワンちゃんですからPEG点滴は可能と念っております。但し、動物病院の範疇に入るので軽軽しく論じられない面もありますので控えておりました。でも、そうなったらどれだけ【盲目の人】と【盲導犬】との別れが延長出来るか判りません。あるテレビで見ました。老衰した【盲導犬が飼い主と別れ別れになる】場面を見てぐっとくるものがありました。なんとか1日でも長く一緒に暮らせないか考えたものです。そうなることを楽しみにしております。
■さて、本題の【猫ちゃんと患者さんが同居出来るか否か】についてですが、【特に問題はないと念いますよ】特にボタン式PEGは
シンプルに作られていますから【猫ちゃんの多少のいたずら】は平気ですよ。ただ、猫ちゃんの動向には【注意を払う必要】があるのは確かと念います。PEGキットとかPEGチューブ或いは栄養剤の管理するのはイトさんですから【イトさんが注意を払う】ことさえ怠ることがなければ心配にはないでしょうね。まず【挑戦することです】恐れず・怯まず・不安がらず・自信を持って猫ちゃんとの生活を多いに楽しんでいただきたいと願っております。
■猫ちゃんではないですが【犬ちゃんとPEGとの生活を両立】をされている患者さんもすでにいらっしゃいますよ。特に犬ちゃんがイタズラしたり足手まといになるよなことは一切ないそうです。犬ちゃんと猫ちゃんとでは少し違いますが【動物であるこには変わりません】いや、かえって動物が自分の傍にいてくれることで癒されるとおっしゃっていらっしゃいました。要は【PEGと猫ちゃん】と、どう折り合いをつけるかは【イトさんの捉え方しつけ方次第】ではないでしょうか?それだけ可愛がっていらっしゃる訳ですから可愛い猫ちゃんも【ニャーント】言うことを聞いてくれます。愛する猫ちゃんをこの際ですから信じて上げましょうね。OK?
■そう言う私も【犬ちゃんや猫ちゃん更に子供達大好き人間】なんです。そう言う訳で色々の職業をお持ちの方々から1ケ月程度位お預かりすることは日常茶飯事です。その意味からも私もPEGを付けていますが【何の問題もありません】心配もしていません。清潔に心がけることと、イタズラした時の対処方法を日頃から考えておくことが無難に動物達とPEGとの楽しい生活が出来ると念いますねご参考になれば幸いです。○)))へ(^・・^=)〜みゃーみゃー
合掌三拝
[No.252] ホームページ リニューアル!! From:PDN 2002/07/03(wed) 14:49:39 お待たせしました!
昨年7月に開設したホームページ、やっとリニューアルにこぎつけました!!
事前にお知らせしなくて(そこまで気が回らなくてごめんなさい)失礼いたしました。まさに今、アップしているところなのです。
不具合は一つずつ直していきますので、お許し下さい。
この談話室はトップページの「談話室 最近の話題」からも入れますし、インデックスの「PDN相談室」からも入れます。
引き続き活発な情報交換をお願いいたします。
[No.252のレス] (^o^)Re:ホームページ リニューアル!!バンザイ(^o^) From:平成の一休さん 2002/07/03(wed) 21:28:07 [MAIL] ”PDN/HP”が発足して1年目にしてやっとリニューアルにこぎ付けるに至り誠に目出度いこととお喜び申し上げます。振り返るとあっと言う間の1年間だったような気が致しますが、その間いろいろな問い合わせや回答が患者・家族の皆様から関係医療関係者に至るまでの方々から寄せられ予想だにしなかった分野からからもありました例えば、各メーカー担当者の方々も書き込みに参加して頂き実に裾野の広い分野であることが改めて実感させられました。又、いかに「PEGが必要とされているか」にも拘わらず「PEGへの偏見や無理解からくる誤解」が浮き彫りになりました。これは別に良いとか悪いとかではなく一重に私共の「PEGへの啓蒙活動が不足している」のが最大の原因ではなかったかと反省致しております。その意味で当/NPO法人/PDN/を立ち上げて下さった「二宮事務局長」「鈴木理事長」の熱意が全国の関係各位の皆さんに通じたのではないでしょうか。勿論、全国の賛同して頂いた「良識派の先生方や病院・介護施設」等々の真摯なご協力には心より感謝申し上げます。お蔭様でこの1年間でPEGの・良い面・悪い面・問題点・改善点・対象者となる患者さんはどのような環境化におかれていらっしゃるのか・絶望感や孤独感あるいはいわれなき差別によって残されたご家族の悲痛な生々しい叫び声のご様子がかいま見ることもできました。更に付け加えさせて頂ければ「PEGを必要とする人」と「PEGを必要としない人」との概要も数々のご意見をお聞きしている内に表面化して来ました。私達は最初から「PEGが絶対ではないですよ」と訴え続けて参りました。それもお蔭様で皆様のご理解を得ることが出来たように念います。PEGの歴史はアメリカに比べれば10年は遅れていると思われますが、何もアメリカに追従するばかりが良いとは言えないと念います。私達は日本の医療制度や日本の環境や文化或いは医療の歴史に照らし合わせそれに見合ったPEGを確立して行けば「日本型PEG手技」や「癒しのよる救い」が完成するのではないではないかと確信するに至りました。日本の医療界にとってこれは大変な収穫です。現在はまだまだ疑心暗鬼の先生方も沢山いらっしゃいますが、それらも1ツ1ツクリヤーして認知した頂けるよう頑張りましょうね。終わりにホームページのリニューアルに力を傾注して頂いた若き「HP/デザイン担当者・HP/メンテ担当者」の方々に深く御礼申し上げます。リニューアルは更に継続され続きますが何卒皆様に親しまれ、安心して相談できる或いはユーモア溢れる心温まるコーナーになるようご尽力のほど宜しくお願い致します「有難御座います」(^o^)//"""パチパチパチ(^-^)vブィ合掌三拝
[No.248] 始めまして From:うさ 2002/06/28(fri) 19:12:26 [MAIL] こんにちは。
私は特別養護老人ホームに勤めている栄養士です。
私の勤めているホームには4人の胃瘻の方がいます。
質問なのですが、一人の方の栄養滴下中に止まってしまうんです。
胃瘻部の交換は3ヶ月ごとに行っています。
今まできちんと落ちていたのですが急に止まるようになってしまって困っています。
微温はきちんと落ちます。
新しい濃厚流動食にしたわけでもありません。
原因となることで何か考えられることはありますか?
よろしくお願い致します。
[No.248のレス] Re:始めまして From:おサル先生 2002/06/29(sat) 13:01:09 [MAIL] うささん、はじめまして。おサル先生と申します。この件に関しましては、是非ご確認いただきたいことがあります。それは患者さまのPEGカテーテルが軽く回転するか、1cmほどの可動性があるかどうか、です。栄養剤の滴下不良で一番困るのは、バンパー埋没症候群(ベリード・バンパー症候群)が原因の場合です。もし、軽く回転しなければこれが生じている危険性がありますので、医師にご連絡ください。以上、ご参考になれば幸いです。
[No.248のレス] ありがとうございました From:うさ 2002/07/03(wed) 15:26:23 [MAIL] 早速確認致しました。
PEGカテーテルのほうは問題無いようです。
違う栄養剤にしたところスムーズに落ちました。
結局何が原因なのかはわかりません。
バンパー埋没症候群とても勉強になりました。
ありがとうございました。
[No.249] 教えてください From:イトちゃん 2002/07/01(mon) 12:45:37 [MAIL] 家では猫を飼っています。
胃ろうを設置した場合、何か問題点や注意点はあるのでしょうか?猫を飼い続けることは可能でしょうか?
[No.249のレス] 猫のみゃーこです From:みゃーこ 2002/07/01(mon) 13:44:30 こんにちは。私、みゃーこです。
もちろん人間のお医者さんではありませ〜ん。でも、私たち動物が人様の和みの友であることは、みなさんご経験されていると思います。
胃瘻っていうのがあって、人間はいいわね。イトちゃん、胃瘻にしても今までみたいに猫ちゃんをかわいがってね。
なんでも、胃瘻にはボタン型とチューブ型があるっていうじゃない?チューブが出てると私たちはジャレたくなっちゃうから、きちんとしまっておいてね。
それから、栄養剤のバニラフレーバーなんて、きいただけで舐めたくなっちゃう!私たち猫の舌は、ワンちゃんよりもざらざらしてるから気をつけてね。でももしかしたら、私たちが舐めてあげたら舌の殺菌力で皮膚のただれくらいは治っちゃうかもね?イソジンは、場合によってはかえって皮膚を傷めるって聞いているけど…?
あーやっぱり猫の独り言なんて、信用されないわね。
胃瘻にしていて、おうちに動物のいる皆様、イトちゃんにお返事してね。
[No.249のレス] (^-^)Re:教えてください(^-^) From:平成の一休さん 2002/07/03(wed) 07:15:54 [MAIL] "イト”さんへ、猫ちゃんにPEGですかGoodアイデアですよね?私はそこまで気がつかなかったわよ。いるのいるのよ私のお寺にも「メアリー」って名前のメス犬だけど今はとても元気よいや元気過ぎて身体をもてあまし気味なの。お尻ふりふりお色気たっぷりだけどいずれ年を重なれば体力は落ちる「PEG=導入」同じ事を考えていましたよ。ひょっとしてPEGは人間だけでなく動物にも良いのではないかと頭の片隅にあったことは確かね。でも、課題があるわよ「PEG点滴中に何時間もじっとしていらるかしらね?」要研究課題ってというか宿題よねねねメーカーさん(o^v^o)えっへへ
[No.249のレス] 一休さま、これはジョーク? From:みゃーこ 2002/07/03(wed) 10:39:10 一休さま、はじめまして!みゃーこです。
あのぉ、イトちゃんの質問って、イトちゃん(あるいはご家族?)が胃瘻にしてからの生活に猫さんがいても大丈夫かしら?ってことではないのでしょうか?イトちゃん、そうよね?
もちろん私達動物にもそいうのがあったらいいけれど。
みゃーことしては、胃瘻から栄養をしているときは、チューブを踏んだり取ったりしないように、部屋の外で待つことも我慢しちゃう。あと、お願いは、注入に使う器具は清潔にしてしまっておいてほしいな。だって、みゃーこ自慢の輝く毛だって、そういうところにくっついたら汚れのもとになってしまうんでしょ?
そういうことで、一休さま、動物にも分け隔てなく愛を注いでくださってありがとう。でももう一回イトちゃんの相談を読み直した方がよさそうですにゃあ。
[No.249のレス] (^o^)Re:教えてください(^o^) From:平成の一休さん 2002/07/03(wed) 13:27:11 [MAIL] (^o^)イトさん・みゃーこさん(^o^)はじめまして。イトさんの文章再度読み返しました。どうやら今回は私の勘違いのようでした。大変失礼なご返事申し上げお詫び致します。(-_-;)まずい
[No.242] 硝酸銀棒 From:シロウト 2002/06/15(sat) 13:29:21 薬局勤務です。
胃ろうのろう孔部の肉芽処置に使う硝酸銀棒って今、製造されて
ないのでしょうか?
入手方法をご存じの方、教えて頂けませんか。
処置のことは良く分からないのですが、これを使わない場合、
通常はどのように処置されるのでしょうか。参考までに教えて
頂きたいのですが。
[No.242のレス] Re:硝酸銀棒 From:PDN 2002/06/17(mon) 10:50:45 こんにちは!PDN談話室へようこそ!
さて、お問合せの件、処置そのものについてのはどなたか先生にお答え頂くとして、硝酸銀棒についてに文献がありましたので、ご参考までに…。
・硝酸銀棒は現在国内において販売されていない。
・薬局方硝酸銀粉を蒸留水にて溶解し、20〜40%硝酸銀液を作製し、褐色瓶・ボトルに保存する。細綿棒を硝酸銀液に浸し作製した硝酸銀液綿棒にて不良肉芽部に2〜3秒間押し当てる。約5mmの高さで全周性の不良肉芽の場合はなら、3〜4ケ所行い、3〜4日ごとに2〜3階繰り返す。
・外来の場合は、1週間ごとに2〜3回繰り返す。
・使用した硝酸銀綿棒は、
1)再度硝酸銀液に浸さないこと
2)1回焼灼ごとに綿棒を変えること
3)健常皮膚に押し当てないこと
4)5秒以上押し当てないこと
5)必ず焼灼後は1〜2滴の蒸留水をたらし緩衝しておくこと
6)医療行為であるため、医師が施行すること
というのが日総研発行「経皮内視鏡的胃瘻造設術PEG」(監修:馬場忠夫/編著:小山茂樹)の60ページに載っていました。
[No.242のレス] Re:硝酸銀棒 From:おサル先生 2002/07/01(mon) 12:26:26 [MAIL] ちょっと誤植かナ?と思いましたので、メールさせていただきます。「5)必ず焼灼後は1〜2滴の蒸留水をたらし緩衝しておくこと」は「蒸留水」ではなくて、「食塩水」の間違いではないでしょうか? 硝酸銀は蒸留水では緩衝しないと思いますが‥ どなたかご教示いただければ幸いです。
[No.246] 集団入浴時は、胃瘻部の保護は必要ですか? From:konko 2002/06/24(mon) 16:14:03 初めまして、介護老人保健施設の看護師です。施設にも胃瘻の方が増えており、勉強中です。胃瘻の方は機械浴対象の方が多いのですが、臥床のまま入れる浴槽は、半日に一回お湯交換なので、入浴時の胃瘻部の保護は必要でしょうか?洗体後入浴し、シャワーでのかけ湯を最後に行っています。現在は保護しています。どなたか分る方、ご指導下さい。よろしくお願い致します。
[No.246のレス] Re:集団入浴時は、胃瘻部の保護は必要ですか? From:おサル先生 2002/06/28(fri) 17:57:49 [MAIL] konkoさま、はじめまして。おサル先生と申します。それから皆さま、ご無沙汰しております。メルアド変更して久しぶりの登場です。ご質問の入浴についてですが、胃ろうは基本的に造設後2週間以降はそのまま入浴していただいて結構です。シャワーでのかけ湯を最後に行っているということですので、誠に結構かと存じます。もし胃ろう部を保護しなくてはならないのなら、おヘソにも肛門にも保護して入浴しなくてはならないことになってしまいますよね。ということでご参考になれば幸いです。
[No.246のレス] (^-^)Re:集団入浴時は、胃瘻部の保護は必要ですか?(^-^) From:平成の一休さん 2002/06/28(fri) 23:14:42 [MAIL] ”おサル先生”お帰りなさい。長ーい・長ーい旅でお疲れさま。一時、おサル先生のコメントが聞けなくて寂しいやら心細いやらでパニックになりそうでした。事情は一応存知上げていましたがやはり”おサル先生”は当/HP/大看板的存在である事を厭と言う程味わいました。先生は”みっくん先生”と共に2枚大看板です。
ここ何ヶ月か”みっくん先生”が孤軍奮闘してHPを支えて下さいました。本当に有り難いことです。HPのリニューアルも着々と進んでおります。いずれ「あっというようなHPの誕生」となるでしょう。お楽しみにして下さい若きプロフェッショナルが集中して改善に努めております。少しでも皆様の負担軽減と利便性の向上が達成されるよう頑張っておりますのでご期待下さい。合掌三拝
ヽ(^o^)ノどもども\(^o^)/コンバンワ!(^^)/~~デハデハ
[No.246のレス] Re:集団入浴時は、胃瘻部の保護は必要ですか? From:おサル先生 2002/06/29(sat) 12:54:44 [MAIL] 平成の一休さんの暖かいお言葉に涙が出そうです。感謝感激です。今後ともよろしくお願いします!
[No.247] 簡易検索もどうぞ! From:PDN 2002/06/25(tue) 11:07:12 PDNがホームページを開設したのが昨年の7月。たくさんの方にアクセスいただき、ありがとうございます。
さて、この談話室ですが、たくさんの情報が満載されていますので、少しずつ整理して過去の質問一覧のようなものがあると便利だねえということになりました。ただいま作業中ですが、とりあえず上の簡易検索をクリックし、キーワードをいれて検索してみてください。その言葉の出てくる過去の書き込みを見ることが出来ます。
もう使用されている方も多いかと思いますが、ご案内させていただきます。
[No.247のレス] (^o^)Re:簡易検索もどうぞ!(^o^) From:平成の一休さん 2002/06/25(tue) 14:16:28 [MAIL] 【簡易検索】早速検索してみました。いいですね、判り易いですね、簡単操作で便利ですね。これは患者・家族の皆様及び医療関係者・栄養剤メーカー関係者・栄養点滴キットメーカー関係者・医療機器素材メーカー関係者・各種医療従事者・これから登録検討中の病院関係者・老人介護施設関係者・地方自治体関係者・中央省庁関係者・健康保険担当者・老人保険担当者・薬剤薬局関係者・栄養管理関係者・その他の方々・DPNスタッフ一同等関係者各位にとって各種問い合わせ事項の【簡易検索】が一発で検索でき大変取り扱いが簡単になりました。これは一重に皆さんの一年間にわたる【各種疑問点の問い合わせ:各種疑問点の回答】の集大成であると協力して頂いた賜物と御礼申し上げます。又、PDNスタッフ一同様の熱心なHP利便性追及の成果と高く評価したい念います。これを基点にますますの進化を遂げますよう一層の努力をし日本国内で最高と評価され続けるHPであって欲しいと期待します
ありがとうございました。(^o^)//"""パチパチパチ(^-^)合掌三拝
[No.233] NBRカテ こわれた From:Q 2002/06/12(wed) 08:09:47 [MAIL] 同一の患者さんで 三回目のポンスキーNBRカテーテルの破損
在宅の患者さんで 定期的に用手的に交換しています。
一回目は六ヶ月で 二回目も六ヶ月で 三回目は五ヶ月で
白いドームとチュウブのところで切れました。
在宅なので下剤で経過を追っています。投薬は ジゴキシン0.25mg 0.5錠 分一
ラシックス20mg 1錠 分一
バイアスピリン100mg 1錠 分一
アスパラK散 1.8g 分三
マーズレンS顆粒 3g 分三
ムコダインシロップ 15mg分三
エンシュアリキッド
です。
以上ご報告まで
[No.233のレス] Re:NBRカテ こわれた From:メーカー 2002/06/21(fri) 19:00:46 平素より弊社製品のお引立てを頂き、感謝申し上げます。
さて、過日ドームが脱落したというご報告を拝見致しました。現在、弊社と致しましては以下のことをお願いし、対応させて頂いております。
患者様からのドームの早期回収並びに、当該現品の弊社までの返品に関しまして、医療機関を通じてお願い致しております。
弊社におきましては現品が届きましたなら、製造元へ送り返し、現品検査の依頼を行い、後日検査結果をご報告させて頂く対応を取っております。
[No.235] 胃ろうの手術を断られました From:masa 2002/06/13(thu) 19:20:09 [MAIL] 69歳になる父は3ヶ月程前に入院しました。
4月の初旬に強い薬を投与した為に今では
・嚥下障害
・発声不可
・体力低下の為に歩行不可。
(ベッド上であぐらの姿勢をするか、寝ているかです。)
(意識はしっかりしています。)
というような容態です。
1ヶ月ほど前から高カロリーの点滴を投与し様子を見てい
ますが、上記症状は一向に改善されません。
最近になり経鼻胃管を2回試みましたが、本人がすぐに抜
いてしまい失敗に終わり、鼻から管を入れることに過敏に
なってしまいました。
ならば胃ろうを試してみたいと思い、主治医の先生に相談
したところOKだったのですが、実際に手術を行う消化器の
先生は出来ないと言う話です。
その理由は
・2ヶ月も胃腸を使っていないので、造設して栄養を入れ
てもうけつけるか分からない。
経鼻胃管で確証を得てから手術を行うか否かを考える。
確証がないものにトライするのは医学に反する。
・患者が体力がない為、手術のリスクが大きい。
胃ろうはそんなに簡単な処置ではないのだ。
ということらしいです。
主治医の先生も気を使ってくれて、今度消化器の先生とお
話する機会をもうけてくれました。
ここ数日父の衰弱していく姿はあきらかになってきました。
なんとか胃と腸を活動させ、今の状態を改善したいのです
が・・
やはり消化器の先生が言う通り手順(確証得てから胃ろう)
をふむのが常識なのでしょうか?
胃ろうの手術とは今の父にとってそんなにハイリスクなの
でしょうか?
他に方法は無いのでしょうか?
どなたかご教示の程宜しくお願い致します。
[No.235のレス] Re:胃ろうの手術を断られました From:みっくん 2002/06/13(thu) 21:06:57 [MAIL] 2ヶ月程度の絶食期間なら、もともと胃腸に大きな障害のない方であれば胃瘻造設後に少しずつ栄養剤を投与していけば胃瘻栄養の導入はさほど難しくはありません.それでもどうしても御心配ならば御指摘のように数週間、経鼻胃管より栄養剤の注入を行って腸管のリハビリテーションを行った後に胃瘻造設してもよいかと思います.しかし、私なら、まず胃瘻を造ってしまってから、少量づつ消化を必要としない栄養剤などから投与を開始して、ゆっくりゆっくりと投与量を増やして行きます.現在高カロリー点滴が入っているので、急いで栄養剤をアップさせる必要はないので安心してやれます.胃瘻を先行させる理由の一つは、胃瘻造設前の栄養状態改善のために行ったはずの経鼻胃管からの栄養剤注入で、誤嚥による肺炎のリスクがあるからです.(胃瘻と経鼻胃管を比較すれば明らかに胃瘻の方が嘔吐や誤嚥性肺炎は少ないです.)もう一つは、苦痛を伴う経鼻胃管を患者さんに強いることに抵抗があるからです.
気を悪くなさったら申し訳ありませんが、masaさんのお聞きになった消化器の先生の御意見は胃瘻造設を行いたくないための詭弁のように聞こえます.
ましてやお父様は69才、あぐらをかける状況で意識もしっかりとしており、経鼻胃管をいやがって抜いてしまうということであれば、胃瘻を第一選択とし、体力を維持向上させながら一日も早くリハビリテーションを行うのが望ましいように思います.
私の患者さまはちょっと特殊な状況下ではありましたが1年に及ぶ絶食と高カロリー点滴の後に先月、内視鏡的腸瘻造設を行いました.経過は極めて順調です.下痢も嘔吐も腹痛も熱発もありません.もちろん、通常以上に慎重に栄養剤の投与を開始していることはいうまでもありません.瘻孔が完成するまで腸瘻からの注入は見合わせました.開始する時も、消化の必要のないエレンタールを一日100ml程度のごく少量から開始しました.ゆっくりゆっくり状態を見ながら注入量を増やしています.今はちょうど点滴と腸瘻からと半々くらいで栄養をとっています.この患者さまを見ていてとても驚いたことがあります.腸瘻からの栄養剤の注入が始まった頃から、口数が増え、周囲の状況にも興味をもつようになり、声も大きくなってきました.活動性が明らかに上がってきました.もちろんそれまでだってカロリーは高カロリー点滴で十分に投与していましたし、主治医も看護師も病室も以前と一緒です.腸から栄養を吸収するということはこういうことであると思います.点滴はどうがんばっても消化管を使った栄養にはかないません.どうか、一人でも多くの方が、不必要な高カロリー点滴や経鼻胃管から解放され、適切な栄養法によってその人らしさを取り戻せるようにと祈るような気持ちです.
masaさんもぜひもう一度主治医の先生と話し合ってみて下さい.
[No.235のレス] (^-^)Re:胃ろうの手術を断られました(^-^) From:平成の一休さん 2002/06/13(thu) 21:35:45 [MAIL] "masa"さまへ、胃ろう手術には【賛成・反対】両論あります。いずれを選択されるかは双方のご意見やアドバイス等を熟慮されてからでも遅くはないと念います。”masa”さまの主治医は明確に反対であればそれはそれで結構な判断だと思います・・が。一方賛成の先生方も一杯いらっしゃる訳ですから【賛成される先生の意見アドバイス】にも耳を傾ける必要があると念いますよ。もし、良心的な先生であれば【私はこう言う理由だ反対】だけどと断った上で【PEG造設の実績のある先生のご意見も伺って見ましょう】とアデバイスがあってもいいのではないでしょうか?選択肢は幾つもある筈です。一方だけの意見だけでご判断されないように願うばかりです。当/投稿欄は相談される患者・家族の方々からの【間接的な情報】しか入ってきませんので的確なアデバイスは出来かねないのですが、少なくとも【良心的な対応】を心がけてるからこそ日本でもトップクラスのHPとなっているのではないかと自負致しております。相談された地域の病院リストは【表題の協力病院リスト】から【地域をクリック】→【県別をクリック】→【近くの病院名をクリック】されれば【PEG造設病院】が表示されますので幾つかの病院にてご相談されることをお勧めします。
終わりに【嚥下障害だからこそPEGが必要何です】φ(..;)メモメモ(`_´ )ゞ了解!(^v^)にんまぁー・・OK?Good/合掌三拝
[No.235のレス] Re:胃ろうの手術を断られました From:平成の一休さん 2002/06/13(thu) 21:48:11 [MAIL] 追伸:誤字が見つかりましたので訂正させて頂きます。
「誤字:アデバイス」→「正解:アドバイス」でした。お詫びして訂正させて頂きます。チョンボの一休さんでした。(-_-;)まずいナ・・イツモイツモオナジチョンボシテ!。
[No.235のレス] Re:胃ろうの手術を断られました From:masa 2002/06/17(mon) 11:39:32 [MAIL] 色々と教えて頂き有難うございます。
改めて主治医の先生と手術を行う消化器の先生と話会って
みました。
前には記述しませんでしたが父の病気は肺癌です。
2ヶ月前に抗癌剤を投与しましたが、体力が異常に低下し
てしまい今後抗癌剤は使えないという判断が下りました。
最近になり肝臓に転移が判明しました。
肺から湧きでるタンを自分で出すことが出来ず苦しんでお
ります。(吸引に頼りっきりです)
発声が旨く出来ないので父の苦しみもわかってあげられな
いことが多く、胸の痛い日々が続いております。
胃腸から栄養を取り始めれば、この症状は改善されるので
は、そして胃ろうより自然食品等を投与し奇跡を信じたい
旨を主治医の先生に相談したところ胃ろうを造設する方向
に話しは進んだのですが、
手術を行う消化器の先生は
・麻酔を使えない状態で、おとなしく内視鏡を飲み込める
かわからない。
・高カロリーの点滴を1ヶ月投与し続けて、その症状が下
降気味の患者さんには良い結果は得られない。
・例え胃腸が正常に働いても、他の臓器(肺・肝臓)に障
害を抱えている場合は良い結果は得られない。
胃腸を使うことが負担になってしまう。
の理由で、最後に「週に1回は胃ろうを造設しする機
会があり手術が嫌な訳ではない。10年間医者をやって
きた経験上、父にとって胃ろうは1つも良いところが
無い。わたしの父が同じ状態になっても胃ろうは考え
ない。」とおっしゃいました。
やはり今の父の病状では胃ろうは適さないのでしょうか?
再びご意見いただけたら幸いです。
宜しくお願い致します。
[No.235のレス] Re:胃ろうの手術を断られました From:みっくん 2002/06/17(mon) 20:23:35 [MAIL] masaさんへ.
状況がよく分かりました.どうやら私はお父様の病状について思い違いをしていたようです.69才で薬剤の副作用による体力低下や嚥下困難で、いわゆる慢性期の安定状態にあると思って前述のようなコメントをしていました.肝臓転移を伴う肺癌で体力的に低下が強いとなると考え方は全く異なってくると思います.PEGの合併症(トラブル)の危険は、体力低下が著しい場合や、病状に変動がある場合に高くなります.したがって、週単位で病状が変化するような時期でしたら、あまりPEGはすすめません.それよりもむしろ、IVH(高カロリー点滴)で取りあえず落ち着いているのならば、IVHのままで残された時間を苦痛少なく過ごすことを考える方がいい場合もあります.
在宅IVH(HPN)という方法もあり、進行癌でIVHをしている患者さまでも住み慣れた自宅で往診や訪問看護を受けながら病院にいる時とほとんど同じ治療を受けることができます.
肝臓転移の大きさにもよりますが、たしかに、消化器の先生のいわれることにはもっともな点が多いと感じました.
進行癌患者さまの場合は残念ながらPEGを行ってもその恩恵が十分に受けられない(せっかく造っても結局使えない)ことも決して珍しくはないのです.(ただし、適切な麻酔の上で内視鏡を飲み込むことは可能だと思いますが‥‥)
特に、肺癌で痰の吸引が常時必要な場合はIVHの方が胃瘻栄養より痰の量が少なくなると思われます.(ただし点滴の量が多すぎない場合です.)
一方、同じ進行癌でも病状の安定期で、栄養さえ十分にとれればまだまだ普通に近い生活が可能な、比較的体力のある時期であれば、胃瘻造設が大変有用な場合もあります.
その辺の所はおそらく主治医の先生が一番御存知と思います.十分話し合われて下さい.
それから、以前のコメントでリハビリ云々と書きましたが、病状を知らなかったためです.そういう事情であればどうか、御家族との時間を一番に優先させて差し上げて下さい.
患者さん御本人や診療情報を知らずにアドバイスする難しさを痛感しました.masaさんには、混乱させるようなコメントを差し上げて申し訳ありませんでした.以後気をつけます.
[No.235のレス] Re:胃ろうの手術を断られました From:masa 2002/06/20(thu) 09:36:04 [MAIL] みっくんさん、平成の一休さん、色々と教えて頂きまして
本当に有難うございました。感謝しております。
また、詳しい病状を申し上げないまま相談してしまい申し
訳ございませんでした。
(あまり病名を言いたくなかったものでして。)
何とか今の父の状態を改善してあげたいと思ってたのです
が・・
これからは父との時間を大事にしていきたいと思います。
色々と本当に有難うございました。
[No.244] 胃瘻と腸瘻 From:チューリップ 2002/06/19(wed) 13:45:32 [MAIL] 胃瘻と腸瘻の適応の違いについて教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いします。
[No.244のレス] Re:胃瘻と腸瘻 From:みっくん 2002/06/19(wed) 23:20:33 [MAIL] チューリップさんへ.
以前に記載したものとだぶりますが、お答えいたします.
胃瘻と腸瘻の比較です.
1.腸瘻は胃瘻より細く長いチューブになる.
そのため胃瘻より詰まりやすいです.フラッシュとお酢の停滞は必須です.
腸瘻には胃瘻の中を通すタイプと、瘻孔に直接バルーン型の腸瘻チューブを入れるのと、外科的に直接腸瘻を造るもの3種類があります.胃瘻の中を通す場合は9Fr前後の細いチューブで特に管理が難しいです.直接入れる場合は20Fr前後の製品があるので、自宅での介護を前提とするならこちらがお勧めです.
2.腸瘻の挿入は自宅ではできない
詰まったり抜けたりすると自宅での挿入は無理です.チューブがよれよれになってきた時も来院して透視下で挿入することになります.(施設によっては内視鏡も併用します.)
3.腸瘻からの注入は胃瘻よりもゆっくりと行う必要があります.
腸は内腔が狭く、胃のように流動食をためておくことができません.注入速度が早すぎると下痢をしたり、ダンピング症候群のような症状をおこしたりします.始めはポンプを用いてゆっくりと注入を行い少しずつスピードをあげて下さい
[No.244のレス] Re:胃瘻と腸瘻 From:みっくん 2002/06/20(thu) 06:24:26 [MAIL] すみませんでした.「適応」の違いですね.もう一度書き込みます.
上記のように腸瘻は胃瘻に比べて制限が多いので、胃瘻が可能ならまず胃瘻を造設します.いろいろな理由で胃瘻造設ができない時(胃を手術している.胃に進行癌がある.変形が強いなど)に始から腸瘻になります.また、胃瘻造設して使用してみたけれども、やはり嘔吐や誤嚥が続く場合や胃瘻周囲から流動食の漏れがはげしい場合など、他の対策をこうじても改善がみられない場合には胃瘻の瘻孔を利用して腸瘻化して改善することもあります.
[No.245] 肝硬変について From:mai 2002/06/19(wed) 19:57:17 肝硬変の患者さんに対してどうして足背動脈で触診するのか教えていただけませんでしょうか。お願いします。
[No.245のレス] (^o^)Re:肝硬変について(^o^) From:平成の一休さん 2002/06/20(thu) 02:48:48 [MAIL] ”mai”さんへ、肝硬変に対して足背動脈を結びつけた回答は私には判りませんので、肝硬変はチョット横に置いて足背動脈のみに絞って何故、足背動脈を解診するのか見ていきたいと思います。
先生がそのような行為をされている理由は多分違う角度から何かに気づかれての解診のようがします予想されるのは次の点です。
■【閉鎖性動脈硬化症】の疑いがあるのではないでしょうか?。
この病気は足と血管(動脈)が動脈硬化を起こして、血液の流れが悪くなり、足が冷たく、しびれ、そして足が痛くなり、遂には皮膚がくずれる潰瘍になったり、足が腐ることもある病気です。血液の流れが悪くなると、皮膚の色が蒼白になり、テカテカしてきて、爪の形も変わってきます。さらに長い間続くと筋肉が落ちて、悪い方の足はだんだん痩せてきます。
■【どんな足の痛みでしょうか?足の痛みには2ツあります】
・1ツ目はしばらく歩くと痛む場合(間歇性跛行)があります。
・2ツ目は夜中等に痛む場合(安静時疼痛)があります。
■【間歇性跛行】とは:じっとしていると痛みはないが、しばらく歩くと腰や臀部、ふともも、ふくらはぎが痛くなる場合等があります。立ち止まって少し休むと再び歩くことが出来る状態です。痛みを感じないで歩ける距離を跛行出現距離といいますがおおよそ300m以上を軽傷、50m以下を重症、その中間を中等症と呼ばれているようですよ。
■【安静時疼痛】とは:安静時の足の痛みは歩行時の痛みと違ってもっと重症です。じっとしていても肘から下が激しく痛み、鎮痛剤を必要とすることが多いようです。そんな時ベットや椅子から足を下げ、下垂すると若干痛みが和らぐことがあります。
■【足の脈拍の見方には2通りあります】
・動脈硬化症では血液の流れる通路(血管内腟)が狭くなったり、詰まったりするので足の脈拍が弱くなったり、触れなくなったりします。足の脈拍の見方は利き腕の人差し指と中指の2本を揃えて、動脈の上にそっとあてて脈拍を感知する方法です。
@【足のつけ根(大腿動脈)】で脈拍を触れます
A【足の甲(足背動脈)】で脈拍を感知する方法です。
B【くるぶしの後ろ(後脛骨動脈)】に指をあてて脈拍が触れるかどうかを見ます。脈拍の消失は動脈の閉塞を意味します。この際必ず左右の足の脈拍を見ることが大切で、脈拍の強さを比較します。悪い方の足では脈拍が触れにくいことが多い。神経圧迫による神経性間歇性跛行は脈拍は左右共正常に触れるのが特徴です。以上【足背動脈】に絞って書いて見ましたが肝硬変との関係には触れてはいませんので回答になるかどうか私もを疑問を承知であることをお断りした上でもし間違いであればお許し下さい。
f(^_^)ぽりぽり(⌒0⌒)/~~ほんじゃ!(^-^)vブィ! 合掌三拝
[No.243] Re:硝酸銀棒 From:シロウト 2002/06/18(tue) 19:14:25 PDNさん
どうもご丁寧な回答頂きありがとうございます。
やはり今は販売されてないのですね。
代替法の件、ありがとうございます。今度、Drにもお話して
みます。