[No.1401] PEG増設時のカテーテルについて From:かっぱ 2005/04/30(sat) 21:23:35

はじめまして。
内視鏡技師、看護師の資格を持ち、病棟で働いております。2ヶ月前まで内視鏡室で勤務していたころ、増設時にメディコンの初期増設キッド(チューブ式バンパー型)を使用しているのですが、初期増設時にボタン式での増設は可能でしょうか?ボタン式では瘻孔が完成するまでの期間のトラブルはどうでしょうか?何かアドバイスを頂ければ光栄です。

[No.1401のレス] Re:PEG増設時のカテーテルについて From:まりこ 2005/05/01(sun) 15:24:20

 内科医のまりこと申します。
 今の病院では、貴院と同じく、チューブ+バンパーの造設キットです。
 数年前まで勤めた病院では、ワンステップボタンというのを使っていました。はじめからボタン+バンパーになるタイプのものです。
 両方の経験がありますが、術後の瘻孔トラブルにはとくに差はないように思われました。ワンステップボタンは、24Frと太めのものだったせいか、出血などのトラブルがいくぶん目だった記憶がありますが、(統計的な検証はしていません)、問題となるほどの頻度ではなかったと思います。
 どのキットを使うかは、術者の好み、といったところでしょうか。それぞれ一長一短があると思います。

[No.1399] タイトルなし From:やん 2005/04/30(sat) 00:49:06

経管栄養の寒天を使った固形化の利用で質問があります。今更なのかも知れませんが、PEJの方には行うことは出来ないのでしょうか?

[No.1399のレス] Re:タイトルなし From:みっくん 2005/04/30(sat) 10:49:17 [MAIL]

 やんさん、こんにちは.内科医のみっくんといいます.
外科的腸瘻の方や胃瘻チューブの中を通すようなタイプで腸瘻になっている方では寒天での固形化は難しいと思います.(チューブが細くて長いため詰まってしまう危険が大です.)一方、普通の胃瘻カテーテルや、腸瘻カテーテルでも太いものを使用している場合は固形化投与をしたことがありますが大丈夫でした.この際、腸瘻の方は胃のように多くの食べ物を溜めておくスペースがないので小量頻回投与(少しずつに分けて時間をおいて何度も注入)になるように気をつけています.

[No.1399のレス] Re:タイトルなし From:やん 2005/04/30(sat) 23:27:48

みっくんサン、お返事ありがとうございます。遅ればせながら私は病棟勤務をしている看護師です。勤務先の病院ではここ4〜5ヶ月前から経管栄養の固形化(今はまだトロミアップを利用しています。)を始めたばかりで、ほかにどんな方法があるのかわからないので、参考にさせて頂きます。

[No.1398] 31キロの祖母を助けたい From:綾子の孫 2005/04/29(fri) 01:18:00

はじめまして。
82歳の祖母のことなのですが、半年前くらいから嘔吐をするようになり、初めは1日1回程度だったのが、今年に入ってからは3食すべてもどすことがとても多くなっています。
胃カメラ、腸の造影検査をして、逆流性食道炎と食道潰瘍と診断され、薬を内服していますが一向に効きません。
現在は食事(3日で2食位嘔吐しない)、点滴(2〜3日に1回)、夜食(深夜だけは嘔吐しないので)にエンシュアリキッドで作ったプリンなど、で栄養をとっていて、まったく必要量を満たしていません。
色々調べている内に胃ろうのことを知ったのですが、主治医に相談したところ、逆流性なので胃ろうから入れてももどしてしまう確率が高いと言われました。
このままでは体重も体力も落ちる一方なので入院を考えていますが、やはり祖母の場合、逆流するから胃ろうは無理なのでしょうか。こちらのHPに、栄養剤の固形化が対策として出ていますが、固形化させたエンシュアも、昼間食べさせたらもどしてしまう祖母なので、やはり無理なのでしょうか?
点滴では必要な栄養が補えないのでは、という不安があるので、
出来れば胃ろうをしたいのですが・・・
何もわからないので、どうか教えてください。

[No.1398のレス] Re:31キロの祖母を助けたい From:みっくん 2005/04/30(sat) 10:59:16 [MAIL]

 こんにちは、内科医のみっくんといいます.お祖母さまの場合は食道炎と食道潰瘍は嘔吐の原因ではなく嘔吐をくり返す結果おきた併発症である可能性もあると思います.嘔吐の原因を究明することがまず大切です.通常の食事で嘔吐がおきているのであれば胃瘻にして嘔吐がおさまるとは思いにくいです.むしろしばらく胃を空にしてそれでも嘔吐があるのかどうかなどを調べる必要があるかもしれません.点滴では十分に栄養ができないと心配しておられますが「中心静脈」をという心臓近くの太い血管まで点滴を挿入すれば十分な栄養を長期に投与することは可能です.何れにしろ栄養状態が悪いまま放置すればますます体調が悪化することは必然ですので主治医の先生と相談の上、何らかの対策をこうじることをおすすめいたします.入院して一旦点滴を行い十分に体調を回復させてからあらためて口から食べることが可能なのかどうか評価するというような方法もあります.ご検討下さい.

[No.1398のレス] ありがとうございます。 From:綾子の孫 2005/04/30(sat) 16:00:12

以前主治医に、「ここから(首〜鎖骨あたりを指しながら)点滴を入れる方法もある」というふうに言われ、「でも点滴だし」と思って聞き流したのですが、もしかしてみっくんさんが言われている方法なんでしょうか。
その点滴は、1日中つけているものなんですか?つけたまま動くことは可能ですか?点滴で体力を回復させるとしたら、どの位の期間の入院が必要なんでしょうか。
以前入院中に痴呆(なのかよく分からないのですが)が出て、大騒ぎを起こしたことがあるので、長期入院が怖くて踏み切れずにいます。
たくさん聞いてしまいましたが、教えてください。おねがいします。

[No.1398のレス] Re:31キロの祖母を助けたい From:みっくん 2005/04/30(sat) 18:43:10 [MAIL]

 主治医の先生のおっしゃっていたのが中心静脈点滴の事です.挿入だけなら外来で行ってそのまま自宅での点滴に移行することも可能です.ですがやはり嘔吐の評価や点滴の扱いをお家の方が慣れるように指導を受けるために数日間でも入院した方が安心と思います.
 点滴の管が入ってしまえば点滴そのものは自宅でも可能です.在宅中新静脈栄養といって医療保険点数もついています.通常はポンプを使用して訪問看護などと組み合わせて実施することが多いです.24時間点滴にする場合と夜間や昼間だけなど本人の生活スタイルに合わせて実施することも可能です.もちろん点滴をした状態でも動けます.
 また、入院数日後に急に痴呆様の症状がでるのは環境の変化などから来る「せん妄」という状態です.ほとんどは一過性のもので、1週間程度で落ち着いてこられます.

[No.1398のレス] 感謝です From:綾子の孫 2005/04/30(sat) 23:18:02

八方塞りの気持ちだったのが、少し開けた気がします。
在宅でも出来るというのは、かなり嬉しいですね!さっそく、週明けに主治医に相談してみようと思います。
本当にありがとうございました。

[No.1400] バンパー型かバルーン型か From:マリー 2005/04/30(sat) 03:54:34 [MAIL]


はじめまして。
66歳の母を自宅介護しております。脳出血のため要介護5で言葉は出ませんが、ジェスチャーや目の動きなどで交流しています。半年に一回とは言えどもバンパー型の交換時の痛がってる様子に絶えられなくて悩んでおります。

昨年主治医の先生に無理を言ってバルーン型にして頂いたら(バルーン型はトラブルが多いので担当の患者さん全てをバンパー型に変えたばかりだったそうです)4ヶ月交換していなかったからか破裂して抜けてしまいました。またこのような事があると先生に申し訳ないので、やむなくバンパー型に変えて頂きました。やはりバルーン型は破裂することは多いのでしょうか?先生からはバルーン型は3ヵ月に一度交換しますと言われています。

また、バルーンがもし夜に抜けた場合は一晩で穴がふさがってしまうので、それを広げて管を入れるほうがもっと痛いと言われそれも怖いです。

次回の交換時にまた、先生に無理を言ってバルーン型に変えて頂いていいものか、もし夜や休日などに抜けてしまった場合に私にできる穴がふさがらないような、応急処置はあるものなのか?

私の気にしすぎな悩みだとは思っていても、母が倒れてから
というもの痛み続きだった事を思うと、せめてできることなら少しでも痛みを感じさせたくない思いでいっぱいです。

何かよきアドバイスがございましたら宜しくお願いいたします。



[No.1400のレス] Re:バンパー型かバルーン型か From:みっくん 2005/04/30(sat) 11:07:49 [MAIL]

 マリーさん、こんにちは.内科医のみっくんです.
 文面から察する限りマリーさんは胃瘻カテーテルの違いについては十分ご存知のようです.
 バンパー型は交換時期が長期で良いけれど交換時に痛みが強く、バルーン型は入れ換えはあまり痛まないけれども交換時期が短く、また、自然に抜けてしまう(事故抜去)の危険があります.現状では残念ながら「交換時に痛くなく、事故抜去も少なく、交換時期が長い」という優れもののカテーテルはありません.ですから上記の長所と短所を鑑みた上でどちらかを選択するしか方法はありません.主治医の先生や看護師さんと充分ご相談の上決めて下さい.(バルーン型の事故抜去時はとりあえず抜けたカテーテルをもう一度孔に差し込んでおくだけでも応急処置にはなります.しかし、必ず主治医の先生にご確認の上くれぐれも無理はなさらないで下さい.)

[No.1400のレス] Re:バンパー型かバルーン型か From:マリー 2005/04/30(sat) 21:01:35 [MAIL]

有難うございます。昨日母の痛がってる姿が頭から離れず、暑かったこともあり眠れなくなってしまい、夜中に思い切ってご相談させて頂きました。

アドバイス頂きましたように、先生と看護師さんとも相談させて頂きます。主治医の先生に対して、家族としてどこまで
希望を言っていいものかと気を使ってしまって。

後、バルーンの場合は定期的に蒸留水の確認をするとも読みました。主治医の先生からは言われませんでしたが、確認は必要なのでしょうか?でも破裂してしまう場合は、事前には確認しようがないのでしょうか?

[No.1397] タイトルなし From:おいら 2005/04/28(thu) 21:52:22

一年間PEGを使用していない患者さんが今回PEGを抜いて欲しいとの依頼がありました。家族の要望も強く抜く事になったのですが、抜いたあとはどうしたらいいのでしょうか?Drは縫合するというのですが・・・・

[No.1397のレス] Re:タイトルなし From:PEG-UX50 2005/04/29(fri) 21:30:30

PEG-UX50です。ふつう、抜去後はそのままガーゼでもあててしまいます。何時間か後にはほぼ塞がっているはずです。

[No.1397のレス] タイトルなし From:おいら 2005/04/29(fri) 23:02:39

ありがとうございます。ついでと言ってはなんですが抜去後の食事は特に気を付けることはないのでしょうか?数時間後にほぼ塞がるとのことですが・・・食事内容とか 例えばお粥にするとか、とりあえずいつもの日常生活で問題はないのでしょうか?  

[No.1397のレス] Re:タイトルなし From:みっくん 2005/04/30(sat) 10:44:28 [MAIL]

みっくんです.こんにちは.抜去後は(抜去時の痛みが落ち着いてご本人さんがお腹がすいたら)普通に食事をしてもらっています.特にお粥にしなければならないという決まりはありません.抜去できる方は比較的体調が良い方が多いのでほとんどトラブルになることはありません.もちろん縫合は不要です.

[No.1396] PEJ 吸引はして良いの? From:おたんこNs. 2005/04/27(wed) 22:50:50

PEJの管理について、戸惑っています。以前勤めていた病院で、PEJを挿入した際、Dr.から「絶対に引くなよ」と言われました。しかし、今の勤務先では、当たり前のように吸引をしています。前の勤務の時には、その根拠がわからないままでいました。でも、今回管理に違いがあるのを知り、なぜだろうと疑問を持ちました。マーゲンチューブは胃の内容物の吸引は必要時しますし、気道に誤って入っていないかの確認で吸引することは必要なことですよね。PEJの違いと言えば、空腸か胃かということだと思うのですが・・・空腸では陰圧にしては危険ということがあるのでしょうか。腸壁が傷ついてしまう? とても初歩的な質問で、恥ずかしいのですが教えてください。

[No.1396のレス] Re:PEJ 吸引はして良いの? From:おサル先生 2005/04/28(thu) 17:16:12

はじめまして。PEJでも既存の胃ろうカテーテルの内腔を通して、空腸に留置するタイプのPEG/PEJチューブの場合は、たいへん径が細いので、吸引をかけると残渣で詰まりやすいので、吸引してはならないといわれています。
一方、胃ろうカテーテルもろとも、空腸チューブに入れ替えるものは比較的、径が太いので、それほどうるさく言わないのではないでしょうか。
前者のダブルルーメンPEG/PEJチューブにおいては、減圧する必要があるのは胃に開口する方だけで、腸に開口する方は通常減圧はしません。
以上、ご参考になれば幸いです。

[No.1396のレス] Re:PEJ 吸引はして良いの? From:おたんこNs. 2005/04/28(thu) 23:21:22

ありがとうございました。もう一度二つの病院でのチューブの違いがあったのかを思い出し、確認してみます。
また、何かあったら相談しにきます。
ほんとうにありがとうございました。

[No.1392] 嘔吐した場合 From:看護学生 2005/04/25(mon) 14:56:52 [MAIL]

胃ろうチューブ使用の患者が、口腔から嘔吐した場合、必ず胃ろうチューブを開放しているのですが必要性はあるのでしょうか?体内バランスがくずれたり、必要なカロリーが保持できないと考えるのですが、教えてください

[No.1392のレス] Re:嘔吐した場合 From:白衣のぺ天使 2005/04/27(wed) 23:47:19 [MAIL]

こんばんは
胃瘻患者様が嘔吐をするということは、誤嚥し肺炎や窒息などのリスクがついてきますので、チューブの開放は必要かと思います。しかし、ご指摘のように必要エネルギーが確保できなかったり、消化液等の消失で電解質バランスや血液の酸塩基平衡が傾いたりすることがあると思います。
短期的であれば問題ありませんが、必要に応じて静脈栄養等を考慮が必要かと考えます。

[No.1395] 教えてください From:素人・S 2005/04/27(wed) 19:33:20

療養病棟に勤務する看護師です。パーキンソン病の患者さんがカンガルーボタンを使っているのですが、14日程でフィーディングチュ−ブがうっすらと黒色に変化してきました。パーキンソン病薬とカマを20mlの微温湯で溶かして注入し、20mlの微温湯でフラッシュしてます。栄養剤はE6Uで、使用後は中性洗剤で洗い、乾燥機にかけてます。 このようなチューブの変色について原因や対策をご存知の方いませんか?

[No.1378] PEG or PEJ どっちがいいのでしょうか? From:パパジャム 2005/04/13(wed) 16:27:33 [MAIL]

初めまして。10年前に脳梗塞で、そして昨年11月に脳溢血のため、父親がA病院に入院いたしました。病名としては、水頭症で、バイパス手術をし、現在は、ベッドで、寝たっきりの状況です。しゃべることがほとんどできず(たまに、片言の単語をいいます。痛いなど)、飲み込むことができないため、現在は、鼻からチューブを指し、高カロリー栄養食を注入しております。
(医師からの話では、喉の機能は正常で、飲み込むことはできるはずではあるが、本人が飲み込みたくないのではないかとのことです)

医師と相談をし、鼻からのチューブをやめ、PEG(胃ろう)の手術の準備のため、上半身のMRIを行った際に、動脈瘤がおへその上あたりに、見つかりました。

そのため、医師の紹介で、他の病院(B病院)に転院をし、そこの医師と話をした際に、1回の手術で、動脈瘤の対応と、PEGの設置ができることになりました。

ただし、その医師は、動脈瘤の場所が胃と近いので、PEGではなく、PEJ(腸ろう)の方がいいと話されていました。(ただ、PEGの設置はできるとは言っておりました)

紹介をしていただいたA病院の医師に母親がこのことを話したところ、その医師は、「固形物(私の想像では、多分、ミキサーなどでつぶした流動食)は、入れられないからPEGの方がいい」ようなことを言ったそうです。

私たち家族は、どちらの方法が良いのか迷っております。
インターネットで探した際に、PEJはチューブの交換が自分では行えないや、下痢を起こすために、時間をかけて栄養剤を流すなど、デメリットが多く感じております。

今回の場合、どちらの方法が良いのでしょうか?
やはり、PEGの方がよいのでしょうか?

教えていただけますでしょうか?

[No.1378のレス] Re:PEG or PEJ どっちがいいのでしょうか? From:まっくぱぱ 2005/04/15(fri) 16:43:35

これまで経鼻経管栄養を行ってきたということですので、胃へ栄養を入れることで大丈夫な人ということだと思います。ただ、動脈瘤の手術後も大丈夫と保証されるわけではありませんが・・。
まず、動脈瘤が手術必要なものであるという前提で、
1)わざわざPEG(胃カメラによる胃ろう造設)をするのでしょうか?
2)外科的胃ろう造設をするのではないでしょうか?
3)動脈瘤の位置が近いからと言って、腸ろうにする必要があるでしょうか?
というような疑問があります。パパジャムさんにはこの疑問の回答は難しいでしょうから、以下に個人的な意見を述べます。

個人的には、「動脈瘤の手術のために全身麻酔をかけて開腹するので、その時に一緒に外科的胃ろう造設術をやってしまいましょう」というのが良さそうに思われます。
こう思う理由に、「胃ろうはチューブの交換で腸ろうへ変更することが可能だが、腸ろうを胃ろうに変更できない」ということがあります。

パパジャムさん、いかがでしょうか?
まっくぱぱ久々の登場ですが、早めの回答が欲しいのだろうと思われましたのでコメントさせていただきました。他のご意見もありましたら、書き込みしてあげてください。皆さんよろしく。

[No.1378のレス] Re:PEG or PEJ どっちがいいのでしょうか? From:パパジャム 2005/04/26(tue) 21:49:58

まっくぱぱ様

返答が遅くなり申し訳ありません。また、貴重なご意見ありがとうございます。 結論から申しますと、まっくぱぱ様が申したように、担当医の先生も、開腹手術をするので、一緒に胃ろうもする事になりました。

担当医の先生が、いろいろ説明をしてくださり、一番ベストな方法と行う事になりました。しかし、残念ながら、手術予定日の数日前に、胃から吐いたものが肺に入り、肺炎を起こし、肺炎が治るまでの間、しばらく、手術はしないことになりました。
現在では、顔色も良くなり、よい方に向かっております。
いろいろとありがとうございました。

[No.1394] 教えてください。 From:JUN 2005/04/26(tue) 11:55:23

私の母は、胃ろう造設して3年になります。栄養剤注入による嘔吐が頻繁にあり、注入の速度を遅くしたり、量を少なくしたいといろいろ試してみましたが改善せず、誤嚥による肺炎が心配でした。さっそく取り組みましたが、うまくいきません。
母は、テルミール2・0αを使用していますが、何度挑戦しても分離してしまいます。栄養剤は半分ほどが水分のままで、他はだまの状態で硬いです。
調理法に忠実に、注意点にも留意して行っています。粉かんてんの量や、水分量、栄養剤の量も少しづつ変えてみたり、かんてん液を栄養剤に混ぜる時の栄養剤の温度もだんだん高くして、攪拌の時間も長くしてもみました。それでも何か問題点があるのだとおもいます。お気付きの方はどうぞ教えてください。
また、内服薬の件ですが、母は食前に糖尿の薬を水に溶かし注入しています。固形化したものを注入する時は、基本的には水分は注入しないとの事ですが、みなさんは、薬の注入はどうされているのでしょうか。あわせて教えて下さい。

[No.1394のレス] Re:教えてください。 From:いわさき 2005/04/26(tue) 12:50:14 [MAIL]

JUN様はじめまして、固形化でお困りなのでしょうか!!
蟹江先生のレシピはお持ちではないのでしようか!!
私は寒天とかゼラチン類は苦手でしたが、必要に迫られて取り組みました、やはり軌道に乗るまでは試行錯誤の毎日でしたが諦めないで続け成功しています。
蟹江先生のリシピはとても分かりやすいですのでそれをお知らせします。
栄養剤と水分とで作りますよね、その水分を鍋に入れて寒天を入れて(寒天は・ぱぱ寒天が簡単です)撹拌します、ここでしつかりとかします。人肌に暖めた栄養剤を注ぎ入れ撹拌して出来上がりです。
詳しくはメールをお待ちしています。




[No.1394のレス] Re:教えてください。 From:JUN 2005/04/26(tue) 17:31:13

いわさき様 お返事ありがとうございました。
蟹江先生の調理方法を基本とし、いわさき様のおっしゃっているとおり、水分を鍋に入れて寒天を入れ火にかけ攪拌し、沸騰後2分し人肌に暖めた栄養剤を入れ攪拌しています。その際、攪拌も必要以上にしているつもるです。      これでもかという程、いろいろ試してみても尚、固形化しません。もうお手上げ状態です。栄養剤の違いもあるのではないかとも思っています。
お返事お待ちしています。 

[No.1394のレス] Re:教えてください。 From:いわさき 2005/04/26(tue) 19:13:21 [MAIL]

JUN様・寒天を煮溶かし人肌の栄養剤を入れて撹拌します、40度に下がるまでは動かしてはいけません。
この間に寒天は固まるのです。40度にならない内に動かしては固まりません。
〜これからのテクニックもあります〜
直接私のメールに連絡して下さい。

[No.1389] クリーニングブラシ使用法 From:正田 幸三 2005/04/22(fri) 08:35:37 [MAIL]

胃ろうチューブのクリーニングブラシの使用方法について質問します。

クリーニングブラシは詰まる前から、定期的に使うものなのか?
あるいは、詰まってから、使うものなのか?

ブラシを定期的に使用すると、かえってチューブに汚れがつきやすくなる、と言う看護士もいますが、どうなんでしょう?

[No.1389のレス] (^-^)Re:クリーニングブラシ使用法(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/23(sat) 15:21:26 [MAIL] [HOME]


”正田 幸三 さまへ”こんにちわ〜平成の一休さんです。
・お尋ねの件、私なりの解釈で返信させて頂きますね。

・クリーニングブラシは定期的に使うものなのかの問い。

 接続チューブ内の汚れは個人差があります。
 私の場合は、薄っすらと汚れが見られたり、白い詰まりが
 確認された時点でブラシをかけます。

 その場合袋に200ml位のお湯を入れ流しながら落とします。

・ブラシをかけると汚れ易くなるとの問い。

 ブラシは細いナイロン製で出来ておりますので塩化ビニー ル製の接続チューブはこすると当然傷みます。

 ですが、チューブやブラシ等々は「食器を洗う」ことと
 同じでございます。何処で折り合いをつけるかは個人個人 の環境ジャッジによって程度の差はあろうかと念ます。

・クリーングブラシは24Frの接続チューブが一番適合してい るようです。それ以下の細いチューブは余り適合していな いようです。(自分で細いチューブで試しました)。

・もし、接続チューブが24Frであれば試してみる価値はある と念います。実際に自分で使用してみないと適不適は言え ないのではないでしょうか。合いそうであれば使うし、合 いそうでなければ使わないのが現状のようです。

・なお、袋も接続チューブも何れも「使い捨て商品」です。
 何時の時点で交換するかは個人の使った判断しかないよう に念ますが如何でしょう。必ずしもこうしなさいと言う基 準はないのですから。

・何か参考になれば幸いです。お大事になさって下さい。

合掌三拝/平成の一休さんでした。



[No.1389のレス] Re:クリーニングブラシ使用法 From:正田 幸三 2005/04/25(mon) 12:44:42 [MAIL]

平成の一休さん、お返事ありがとうございます。
自分の判断でやらねばならないのですね。
少し不安があります。
ブラシの先端で胃を傷つけないかも心配です。

[No.1389のレス] (^-^)Re:クリーニングブラシ使用法(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/25(mon) 17:50:12 [MAIL] [HOME]


”正田 幸三さまへ”接続チューブではなかったのですね。今、お電話にて直接対処方法を確認しましたので安心致しました。メーカーさまのブラシを使えるとのことほっと一息です。

上記のようにメーカーへの問合せも可能になっております。皆様もご利用頂ければ協力を頂けるものと念います。

では、お大事になさって下さい。

合掌三拝/平成の一休さんでした。

[No.1390] タイトルなし From:マロニエ 2005/04/22(fri) 17:01:29 [MAIL]

胃ろうチューブを交換して、1週間後に黒い斑点がでてきてしまい、1か月後にはチューブが真っ黒色に汚染されてしまいました。胃ろうチューブが黒くなる原因として、胃潰瘍による出血は考えられますか?

[No.1390のレス] (^-^)Re:タイトルなし(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/23(sat) 18:32:51 [MAIL] [HOME]


”マロニエさまへ”始めまして、ようこそPDN/HPへ、

・基本的にご相談される内容の中に情報不足であることは否 めない気が致します。

・病名であるとか、全身状態であるとか、年齢であるとか、
 性別であるとか、在宅療養であるとか、経緯であるとか、

・ご相談頂いた文面だけを拝見している限り「胃潰瘍」の可 能性が高いと拝察します。でもまったく確信ありません。

・解析されていられるように胃潰瘍からの出血大です!。

・つまり・・自信も確信もないのですが、ヒント&手掛かり
 として・・。 

・胃から出血を起こす犯人はどうやら胃潰瘍と疑ってもいい かと念います。チューブが黒色になるのは大量に上部消化 管から出血した証だと推察されます。血液が黒くなる理由 は血液中のヘモグロビンが胃液の酸性によって変化した為 であると考えられています。

・もう少し情報公開されれば先生方も回答し易いのではと念
 います。あとは先生方宜しくお願い致します。

合掌三拝/平成の一休さんでした。

・先生方・・専門的なことは宜しくお願い致します。

[No.1390のレス] Re:タイトルなし From:マロニエ 2005/04/23(sat) 21:55:54

 返答、ありがとうございました。

詳しい情報を公開いたします。

 92歳 女性の方で、病名は脳梗塞です。約1年前の4月に胃ろう造設しましたが、10月頃から、チューブにカビの様な症状がでてきました。施設に入所されている方なのですが、その頃ちょうど部屋を移動したので、ストレスを感じてしまい胃潰瘍になってしまったのではないか?と考えていました。先日、カテーテル内の細菌培養検査や胃酸の酸度を検査したところ、特に異常はありませんでした。現在は、タガメットを内服し、酢の希釈液を留置していて、カビの様な汚染はなくなりましたが、結局はっきりとした原因が分からなかったため、質問させていただきました。 
 他にも何か情報がありましたら、よろしくお願い致します。

[No.1390のレス] Re:タイトルなし From:マロニエ 2005/04/23(sat) 21:56:49

 返答、ありがとうございました。

詳しい情報を公開いたします。

 92歳 女性の方で、病名は脳梗塞です。1年前の4月に胃ろう造設しましたが、10月頃から、チューブにカビの様な症状がでてきました。施設に入所されている方なのですが、その頃ちょうど部屋を移動したので、ストレスを感じてしまい胃潰瘍になってしまったのではないか?と考えていました。先日、カテーテル内の細菌培養検査や胃酸の酸度を検査したところ、特に異常はありませんでした。現在は、タガメットを内服し、酢の希釈液を留置していて、カビの様な汚染はなくなりましたが、結局はっきりとした原因が分からなかったため、質問させていただきました。 
 他にも何か情報がありましたら、よろしくお願い致します。

[No.1391] 胃ろうチューブの酢 From:正田 幸三 2005/04/23(sat) 21:03:23 [MAIL]

5ヶ月ぶりに胃ろうチューブを交換したのですが、新しいからチューブが透明で、今まで気づかなかったことが、発見されました。
 それは、栄養剤注入後にチューブに酢を入れますが、30分ほどで酢が胃の中へ流れ込んでしまって、チューブの中が空っぽになっていることが、たまにあるということです。
 皆さんは、この問題をどう解決しておられますか?


[No.1375] 腸ろうからの腸液のもれ From:僻地医者 2005/04/12(tue) 09:37:20

いつも勉強させていただきありがとうございます。相談があり投稿しました。95歳の男性の患者さんですが、進行胃癌があり、嘔吐を繰り替えし、1月に他院で開腹による腸ろう増設(空腸)を受け当院に転院されたました。
栄養剤500cc+お湯250ccを3時間で1日2回いれています。漏れているのは栄養剤ではなく腸液(胆汁)のようです。皮膚のただれもひどくかわいそうなかんじです。ティッシュこよりもトライしましたが漏れが多く、効果ないようです。チューブはバルーンタイプです。スキンケアおよび漏れに対する対処の方法につきご教示頂ければと思い投稿いたしました。よろしくお願いいたします。

[No.1375のレス] (^-^)Re:腸ろうからの腸液のもれ(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/14(thu) 12:37:44 [MAIL] [HOME]


”僻地医者さまへ”ご返事が遅れて申し訳ありません。ここ数日サーバー停止のトラブルでPCが使えませんでしたが、関係者のご協力で本日開通しました。

この度のご相談はまずは液漏れを防止することから始めたほうがよさそうです。液漏れがブロックできれば後はスキンケアーは皮膚科の専門医にご相談頂ければ解決できると念います。

そこで、お願いがあります。
激漏れにも対処出来る「ティッシュこより・・ver-5」を開発しました。ご希望であれば見本を送りますので試していただけないでしょうか。

郵便番号 住所 氏名or宛先 電話 mailアドレス・・等々ご連絡頂ければ直ぐに対処いたします。 

合掌三拝/平成の一休さんでした

[No.1375のレス] Re:腸ろうからの腸液のもれ From:PDN 2005/04/14(thu) 13:35:54

一休さん、PDNにも送ってください!ホームページに追加紹介しますので。宜しくお願いします。

[No.1375のレス] (^-^)Re:腸ろうからの腸液のもれ(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/14(thu) 13:52:47 [MAIL] [HOME]


”PDNさまへ”お疲れさまです。

激漏れ対処用「ティッシュこより」の見本早速送ります。

ホームページにご紹介の件、了解しました。

激漏れに関しては自分で直に体験すみですので、これを「雛形」にされて、後は患者の皆様お一人お一人に合わせて御使用頂ければ幸いです。

合掌三拝/平成の一休さんでした

[No.1375のレス] Re:腸ろうからの腸液のもれ From:おっちゃん 2005/04/23(sat) 13:08:01 [MAIL]

以前、こちらで「腸ろうからのもれ」について相談させて頂いたおっちゃんです。私の受け持ちの患者様も腸液が流れ出るくらいの漏れの多さなんです。ティッシュこよりを使用していますが、栄養剤を入れて1〜2時間後にはこよりがベチャベチャになるくらいです。その都度交換はしていますが、もともと皮膚が弱い患者様ということもあり、ろう孔周囲の皮膚が赤くただれています。一休さん、是非こちらにも激漏れ対処用「ティシュこより」の見本を送って頂けませんでしょうか?どうぞよろしくお願いします。

[No.1375のレス] (^-^)Re:腸ろうからの腸液のもれ(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/23(sat) 14:37:01 [MAIL] [HOME]


”おっちゃんへ”ご指名ありがとうございます。早速郵送いたしますので下記の用件をメールにてお知らせ下さい。。。。。(^-^)vブィ!。

郵便番号 住所 氏名or宛先 電話 mailアドレス・・等々ご連絡頂ければ直ぐに対処いたします。 

〒534-0027 大阪市都島区中野町4-8-17 林方
自宅電話 06-6357-5981 FAX 06-6357-5981
西宮宗春(にしみや そうしゅん)

合掌三拝/平成の一休さんでした。


[No.1382] 迷っています From:おばさん 2005/04/17(sun) 20:06:58 [MAIL]

はじめまして。
重度障害の子供で胃ろうにしたらどうか、と大変迷っています。
子供は、四肢麻痺とてんかんがあります。現在食事はミキサー食を経口で摂っています。ただ水分と薬を摂りたがらず、3年前より鼻からチューブを入れました。
最近、唯一なんとか動く右手でチューブを抜いてしまう事が多く、一週間に四回も入れ直さなければいけない時もあります。その度に本人は苦痛があるし、私も汗をかきかき緊張して苦痛です。今では一日ほとんどの時間を手に布を巻いています。これでは学校での時間も、思うように楽しめません。
そこで訪問看護で相談したところ胃ろうを提案され、自分なりに本を読んだり、胃ろうにしているお子さんのお母さんにお話を聞きましたが・・・。やはり身体を切ると思うと、子供に痛い思いをさせるし、本当に良いのだろうかと迷っています。
それと、この様な事で患者側から胃ろうを希望するなんて出来るのでしょうか?

[No.1382のレス] Re:迷っています From:凛々子 2005/04/17(sun) 22:26:49

胃ろうにしたらどうか・・・悩まれるのもとてもわかります。胃ろうの造設自体、麻酔使用のため痛みはないはずです。唯一なんとか動く右手を一日のほとんど布を巻いて過ごす苦痛、鼻チューブが抜けるたびに入れ直す苦痛は日々つきまとっていることを考えると希望されるのもわかります。チューブが抜けかけて他の器官に注入されていたり事故だってあるわけです。患者さん側からドクターに希望を伝えなければ何にも進まないような気がします。アドバイスして下さった訪問看護師さんは担当ドクターとの接触もあるわけですから、胃ろうのことを伝えていただくのも良いかと思います。私自身なかなか希望を伝えるのに、医療に詳しいわけでもないので上手く伝えられない時があります。そんな時は、担当の看護師さんに相談すると、ドクターとの橋渡しをして下さいます。おおいに希望は伝えるべきで、本などで調べられるのも良いとは思いますが、お子さん本人の状態を良く知るドクターに胃ろうってどういうものなのか聞いてみてください。きっと良い答えとアドバイスをくれるはずです。

[No.1382のレス] Re:迷っています From:ピヨパル 2005/04/18(mon) 01:04:28

こんにちは!ピヨパルです。(^_^)v
5才の息子パルパルは、3才の時に胃ろうのオペをしました。現在は、1日に経管栄養・2回とペースト状の食事・2回の生活をしております。

前々から先生と胃ろうの話題は上がっていましたが、こちらから胃ろうにしたいと希望して、OPEしました。理由は、胃食道逆流症があったのと、鼻のチューブをお子様と同様しょっちゅう抜くからです。ほーんと!日に日にチューブを抜くテクニックの進歩は目覚ましいもので、神経ピリピリしてました。特に経管栄養中は、台所で揚げ物なんて出来ませんでしたね(>_<)!!目が離せませんでした。なので、お気持ちよーくよーくわかります。
でも、OPEを決めたものの、当日OPE室に向かうパルパルを見送りながら、本当にこれで良かったのかなあ・・・と不安はよぎりました。だから、迷う気持ちもよーくわかります。みんな、そうなんじゃないかな・・・。
術後は経過が良く、目立ったトラブルも無く、快適です。抜く心配が無くなったので、ストレス減りました。パルパルもチューブ入れるたびに、大暴れの大泣きで、虐待疑われたらどーしよーって思うくらいのバトルでした。(T_T)
術後の経過は個人差がありますので、あくまでもパルパルは胃ろうにして正解でした。ということです。
お医者様とメリット・デメリット等々納得いくまでよく話し合って、お子様にとって何を優先に考えたら良いのか考えて、納得した上でご決断された方がよいのではないでしょうか?胃ろうは胃ろうでトラブルもあります。一長一短です。


そうそう・・・最近パルパルは、栄養剤にトロミアップを入れてヨーグルト状にして、シリンジで注入してます。今まで1時間以上かかっていた注入が時間短縮され、ピヨパルはハッピ〜気分でございます(^_^)v朝の忙しいとき、助かります。
ではでは・・・m(_ _)m

[No.1382のレス] Re:迷っています From:おばさん 2005/04/18(mon) 16:34:08 [MAIL]

返信ありがとうございました。
前向きに考えてドクターに希望を伝えてみようと思いますが、ずっとお世話になっている病院は「胃ろうのオペをやりたがらない」と患者さんの間で言われています。
現在の訪問看護師さんはその病院の方ではないので、ドクターには私から直接相談をすることになります。
普段の定期通院の時も、非常に気を使って話をしています。
ドクターの気分を損ねないよう、どのように胃ろうをお願いしたらいいのか・・・?もし怒らせてしまったら、今後の通院が心配です。どこの病院でも診てもらえる子供ではないので、そのあたりはいつも神経をピリピリさせています。
先生たちが嫌う相談の仕方って、あるのでしょうか?
それが第一関門です.

[No.1382のレス] Re:迷っています From:凛々子 2005/04/19(tue) 00:18:50

ドクターの気分を損ねないようにお話をするのは、患者側としてはとても気をつかいますね。まして、そのことばかり考えると、直に会話したときにはお聞きしようと思っていたことの半分も緊張して話せなかったりします。最近は医療に関する情報というと、こちらのサイトはじめ新聞、テレビ・・・誰でも情報収集しやすい環境で患者側も詳しくなるわけです。知人がドクターとの関係に困っていたのを思い出しました。知人は鼻チューブから栄養注入を続けていましたが胃ろうを希望したところ、ドクターを怒らせてしまったそうです。ドクターは専門に学ばれた方ですので、にわかに仕入れた情報を知ったかぶりで患者である知人が希望したのが気分を損ねた原因だったようです。幸い我が家では、質問攻めをしてもいろいろと心強いアドバイスをしてくださる心の広いドクターに出会い支えていただいております。時には、こちらのサイトを紹介してこういうケアの仕方を見ましたが、試してみたいのですが?どうでしょうか?なんて、情報の仕入先とともに希望を伝えたりします。本人の状態を考慮して向き不向き説明してくださるときもあります。ちなみに訪問看護師さんはドクターのところの看護師さんでなくても、ドクターの指示書で訪問されてはいませんか?多分、ドクターとの連絡は訪問度になさっているのでは・・・。そうでしたら直接相談なさる前にひと言伝えていただくのもいいのではと思います。こちらの病院でお世話になるしかないという患者側の現状もあわせて事前にひと言加えていただくのも・・・。患者、家族、ドクター、ナース 良いチームを作りましょう。

[No.1382のレス] Re:迷っています From:konkon 2005/04/19(tue) 14:33:31

こんにちは、外科医のkonkonです。
お子様のことでお悩みのようで心情お察しします。

通院されているとのことですが、医師に相談される時には
まず、悩みの点を明確にすることが大切です。ただ単に胃ろうといっても今の問題の重大さが伝わりません。例えば、
水分と薬を摂取したがらないので経管チューブが必要。
しかし、経鼻チューブでは自己抜去が多く、本人が明らかに苦痛。家族の負担も大きい。これからも続けていくには不安が強い。などです。(おばさんの書き込みから推定しました)
そのうえで、主治医にご相談ください。例えば、「上記のように考えますが、何かいい方法ありませんか?」
ここで胃ろうの話が出てくれば問題ありません。主治医とメリットデメリットを話し合ってください。
もし、胃ろうの話が出てこなければ「胃ろうというのがあるのを聞いたのですがどうでしょうか」と押してみてください。なんらかのリアクションがあるかと思います。
主治医は患者さんのために、日々努力されているかと思います。しかし、患者さんの状態については家族の方や訪問看護師と診ている視線が違う時があります。患者さんや家族の方の不安や苦痛が医師に届いてないときもあります。医師の前ではなかなか言い出せない方も多いと思います。家族の方からの情報は非常に貴重なものなので、医師にどんどん伝えてくださるとありがたいですが、ご自分から伝えにくければ、看護師を通して伝えてもらうのもひとつの手です。訪問看護師からは医師に患者さんの状態が報告されるはずです。
個人的には看護師さんの存在が大きいと思うので、直接いいにくければ訪問看護のかたにお願いして、それとなく言ってもらうのもいいかもしれません。今回の胃ろうの提案も訪問看護のほうから出たのであれば力になってくれるはずです。
患者さんが困っているのをみて、なんとかしようと思わない医師はいないはずです。まずは困っているというのを最大限にアピールしてみてはいかがでしょうか。
長くなってすみませんでした。

[No.1382のレス] Re:迷っています From:J-Cross 2005/04/19(tue) 16:34:08

お子様のこと、お悩みのことでございましょう。
先生方やご自身のお子様のご経験から、ご助言いただいているので、私が申すまでも無いのかもしれませんが。
通院先の医療機関に、医事課とか医療相談室のような、医療ソーシャルワーカーさんは、いらしゃいませんか。あるようであれば、医師と親御さんの橋渡しをする役目の職種です。
もし、いらっしゃらないようでしたら、私自身も胃ろうを「相談しつつ、希望して作った患者です」
その医療機関が「胃ろうをつくりたがらない」というのは、風聞でしょうか、いかがでしょう。
もしかすると、症例数が少なく必要なお子さんは「紹介された結果」かもしれませんし、作った後の「アフターケア体制」を考えて、次善の策とされてのことかもしれません。
申し上げたいのは、「通院先のドクターを信頼して、困っている現状を、頻度や苦痛など、率直にお伝えしてみて、気を悪くされるというのは“疑心暗鬼”かもしれませんよ。」
患者から一歩踏み出して、いい医療関係者との関係をつくっていきませんか。
どうぞ、お子様が少しでも快適な生活を送る為の医療が受けられることお祈りいたします。

[No.1382のレス] Re:迷っています From:ピヨパル 2005/04/20(wed) 01:44:24

こんにちは!ピヨパルです。(^o^)
お医者様も人間なので、色々な性格の方がいらっしゃるのでしょうが、一番優先すべきは、お子様の体です。健康と成長発達です。私たち親は子供の介護だけでなく、子育てもしているのです。
お子様の療育を考えましょうよ。肢体不自由の子供だって、未知の可能性をたくさん秘めています。現に、お子様は右手を動かすことが出来るじゃないですか。せっかく動かせる右手を抑制していたら、もったいないですよ〜(>_<)
・・・という療育の視点から考えると、胃ろうの方がいいんじゃないかなと思います。
パルパルも、入園前に胃ろうにしました。療育中に抜く心配を抱えていたら、思いっきり遊べませんもの。
おかげで今じゃすっかり「暴れん坊将軍化」してしまい、怒られる回数が日に日に増えています。(^_^;)

それと、JーCrossさんと同意見ですが、相談室のソーシャルワーカーさんに相談できたらいいかなと思います。ピヨパルもワーカーさんには大変お世話になっており、いっぱい相談させて頂いて、精神的な支えになっていただいてます。愚痴とか言っても、プライバシーや立場をちゃんと守ってくださるでしょうから、正面向き合ってとことん話し合える方を探しましょう!(^^)/

それと、そのお気を使う先生は、小児科の先生ですか?小児外科の先生とはお話なさっていますか?
同じ相談をしても、小児科の見解と外科の見解って微妙に違うことがありますので、いろいろな先生に相談できると良いですね。

とにかく、お子様の生活向上を願っております。がんばれー!

[No.1382のレス] Re:迷っています From:おばさん 2005/04/21(thu) 10:25:43 [MAIL]

4月17日に初めて書き込みさせていただいてから、色々なお立場の皆さんから親切で丁寧なご意見をお聞きできて・・・
感激と感謝の気持ちで一杯です!!
本当に、ありがとうございました。

子供は幸いにも入院の経験が少なく、定期通院も2ヶ月に1度で神経内科に発作をコントロールする薬をもらいに行っている感じです。悲しいですがドクター・ナースと良い関係を作れているとは言えません。
これから先、子供も家族も苦痛や負担で笑顔が少なくならないように、子供の可能性を引き出せる環境を作れるようにがんばってみます。
病院の相談室があることも頭に入れて、ドクターには、問題点・悩みを明確にお伝えして、じっくりと(ちょっと心臓がバクバクしそうですが)納得ゆくまで話し合ってみたいと思います!
5月連休明けに受診予定です。こちらの「相談室」には合わない書き込みになるかもしれませんが、受診の報告をさせて頂こうと思います。もし・・・問題発生の時は、皆さん、またご意見よろしくお願いいたします。

[No.1383] 教えてください From:yama薬屋 2005/04/17(sun) 23:22:54

はじめまして。病院薬剤師をしている者です。
教えていただきたいことがあります。こちらのページで推奨されております、「ティッシュのこより」についてです。この方法のメリットはなんでしょう?ガーゼなどと比べて良い所はどういったところなのでしょう?初歩的な質問ですが、よろしくお願いいたします。

[No.1383のレス] (^-^)Re:教えてください(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/18(mon) 10:39:06 [MAIL] [HOME]

”yama薬屋さまへ”ティッシュ子より・・については、当HPのトップ画面右側下に「ワンポイントアドバイス」で写真入りで紹介されておりますのでご参照ください。

ガーゼと比べてよい点は乾燥が速いということです。
また、手軽でコストも安いということです。
更に、遊び感覚でこよりを誰でも作れることです。
次に、隙間によっては太さも自由に調整できることです。

合掌三拝/平成の一休さんでした

[No.1383のレス] ありがとうございます From:yama薬屋 2005/04/19(tue) 23:18:27

平成の一休さま ありがとうございます。
勉強不足で申し訳ありませんが、使用目的は少量の漏れがあるときに使用し、それはガーゼより乾燥が速いというメリットがあるということでよろしいでしょうか?当院ではあまり新しい情報が入らないためか、胃ろう部はいつもイソジン消毒+ガーゼが当てられています。漏れ等のトラブルがなければ、べつにティッシュこより、又はガーゼなどはあてなくてもよろしいのでしょうか?無論消毒は要らないとは思いますが…

[No.1383のレス] (^-^)Re:教えてください(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/20(wed) 09:10:29 [MAIL] [HOME]


”yama薬屋さまへ”お早う御座います。はい、その通りで御座いますが・・以下の点を補足させていただきます。

「胃ろう部+イソジン」=一番トラブル発生の元になります。

正確には、胃ろう部+蒸しタオルで拭き(洗って)表皮を乾かす。イゾジンによる消毒は不要です。かえって皮膚トラブルが発生します。洗って乾かすこよりを巻く・・で充分です。

PEG造設した時は1日〜2日は傷口の消毒としてイソジンで消毒されYガーゼで保護するのは自然でかまいません。以降は上記のように処置なさってください。理由は簡単です・・PEGはお口です、傷口ではないからです。ですから日が経ってからの漏れは「よだれ」と言う風に判断されればいいかと念います。

PEGと表皮との隙間に遊びを持たせてティッシュコヨリを巻いていただくようにしてください。

体重が増加し皮膚との隙間がなくなり埋没しそうになったらティッシュこよりを巻いておけばストッパーの役目を果たしてくれます。

勿論、漏れがなければティッシュこよりは不要でございます。

合掌三拝/平成の一休さんでした。

[No.1383のレス] ありがとうございます From:yama薬屋 2005/04/20(wed) 22:01:56

平成の一休さま、ありがとうございました。
なるほど、埋没の防止にもなるのですね。
とても親切にご回答いただきましてありがとうございました。今後の病院業務に役立てていきたいと思います。

[No.1388] エンテルードの固形化 From:Azu 2005/04/20(wed) 06:29:27

管理栄養士とケアマネをしているAzuと申します。
私の担当のPEGをされている方に固形化を試みる予定です。
現在、在宅生活 要介護5、寝たきり状態。
逆流性の誤嚥が見られ、それによる熱発がよくみられます。

栄養剤は妻の希望でエンテルードなのですが、エンテルードにての固形化をするにあたって、何か問題点、注意点がありましたら、ご教示の程、お願いしたいのですが。

[No.1387] 胃ろうにして一年。 From:サル 2005/04/19(tue) 00:31:30

胃ろうを造設してもう1年になろうとしている患児がいます。
が、1年たっても胃の動きが鈍く胃ろうからの注入がいけない状態です。
色々調べてはいるものの原因がわからず。
2週間間隔で嘔吐症状もあり、胃ろうからの吸引量も一回100ml前後と多く色はドスグロイグリーンです。
もう1年になるのに入院しており、家族の心身伴にかかる負担ははかり知れないものです。
なにが原因なのでしょうか?現在はEDチューブからの栄養と点滴でまかなっております。
なにか、少しでも思いつく原因や、似たような症例を知っている方は教えていただけたら光栄です。

[No.1386] 悩んでます From:とむ 2005/04/18(mon) 23:12:59 [MAIL]

70才の父の事で大変悩んでます。脳梗塞を3回しており、昨年12月までは、杖歩行 若干の嚥下の不都合はありましたが
柔らか食で、咀嚼出来、むせもほとんどありませんでした。年末 嘔吐下痢症で噴水のように吐き、多分それが原因で(VFはしていないので確かではない)誤飲性肺炎で発熱。入院。DMがあるせいか 入院初日低酸素血症でICUで人工呼吸器で4日間。その後奇跡的に持ち直し 急性期病棟で
約3ヶ月 IVH 頻回の吸引しながら経鼻よりエンシュア。その後開始食からミキサーになったのですが、リハビリもかねて 療養型へ転院。そこでVFをして やわらかゼリーも誤嚥してる事が分かり、胃婁して嚥下のリハビリをしましょうと言われています。以前の脳梗塞の場所が橋なのでと言われ、リハビリで上手く摂取する事ができるのか?。また現在著名な貧血があり糖尿もあるので いろんな面で 悩んでます。胃婁増設のリスクも知りたいです

[No.1384] 胃瘻部より時折出血 From:雨にも負けず 2005/04/18(mon) 22:44:45 [MAIL]

はじめまして。3歳の重心児についての相談です。
現在約900から1000klを1日4回に分けて胃瘻より注入しております。(1回は固形、2回はトロミ、1回はポンプ。徐々に固形へ変更予定)
この子が元気なのですが時折接続部よりの逆流にうっすらと血が混じることがあります。(これまでもありましたが固形を初めてから多くなった印象です。)これは原因としては何が考えられるのか、また対策等あれば教えてください。

[No.1380] 教えてください。 From:トマト 2005/04/16(sat) 11:38:49

訪問看護を行っております。PEGの方をあまりかかわった事がなく、未熟で申し訳ありませんが、教えてください。
脳梗塞でボタン型胃ろうを行っている方が退院しました。退院と言ってもリハビリ病院で、実際にPEGを挿入したのは別の病院になります。
@退院時病院では逆性石鹸で消毒(綿棒で塗る)するよう言われている用ですが、これは効果的でしょうか?私としては、逆性石鹸で洗浄したほうが良いと思うのですが、いかがでしょう?
A肉芽形成があり硝酸銀で週1処置をしていたそうで、小さな肉芽が少し残っているのと、周囲が赤くただれています。軽度浸出液があり、ティッシュこよりを行いましたが、思ったより厚みができ遊びが少なくなってしまったのが気がかりです。ティッシュこよりを推進される方が多いようですが、それにより胃内部の圧迫がおきる事は少ないのでしょうか?また、ペグケアーを利用する場合、発赤部に使い皮膚トラブルはないでしょうか?
Bボタン型は逆流防止弁が付いているのがほとんどと聞いた事があるのですが、接続のため開放すると暗黄色の液と、ガスが出ました。この方は水分のみPEGから入れており、食事は3食摂取しております。食後2−3時間後に水分を入れようとした時の事ですが、食事内容が出てきたのか、濃が出てきたのか理解に困ります。孔の周囲からではなく、孔から出ております。
以上3点、よろしくご指導お願いいたします。

[No.1380のレス] (^-^)Re:教えてください。(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/18(mon) 13:05:38 [MAIL] [HOME]


”トマト さまへ”ようこそPDN/HPへ、お尋ねの件につきましては順を追って説明させて頂きますね。但し、あくまで基本的な情報であることをご了承下さい。

@逆性石鹸の件、
逆性石鹸には洗浄効果はありません。従って逆性石鹸で洗って汚れを落とそうとしても無理な話でございます。

・逆性石鹸は何かと言うと、殺菌剤(消毒薬)だからです。
・細菌の表面はマイナスに帯電していてそれが細菌に張り付 き細菌を破壊してしますからです。

褥瘡学会でよく報告される「逆性石鹸で褥瘡周囲をあらうと細菌が著明に減少し」と言う意味はそのような観察経緯があるものと念われます。

このことから、それは決して洗浄による効果ではなく、正常の皮膚常在菌創を破壊し、ついでに皮膚そのものを破壊しているだけに過ぎません。正に感染を起こす為に逆性石鹸で「洗浄なさっている」訳です。

何故、逆性石鹸は細菌で汚染されやすのでしょうか。上記の説明を見れば判ると念いますが、逆性石鹸はマイナスに帯電している物質を見たらまっしぐらにこれらに取り付いて容易なことでは剥がれない性質を持っているからです。生体でマイナスに帯電しているのは蛋白質です。逆性石鹸の中に垢とかフケとかが入ると、まずそれにくっついてしまう為、殺菌力を失い細菌が繁殖する現象が発生するのです。

もしも、医療機関の処置マニュアル或いは治療マニュアルに「逆性石鹸」と言う文字が含まれているとしたら、果たして使用する意味があるのか、何の為に使っているのか原点に立ち返り疑問視を要する念いますが如何でしょうか。

もし迷ったら次の原点を思い起こして下さい。
・医療現場で逆性石鹸と言えば「塩化ベンザルコニウム」通称(オスバンなど・・)で、まとめると以下の通りです。

T、原則的に”非生理体用”の消毒薬です。
U、家庭や床等のノンクリティカルな環境に用います。
V、皮膚粘膜に対する刺激性がなく臭いないので国内では
  粘膜の消毒に使用されることが多いようです。
W、細菌に汚染され易いので米国では生体消毒には使用しな  いようにと勧告が出されているようです。
X、怖い話ですが、細菌汚染された逆性石鹸を膀胱鏡や心臓  カテーテルの消毒に使用し感染症を発症したというケー  スもあるようです。

A肉芽形成の件、
硝酸銀の製造は劇薬の為製造禁止になっているようです。
もし、使用されている医療機関があれば残りの硝酸銀を安全性を確認の上使用されているかと念います。

ティッシュこより・・に、厚みが出るとの件はいかほどでも太さは調整出来ますので挑戦してみて下さい。柔らかくこよれは太くなり、こよって、こよって、こよりまくればより強くて細いテッシュこよりが作れます。

PEGケアーについては、PEG造設直後であれば効果的ですが、発赤程度がびらん状態まで進行すると逆に皮膚のトレブルに発展しやすいので、その時は液漏れ防止を優先的にし、漏れが少なくなり皮膚表面が落ちいて乾燥するような環境になれば皮膚科の専門医に診てもらって下さい。

Bボタン型逆流防止弁の件
接続の時、暗黄色の液とは「不完全消化の胃液」かと念います。ちなみに完全消化の胃液は透明色です。食事内容が漏れる場合はミンチみたいな形でそのものの色形で出ます。

ガスが出るのはいいことだと念います。胃は食べ物を消化する時収縮活動しますが、その時に胃内にガス(気泡)が発生します。内視鏡で検査する時事前に飲まされる液体がその泡消しなんです。

逆流防止弁から胃の内容物が出てくることは逆流防止弁が壊れている可能性があります。(断言はできませんが・・)。

ご理解に困っていらっしゃると言うご相談だったのでこの場のスペースを沢山とらせて頂きました。

PEGに関しては今だ発展途上でいつなんどきどのような現象が起きるか判らない点が多く潜んでおります。皆さんが手探りで格闘なさっていらっしゃいます。質問・疑問はPEG発展に役立ちますので、どんな小さなことでもご相談されると有り難いと念います。

以上、3点のご質問に答えられているかどうかは判りませんがご参考になれば嬉しいです。但し、上記の説明からも100%の確率での回答は難しいことだと言うことを受け止めていただければ幸いです。

合掌三拝/平成の一休さんでした。


[No.1381] 在宅の管理について From:なすっち 2005/04/17(sun) 07:11:57 [MAIL]

知人がIVHからPEGへとドクターから提案されてます。お商売されていて留守なので、日に三回ヘルパーさんに来てもらっています。PEGの注入を家族が行うにはずっとついてなくてはいけないのでしょうか?
現在は入院中です。
IVHも挿入当初は大変だったそうです。が、ショートステイなどできないとか。PEGの場合どうなんでしょうか?
在宅での問題点はありますか?
過去ログを読む暇がなかったので重複してたらごめんなさい。

[No.1381のレス] Re:在宅の管理について From:みっくん 2005/04/17(sun) 11:31:21 [MAIL]

 こんにちは、内科医のみっくんです.
当院でも日中一人きりになる方々を沢山往診や訪問看護でみています.
注入は一日3回で出来た方が望ましいのですが、そういったご家族の都合で1日朝と夜の注入になる場合もあります.ご家族によっては昼に流動食を注入するために昼休みに一旦家に戻って来る方もいます.
 また、注入開始はご家族が実施しますが、注入終了している場合の接続はずしを看護師やヘルパーが実施する方法もあります.ヘルパーさんでは無理ですが訪問看護師であれば経管栄養の接続も可能で、昼に訪問看護をいれて訪問看護師が注入開始し、夕方に戻って来た家族が接続を外して、次の注入を開始するというスタイルもあります.
 注入中ずっと患者さんと同じ部屋で様子観察する必要はありません.できれば同じ家の中にいるのが望ましいとは思いますが、現実にはご家族は注入開始時のみで、日中独居の期間は見守りとしてヘルパーさんにお願いしていることも多いです. 
 経管栄養剤の種類によってはポンプを使用して注入することも可能です.
 ショートステイについては当地区では胃瘻はほとんどの施設がOK、IVHがOKなのは当院の関連施設1ケ所のみで他は全て不可です.地域差がかなりありますのでケアマネージャーさんに聞いてみるか確認してもらうとよいと思います.
 現在在宅でIVHをなさっているのですか?だとすれば管理は胃瘻の方がずっと楽だと思います.

[No.1381のレス] Re:在宅の管理について From:なすっち 2005/04/18(mon) 06:45:23 [MAIL]

ありがとうございました。分りやすく説明して頂き助かりました。

[No.1372] PEG作って2年目で From:金ちゃん 2005/04/10(sun) 00:14:21

もうすぐ3回目のPEGボタン式交換の時期なのですが、今週になって以前は、皮膚のびらんなどは痛いと言ったことがあるのですが、胃が痛いといったのは、はじめてで、PD薬と毎食に胃薬サンダックス投薬したりしているのですが、返答が難しい父なので、見ためで痛みがあるみたいで、はじめて今日は便がイカスミみたいな便をしたので、、もしかすると胃の壁が破れて出血してるのではないかと不安で、それとも逆流の影響でしょうか5月がちょうど4ヶ月目なので交換じきなのですが、交換早めしたほうがいいのかアドバイスおねがいします。

[No.1372のレス] (^o^)Re:PEG作って2年目で(^o^) From:平成の一休さん 2005/04/10(sun) 06:41:00 [MAIL] [HOME]

”金ちゃん”お早う御座います。5月の3回目のPEG交換前の「痛みについて」ですが、予想されるのは「胃壁と表皮の内面にバンパーの癒着」が考えられます。意思表示で出来ない患者さんに多く診られる現象です。癒着による痛みは私も経験済みですが、その痛みは相当痛いはずですのでPEG交換は急いで交換された方がいいと念います。

出血便その他については診ていないでちょっと判りません。
取り急ぎ、痛みが続いたら「留置期間に関係なく即交換」されたほうがよさそうです。お大事にして下さい。

合掌三拝/平成の一休さんでした

[No.1372のレス] Re:PEG作って2年目で From:魔子 2005/04/10(sun) 08:57:07

イカ墨みたいな便と言うのは、タール便の可能性があります。上部消化管(胃・十二指腸)からの出血がある時にみられることが多いです。胃が痛いと言う訴えからも、出血性の胃潰瘍または十二指腸潰瘍の可能性があります。それがPEGと関係があるかどうかはわかりませんが・・・・。
胃瘻より胃内容物を引いてみてください。もし血液が引けたり、黒色の残渣物が引けるようなら、すぐに主治医とご相談ください。

[No.1372のレス] Re:PEG作って2年目で From:金ちゃん 2005/04/13(wed) 21:02:52

今日内視鏡で胃潰瘍になっていました。やはり内側のPEGが胃にぺったりついていて胃潰瘍なっているみたいです。消化器内科の先生は薬だけなのですが、とれてしまいPEG長めのに交換してほしいのですが今、使っているサイズしか扱ってないと言われ、今は、PEGのボタンを浮かないように羽をカーゼを挟まないでテープとめる支持でした。しかしおなかふくらむとテープすぐとれてしまい又皮膚に直接だからびらんなど皮膚などのことを考えるとなかなか羽をテープとめることが難しいです。交換もバルーンチューブは、感染やチューブ引っ張りなど考えるとぜったい望めないし、母親も減圧為にチューブだったけどやはりトレージンつけてもびとくなってまわりからケロイドようにひろがり縫ってもらいたかったが、病院に連れてこいといわれてもいける体力もなく漏れないよう泣き泣きケアーした思い出がありどうしても父にはチューブつけたくなく父も私の様子みているのでつけたくないと言っています。
ワンステップボタン24F4.4CM以上長いものないのでしょうか。されどもう一度新品変えればなおるものなのでしょうか
バルーン型のボタン式は短期交換も苦痛ではないかと考えるとどうしたらいいのか不安です。今、消化器外科の上部先生がいなくなってしまいどの先生がいいのかわからずじまいです。

[No.1372のレス] (^-^)Re:PEG作って2年目で(^-^) From:平成の一休さん 2005/04/14(thu) 12:02:06 [MAIL] [HOME]


”金ちゃんへ”原因が判明してほっとしています。さて現状どうしようかと混乱されているようですがこういう時こそ落ち着いて下さい。

長めのPEGがないとのことの対処として再度胃壁へPEGが癒着を起こさないことが大切かと念います。

毎日、PEGを2回〜3回くるくる回転させて下さい。そうすれば胃壁への癒着は回避される筈です。

合掌三拝/平成の一休さんでした

[No.1372のレス] Re:PEG作って2年目で From:まりこ 2005/04/14(thu) 16:57:35

内科医のまりこです。お困りのようで、お気の毒です。

胃瘻を開始すると、栄養状態がよくなって、体格が良くなる方が多く、従来のカテーテルではきつくなる方があります。ただ、バルーン型のボタンは4.4cmまで、バンパー型のボタンも5.0cmまでしか販売されていないと思います。

体格の良い方が多いので、もっと長いボタンが欲しいと思うこともあるのですが、先日、ある業者さんと話したところでは、アメリカでも、過去には6cmくらいのボタンを作っていたけど、このごろでは作らなくなったとのことでした。

バンパーやバルーンの食い込みで胃潰瘍になったのですから、長めのものに交換するのが最良と思いますが、そうなると、チューブ型にせざるを得ないことになりますよね。

「引っ張り」の問題さえ対応できるのであれば、一時的にでもチューブにして、胃粘膜の状態を改善させておくほうが良いように感じられました。

今、お世話になっている病院でなくても、近隣に、胃瘻に理解のある病院があれば、そちらで相談できると良いのでしょうが。

状況が好転することをお祈りいたします。

[No.1372のレス] Re:PEG作って2年目で From:金ちゃん 2005/04/15(fri) 09:33:28

アドバイスありがとうございます。やはりチューブしないといけなかなと思いつつも、母の時のトラウマあってチューブの重みで引っ張りなどしてサージトレーンすると思うと考えてしまいます。今は、なるべく引っ張りしないようにナース支持どおりに羽にテープを張っていますが、直接張るのでビランびとくなり薬を入れるたびにボタンを回してカーゼでおもみで押さえつけています。やはり取寄せしてもないのですね....

[No.1372のレス] Re:PEG作って2年目で From:もっち 2005/04/15(fri) 12:02:11 [MAIL]

こんにちは、もっちです。
メディコン社の「バードジェニーシステム」なら、ポンスキーN.B.Rカテーテルをボタン化できるはずですがいかがでしょうか?
チューブの長さは事由に調節できますよ。ただし、逆流防止弁が体表部なので、フィーディングチューブの種類が変わることと、フィーディングチューブを接続する穴が小さいのと、取り外すときにやりにくいのですが…

[No.1372のレス] Re:PEG作って2年目で From:もっち 2005/04/15(fri) 12:05:06 [MAIL]

追加です。24Frをお使いのようですが、ジェニーシステムは20Frだったと記憶しております。

[No.1372のレス] Re:PEG作って2年目で From:金ちゃん 2005/04/16(sat) 09:29:48

今日診察の時チューブはやはり望まないといい又他の製品で対応できないかと聞いたが、難色で、やはりチューブ変更みたいだ、父は痛くないので、このままでいいと言うし、先生は変えたほうがいいといい、栄養がついているのだからトラウマになることはないと言われる。でも動きまわって重みでどうして引っ張るみえみえで、2ヶ月はチューブでしたらどうだとも先生に言われたけど、やはり2ヵ月後にチューブからボタンに変えることなどあんだげ肉付きいいとむりではないかと考えてしまう。。。取寄せできないのが辛いがそれがいいのか判断と保障できないと言われると言い返す言葉もないし...再度来週までに判断つけることになったが、ここずっと悩んでいて
先生に言って父の意見尊重してなおさないでいたほうがいいのではないかと思っている。大げさに考えすぎなのかもしれないが、母が胃ろうでびとくなかったらこんなに考えなかったのに....

[No.1372のレス] Re:PEG作って2年目で From:みっくん 2005/04/16(sat) 19:41:07 [MAIL]

こんにちは、内科医のみっくんです.
御心配なお気持ちはよく分かりますが、減圧胃瘻であった(と文面から推測しています)お母様と、栄養胃瘻で、体格もよく、今は水分の補給のみにまでなっているお父様の胃瘻の状況をごっちゃにして考えない方がよいと思います.
 文面を拝見する限り、4.4cmのボタン型でも小さいのは明らかと思います.ボタン型にこだわるのでしたらもっちさんの言うようにバード社のジェニーシステムを選択するしかありません.これはバンパー型ですので4から6ケ月過ぎ位に交換です.(私としては接続部の甘さが気になりあまり使用した経験はありませんが)充分に選択肢のひとつと思います.それでなければチューブ型にして固定方法を上手く工夫することもできます.ペグポケットというチューブ型胃瘻をコンパクトに収納できる腹巻きなどもあります.
 このままお父様がきつい胃瘻を続けて使われてゆくことにより、潰瘍再発やバンパー埋没症候群などの発生が心配です.お母様の胃瘻トラブルにとらわれすぎず、お父様の胃瘻の状態としっかり向き合う方がよい結果になるのではないかと思い書かせていただきました.お父様の状態がよくなることをお祈りいたします.よろしくお伝え下さい.

[No.1372のレス] すみませんでした. From:みっくん 2005/04/16(sat) 21:11:57 [MAIL]

 金ちゃんさんすみません.「水分のみ胃瘻から」はお父様のこのとではなく、No.1380の方でした.混同してしまってすみませんでした.でもそれ以外は意見の主旨は変わりませんのでそのままお読み下さい.うっかりもののみっくんでした.

[No.1372のレス] Re:PEG作って2年目で From:金ちゃん 2005/04/17(sun) 08:28:25

みっくんさんへ父の場合埋没症候群だと私も思いました。。ただ内視鏡の検査の写真ではまだバンパーが胃の粘膜におおってなかったのようにみえたので、まだ周囲に感染もなかったら今の元のルートで再増設バンバー型ボタン可能でもしもチューブ型にしたら胃と腹壁固定して縫合固定するのでしょうかそうなると粘液がでたりして感染することがおおくはありませんか、又スポンジで垂直に固定しなくてならなくなるのですかまたつい状況がちがうことはわかっていてもどうしても母の時のチューブたったことが思いだされてしまい混乱してあんなにびとく苦労した思いを考えると....
父に摂取やめて言ってもやめないので、ラコール栄養やめ水分200しかいれないでいたら少しはおなかまわりの肉がとれないかなと安易な考えてしまいでも父の場合なぜか胃のまわりだけがぽっこり肉がたるんでいるのにあとはすごく細いです。

[No.1372のレス] Re:PEG作って2年目で From:みっくん 2005/04/17(sun) 11:16:34 [MAIL]

 金ちゃんさんへ.
 お父様の場合は痩せておられるのに4.4cmのボタンでも瘻孔の長さがギリギリとのことですね.ひょっとすると造設時に斜の瘻孔になっているのかもしれませんね(あくまでも推測です.また、斜だから使えないということでもないです.).
 入れ換えの場合はチューブ型でもボタン型でも新しく胃壁固定したり縫合固定したりすることは普通はありません.ご安心下さい.(ただし完全に胃瘻埋没症候群になってしまうと一から再造設しなければならなくなることもありますよ.そうなる前にゆるめの長さにしておく必要があると思います.)
 チューブ型にしても必ずしもスポンジ固定が必須という訳ではなく、もれで難渋する場合などにスポンジ固定を追加しています.当院のチューブ型の方では数的にはスポンジ固定を必要としない方が多いです.

[No.1377] タイトルなし From:あみ 2005/04/12(tue) 21:59:28

83歳の母です。脳梗塞で入院2ヶ月。意識はわずかにある。
失語、右上下肢マヒ、嚥下障害。先月胃婁増設の為の検査で、
胃カメラ挿入時呼吸困難で4日気管挿管、内視鏡胃婁を断念。
現在は中静脈だけで酸素も取れ、落ち着いてきました。家族と
これ以上の措置はしない方針でしたが、先日医師から外科的
胃婁を勧められ大変困っています。
IVHだけでは限界があり、この状態で受入れ施設や病院はなく、
在宅も難しいとの事でした。外科的胃婁はあまり聞かないので
迷っています。母は強度の臆病で胃カメラ不能の前例もあり、手術に不安があります。






[No.1377のレス] Re:タイトルなし From:太朗 2005/04/14(thu) 18:22:40 [HOME]

あみさん  こんばんは   開業医の太郎といいます。
現在でこそ内視鏡的胃瘻は普及していますが、その前は外科的胃瘻のみが胃瘻の方法であり、内視鏡の方法より歴史があります。医療は患者様を困らせるために行うことはありませんし、手術に耐えられない状態の人に手術を勧めることもありません。不安に感じられるのはもっともですが、不安に感じる部分を主治医の先生に聞いていただき、納得できるまで話をされるのがよいと思いますよ。

[No.1377のレス] Re:タイトルなし From:魔子 2005/04/14(thu) 21:04:01

胃カメラ挿入時の呼吸困難とありますが、軽い麻酔導入剤を使っても無理と言うことでしょうか・・・・。
胃瘻造設の際は、普通の胃カメラと違って時間的にも少し長くななるので、セデーションをかけて(軽い麻酔薬を使って)胃カメラを行うことが多いと思います。このあたりは試してみたのでしょうか?
また開腹による胃瘻が怖いと言うことであれば、埋め込み型のIVHもありますが・・・・。これなら長期管理が可能ですので、在宅でも十分に対応が可能かと思います。

[No.1377のレス] Re:タイトルなし From:まっくぱぱ 2005/04/15(fri) 17:04:27

長期的な管理がどうなるかと言う問題も含まれているようですね。
IVHなら在宅は可能ですが、老人ホームは無理で、経腸栄養ならホームでも受け入れてもらえる、という実情があるのでしょうね。

個人的意見ですが、外科的胃ろう造設は良い選択肢だと思います。もちろん通常は全身麻酔ですので、それに伴う危険性はありますが、「穴を開けて管を入れる」行為に関してはPEGよりリスクは低いと思います。腸管や血管を傷つけないか、見ながらできますので。無理を言えば局所麻酔で外科的胃ろう造設もしてくれたりしますが、積極的ではないかもしれませんね。
仮に全身麻酔下で呼吸管理してなら、呼吸困難の心配をせずにPEGという手も可能でしょうが、あまりそういうことはしないでしょう。それよりも軽い麻酔下でPEG施行が普通です。どうしても出来ないのなら、PTEGや長期の経鼻経管栄養という選択肢も考えられます。内視鏡的にしろ、外科的にしろ、胃ろうの方がベターとは思いますが・・。
いずれにしろこのままIVH管理するよりは、経腸栄養の方が良いと思います。主治医と良くご相談ください。結局は「納得できるかどうか」だと思います。

[No.1377のレス] Re:タイトルなし From:あみ 2005/04/16(sat) 10:42:08

太朗先生、魔子先生、まっくぱぱ様、おはようございます
誤字脱字の不備な投稿に温かい的確なアドバイスを本当に有難うございました。太朗先生、以前は皆外科的胃ろうだったのですね。早速HPを拝見し不安要因だったPEGの合併症等色々知る事が出来ました。魔子先生、「麻酔」はとても知りたい1つでした。母の性格を話し検査前に数度「軽い麻酔か導入剤を」お願いしたのですが死亡のリスクあるので使えないとの事でした。現在はソケイ部ですが主治医から鎖骨埋め込みIVHも有ると聞いております。まっくぱぱ様、詳細に説明して頂き凄く参考になりました。症状が落ち着いて安らかに寝ている母を見るとIVHか胃ろうか、心が揺れます。今日上京する弟にも皆様のアドバイスを読んで貰い、主治医と相談し「納得できる」方向を見つけようと思います。途方に暮れて巡り会った「談話室」に感謝致します。これからも何か有りましたらよろしくお願い致します。
ありがとうございました!!







[No.1376] 経腸栄養剤の注入について From:哲くん 2005/04/12(tue) 10:04:23 [MAIL]

胃瘻より栄養を注入しているのですが、逆流と消化不良・低栄養があり固形化を考えているところです。シリンジにて注入することで、圧によりカンガルーボタンの逆流防止弁が破損したり、あまくなったりしないのでしょうか。

[No.1376のレス] Re:経腸栄養剤の注入について From:太朗 2005/04/14(thu) 17:53:47 [HOME]

哲くん さん  こんばんは   開業医の太郎といいます。
ボタン型胃瘻は製品によっては注入しにくいモノがあるようですね。自分に経験が有ればいいのですが、残念ながら経験がないのでコメントできませんが、どなたか解る方が見えたら良いですね。あともしもの時は、ボタンに接続している接続チューブに、調理した固形化栄養を注入して試してみても良いかもしれません。

[No.1376のレス] Re:経腸栄養剤の注入について From:魔子 2005/04/14(thu) 21:06:39

カンガルーボタンでは経験がありませんが、ボストンまたは、メディコンのボタン型では、固形化を導入しています。特に、注入困難もありませんし、逆流防止下弁が破損したりと言うトラブルはありませんよ。
ところで、何Fr.をお使いですか?

[No.1376のレス] Re:経腸栄養剤の注入について From:おサル先生 2005/04/15(fri) 17:43:48

お久しぶりです。おサル先生です。
カンガルーボタン20frを使用して、寒天固形化で詰まった経験があります。
どう対応したかと言うと、ボーラス投与用(まっすぐ)の接続チューブをつなぎ、その接続部を越えて、メディコン社のクリーニングブラシをできるだけ押し込んで、詰まったものを押し込んで排除しました(同社のブラシは、先端が一見とがって見えますが、さわってみると大変やわらかい材質です。仮に胃粘膜に接触しても、問題はないのではないでしょうか)。この場合、おそらくPDNブラシは接続部を超えることはできないように思います。
 このような、詰まった場合の対処を用意した上で、カンガルーボタンの寒天固形化をトライされるとよろしいかと存じます。
なお、カンガルーボタンに接続チューブをつないだ状態では、外部ストッパー内にある逆流防止弁は開いた状態です。この状態では、ブラシを通そうが、寒天を通そうが、逆流防止弁は影響を受けません。一方、接続チューブをつながない状態で、ブラシを通そうとしてはなりませぬ。この場合は、逆流防止弁は痛んでしまう可能性があります。
以上、ご参考になれば幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。

[No.1379] σ(^_^;)?私かな? From:平成の一休さん 2005/04/14(thu) 23:14:11 [MAIL] [HOME]


「お詫び」

下記、水分と栄養の順番の件でダブル書き込みしました~・・変らず「チョンボ」続きで「スミマセン」・・ションボリ、シオラシク、ハンセイシマス。

合掌三拝/平成の一休さんでした

[No.1379のレス] Re:σ(^_^;)?私かな? From:いわさき 2005/04/15(fri) 07:09:26 [MAIL]

一休さんお早う御座います、お忙しゆえの「チョンボ」です〜。何時もたよりにしています。

[No.1373] ミッキーですが。 From: 2005/04/11(mon) 01:28:49 [MAIL]

 初めまして。父が脳梗塞で、胃ろうで栄養を取っています。以前は大きな病院の療養病棟に入院しており、主治医が、父には一番負担がなくて良いだろうと、ミッキーという種類で胃の中で風船を膨らませるもののボタン型をつけました。その後少しでも家の近くにと、個人病院に転院し、そろそろ、胃ろうの交換の時期なので、相談しました。その病院に出入りしている業者ではその種類は扱っていないと言われ、しかも風船の水を抜いて交換できることも知らないようで、胃カメラを飲む話をされました。前の主治医に聞いた事を話ましたが、風船の水が抜けなくなる事も多いから、この種類はあまり使われていない、というような事も話されました。以前入院していた病院にも問い合わせましたが、そんなに特殊な種類のものではないし、父には(麻酔なしでは、口が胃カメラを飲めるほど大きく開かないので)やはりその種類が良いというお話を聞き、現在入院している病院がきちんと判っているのか心配です。胃ろうの種類や皆さんはどのようにしているのか教えてください。

[No.1373のレス] Re:ミッキーですが。 From:太朗 2005/04/11(mon) 17:50:04 [HOME]

陽さん こんばんは  開業医の太朗といいます.
PEGチューブの種類は,いろいろあり(http://www.peg.ne.jp/eiyou/peg/about.html)おのおの一長一短はあり,全国的には「このチューブは珍しい」という物はないと思います.ただ使用されているチューブは,地域によっては差があるのかも知れません.主治医の医師の方法に疑問が感じられるときは,疑問を解消するような働きかけが非常に重要ですが,お父様の場合は以前入院していた先生にもう一度疑問点を話していただき,陽さんの要望を診療情報提供書として現在の主治医の先生にお渡しするのも良いかも知れません.

[No.1373のレス] Re:ミッキーですが。 From: 2005/04/12(tue) 00:28:52 [MAIL]

 太郎先生。早速の返信ありがとうございました。父が入院して以来約2年半、医師看護師との関係に悩んできました。私は前の病院で言われたことを、情報として医師看護師に話しているつもりで、イヤミを言っているわけではなくても、プライドの高い医師看護師には、露骨に嫌な顔をされたりする事も多くて、一緒に考えたり調べたりくれたらどんなに気持ちが楽だろうかと思います。(もちろん本当に有難いやさしい先生もいらっしゃいました。)話がずれてしまいましたが、とにかく助言ありがとうございました。以前の病院の先生とも相談したいと思います。もっと早くこのサイトを知りたかったです。気管切開についても同じようなサイトがあれば有難いです。

[No.1373のレス] Re:ミッキーですが。 From:いわさき 2005/04/13(wed) 13:11:12 [MAIL]

ミッキ様はじめまして、「医師看護師との関係に悩んでいます」・・・「情報として話しているつもり」は転院される時に大事な事は申し送られていますから聞かれた場合は話しますが、不必要だったのでしょうか。正直悩んでいらっしやる方は多くいらっしやいます。脳梗塞で入院し頭の治療が終わり転院なさったのですね、新しい病院は脳外科ではないですねよね、ここで病院の体質が違ってきます。処置の仕方全てが違って来ますからお父様のためにもDrと良く話されて良い関係を築いて下さい、命を救ってくれる方ですものきっと家族と同じ温度になってくれますよ。相手を変えるのではなく自分が変わる事でお父様も安心して療治出来るのですから。頑張りましよう。
経験者かです、気を悪くなさらないでください。





[No.1374] PEGお役立ち論文,他薦紹介 From:太朗 2005/04/11(mon) 17:50:47 [HOME]

みなさんこんばんは 開業医の太朗です.
今月号の日本消化器病学会誌に,下痢を起こしているPEG症例に対しての検討が報告されています.この報告ではPEG症例における下痢の場合,Clistridium difficileの関与は希なものではなく,Clistridium difficile関連下痢症の可能性を念頭に対応すべきと提唱されています.経管栄養の方が下痢をされると,滴下速度を落としたり固形化をしたりとスグ対処に結びつけがちですが,やはりその原因をキチンと考察すべきと改めて感じさせられました.お薦めの論文です.
 ↓
足立聡,大浦元,蛭井智栄子ら:PEG化経腸栄養患者における下痢症の検討 ーClistridium difficileの関与についてー.日消誌 2005; 102: 484-485.