[No.1259] 注入前の胃瘻開放について From:さとみ 2005/01/01(sat) 23:13:55

内科病棟に勤務している看護師です。病棟には10名の胃瘻患者様がおられます。ほとんどの方が一日三回の注入をされています。医師の指示で、注入一時間前にチューブを開放しています。排液用の袋には輸液セットの空袋を使用しているのですが、一日に使う輸液セットの数も少なく、市販のビニール袋を購入したりしています。何か良い方法がありましたら教えていただけませんか?

[No.1259のレス] Re:注入前の胃瘻開放について From:まっくぱぱ 2005/01/02(sun) 15:11:28 [MAIL]

注入1時間前の開放とのことですが、多分ガス貯留による嘔吐を予防するための措置なのでしょうね。
極端な事を言えば、注入直前に胃内を吸引することで代用しても良いのではないでしょうか?主治医とご相談いただかなければいけませんが・・・。
また、開放する場合の先端ですが、別に(医学的な意味で)清潔なものである必要も無いと思います。水分バランスの計算や、清潔さ、安全性を考えると、コストの問題はありますが、閉鎖式の蓄尿バッグが扱いやすいでしょう。そういったことを気にせず、簡便にしようと思えば、蓄尿ビンや膿盆(ってこの字で良かったでしょうか?)でも良いのではないでしょうか。
まあ、必ずしも開放が必須ではないと思いますので、個別の患者さん毎に対応されてはいかがでしょうか。Aさんはほとんど排ガスも排液も無いし、嘔吐したことも無いので開放はしないでもいいよとか、Bさんは必ず開放してから注入しましょうとか。
ただ、なんだか1日3回の注入と各1時間の開放とで、日中は移動も清拭・入浴も制限されているような気がします。少し視点を変えてみて、全体的な見直しをなさってはいかがかなあと感じました。参考になれば幸いです。

[No.1259のレス] Re:注入前の胃瘻開放について From:さとみ 2005/01/02(sun) 22:07:45

まっくばばさん、ありがとうございました。私も以前から全ての人に開放が必要なのか疑問に思っていました。体位交換の時に袋に溜まった胃液がこぼれたり、衣類が汚れたり・・
一度主治医に相談してみます。また、注入直前の吸引もカンファレンスにかけてみようと思います。

[No.1244] PEG適応と家族の選択肢 From:おしどり家族 2004/12/17(fri) 00:00:49

 こんばんは、お話を聞かせてください。
父は高血圧症の治療で25年以上も前に通院を始め、2年後に姉(伯母)の葬儀をきっかけに脳出血…このときは障害が出ず、自己管理を徹底するよう家族が食事も含めて管理にあたりました。しかし、その3年後買い与えた血圧計も使用せず、再度脳出血を発症、左片マヒ及び左方視野欠損が残りました。その際治療・リハビリに専念すべく、現在の病院の近くに家族で転居、母が介護に専念・私は仕事に支障をきたしつつも勤務時間をやりくりし23年間医療機関に勤務しました。専門は検査及び保険請求です。
その後8年ほどの周期で梗塞も含めた再発を繰り返し、先月また意識低下により家族が直接救急外来に搬送・検査後即入院となりました。
 問題は入院翌日から発熱、脳梗塞の治療もそこそこに感染症の治療が開始されガンマグロブリン投与の承諾、中心静脈栄養の承諾を求められ、現在PEGを強引に勧められています。感染症の原因菌は抗生剤投与後のため検出できず、CRPや白血球の炎症検査値は一時かなり上昇したようです。そんななか、入院後一週間で普通食の夕食事開始、翌朝吐き戻して絶食となりました。その際投薬の飲水などは止められておらず、血流改善薬を経口投与しておりましたが数日後絶飲食禁止となり酸素吸入、脳浮腫改善薬点滴、中心静脈栄養により発熱低下を待ちましたが現在も37℃〜37.5℃の発熱が継続しています。
 現在の状況は入院後1ヵ月以上経過し意識も安定、嚥下障害は皆無、IVHとともに食事は毎食ゼリー食ですが完食、自分でもっと食べたがっている他自分でベッドに腰掛けようとしますが大腿部よりIVHしており排尿もバルーンを使用しているため動きがとれません。その上、家族による飲料水投与が「誤嚥性肺炎」の原因として家族の食事介助はナースの申し合わせにより禁止されています。もちろん担当医は肺炎の原因は家族の飲水介助の結果であることを否定しています。今現在酸素吸入は取り止め、点滴、抗生剤、抗痙攣剤は薬剤性肝障害・耐性菌検出のため見合わせ、IVHとゼリー食のみが栄養手段です。
 家計の苦しい中、盆・暮れのリハビリに対する付け届けもし、家族が24時間介護し週2回のデイサービスも受けていた父ですから、体調の少しの変化も家族は見過ごしませんし、今回の入院もMRIの画像から超早期の入院であったことを窺わせます。それでも看護士が食事介助を認めなかったり、病状カンファレンスではっきりとPEGを断ったにもかかわらず、翌日副院長が担当医と共にPEGを勧める理由が見当たりません。 一部の看護士の日常看護を見ていると益々スタッフへの信頼が揺らぎます。自力で食事をしだして痰吸引の必要もなくなり、体力も急速に回復しつつある現実をもってしても、侵襲をともなっても、患者のQOL、家族の負担軽減に繋がるものでしょうか?
どうか識者のご判断をお聞かせください。長文失礼しました。

[No.1244のレス] Re:PEG適応と家族の選択肢 From:魔子 2004/12/17(fri) 14:34:15

おしどり家族様、はじめまして。内科医の魔子です。
急変から1ヶ月近くたち、家族の目からは回復してきているように見えるのに、ドクターや看護婦からは違った見方をされていることへの戸惑いおよび憤りが感じられますが違うでしょうか。
まず一番は、主治医の先生ともっと話をしてみる必要があるように思います。ゼリー食を食べることが出来ており、しかも自分で食べることが出来るようになってきているのに、なぜ胃瘻なのか・・・・?!むせもなく食べているように見えて、実は不顕性の誤嚥を繰り返していることがあるので、そのあたりをただ単に心配しているのか、実際に誤嚥があるのかなどもっと突っ込んだ話を聞いてみてはいかがですか?
これまで、ご家族でしっかり介護をしてきて、自分たちなりのやり方があり、お父様もそのやり方に慣れておられると思います。病院の対応の仕方で気になることがあるようなら、はっきりと、「これまで家では、・・・のようにしてきたので病院でも出来るだけ・・・のようにして欲しい」というように具体的に申し出られてはいかがですか。病院のスタッフと家族がうまく協力して看護・介護をしていかないと、一番つらい思いをするのはお父様だと思います。
納得いくまで、じっくり話し合われて、いい方向に進むことを願っています。

[No.1244のレス] Re:回答感謝いたします。 From:おしどり家族 2004/12/17(fri) 21:41:31

魔子先生、レス並びにお気遣いありがとうございます。

ナースサイド、主治医、経営サイドのドクターで病状の判定は異なります。付き添いの可否についても主治医はOK、ナースはNOの判断でした。話し合いでもお互い納得いくまで話したうえでお断りしたはず(PEG)でしたが、後刻再三手術の受諾を求められています。

◎現在受けている介護サービスの全部もしくは一部が受けられなくなる。
◎現在10日間もプリン一個程度のゼリー食を続けて迅速に完食、誤嚥の兆候は一切なく、本人も自力食事摂取の増加を希望しているが、叶えられていない。
◎病院側は本人・家族の将来のためと説明するが、検査の回数や方法、これまでの治療手順からIVH・PEG・慢性疾患治療センター入院手続きがセットで予め組まれており、診療報酬目的の手術の可能性が高い。

概ね以上がPEG実施を家族が断っている理由です。
また度重なるPEG実施受諾要請に家族は脅威を感じており、付き添い・面会の禁止されている夜間の病状急変に神経が休まりません。病院も慈善事業ではなく利益をあげなければならないであろうし、その説得能力がドクターの評価・査定に反映するであろうことは想像に難くありません。日々ドクターに日参されても受諾できないものは受諾できません。広範な脳梗塞=PEGの説明もドクターの説明不足を感じております。

PEGの普及を目的としたこのページの談話室でこのような質問をするのは不躾な行為かも知れませんが、ヒヤリ・ハットのミス防止取り組みをしている病院でも依然としてミスの隠匿をすることが多かったり、診療報酬最初にありきの治療手順が組まれることがあることも事実であると思っています。

[No.1244のレス] Re:PEG適応と家族の選択肢 From:魔子 2004/12/17(fri) 21:58:47

おしどり家族様の病院に対する不信感を目の当たりにして、何だかとても悲しく感じたのは、私だけでしょうか・・・・。これまでのまた今の対応にそこまで不信感を持ておられ、疑心暗鬼になっておられるのなら、その病院での継続加療は不可能なように感じます。
私は今でこそ、自分で経営し、自分なりのポリシーを持って19床ですが有床診療所を運営しています。でも、その前は、勤務医も経験し、理不尽なことを言う経営者に楯突いてきたこともありました。でもその院長も経営者といえども、まずは医者であり、きちんと説明すれば理解してくれる人ばかりだったので、おしどり家族様が言われるように診療報酬目的の治療なるものは、基本的に存在しないと願いたいと思います。

[No.1244のレス] Re:PEG適応と家族の選択肢 From:J-Cross 2004/12/17(fri) 22:02:18

おしどり家族様、お父様のこと、いろいろとご心配やお悩みのことと拝察いたします。 私は、患者ですから「医学的・医療的なことは、わかりません」 しかし、介護サービスのことは、少しは理解している者です。
PEGをお断りになっている理由の一つに、「介護サービス」を受けられなくなる、というところが気になりました。
介護度と家族状況を「訪問調査員」が正確に把握していれば、PEGの手術そのものとは関係なく、受給継続可能と思うのですが・・。
また、もし、現在、ご入院のところに「医療ソーシャルワーカー・相談室」のような部署はございませんか。と申しますのも、「おしどり家族様と主治医・Ns」とのよき関係作りをする第三者が介在すれば、少しでも「気の休まる間の無い看病生活」をお助けできるのではないでしょうか。
どうぞ、風邪の季節、お父様ともども、ご家族の皆様もお大事になさってください。

[No.1244のレス] Re:回答感謝いたします。 From:おしどり家族 2004/12/18(sat) 23:26:52

魔子先生、再びのレス恐縮です。
J-Cross 様、ご提案感謝いたします。

世の何事にもれず多くの人々は真摯に医療の充実に腐心されておられると思います。家族が病院の体制に不満を抱いていても、それはナースを含め限られた人々に対してのものです。

変化がありました。これまで一度も誤嚥を経験していない本人なので食事に変化をつけて様子を見守ることを前提条件として、問題があるならばPEGを受諾するようにしました。ゼリー食が毎食一個から五個に急増しました。それでもあっさり完食し、水分を欲しがっています。

来週にでも介護サービス・今後の自宅介護(現在でも車椅子で移動可能)も含めて市の相談センターに出向くつもりです。最終結果は追ってお知らせします。ありがとうございました。

[No.1244のレス] Re:PEG適応と家族の選択肢 From:J-Cross 2004/12/19(sun) 10:25:51

おしどり家族様、変化があってよかったと感じています。それまでに、ご家族が「病院にいることそのものがストレス」となること、誰が悪いと言うことでなく、充分に察せられます。
在宅へむけて、お父様とご家族がのぞむ生活ができるように「訪問看護・リハ」など在宅医療サービスと「訪問介護」などのサービスがうまく組み合わされて利用できるといいですね。 一日も早く「落ち着いた、安楽な生活を取り戻されますように」祈ってます。

[No.1244のレス] Re:PEG適応と家族の選択肢 From:おしどり家族 2004/12/31(fri) 21:54:18

報告が遅くなりました。
父はその後順調に回復、三分粥・五分粥・全粥と日に日に進み意識レベル、体調は梗塞前と同等になりました。長かった発熱も本日終息しました。

 家族のことは家族が面倒を見る。私たちが当たり前のように思っている家族の介護は社会一般では古い概念になったようです。障害者や老人はお荷物と考えて介護や同居を嫌がる人達には胃婁増設は手軽だし、誤嚥を繰り返す嚥下障害のある患者さんには福音となる手術も不要な患者にとっては治療期間・入院を長引かせるだけの行為だと思います。

 父の通院していたリハビリ病院は新規に慢性疾患治療センターとして遠隔地に新設・統合されました。今回の父の梗塞はその移行期の一週間に発症したものです。したがってグループ本院の救急外来で診察、従来の脳外科ではなく内科入院となりました。主治医は若く経験の浅い医者で私の質問には全て「梗塞が広範ですから」以外答えたことがありません。また、期間や許認可に関しては即答できないと全て回答保留、施術は全て非公開でした。私は父の体調不良をきっかけに医療の道へ進みましたし、従妹や親戚は私に続いて看護士や医者になりました。趣味仲間も医者が多いです。それでも最初の2週間は何の口出しもせず、経過を見守りました。ですから疑心暗鬼などではなく確信から発言したつもりです。私の申し出どおり自力摂食で急速に体力を回復、お茶や水分も普通に飲んで何の支障もありません。そのため、その回復ぶりにあちこちから看護士たちが見物に集まりました。しかし飲水許可、家族による食事介護の許可が遅くなったため筋力が随分と低下し自力で直立することが困難となりました。これからのリハビリが遅れただけでなく、一通り治療が終わったので年末・年始を控えているにもかかわらず退院を示唆されました。治療のきっかけとなった発熱の原因もわからず、平熱に戻る前に…。
 J-Cross様にご心配いただいた件で市のケースワーカー及び病院専属のケースワーカーとも話をし一旦退院自宅療養で支障がでるようなら再度慢性疾患治療センターで急性期リハビリを受けることが出来るようになりました。この話も当初は転院でなければ受けられないサービスとされていました。また、胃婁・導尿患者の受け入れに制限のある施設が存在するのも事実です。それに一定期間以上の入院によって受給停止となる手当てがあることも事実です。それら全てと治療の見込みメンタルな部分までフォローできて総合医療と言えるはずです。輸液中の高血糖により糖尿病、検査値の高低のみで高・低***血症、患者の状態を何一つ判断せず、画像検査・生体試料検査値のみでの診断はばかげていると思います。なおかつ医療という名目の暴力が密室で行われていることが新聞・TVで報道される昨今です。早く患者本位の治療体制が確立されることを切に願っております。
 こちらにおいでの関係者の方々はそれらを排除する立場の方達であると考え、よき新年を迎えられますようお祈り申し上げます。ありがとうございました。

[No.1244のレス] Re:PEG適応と家族の選択肢 From:魔子 2004/12/31(fri) 22:47:08

おしどり家族さんのコメントを聞いているととってもつらく思うのは私だけでしょうか・・・・。
医療に携わるものとして、一般論や自己の経験に基づいて事故のないように無難な方向に治療計画を進めていきたいと思うのが本音でしょう。それを、「そんなことしなくてもほら良くなったでしょう!!」と言われたら手も足も出ないでしょうね。
私はどちらかと言うと、冒険するほうで、看護サイドから無謀と言われ、「いいよ。私が介助するから!」と自分で抱え込んでしまうほうです。そして良い経過をたどれば、看護サイドに少しづつバトンタッチしていきます。看護サイドはそれまで無謀と言って手を出さなかったことは水に流して、協力してくれるように徐々に軟化させていくだけの技も取得しました。
経験も少なく、上からの半分言いなりの主治医には、きっと結構しんどい患者様だったのではないかなと思います。家族からはかなり理論的に詰め寄られ、上からは無理難題を押し付けられる。またどちらも説得するだけの知識も技能もなく・・・・。彼が(彼女かな)これから、もっと経験もつんで、いいドクターになることを願っています。
おしどり家族様、今度万が一入院する事態になっても、その病院だけは選択されないことを申し上げておきます。きっとまた同じようないやな思いをされるでしょうから・・・・。
おしどり家族様と同じ視線で診てくれるドクターもきっといると思います。早くそのような先生にめぐり合うことを祈っております。

[No.1255] クリーニングブラシについて From:りっつ 2004/12/25(sat) 01:03:45 [MAIL]

障害病棟に勤めている看護師です

最近PEGの患者様が非常にふえてきました
酢水の管理、カマのチューブ劣化。。。などなど
文献やこのHPで勉強させていただいています

先日PDNで販売しているクリーニングブラシを
購入しました
この使用方法についてですが
チューブ式のPEGの人でどうしても
閉塞がちになる患者様に使用したいと思うのですが、、、
チューブの破損、ブラシの挿入の長さの限度など
また洗浄後チューブ内の汚れが胃に入るのは大丈夫なのか?
などいざ使用しようかと思うと色々な心配が出てきました
クリーニングブラシの使用のマニュアルというか
一般的使用方法など、現在使用している人がいましたら
教えてください
お願いいたします

[No.1255のレス] Re:クリーニングブラシについて From:太朗 2004/12/27(mon) 21:48:26 [MAIL] [HOME]

りっつさん こんばんは  開業医の太朗といいます.
ブラシを使用するときは予め胃瘻チューブの長さを確認し,その長さ以上挿入しないよう配慮しながら洗浄します.ただあまり頻回にブラシ洗浄が必要となる場合はチューブの使用期間を御確認下さい.古くなったチューブは詰まりやすいので交換の時期かも知れませんよ.チューブ内の付着物を胃に入れることに関しては,気持ちの良いことではないですが,実害に関してはあまり耳にしたことがありません.クリーニングブラシのマニュアルは,どこかにあるのかな? PDNさんが教えてくれるのかも知れません.

[No.1255のレス] Re:クリーニングブラシについて From:りっつ 2004/12/30(thu) 01:01:31 [MAIL]

太郎さん返信ありがとうございます

挿入の長さ、使用期限等は気にして考えたいと思います
どこかの文献で
ブラシは20FR以上のPEGに使用するように・・
っというものを読んだ気もしたのですがちょっと記憶が定かでなかったもので悩んでいました

太郎さんのレスも参考に
もう少し調べてみて使用してみたいと思います

[No.1258] 胃チューブについて From:バース 2004/12/29(wed) 23:14:09 [MAIL]

総合病院の看護師です。最近バイトにみえた医師が経口訓練中にも適している胃チューブがあると話をしていました。時々来る医師のため、詳しいことが聞けず困っています。
そのチューブはガイドワイヤー付きで詰まりにくく、経口訓練でもさほど気にならないと聞きました。最近胃ろうを造設後病状が良くなり胃ろうがじゃまになる方が数名続きました胃ろう造設時期が早かったのかな。また経口摂取が出来るようになって退院の話がでると、チューブが入っていることが在宅を躊躇される家族もいらっしゃるのでそのチューブを試してみる価値はあるのではないかと思います。情報・意見をお願いします。

[No.1256] 腸閉塞。。 From:もどき 2004/12/25(sat) 02:27:37 [MAIL]

初めまして。小腸下部の腸閉塞にイレウス管での治療をされているんですが。癌性腹膜炎と1年前に虫垂炎破裂による腹膜炎をおこしておりかなり腸管癒着がひどいためか・・イレウス管をマックスまで挿入しているにもかかわらず虫垂60cm手前ぐらいからまったく進ますイレウスが改善されません。主治医いわく腸がガチガチだからスムーズにイレウス管が進まないと。。癌は肝臓。脾臓。下行結腸にもあり腹水も1ℓぐらい溜まっているとの事です。PEGを入れてイレウス管などを使ってのイレウス解除の治療は出来る可能性はあるんでしょうか?
胃は10年前に胃がんで3分の2切除されています。
鼻から入れているイレウス管がかなり苦痛なのですが。。
OPは無理だとしたらイレウス管での治療法しかないんでしょうか?
誰かどんな事でもいいのでアドバイスまたは似たような症例でもいいので宜しくお願い致します。


[No.1256のレス] Re:腸閉塞。。 From:太朗 2004/12/27(mon) 21:52:23 [MAIL] [HOME]

もどきさん こんばんは  開業医の太朗といいます.
患者様を見せていただいていないので,詳細は主治医の先生にお聞きいただければと思いますが,一般的に腹水がある場合は胃瘻の手術は困難な事が多いと思います.胃瘻は胃の壁とお腹の壁をくっつけた状態を保つことが重要なので,腹水があると腹水に邪魔をされて壁がくっつきにくくなるからです.

[No.1256のレス] Re:腸閉塞。。 From:まりこ 2004/12/29(wed) 15:03:15

 内科医のまりこと申します。以前は総合病院の消化器内科に勤務しておりましたので、同じような患者さんを担当したことがありますが、かなり大変な病状ですよね。さぞかし、お辛いことでしょう。
 残念ながら、癒着があちこちにある状態での腸閉塞を、うまく減圧するのは困難です。現時点で、下行結腸の腫瘍のほうが閉塞の主因であるなら、肛門から内視鏡を使って別の減圧チューブを挿入することで、ある程度の効果は期待できます。
 小腸のほうが主因とすると、やはり経鼻あるいは経口でのイレウス管が、体への負担はもっとも軽いでしょう。鼻からチューブを入れていると、かなり苦痛が強いと思います。ので、口から挿入することもあります。常時、口を軽く開けておくことにはなりますが、経鼻よりも苦痛が少ない患者さんもありますので。ただ、今入っているチューブを交換すること自体、ちょっと難しいかもしれませんね。
 過去には、癌性腹膜炎で多量の腹水がたまり、どこが閉塞しているかわからないほどの腸閉塞で苦痛があった患者さんに、局所麻酔で小腸の一部を切開して減圧チューブを入れたこともありました。小腸が拡張して、腹壁からすぐ下に腸管が見えるくらいになっていて、注射針を刺せばすぐ小腸内に入る、という状況でした。一時的にはかなり楽になり喜ばれましたが、かなり危険な処置ではあります。
 むしろ、病状が進行して腹部膨満などの苦痛があるのであれば、モルヒネ等を駆使して苦痛を除く処置をするほうが、現実的のように思われます。
 こんなコメントしかできず、すみません。少しでも苦痛が緩和されることを願っております。

[No.1206] 胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:まさ 2004/11/24(wed) 21:44:32 [MAIL]


この談話室でお聞きして良いことなのか、既にご相談されている内容と重複して
しまうかもわかりませんが悩んでいまして書き込みさせて頂きました。
私は32歳なのですが私の祖母(87歳)が7月に脳梗塞になりまして(程度としては
軽い方と聞いています。もちろん高齢ですので程度は関係ないかもわかりませんが)
7月に入院して現在ちょうど4ヶ月経過しました。
その間に軽いのも含めて肺炎に3回なっています。何回か食事(くず湯)を試みていま
して(リハビリの先生には飲み込む能力は残っているとお聞きしています)先月の
下旬に2週間ほど1日3回、数口の時もありますがくず湯を上手く飲み込めていた
と思うのですが先月下旬に口の中がゴロゴロ言っていたのでタンを取ってもらったのですが
(鼻から)凄くむせましてそれから咳をするようになり翌日か翌翌日にレントゲンを
とって調べていただいたところ軽かったのですが肺炎になっていました。
タンをとってもらった際に唾の飲み込みから肺炎を発症したのか、2週間の間に蓄積
されてなったのか、それとも他の原因なのかわからないのですが(食べなくても
唾だけでも飲み込みが悪いと肺炎になると聞きました)主治医に慢性になっている
から食事は厳しいと言われました。(食べられそうなんだけどなぁとも言われるのですが)
入院当初からですのでIHVの24時間点滴を4ヶ月近くしています。
最近は血圧も不安定で一時期シリンジでニトロールと言うのを?していました。
ここ2日ほどは落ち着いています。点滴だけでの寿命は半年から長くても一年と
主治医に聞きました。このまま点滴だけで行くか、胃ろうも選択の一つかと
思って悩んでいます。ここの談話室に書き込みされるほどんどの皆さんがそうかと
思いますが本人に意思表示があって聞く事が可能なら良いのですがそれが無理なので。
点滴だけだと時間が限られていますので胃ろうを選択の一つとして考えている
のですが胃ろうを選択する際に悩むのがした際の影響、副作用と言いますか
そう言った悪い事が無いかと言う点です。
高齢と言う事、4ヶ月もほとんど食べていない事から体力的な事、血圧など。
小さいと言っても手術には違いないかと思いますので。
ここで何度も書き込みがあるご質問内容かもわかりませんがそう言った点
について教えて頂けないでしょうか?
余談になりますが祖母は私の母方の祖母なのですが私の母親は小さいときに亡くなりまして
60歳を過ぎてから祖母に大きくしてもらいました。
急な入院と言う事もありもう一度生きて家に連れて帰ってあげれたらと思っております。


[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:魔子 2004/11/25(thu) 10:23:47

これまではきっとお元気な方だったのでしょうね。文面からも、どうしたらいいのか悩んでいる様子が伺われます。
でも悩んでいても進んでいきませんよね。もう一度家につれて帰ってあげたいと言うその想いのためには強く決断していきましょう。
お口から食べる様になるのは、一日二日で出来るようになることではないので、気長に考えていくことが肝要だとおもいます。
そして次に、どのような状態であれば、家に連れて帰ってお世話してあげれるのかを考えましょう。
まさ様は32歳との事ですが、ご家庭や、お仕事のことなどを触れておられないので、わからないですが、24時間おばあさまに付きっきりになれますか? 
胃瘻にしても、ポート(在宅でよく使われている埋め込み型のIVH)にしても、今のおばあさまのADL(ほとんど寝たきり?)では、ある程度介護力がないと在宅での介護は難しい様に思います。一人で抱え込んでしまわないで、介護を手伝ってくれそうな方はいませんか? 介護保険でいろいろ利用できても家族の負担はかなりのものと思います。でも、このあたりがクリアできていかないと、前に進んでいけないのではと思います。
まさ様が聞きたかったことと少しずれてしまったかもしれませんが、ちょっと気になったので・・・。

[No.1206のレス] 皆さん、悩んで決断されます From:まりこ 2004/11/25(thu) 11:42:15

 内科医のまりこと申します。私の病院では1年に40〜50人の方の胃瘻を造っています。昨年は、下は50台から最高は99才でした。ほとんどが、まさ様のおばあ様のような状態の方で、ご自身での意思表示はできません。この談話室でも同じような経験をされた方の投稿が時々ありますが、「造ってよかった」という方と、思わぬ合併症に苦労される方と、色々と思います。
 「一度家に連れて帰る」ことが目的であれば、私の地域では、IVHのままでも在宅療養は行っています。もちろん、ご家族にポンプの扱いや点滴の交換を覚えていただきます。ただ、胃瘻の方に比べると発熱しやすかったり、栄養状態も改善しにくいので、「何とかもう一度元気になってもらいたい」ということを目的にするのであれば、経管栄養のほうが望ましいと思います。
 もちろん、ご心配のように、合併症がないわけではありません。過去のことではありあすが、胃瘻造設の翌日に亡くなってしまった患者さんも経験しました。無事に術後の期間が過ぎてからも、胃液が漏れて皮膚炎を起こしたり、胃瘻にしたにもかかわらず食道や気管への逆流のために肺炎を繰り返す、など対応に難渋する患者さんもあります。
 私の勤める病院は、脳卒中後遺症の方が多く集まる病院なので、似たような方と毎日のように接します。ご家族に胃瘻をお勧めしたばあい、20人のうち18人くらいは、最終的に同意されますが、1〜2人くらいは「このまま点滴だけで」とか「もう年なので胃に穴をあけてまで長生きさせたくない」とおっしゃり、そのまま看取ることを希望されます。ご本人がお元気だったときの言動なども参考に、ご家族が決断するしかないわけですが「正解」というものはありません。おそらく、胃瘻を造れば造ったなりの、造らなければ造らないなりの後悔は、どうしても残るものなのだと思います。
 まさ様のおばあ様のような患者様の場合、私が主治医なら、よほど栄養状態とか心臓の状態が悪いのでなければ、胃瘻を造設して栄養をつけながら嚥下訓練も継続する、ということをお勧めするかと思いますが。
 合併症などは、よくよく主治医の先生とご相談ください。
 経過がよくなることを、お祈り申し上げます。

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:まさ 2004/11/25(thu) 22:15:10 [MAIL]

魔子さん、まりこさんアドバイスありがとうございます。
身内でもないのに親身な本当にご親切にご意見を頂いてありがとうございます。
私は32歳なのですが独身で祖母が病気になるまでは2人で生活をしていました。率直に言いまして魔子さんのおっしゃるような24時間付きっきりと言うのは無理かと思います。
仕事をしないと生活して行けないのが一番の理由です。
他に24時間見てくれる人と言うのもいていません。
仮に胃ろうを選択した場合は現在入院している病院で既にお一人ですが入院されておられる方がおられますのでそちらでお世話になるか介護度5なのですが病気になる前からデイサービスを利用していましてそちらの施設の特養でお世話になるかになるか(既に2名いているそうですのでこれ以上管理できるかどうかは難しいかもと聞いています)になると考えています。一般の病院ですと3ヶ月経過すると転院となるみたいですがこの辺りは胃ろうを選択するのであれば事前に今の
主治医にご相談する事を考えています。
まりこさんご指摘のように栄養状態が悪いからと聞いていますが足や顔にもむくみがみられます。
既に4ヶ月経過していますので栄養面や体力面からも決断を迫られていまして毎日悩んでいます。
もちろん悩んでいるだけでは前に進みませんので昨日も紹介状持参で胃腸の専門病院(自宅から40分くらいかかります)に
医療相談に行って来たのですがもっと近くでした方が良いと
言われました。今の主治医の先生には予約を取っておいてその日に胃ろうをして頂く病院に行ってその日の内に戻ってくる事が可能と聞いていたのですがこちらの病院では数ヶ月入院することになるとお聞きしました。
近くに同じく総合病院があるのですがこちらを薦められました。近いのが理由なのですがこちらの病院がその1日で帰って来れると言う病院でして一般的に手術と言えば何日か入院して状態を見てそれから手術と思っていましたのでちょっと怖い気がして、、
今入院している病院とこの総合病院は直通と言いますか行き来があるので今の主治医に聞いて事前に知っている先生を紹介して頂いて一度お会いして色々お聞きしようと今日の時点で思っています。
まりこさんのおっしゃいます通りする、しないどちらを選択しても厳しい選択になると思っています。
合併症など先生にお聞きする事かと思いますが実際にはどのような事が考えられますでしょうか?
小さい手術とは言われていますが手術は手術ですのでやはり心配です。

[No.1206のレス] (^-^)Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます(^-^) From:平成の一休さん 2004/11/26(fri) 12:05:54 [MAIL] [HOME]

”まささん”初めまして、魔子先生・まりこ先生お疲れさまです。平成の一休さんです。この度のご相談はジャッジに苦慮する事案だと念います。このような場合突破口として表層真理・深層心理の視点から何かヒントがつかめないか次の点を箇条書きにして見ました。

●手術(オペ)にはリスクがつきものです。
●薬を服用するにもリスクがつきものです。
●主治医が診断するにもリスクがつきものです。
●検査するにしてもリスクがつきものです。
●入院中でもリスクがつきものです。
●通院中でもリスクがつきものです。
●在宅療養中でもリスクがつきものです。
●訪問介護でもリスクがつきものです。
●治療方針を決定するのもリスクがつきもです。
●ましてや健康な時だってリスクがつきものですよね。
・即ち
●今、患者様は自分の意思を伝えられないと勝手に周囲が決め付けているだけで、真実の姿が見落とされているような気がします。つまり患者様が呼吸を続けている限り「もっと生きたい・生かして欲しい」との意思表示だと念います。
●人間は生きている以上何かリスクを背負って生きているのです。言葉は話せなくとも意思表示は出来なくとも、例えベッドの上であろうとも、今現在生きていらっしゃること事態が「生きたいというシグナル」を読み取ることが尊厳に繋がると念いますが!。

(;¬_¬)じ〜っ・・・/合掌三拝/平成の一休さんでした。


[No.1206のレス] 合併症 From:まりこ 2004/11/26(fri) 17:28:24

 まさ様へ。「合併症」を気にしておられるようですので、その点について。私の病院で、事前に患者さんやご家族にお配りする説明書の一部を抜粋します。

●臓器損傷・出血など(まれですが、危険なものです):内視鏡画像と体外からと二方向からチェックしつつ、細心の注意で穿刺部位を決定しますが、内部の血管や臓器を損傷し大出血をきたして生命にかかわる危険を生じることがあります。また、器具と接触している胃内に出血性潰瘍ができる例もあります。
●瘻孔の感染(ときどき生じます):処置の性質上、腹壁の表面以外は充分に消毒することができませんので、瘻孔部に細菌感染を起こすことがあります。通常は抗生剤の点滴や局所的な処置で改善しますが、胃瘻の使用を中止せざるを得ないこともあります。
●器具の逸脱(まれですが危険なものです):腹壁と胃壁の完全な癒着には2〜4週間かかります。その前に器具がはずれると「胃に穴があいた」状態になり、腹膜炎を起こします。その際には集中的な治療が必須であり、緊急手術を要することもあります。

 とまあ、こんな感じでしょうか。医療者側としては不測の事態に備えるために、合併症については厳しめにお伝えすることが多いので、ちょっと怖い表現になっているかもしれません。実際は前回お伝えしたように、大部分の方は、怖い事態には至らず退院されるのですが。ご参考まで。

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:まさ 2004/11/29(mon) 21:54:18 [MAIL]

平成の一休さん、まりこさんありがとうございます。
今日近くの胃ろうができる総合病院の内科の先生にお会いして色々と聞いてきました。やはり合併症の可能性もゼロではないということでした。最近血圧が不安定でして今病院から帰宅したのですが夜の血圧が150/110でした。
内科の先生も血圧が200くらいあるようなら無理との事でした。胃ろうをする場合は今入院している病院ではできないので近くの総合病院でする事になるかと思うのですが(術後の事を考えると近くの方が良いと思って。消化器系の専門病院にも先週行ってご相談したのですが理由はわかりませんが
近くが良いと言われました)胃ろう手術の予約をして当日行って胃ろう手術をしてその当日に戻ってくる事になるとの事でした。もちろん手術中に合併症などがでれば別ですが。
当日の体調や実際に胃カメラを入れてみないとできないタイプの患者さんもおられるとの事でした。
不安としてはやはり合併症(特に外から穴を開ける際に動脈
を傷つけないか)と血圧、それとカメラを飲んだ経験がありませんので(タンを取って頂く際に口にチューブを入れるだけでもおえっとなって吐いた経験も何回かあります)
その辺りこ事とカメラを飲む際に体内に傷をつけないかなど
と思っています。色々言えばきりがないのは分かっているのですがやはり正直言って不安です。
2、3日前から尿が濁っているらいしのと量も少ないので
(1100の24時間点滴で700くらい)尿の検査を今日してもらつています。(すいません。胃ろうと関係ない話ですね)
血圧など容態が落ち着いてからになると思いますが既に4ヶ月経過していますのでゆっくりする余裕はないと思っています。毎週水曜日の午前中で胃ろうの予約となるとの事です。
難しい選択です。

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:凛々子 2004/11/30(tue) 01:07:05

不安、悩み・・・お一人で抱えるには重過ぎる決断をしなければならない、まさ様のお気持ち、我が家も1年前は、命の決断の苦しみのなかにいました。なかなか決断ができず、結局は胃婁増設可能か全身状態の検査をしてから決断をしてもと数日間先延ばしにして悩みました。担当の先生を信じ、リスクや増設後のケア、施設または在宅での管理など質問攻めした覚えがあります。いろいろとお話しているうちに、この先生なら絶対・・・と信頼して造っていただきました。いろいろな合併症の恐怖もありましたが、なぜか成功すること以外予測ができませんでした。どんな結果になっても、後悔だけはしないと自分に強く言い聞かせて今日まで介護が続いております。胃婁を造ったことでの後悔、造らなかったことの後悔、こうすればよかった・・・人間は後悔したがる生き物ですが、私は後悔という行為をやめました。前向きに進まなければ・・・。

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:J-Cross 2004/11/30(tue) 06:34:38

まさ様、私自身、7回の手術と今回、胃ろうを造りました。すべて、「医師を信じて【自分の決断を信じて】その日をむかえました」 親が手術をうけたときも、「多くの危険性」がありました。父に「一日でもながく」わたしたちといる「時間を」とねがって、何度かの「手術」をうけてもらいました。いろんな【結果】でしたが、【よかったと思う】こと以外、家族は考えぬようにしました。受けた場合、受けなかった場合、「あらかじめ、結果がわかることはないのですから」 ご心痛あまりあるものがございますが、お医者様と充分話して「納得して」決定ください。成功とご回復、命長かれと心よりお祈りしています。(遠くより主の祈りささげます)

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:まさ 2004/11/30(tue) 11:49:02 [MAIL]

凛々子さん、J-Crossさんありがとうございます。
今朝主治医の先生とお会いしたのですが(土日を除いて基本的に毎日回診の際にお会いしています)胃ろうを悩むのであれば鼻からチューブを入れてと言う方法もと言われました。
以前からお聞きしていたもう1つの手段ですがこのHPの主因とは反するかもわからないですがもし可能でしたらチューブを入れた場合のメリット、デメリットなど教えて頂けないでしょうか? 主治医の先生の話しからですとタンが増える、
チューブを入れる事での苦痛、内部が傷つく、本人が外してしまう、本人が動かない人が何人か同じ病院でチューブから栄養を取っているようです。ただ先にも書きましたが動かないのでと先生がおつしゃっていました。
飲み込みも悪いですのでチューブを入れてしまうと更に飲み込み画悪くなって誤嚥の危険が増えるのでは? と思ったりしていますがチューブで鼻から栄養→上手く行けば今のIHVよりはある程度栄養が取れると思いますのでそこから胃ろうと言う選択も有るかと思うのですが皆様のご意見はいががでしょうか? 消極的かもわからないですがもちろん胃ろうを前提に考えているのですが血圧の安定と熱が常に37℃前後はありますことから少しは安定していないと胃ろうをするのも難しいと思っています。特に血圧のある程度の安定は必要かと思っています。ご意見を頂けましたらお願い致します。

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:いわさき 2004/11/30(tue) 12:02:56 [MAIL]

まさ様はじめまして、主人の場合も意思表示ができなく、妻
である私と家族により、もう一度我が家で過ごせたらの一念で主治医を説得して「胃ろう」にしてもらいました。2年間は何のデメリットもなく過ごしましたが、今回の交換で漏れ
を経験しました。不安の日々もPDN通信に巡り合い勉強し
ネットの皆さんに助けられ、固形化に切れ換え試行錯誤の1ヶ月でした、今は気持ちに余裕が出来固形化のメリットにきずいています。寒天のお陰で頑固な便秘が解消され、流動の時は1時間半かけた時間が10分もあれば終わり残された時間を有効に使っています。またベットに束縛される時間も短かく逆流の心配もない為車いすに乗る時間が出来ました。
温泉旅行ではお部屋のポットで作り時間を有効に使え楽しい
旅行が出来ました、「胃ろう」ばんざい「固形化」ばんざい
の我が家です。どんな困難が起きても皆さんの知識と経験のアドバイズで乗り切れると確信しました。
まさ様今は不安でしょうが、前に歩こう一人でないよ〜。

この場をお借りして魔子先生、みなさんありがとうございます。












[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:まさ 2004/12/05(sun) 16:26:03 [MAIL]

皆さんお世話になります。
先週前半におしっこが濁っているため尿の検査をしていまして結果が金曜日にわかりまして微量ですが出血があったため
抗生剤の点滴を数日しています。心配する程度ではないと聞いているのですがおしっこの管が入っている状態ですので感染が若干あったのかもわかりません。
(36℃台の日もあるのですが、37℃前後の発熱は入院当初からあります)
結果次第で胃ろうは無理かもと思っていましたので直ぐに結果がでると思って待っていました。3日ほどかかってしまったのですが
今週中には胃ろうをするか決断することになると思っています。毎週水曜日が手術日と言うこともあって年内ですと月末は病院もバタバタしそうで嫌ですので15日か22日で考えています。病棟が先週の金曜日に療養病棟に替わりまして(恐らくは病院の都合で)3人部屋で横に2人チューブで胃へ栄養を入れているのを見まして(以前から何人かは見ていました)かなりタンに近いものがでていらっしゃる方もおられて
苦しそうなのと看護婦さんにお聞きしたのですが自分で抜いてしまうことがかなりあるそうで(チューブ型でしたら胃ろうの場合も同じかと思いますが胃ろうとはやはり苦痛が違うからでしょうか?)胃ろうの方でと思っています。
そこでやはり体力的な面が気にかかるのですが(もちろん皆様のご意見でリスクがあるのは承知しています)私の祖母の場合は入院後4ヶ月と10日ほどなのですが(最後に食べたのは先月末の2週間程度のくず湯になります。一日に3回ですが一度に完食ではなく数口の時もありました)個人差と年齢などの差は個々にもちろんあるかと思いますが入院後どれくらいで
皆さん胃ろうをされておられるのか、大手術とは言わなくてもやはり
カメラを飲んでメスを入れることから気になっています。
参考までに皆様の場合を教えて頂けないでしょうか?
私的には既に長期経過していますので急いだ方が良いと思っています。
しかしやはり血圧が安定していると言うのが最低必要かと思っています。(上が180近く、上が150くらいでも下が100くらいある時もありますので。病気以前は130くらいでした)
いろいろと書いてすいません。心配性です。
それと主治医の先生ではないのですが私のかかりつけの内科の先生は(1度だけ胃ろうの補助的なことをした事があるとお聞きしました)胃ろうの合併症の一つの外から穴を開ける際に動脈を傷つけて大量出血と言うのは胃の近辺には大きい動脈は走っていないので大丈夫とお聞きしました。(もちろん個人差はあるかと思いますが)
手術の際に一番怖い合併症かと思っていましたので少しだけ
安心したのですがやはり気になっています。
今は術後のことより手術の事で頭がいっぱいです。
色々悪いことばかり考えていても仕方ないかと思いますが自分のことではないことからと手術の不安があります。
もちろんこのままでは寿命が限られてる事は事実ですので
きりがないのですが、、
またご意見を頂戴できないでしょうか?



[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:まさ 2004/12/05(sun) 16:26:25 [MAIL]

皆さんお世話になります。
先週前半におしっこが濁っているため尿の検査をしていまして結果が金曜日にわかりまして微量ですが出血があったため
抗生剤の点滴を数日しています。心配する程度ではないと聞いているのですがおしっこの管が入っている状態ですので感染が若干あったのかもわかりません。
(36℃台の日もあるのですが、37℃前後の発熱は入院当初からあります)
結果次第で胃ろうは無理かもと思っていましたので直ぐに結果がでると思って待っていました。3日ほどかかってしまったのですが
今週中には胃ろうをするか決断することになると思っています。毎週水曜日が手術日と言うこともあって年内ですと月末は病院もバタバタしそうで嫌ですので15日か22日で考えています。病棟が先週の金曜日に療養病棟に替わりまして(恐らくは病院の都合で)3人部屋で横に2人チューブで胃へ栄養を入れているのを見まして(以前から何人かは見ていました)かなりタンに近いものがでていらっしゃる方もおられて
苦しそうなのと看護婦さんにお聞きしたのですが自分で抜いてしまうことがかなりあるそうで(チューブ型でしたら胃ろうの場合も同じかと思いますが胃ろうとはやはり苦痛が違うからでしょうか?)胃ろうの方でと思っています。
そこでやはり体力的な面が気にかかるのですが(もちろん皆様のご意見でリスクがあるのは承知しています)私の祖母の場合は入院後4ヶ月と10日ほどなのですが(最後に食べたのは先月末の2週間程度のくず湯になります。一日に3回ですが一度に完食ではなく数口の時もありました)個人差と年齢などの差は個々にもちろんあるかと思いますが入院後どれくらいで
皆さん胃ろうをされておられるのか、大手術とは言わなくてもやはり
カメラを飲んでメスを入れることから気になっています。
参考までに皆様の場合を教えて頂けないでしょうか?
私的には既に長期経過していますので急いだ方が良いと思っています。
しかしやはり血圧が安定していると言うのが最低必要かと思っています。(上が180近く、上が150くらいでも下が100くらいある時もありますので。病気以前は130くらいでした)
いろいろと書いてすいません。心配性です。
それと主治医の先生ではないのですが私のかかりつけの内科の先生は(1度だけ胃ろうの補助的なことをした事があるとお聞きしました)胃ろうの合併症の一つの外から穴を開ける際に動脈を傷つけて大量出血と言うのは胃の近辺には大きい動脈は走っていないので大丈夫とお聞きしました。(もちろん個人差はあるかと思いますが)
手術の際に一番怖い合併症かと思っていましたので少しだけ
安心したのですがやはり気になっています。
今は術後のことより手術の事で頭がいっぱいです。
色々悪いことばかり考えていても仕方ないかと思いますが自分のことではないことからと手術の不安があります。
もちろんこのままでは寿命が限られてる事は事実ですので
きりがないのですが、、
またご意見を頂戴できないでしょうか?



[No.1206のレス] 胃瘻までの期間 From:まりこ 2004/12/07(tue) 13:41:04

 内科医のまりこです。まさ様、色々とお考えの末に、胃瘻を造るところまでは決断されたご様子ですね。本当に、心配しはじめたらキリがないですよね。どなたかも書いていらっしゃいましたが、「案ずるより生むが安し」となるとよいですね。
 さて、胃瘻を造るまでの期間は、患者さんの状態により色々ですね。急に脳卒中などで入院して、急性期(2〜3週間くらい)の時期に「もう口から食べるのは無理」と判断されて胃瘻を造る方もあります。一方で、徐々に飲み込みの力が弱ってくる方は、何回か誤嚥性肺炎を繰り返した後に、ご家族がやっと胃瘻造設に同意されて、、という場合もあります。そういう方は、胃瘻を造るために入院された時点で(在宅あるいは施設での生活中に)、かなり栄養状態が悪くなっていることがあります。
 入院してからの日数が長くなったからといって、それで体力が落ちるわけでは必ずしもないでしょう。むしろ、入院していれば、高カロリー点滴などで最低限の栄養はきちんと補給されているはずですので、在宅や施設でなんとか持たせてきた患者さんよりは、身体的条件は良いかと思いますが。
 お返事になっているでしょうか?

[No.1206のレス] (^o^)Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます(^o^) From:平成の一休さん 2004/12/07(tue) 15:39:32 [MAIL] [HOME]

”まささんへ”こんにちわ〜平成の一休さんです。決断に随分とお時間がかかっているようですが・・・。

●このように迷い続けていると時間切れになりますよ・・・。
●遅れれば遅れるほど患者さんも主治医リスク増大します。
●あの時あの時にと悔いいる日が刻一刻と時が迫ってます。

合掌三拝/平成の一休さんでした

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:凛々子 2004/12/07(tue) 21:19:01

いろいろな考え、思いに加えて情報収集すればするほど決断ができるようで、できない・・・多分、我が家も悩む時間が長くあったら、決断できずにいたかもしれません。たとえば緊急手術でなければ助かる道はない、どうしますか?と言われたらリスクなど考える余裕もなく即答していたと思います。胃婁の場合、増設しないという決断もあり二通りの道があるのも、悩むところです。リスク、予後を含めてたくさんのことが考えられ、また、後悔することもありえるかもしれません。担当の先生がご本人の状態も考慮の上で胃婁を考えて下さっているのならば、信頼してみるのも決断につながりませんでしょうか?増設時のリスクに加えて増設後のリスク・・・考えたらきりがないと思います。我が家も迷いは失敗したら・・・でした。多くの方の体験談も参考になりましたが、必ずしも100%同じではありません。同じ症状であっても、体調、体力は別、結局は自分は自分、他人は他人です。我が家でも増設後1年以上経過しましたが、造ってすぐは1ヶ月無事に過ごせたねおめでとう、今日で2ヶ月だね、誕生日を迎えられてよかったね、たとえゴールが近いか遠いかわかりませんが、後悔なしの選択ができたと思っています。

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:凛々子 2004/12/07(tue) 23:37:57

何度もすみません。我が家が踏み切ったもうひとつの理由・・・参考にはならないと思いますが書き込みさせてください。胃婁メーカーのホームページで胃婁増設する場合、4週間以上の予後が見込める場合というのを見かけました。ここからは勝手な自己解釈なのですが、担当の先生から薦められたのだから、4週間以上見込めるかも、チャンスがあるのだといいように考えていました。生きるためには胃婁の力も80歳の家族にはありがたいもの。生きるためには苦しそうな表情を見ながら痰の吸引をしたり、家族としては辛いのだけれど吸引してあげなければば胃婁でつないだ命さえ落とすかもというリスクだってある。生きるって、いろいろなリスクが隣り合わせで、みんな何かしらリスクを背負って生きている・・・入院中にいろいろな患者さんを目にしましたが、生きるって大変な行為ですよね。一日だろうが、何日だろうが個人の人生を送っている姿に後悔も失敗もないような気がします。

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:J-Cross 2004/12/08(wed) 06:31:31

まさ様へ 辛い日々、悩む日々のことでしょうね。でも、水曜日が「予約日」とおききして、かげながら「決められたのかな」とその前後の書き込みはと心配しておりました。
一休様が、おっしゃるように「時間がすぎていくことがもったいないような気がしていました」
 それから、ここの談話室は、「皆さんにとって、頼りになるところです」でも、それは「トラブルがあったときに、助けてくださるからです」 それに目をとめてしまうかもしれませんが、このネットでの「相談が必要ないほどに、【順調・回復・寿命まで力いっぱい安楽に過ごせた】多くの人が世の中には、確実に増えていることに、思いを向けてみるのはいかがでしょうか。 そして、この談話室から、医師や家族や患者みなさん、それぞれの立場でまさ様のことやお祖母様のこと案じていらっしゃるとおもいます。

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:まさ 2004/12/24(fri) 21:40:01 [MAIL]


ご連絡が遅くなってすいません。いろいろありまして、、
15日だった予定が発熱のため22日に延期になりまして無事胃ろうを作る
事はできたのですが胃ろう増設が終わって水のように透明な液体を胃ろう
から初めて注入したのですが全て終わった時に熱が37.7℃ありました。
(その時は横にいたのですがなぜか教えてくれず翌日聞きました)
増設後からしんどそうで注入の際もずっと寝ている状態でした。
胃ろう増設の際もかなり抵抗をしたそうで(カメラを飲む際)その事、
大手術とは言わないまでもその負担、数ヶ月食べていない体力的な事
などから疲れたのだと感じていました。
注入が終わってから30分くらいはそのままにしていなければ行けない
と言う事でその日は注入が終わった時点で帰りました。
(私自信の体調と手術が上手くいったとの事で安堵していました)
翌日朝行ってみると水まくらと酸素をしていましたので看護婦に聞いて
みると夜中に嘔吐して40℃の熱を出したとの事。
主治医は祭日で休みだったのですがレントゲンを撮ってもらうと恐れていた
肺炎になっていました。
数ヶ月食べていない、胃カメラを飲んだ苦しさなどから胃がびっくりして
嘔吐してそれを飲み込んで誤嚥して肺炎になったのか、どう言う事からかは
わかりませんが胃ろう自体がおばあちゃんに合わず経緯はわかりませんが
肺炎わ起こしたのかかと私なりに思い今日主治医にお会いしてお聞きしますと
この点についてはわからない(確かにどちらかは難しいかと思いますが)
が月曜日に再び採血をして経過を見て年内か、年明けに再度注入してみて
同じような症状だと胃ろうは止めてIVHの方が良いかもと言われました。
逆流だとすればそれを防ぐ手段は無いのでしょうか?
胃ろうがダメなら腸ろうと言うのも有ると言うのを目にした事がありますが
全く知識がありません。

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:まさ 2004/12/24(fri) 21:40:13 [MAIL]


ご連絡が遅くなってすいません。いろいろありまして、、
15日だった予定が発熱のため22日に延期になりまして無事胃ろうを作る
事はできたのですが胃ろう増設が終わって水のように透明な液体を胃ろう
から初めて注入したのですが全て終わった時に熱が37.7℃ありました。
(その時は横にいたのですがなぜか教えてくれず翌日聞きました)
増設後からしんどそうで注入の際もずっと寝ている状態でした。
胃ろう増設の際もかなり抵抗をしたそうで(カメラを飲む際)その事、
大手術とは言わないまでもその負担、数ヶ月食べていない体力的な事
などから疲れたのだと感じていました。
注入が終わってから30分くらいはそのままにしていなければ行けない
と言う事でその日は注入が終わった時点で帰りました。
(私自信の体調と手術が上手くいったとの事で安堵していました)
翌日朝行ってみると水まくらと酸素をしていましたので看護婦に聞いて
みると夜中に嘔吐して40℃の熱を出したとの事。
主治医は祭日で休みだったのですがレントゲンを撮ってもらうと恐れていた
肺炎になっていました。
数ヶ月食べていない、胃カメラを飲んだ苦しさなどから胃がびっくりして
嘔吐してそれを飲み込んで誤嚥して肺炎になったのか、どう言う事からかは
わかりませんが胃ろう自体がおばあちゃんに合わず経緯はわかりませんが
肺炎わ起こしたのかかと私なりに思い今日主治医にお会いしてお聞きしますと
この点についてはわからない(確かにどちらかは難しいかと思いますが)
が月曜日に再び採血をして経過を見て年内か、年明けに再度注入してみて
同じような症状だと胃ろうは止めてIVHの方が良いかもと言われました。
逆流だとすればそれを防ぐ手段は無いのでしょうか?
胃ろうがダメなら腸ろうと言うのも有ると言うのを目にした事がありますが
全く知識がありません。

[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:まさ 2004/12/26(sun) 14:49:39 [MAIL]

すいません。2回クリックしてしまったようで書き込みが重複してしまいました。
補足なのですがここの掲示版に固形化と言うのがありますが
寒天の場合、逆流は大幅に改善されますでしょうか?
寒天に容易にできて注入できるキットのようなものが病院や
市販であれば良いと思うのですが、、
それと祖母は現状になる元気な時でもお腹が弱いらしくて
よくお腹が痛いと言っていました。
昨日看護婦から聞いて知ったのですが22日初めての注入(透明の水のような色をしていました)後の25日辺りに下痢をしていたとの事でした。胃へ物を入れるのは胃ろう後になりますので恐らくこの注入したものかと思っています。
もう一度チャレンジして誤嚥性肺炎と下痢がある場合は胃ろうは止めて、以前のIVHの方がと主治医に聞きましたので今回は固形化を考えています。
今回の祖母の場合固形化のメリットはありますでしょうか?
主治医の判断も当然必要ですが。
それと祖母が入院している病院では固形化は行われていないようです。明日主治医に聞く予定なのですが看護婦に言ってみたら知らないみたいでした。
私は奈良県なのですが固形化の栄養注入が可能な長期療養型の病院はありますでしょうか?(在宅での介護は祖母と2人のため無理なためです)



[No.1206のレス] Re:胃ろうを選択するかどうか悩んでいます From:まさ 2004/12/26(sun) 14:50:05 [MAIL]

すいません。2回クリックしてしまったようで書き込みが重複してしまいました。
補足なのですがここの掲示版に固形化と言うのがありますが
寒天の場合、逆流は大幅に改善されますでしょうか?
寒天に容易にできて注入できるキットのようなものが病院や
市販であれば良いと思うのですが、、
それと祖母は現状になる元気な時でもお腹が弱いらしくて
よくお腹が痛いと言っていました。
昨日看護婦から聞いて知ったのですが22日初めての注入(透明の水のような色をしていました)後の25日辺りに下痢をしていたとの事でした。胃へ物を入れるのは胃ろう後になりますので恐らくこの注入したものかと思っています。
もう一度チャレンジして誤嚥性肺炎と下痢がある場合は胃ろうは止めて、以前のIVHの方がと主治医に聞きましたので今回は固形化を考えています。
今回の祖母の場合固形化のメリットはありますでしょうか?
主治医の判断も当然必要ですが。
それと祖母が入院している病院では固形化は行われていないようです。明日主治医に聞く予定なのですが看護婦に言ってみたら知らないみたいでした。
私は奈良県なのですが固形化の栄養注入が可能な長期療養型の病院はありますでしょうか?(在宅での介護は祖母と2人のため無理なためです)



[No.1247] PTEGの良いところ悪いところ From:ikeda49 2004/12/18(sat) 11:05:11 [MAIL]

現在女房が能出血で入院中です。(平成15年3月発病)
脳外科でリハビリー中に3度誤燕性肺炎を起こし、口からの節食は危険性が多く難しいと宣告されたのですが、納得いかず転院しました。
消化器内科の医師の適切な診療により、ゼリー状の物であれば飲み込むことが(燕下)可能となりました。残っている機能が確認出来大変有り難いことです。
しかし、障害が回復したわけではなく、充分な栄養・特に水分の摂取が不足し脱水症状になりました。
今まで、PEGのことも検討したのですが、女房が以前に胃潰瘍で胃を切除しているため設置は不可能となりました。
担当医師からは、PTEGを進められたのですが、良いところや気を付けなければならないところ等ありましたら御意見をお聞かせ頂きたいと存じます。

[No.1247のレス] Re:PTEGの良いところ悪いところ From:J-Cross 2004/12/20(mon) 18:02:12

ikeda49様、奥様の「PEG/PTEG]のこと、ご心配のことと存じます。私も一患者ですので、何のお力にもなれませんが、介護支援センターなどによせられる、相談のうち、一概にいえないのでしょうが、「妻が要介護者で、夫が介護者の場合、たいへんよくなさっている方もございますが、逆の場合よりも」やはり、付き添いや食事管理という「女性の仕事」と思われがちですから、不慣れなことも多く、より深刻と申しましょうか、入院中も、退院後のことも、不安な方が多いようにお見受けします。
 ですから、介護問題は「女性問題」と言われるのかもしれません。 前置きが長くなりましたが、ikeda49様へのアドヴァイス、「医学的なことはもちろん、男性介護者でも充分可能であるのか」様々なご助言を皆様からいただけたらと、気になりました。Drの皆様はじめ多くの専門職の方、レスを私からもお願いいたします。 

[No.1247のレス] Re:PTEGの良いところ悪いところ From:J-Cross 2004/12/21(tue) 06:22:13

再び、お節介ですが、ikeda49様。
奥様の状態と、お医者様から「PEG/PTEG」を勧められたときの「ご説明がどのようなないようであったのか」詳細をお書きになれば、先生方もレスしやすいのではないでしょうか。
私も、自分がOPをうけて、注意することや気になることは多くて、ここでは書ききれないほどだと存じます。
Drも「推察ではご助言しにくいのではと思います」
患者が、医師の説明を代弁して書き込むのは難しいかもしれませんが・・。お大事に。

[No.1247のレス] Re:PTEGの良いところ悪いところ From:PEG-UX50 2004/12/23(thu) 16:42:18

私たちはPTEGを現在PEG非適応例に限ってますので、経験は多くありませんが、胃切除された方などには大変よい経腸栄養経路だと考えています。造設されたことを前提とすれば、ご家族にとって良いところというのはPEGとあまりかわらないのではないでしょうか。悪いところはチューブの入れ替えがPEGに比べ頻回(1,2ヶ月に1回)だと言う点と自己抜去の危険がPEGに比べ高いくらいだと思います。ただ、PEGとはかなり手技が異なりますから、その場合の合併症とか危険性は担当の先生に説明を受けられたらと思います。不十分な話ですいません。

[No.1254] 参考になりました。 From:いっちゃん 2004/12/23(thu) 15:33:25 [MAIL]

まり子様有り難う御座いました。今日友人が午前中に担当医と話し今後の事とか話したそうです。副腎に癌が転移しているそうです。もしかするとまり子様が指摘のとうり癒着しているかもしれませんが 年内は様子を見ると言う事になったそうです。昼間は若干通る様になったみたいですが200が限度みたいです。ちなみに抗がん剤は使用していません。友人にこれを印刷して見せましたところ参考になったと喜んでいました。本当に有り難う御座いました。



[No.1253] 参考になりました。 From:いっちゃん 2004/12/23(thu) 15:30:59 [MAIL]

まり子様有り難う御座いました。今日友人が午前中に担当医と話し今後の事とか話したそうです。副腎に癌が転移しているそうです。もしかするとまり子様が指摘のとうり癒着しているかもしれませんが 年内は様子を見ると言う事になったそうです。昼間は若干通る様になったみたいですが200が限度みたいです。ちなみに抗がん剤は使用していません。友人にこれを印刷して見せましたところ参考になったと喜んでいました。本当に有り難う御座いました。


印刷してみせましたら参考になったと喜んでいました。

[No.1252] 胃が動かない From:いっちゃん 2004/12/22(wed) 11:55:59 [MAIL]

友人のご主人様は喉頭ガンで1週間前に食べ物も飲み物も通らなくなり遺漏の手術をしました。術後水を遺漏に入れたものの胃が動かずいまだに点滴をしてるみたいです。水を何度となく入れそれでも動かないので吸引で水を取ってるそうです。
胃が動かないというのはどう言う事なのでしょうか?
友人もいっそのこと流動食を入れたらどうか?と考え患者本人も先生に言ったそうなのですが---。本人は病室を歩いたり出来ます体力が落ちない前に何とかして欲しい。年内には病院から帰れそうもなく友人が落ちこんでいますので宜しくお願い致します。

[No.1252のレス] Re:胃が動かない From:まりこ 2004/12/22(wed) 15:19:10

 内科医のまりこと申します。
 「胃が動かない」と表現されているのは、胃瘻から注入した水がいつまでも胃内にとどまり、腸のほうへ流れていかない、ということだろうと推測します。水分を注入した後に吐気や嘔吐があったり、あるいは時間を空けて胃瘻から再度注入しようとフタを開けたときに、水分が勢いよく逆流してくる、など何らかの兆候があるのではないでしょうか。こういうことは、抗癌剤治療などの影響で全身状態が悪くなり、胃腸機能が低下していると起こることがあります。あるいは、癌が腹膜にも転移していて、腸管のどこかに癒着があっても起こり得ます。もしそうだとすると、栄養剤を入れても同じことが生じてしまい、経管栄養は断念せざるを得ないかもしれません。
 ただ、お話だけでは、本当にそうなのかどうかはわかりません。お身内のことではないのでしょうから、直接担当医に聞く訳にもいかないでしょうし。
 ご心配でしょうが、ご家族の方に、担当医に詳しく病状説明を求めるよう、勧めていただくのがよいのではないでしょうか。

[No.1248] 交換当日の食事について From:さおりん 2004/12/19(sun) 22:10:51

バンパーチューブ型のカテーテルを経皮的に交換する時、外来予約が例えば12時頃とすると、当日の食事はどの様に指導したらいいのでしょうか?食事は(水分も)何も入れないで、と言われたそうですが、・・・・PDN通信には反対に確認のためにも直前に水分を注入するとありましたが。
 

[No.1248のレス] Re:交換当日の食事について From:太朗 2004/12/21(tue) 19:12:54 [MAIL] [HOME]

さおりんさん こんにちは   開業医の太朗といいます.
交換時の絶食の必要性については各種意見があります.私見で恐縮ですが,僕の場合は交換する前の1食を抜いていただき,空腹ないしは空腹に近い状態で交換をします.交換時にチューブの腹腔内誤挿入が発生したとき,胃内に栄養剤があると危険ではないかなと勝手に考えているからです.交換時は胃の内容物の有無を確認し,内容物がない場合は交換前に30ml程度のお茶などの着色液を予め入れ,交換後に吸引確認をすることにより胃内への挿管を確認しています.一方であえて絶食にせずに交換するというという意見の先生もみえます.胃がある程度緊満していれば,胃壁と腹壁の密着も密になるとともに吸引確認も容易になるからです.この考えも一理アリかなと思いますが,僕の場合全ての方に経皮胃壁固定を行っていますので,瘻孔は比較的短く形成されている物と想定され,空腹による交換を選択しています.

[No.1251] 固形化にして良かった。 From:もりもり 2004/12/21(tue) 14:51:27 [MAIL]

初めてお便りいたします、私は(妻パーキンソン病で寝たきり)を介護をしている、71歳になる、もりもりです。PEGは2002年8月に付けてもらい今年9月まではツインラインを普通に注入していました。そして東京新聞で固形化を知りました、早速に試してみましたが最初のうちは旨くカンテンが出来なくて(ツインラインと水が)分離をしたりしてなかなかうまくいきませんでしたが、今ではちゃんとカンテンが出来るようになりました。先月11月に胆のうと胆管に石が詰まり病院の方に入院してしまいました、胆管の出口を内視鏡で切って石を流れるようにしてもらい。石の方は解決して、暫くは点滴だったが、体調がだいぶ戻ってきたので病院でツインラインを注入してくれたら、即座に下痢をして受け付けてもらえなかった、そこで病院の先生に家では栄養剤を固形化にして注入していると言いました、で先生が作ってきてほしいと言われ家で作って病院まで運びました、早速翌日から試しに栄養剤を固形化した物を注入しました処、下痢もせず快調に進みました。退院の日まで毎日家でカンテンを作って病院まで運びました、その結果早く退院が出来るようになりました、本当に栄養剤固形化にして良かったと思っています。本当に有難うございました。

[No.1249] ショートステイ中の固形化 From:あおば 2004/12/20(mon) 15:18:03

いつも参考にさせていただいています。
ケアマネジャーをしている「あおば」と申します。在宅でエンシュアHの寒天を注入してる利用者様で、漏れもなくなり非常にうまくいっています。一ヵ月後、2週間ショートステイ(これまでに利用暦あり)するのですが、寒天を家族が作ってきたら注入するが、調理は施設では出来ないと言われ困っています。「施設で準備できる栄養剤であれば、食事として出し注入する」と言ってくれましたが、ゼリーなので大丈夫なのかどうか不安に思っています。準備できると言われたのが、アクトケアの「うちの栄養士さん エンジョイゼリー」です。これだけの情報で大丈夫かどうか聞くのは筋違いかもしれませんが、ご意見を頂きたく宜しくお願い致します。

[No.1249のレス] Re:ショートステイ中の固形化 From:魔子 2004/12/20(mon) 16:56:29

内科医の魔子です。
アクトケアの「うちの栄養士さん エンジョイゼリー」ですが、甘味が抑えられていて、口あたりもよく、経口から食べるのはとてもよい商品です。当院でも補食として使用していますが、これが食べたいがために、普段の食事を食べない人がいるぐらいです・・・・。
さて、固形化に関してですが、基本的に、ゼリーで作られているものですから、室温・体温で融け始めます。漏れや逆流のために固形化しているのであれば、体内ですぐに液体に変わってしまうので、効果は認められないと思います。
2週間のショートステイ中、家族が作って持っていくことは可能ですか?2日分ぐらいづつ作って持っていき、施設の冷蔵庫で保管してもらえば、使用可能かと思いますが・・・・。

[No.1249のレス] Re:ショートステイ中の固形化 From:あおば 2004/12/20(mon) 18:08:54

早速、回答いただきありがとうございます。2週間のうち、家族が全く不在になる期間があり、その間は併設の訪問看護ステーションと協力して寒天を作り持っていく事を提案したのですが、「それなら皆に申し訳ない、あきらめようか」と介護者が悩まれています。この方に合ったショートステイ施設が少なく、利用も年に1回あるかないかのことで、スタッフ一同は利用していただきたい気持ちです。とはいっても、ご家族が申し訳ない気持ちになるのであれば、強く勧めることも出来ず・・・、こちらに任せてもらえるかどうか、ご家族の返事を待っているところです。漏れのために、固形化にしたので、ゼリーは適してないですね。寒天と違うので、そこが不安だったのですが・・。液体で注入するのと同じことになりますか?
やはり、寒天をどうにかして作る方法しかないでしょうね。介護保険外のヘルパーさんに作ってもらうことも考えたのですが、上手くいきませんでした。長々とすみません。あらためて、スタッフ間で話し合ってみます。有り難うございました。

[No.1249のレス] Re:ショートステイ中の固形化 From:もっち 2004/12/20(mon) 18:30:50 [MAIL]

こんにちは、訪問看護師のもっちです。
テルモの栄養補助食品「テルミールソフト」は寒天を使用したムース状(ヨーグルトよりやや固めの形状)の栄養剤です。
コンビニなどで売っているウィダーインゼリーやカロリーメイトゼリーと同じような容器(絞って口からチューっと吸える)に入っていますので、口さえ合えばPEGチューブにも直接注入できるとおもいます(結構な力がいると思いますが…)。
ただし、エンシュアHと栄養成分組成が違うので、内容や量などを検討する必要があると思いますので、主治医や訪問看護ステーションの看護師に相談してください。また、食品扱いのものですので、自費で購入する必要もあります。
参考にされてください。

[No.1249のレス] Re:ショートステイ中の固形化 From:J-Cross 2004/12/20(mon) 19:31:51

テルミールソフトは、200gで300kcalで、たぶん普通の握力の方でしたら、注入はできると思います。もっち様のおっしゃるとおり、成分は違うと思いますが、蛋白・炭水化物・微量元素も入ってました。ミニサイズもあります。実際に注入を試みた経験からですが。

[No.1249のレス] Re:ショートステイ中の固形化 From:J-Cross 2004/12/20(mon) 19:39:20

追伸、医師の方が「テルミールソフト」で大丈夫であるとご指示いただけたら、ショートに間に合うように「ご家族が購入して施設にお渡しすることはできるのではと書き込みしました」
ただ、素朴に、ショートは「在宅介護が不可能な場合」にこそ、有用なサービスであるのに・・。ご家族が気遣いなさるというのが、現実ではありますが、複雑な思いです。

[No.1249のレス] Re:ショートステイ中の固形化 From:あおば 2004/12/21(tue) 09:16:42

魔子さん、もっちさん、J−Crossさん、ありがとうございます。参考にさせていただきます。ご家族が気遣いする事の無いよう、こちらもじっくり考えてから、ご家族と話していきたいと思っています。

[No.1250] その後のご報告 From:ヒトマトリックス 2004/12/21(tue) 07:58:42 [MAIL]

三年半振りに、バンパーボタン型チュウブの交換をしました。大きな病院にかかっているので、主治医の先生に交換しない不安を理解していただいたうえで、その病院のなかでも交換に積極的に取り組んで見える消化器内科の先生を紹介してもらいました。同じ病院のなかでもいろいろな考え方の先生がいるようです。No1245の問題提議にも通づることですが 今回学習した事は「絶対的な答えはない」ということです。もちろん基準はありますが。三年もつこともあれば、四ヶ月で詰まってしまう事もあるそうです。ただ家族としては「詰まってから緊急で変えてもらう」よりは「定期的に交換」の方が安心です。ボタンの場合は交換時の痛みというリスクはともないますが、なにより心の準備ができます。うちの場合トラブルがない限り、次回の交換は一年先にしました。三年半交換しないわりには比較的きれいだといってもらえましたので。あの痛みは(本人ではないので想像ですけど)一年に一回でいいかなと、そう判断しました。ひとりひとりの状況や取り巻く環境に合せて、個別に判断していくしかないですね。そうするためには、本人や家族がPEG について知識をもたないとだめです。知識や情報を得る場を作ってくださったこのホームページや、こまめに質問に答えて下さる先生方、                              看護婦さん、ご家族の方々に深く感謝いたします。ちなみに漏れはないと思い込んでいましたら、先生から少量のもれあり、逆流防止弁がうまく働いてないとご指摘があり、さっそく固形化に着手してみたところ上手くいきました。ボタンを交換したら、ますます快調になりました。ベットにねてる時間も短くなり、いつでもトイレに行けるようになり本人さんも安心す。また経過報告させていただきます。では。

[No.1245] 再び!チューブの交換時期 From:beach5 2004/12/17(fri) 23:13:06 [MAIL]

PDN様へ!表題の質問にお答えが頂けませんでしたので、詳しくもう一度お問い合わせ致します。
太朗先生の著書「胃婁PEG合併症の看護と固形化栄養の実践」に依りますとバンパー型胃婁チューブの交換は”チューブが清潔に使用できる間は使い続け、定期的な交換は行わない”とあります。
私がPDNさんから購入した胃婁手帳には”バンパー型は
4〜6ケ月が交換の目安です”とあります。
胃婁造設患者を介護する家族にとって指針となるべき、意婁管理上欠かせない手帳の内容と、著名な先生の発行されている胃婁管理マニュアルの内容に差異があっては、私達は何を頼りに介護をしていけば良いのか迷うばかりです。
指針は統一されたものにして下さい。お返事おまちしております。

[No.1245のレス] Re:再び!チューブの交換時期 From:moemoe 2004/12/18(sat) 01:18:16

● バンパー型胃瘻の交換時期
 HEQ研究会のミーテングでもバンパー型胃瘻の交換時期は4〜6ヶ月となっています.蟹江先生もそのメンバーです.4〜6ヶ月が現在のところのコンセンサスです.

[No.1245のレス] Re:再び!チューブの交換時期 From:beach5 2004/12/18(sat) 09:25:29 [MAIL]

moemoe先生、ご説明有難うございます。
HEQ研究会のお話しよくわかりました。その研究会のメンバーでいられる蟹江先生の著書のバンパー型のチューブの交換時期について「チューブが清潔に使用できる間は使い続け、
定期的な交換は行わない」とあるのはどうなんでしょう?
先生方に交換時期に関しての見解の相違があるんでしょうか。あるいはミスプリでしょうか。お伺いします。

[No.1245のレス] Re:再び!チューブの交換時期 From:beach5 2004/12/18(sat) 10:06:29 [MAIL]

追記、この問題に敢えて固執するには訳があります。
 胃婁手帳を無二のものとしていた者が、蟹江先生の本を紐解いた時から迷いと不安が始まります。
胃婁チューブの交換は私の知る限り、世の保険の申告制と同じ様に患者家族からの申し出によって交換がなされているのが現状のように思います。
何千、何万という方が日夜介護に明け暮れ、家庭に於ける胃婁の管理に腐心しております。
その様な時に統一的な指針が無くては何を頼りにすれば良いのか。早急に唯一無二の指針を出して頂きたいからです。

[No.1245のレス] Re:再び!チューブの交換時期 From:蟹江 2004/12/18(sat) 12:55:10 [MAIL] [HOME]

beach5さんこんにちは  moemoe先生御無沙汰しております.  執筆者の蟹江です.
 今回は交換時期につき御心配をかけ誠に申し訳ありません.執筆内容はミスプリというわけではありません.僕の場合は実際に交換時期を決めず,チューブが清潔に使用できている間は交換をしていません.酢酸の注入が報告されて以来,チューブの耐用期間が向上しており,また御存知の通り胃内固定板がバンパー型の場合,交換時に患者さんに強い痛みの刺激を与えるのみならず,誤挿入を起こす可能性が皆無ではないため,交換間隔は出来るだけ長くするというのが自分の考えではあります.一方,今年7月に行われたコンセンサスミーティングにおいては,moemoeの仰る結論となっています.僕もこの席に同席しており,前述の考えについても席上で述べさせていただきました.ただこのコンセンサスミーティングで出す結論は,胃瘻についての習熟度の高い施設から明るくない施設の全ての施設で指標になる指針でなければならないのです.極端な話で申し訳ないのですが,中には胃瘻チューブに交換が不要であるとお考えの施設にも「交換って必要なんですよ」と認識いただける内容である必要があります.ただ結果的に読者を迷わせるのも問題があると思います.しかし,この本を執筆させて頂いたのはコンセンサスミーティングの約一年前なので,初版に関してはただただ申し訳なく思っています.ですが自分に関しては書籍の通りに管理させていただいている次第です.

[No.1245のレス] Re:再び!チューブの交換時期 From:J-Cross 2004/12/19(sun) 21:54:31

蟹江先生、moemoe先生、ご助言、ご説明ありがとうございます。
私の主治医は、OP時に「4から6ヶ月にて、交換予定」とムンテラくださいました。私の理解では、「痛い思いをなるべくしたくないから、また、生活のリズムからしても、6ヶ月ペースで」と思いました。患者としては、年3回と2回では随分ちがいますから。それだけに、退院時の注意は守って、ここで教えていただいたことも活かそうと努力しています。
トラブルや症状に応じて「4〜6」の間で、フレキシブルに
Drと相談して決めればよいと理解してます。ただ、他の質問にみられるように、コミュニケーションというかラポールに問題がある場合、その時期の「決定」に不安を感じますし、情報により迷いも大きくなります。
 しかし、正確なエビデンスとなる情報「教えは、本当に心強いです」例えば、自宅の台所が「固形化のラボ」と化した私は、数種の栄養剤と温度計と寒天3種でテクスチャ吟味していたとき、「太郎先生」のHPを読み直させていただき「容器も平皿とコップ状ではちがうのか」と再認識してからは、「在宅では、室温放置で固めるのと、冷蔵庫の上の段とチルドルームでは、違いがあっても【納得】し、試行錯誤にも、仮説と検証のような、【楽しい希望】のなかで行うことができるようになってます。ですから、【交換時期】も納得できる時期であれば、私としてはそれが「適切時期」と理解してます。今後とも、様々な臨床経験を公開していただければ嬉しく存じます。

[No.1245のレス] Re:再び!チューブの交換時期 From:まっくぱぱ 2004/12/19(sun) 23:38:22

横やりをさすようで申し訳ありませんが、コンセンサスとエビデンスとは異なります。本来ならメーカーへ確認すべき事なのでしょうが、「4〜6ヶ月」となった理由は何なのでしょうか?「4ヶ月以上」では駄目だったのでしょうか?
個人的には胃瘻チューブの使用に支障がない限り、交換は不要と思っています。外科的胃瘻造設された患者のバンパー型チューブが、4年ほど無交換で問題無く使用されていた事を経験しています。交換したのは私ですが、使用に支障があったわけではなく、「このまま使用していて大丈夫なのか?」という不安からでした。結果としては全く心配は無用で、材質の変化もなく、全く正常に機能していました。わざわざ交換する必要は無かったという事です。
「4ヶ月」が基準となったのは、もしかして保険適用の都合だけなのではないでしょうか?交換してくれないとメーカーも困るでしょうし??バルーン型だってこの前まで4ヶ月以上経過しないと交換できなくて、使用し続けていたわけですし、バンパー型は逆流防止弁の機能は最初からあてにしていませんので、そこさえ目をつぶれば壊れる物ではありませんよね。強いて言えば、「4ヶ月も経つと太ってしまって交換が必要になる事もあるだろう」という程度かなあと思います。どなたか本当の事をご存知でしたら、この機会に教えていただけませんでしょうか。言い換えれば「”4ヶ月”にエビデンスはあるのか?」という事です。よろしくお願いいたします。

[No.1245のレス] Re:再び!チューブの交換時期 From:J-Cross 2004/12/20(mon) 00:16:41

まっくぱぱ先生、いつもご助言ありがとうございます。
「患者として」医療・医学的なことはわかりませんが、「4年ほど、無交換」ということを、お聞きすると「大切につかって、トラブルなければ、長期使用の方が」医療費としても、様々な負担からも嬉しいことです。
患者一人一人、ぞうせつ理由や疾患がちがうのでむつかしいのかもしれませんが、医療界の了解事項なのか、根拠ある「医療行為なのか」ご説明いただければ、たしかに、先のちょっと悲しくなる「患者家族の思い・疑心暗鬼」もなくすことができれば、幸いです。私のターミノロジー・ワーディングが不適切であったと思います。
まっくぱぱ先生いつもありがとうございます。

[No.1245のレス] Re:再び!チューブの交換時期 From:魔子 2004/12/20(mon) 10:07:58

バンパー型の交換は、患者様に痛みを伴い、出来るだけ先延ばしにしたいと考えています。しかし、大抵4ヶ月ぐらいたつと、ボタン式の場合、逆流防止弁が機能しなくなったり、チューブの脇から漏れが出てきたりするようで、看護サイドから交換の要望が出てきます。チューブ式の場合は、酢水の導入が遅れたので、「チューブが汚い!!」との理由でこれまた、看護サイドから交換の要望が出てきます。
1年以上使ったバンパー型のボタン式のものを漏れがひどいということで交換したことがあるのですが、交換した古いカテーテルは、先端のドーム状のところが変色してとても硬くなっていました。交換の際もかなり抵抗があり、痛みを伴い出血量も多かったです。念のため、交換後、胃カメラで確認したほどでした。この方はその後、4〜6ヶ月ごとに交換していますが、カテーテルは少し変色がある程度で、交換も最初のときに比べたら、スムーズです。
交換の時期として、4〜6ヶ月というのは、このあたりのことも考慮されているのではないでしょうか。

[No.1245のレス] Re:再び!チューブの交換時期 From:J-Cross 2004/12/20(mon) 11:09:42

魔子先生、「患者の痛みも考えて、できるだけ長く」というお考えをお聞きすると、あたりまえのようでも、嬉しく存じます。また、4年使用は極端なことなのか、妥当なのか私には知るすべもありませんが、両先生のお話を総合理解すると、「患者は適切管理に自己努力し、主治医の先生と交換時期を相談する」という、当たり前のことがなかなか難しく、「ケースバイケース」なのかと理解しました。ただ、あえてお願いできれば、患者は『自分ひとりがケース』ですので、
わかりやすく、誤解のないインフォームドを望みます。
諸先生方、ご助言感謝いたします。

[No.1240] PEG交換におけるプロトコールについて From:うさぎ 2004/12/15(wed) 11:53:00

こんにちは。訪問看護師です。私たちのステーションでは、看護師がPEG交換しています。以前プロトコール作成についての書き込みを読みました。もし作成した方がいらっしゃいましたら参考にしたいので、内容をおしえて下さい。

[No.1240のレス] Re:PEG交換におけるプロトコールについて From:まっくぱぱ 2004/12/19(sun) 23:10:13

プロトコール云々ではなく、訪問看護師がPEG交換しているというのを即刻やめるべきです!!定期的な交換を、当たり前の業務として看護師が行っていると受け取れました。
胃瘻のチューブ交換にはトラブルが付き物です。だいたいチューブのコスト算定についてもおかしいはずです。まさか訪問看護ステーションで購入しているのではないですよね?バルーン型の交換なのでしょうが、出血や腹腔内注入による死亡事故などで後悔する前に、即刻やめなさい!主治医が実施すべき事です。主治医が手配した物を、訪問看護師へ直接指示して交換させているとしたら、その医師はたいしたチャレンジャーです。緊急避難的には認められる場合もあるかも知れませんが、日常的に行うのは絶対に問題です!!あなた達自身は相当な危険を伴う行為を行っているという自覚はありますか?主治医は看護師が実施するという事について、インフォームドコンセントはとっていますか?患者本人や家族は了承していますか?
あえて強い口調で書き込ませていただいています。心配しての事です。看護師が責められるべき立場でないのは承知しています。御理解下さい。

[No.1240のレス] Re:PEG交換におけるプロトコールについて From:J-Cross 2004/12/20(mon) 07:28:51

最初にご質問を読んだときに、「Nsが実施」?と思いつつ、
いくつかの訪問看護ステーションに尋ねてみました。
まっくぱぱ先生のおっしゃるように、「緊急避難として、たった1例をききました」
あとは、「医師の実施」で、ナースも自ら行うことを指示されなかったと聞いています。
患者としても、「リスクや業務上過失」以上の不安を感じる質問でした。もちろん、システムや氷山の一角としたら、質問者やNsの問題ではないのでしょうが・・。

[No.1246] 腸ろうへの固形化栄養剤投与は可能でしょうか From:ある外科医 2004/12/18(sat) 00:34:26

胃全摘術後に交通外傷にて廃用症候群を合併された症例です.よく歩けて元気になられたのですが,以前より誤嚥性肺炎を繰り返されており,嚥下障害だけが改善しませんでした.半年間嚥下訓練を行いましたがどうしても改善なく,腸ろうを造設しました.在宅にもっていこうとしていますが高齢者の1人暮らしで在宅での点滴セットのような投与法の経管栄養の自己管理が困難です.(いくら訓練しても点滴セットを止めずに栄養剤を入れてしまい,注入の準備ができません.注入速度の調節も困難です)介護保険は導入されており,ヘルパーさんに調理してもらえたら投与法も簡便な固形化栄養剤投与も考えています.寒天の濃度を減らすとか,投与回数を増やすなどすれば腸ろうへの投与も可能ではないかと考えたりもしますがいかがでしょうか.ご意見よろしくお願いいたします.

[No.1246のレス] Re:腸ろうへの固形化栄養剤投与は可能でしょうか From:太朗 2004/12/18(sat) 13:06:46 [MAIL] [HOME]

ある外科医さん こんにちは  開業医の太朗といいます.
空腸への固形化剤の注入は僕自身は経験がないのでお役に立てないのですが,自分の前勤務した病院では実際にやっているようです.これについては僕も教えて頂きたいところですが,もし可能なら下痢を起こしやすい空腸瘻にもよい適応がないものか期待してしまいます.ただこの症例の「腸瘻」とは,空腸に瘻孔がある「腸瘻」なのか,胃瘻を経由してチューブを空腸に挿入している「いわゆる腸瘻」なのか,どちらでしょうか.後者の場合だと固形化により腸瘻を胃瘻に戻せるケースもありました.

[No.1210] 嘔吐を繰り返す場合・・・ From:しましまパンダ 2004/11/25(thu) 21:11:11

こんにちは。初めておじゃまします。在宅介護のケアマネージャーをしております。
要介護5(脳梗塞後の完全な寝たきり、意志表示ができない方)の利用者さんなのですが、胃瘻造設して半年になります。ご家族が介護されているのですが、ここ1ヶ月くらい注入後2〜3時間たっていても、体交時などに多量に嘔吐してしまいます。お元気な頃から「逆流性食道炎」で通院していたことがあるようなので、その影響なのでしょうか?いつ嘔吐するかと気が気ではなく、常時見守りが必要なためご家族もかなりストレスを感じています。医師から腸瘻に換える話も出ているのですが、腸瘻となった場合、管理していく上でどんなデメリットが発生するでしょうか?どなたかアドバイスをいただけたらと思います。

[No.1210のレス] Re:嘔吐を繰り返す場合・・・ From:いなかくらし 2004/12/03(fri) 08:46:38

こちらさまのご相談が取り残されていました。どなたかおわかりでしたら、助け舟をおねがいします。

[No.1210のレス] Re:嘔吐を繰り返す場合・・・ From:太朗 2004/12/03(fri) 14:14:27 [MAIL] [HOME]

しましまパンダ さんこんにちは  開業医の太朗といいます.
雑用にかまけて返答が遅れゴメンナサイ.嘔吐が起こったら先ず嘔吐を起こす何らかの疾病の有無を鑑別診断します.その結果,明らかな原因疾病がない場合は,経管栄養に伴う問題と考え以下の対処をしています.
 ○注入方法の確認(注入速度の調節,注入時の体位の確認)
   ↓
 ○栄養剤のゲル化(寒天,ペクチンなど)消化管機能改善剤の与薬
   ↓
 ○経胃瘻的空腸栄養チューブへの変更
逆流性食道炎のために嘔吐を起こすことは考えにくいですが,噴門機能が低く嘔吐を起こしやすいという事は考えられますね.”医師から腸瘻に換える”という話が出ているそうですが,日本では何故か(米国でもかな)腸に瘻孔を造設しても「腸瘻」といいますし,胃瘻を経由して腸にチューブを挿管するのも「腸瘻」といいますので,後者(経胃瘻的空腸栄養チューブ)の事と勝手に判断して問題点をお話しします.経胃瘻的空腸栄養チューブは胃瘻チューブに比較してチューブが長くお薬などがつまりやすいように思います.また腸に直接栄養剤を入れますので,胃瘻と同様の速度で注入すると下痢してしまうことが多いですね.また在宅での最大の問題点は,交換するときに病院へ行かなければいけないことでしょうか.
お役に立てればいいのですが・・・.

[No.1210のレス] Re:嘔吐を繰り返す場合・・・ From:いなかくらし 2004/12/03(fri) 14:53:20

太朗先生さま、「いなかくらし」ともうします。早速のレスにほっと一息しました。一言一言に心温さが伝わって参ります。きっときっときっとお役に立てるとおもいます。ありがとうございました。

[No.1210のレス] Re:嘔吐を繰り返す場合・・・ From:しましまパンダ 2004/12/18(sat) 11:58:08

太郎様、いなかくらし様、お返事ありがとうございます。   とってもうれしいです。                  
いろいろと調べていてこのサイトにたどり着いたのですが、皆様の書き込み拝見させていただいて、私ももっともっと勉強していかなくては・・・と痛感した次第でございます。
これからもこちらででいろいろと学ばせていただきます!

[No.1243] 寝たきりの子供の栄養所要量 From:ピヨパル 2004/12/16(thu) 18:34:33 [MAIL]

こんにちは!ピヨパルです(^o^)
今日は、パルパルのお友達の相談です。
経鼻経管栄養から胃ろうにして、とっても栄養状態が良くなり、体重も増えふっくらとしてきましたが、今度は急激に体重が増えすぎ、カロリーをコントロールしなくてはいけなくなりました。
自分では、全くと言っていいほど体を動かすことが出来ない寝たきりの子です。
これ以上体重が増え過ぎないように、カロリーを調節しなくてはいけないのですが、現在4才で成長段階ですから、体を作るタンパク質・カルシウムなどの微量栄養素もそれなりに摂取しなくてはいけないだろうし、単純にカロリーだけコントロールすればよいとはいかないと思います。
基礎代謝量を元に栄養所要量を考えればいいのでしょうが、全く動かない子供の基礎代謝量って、どう考えればよいでしょうか??
お友達の主治医に相談すれば良いことなのですが、あまり栄養学的なことが詳しそうじゃないんですよね〜。
あまり大きな声では言えないのですが、かつてピヨパルは管理栄養士専攻の大学に行っておりまして、栄養学の知識は少々あるのですが、大学卒業してからはOLし、卒業して○○年・・・、かなり記憶があやふやになっております。(^_^;)
バリバリの病院の栄養士さーん、教えてくださいm(_ _)m

[No.1243のレス] Re:寝たきりの子供の栄養所要量 From:魔子 2004/12/17(fri) 15:01:46

ピヨパル様、こんにちわ。
ピヨパル様は栄養士さんなんだ・・・φ(..)メモメモ

パルパルさんのお友達さんですが、体重が増えすぎるというのは、確かに問題ですね。でもカロリー調節で、濃厚流動食の量を減らせば、タンパク質やカルシウム、微量元素などの不足の問題が出てきますね。それよりもっと根本的に、現在の濃厚流動食は、一日1200ml投与で、活動度が低い高齢の日本人に必要な量に調整されていると思います。子供さんの場合、無理やりこれに当てはめようとすると、いろいろな意味で栄養不足や栄養過多が起こってくるのではないでしょうか。子供用の濃厚流動食が工夫されるといいですね。
基礎代謝って言われると、私も勉強不足ですぐに資料が見つからないので、現役バリバリの栄養士さんの出番を待ちたいところです。今私が考え付くのは、カロリー制限された分、果汁やミルクなどで不足を補ってあげること工夫したらいいのかなと思います。きな粉ミルクとか、果汁や野菜ジュースとか・・・・。

[No.1242] チューブの交換時期 From:beach5 2004/12/16(thu) 11:06:00 [MAIL]

表題についての質問です。太朗先生の著書によるとバンパーの場合、チューブが清潔なうちは使い続け、定期的な交換はしないとあります。
一方、胃婁手帳にはバンパー型は4〜6ケ月が交換の目安とあります。
私は今迄、入手の早かった胃婁手帳に基づいて半年毎の交換をチューブの状態如何に関わらず実施してまいりました。
今迄の手帳の目安どうりなのか、太朗先生の著書を重視するのか、1ユーザーとして迷っております。
適切なご教示お願いする次第です。

[No.1242のレス] Re:チューブの交換時期 From:いわさき 2004/12/16(thu) 15:26:13 [MAIL]

一休様、いつもありがとうございます。大塚イブニング・セミナーで高橋美香子先生の講演を受けました、その時の美香子先生を司会の先生が紹介してくださいました「胃ろう」に関して話すと一晩話しても足りない程の情熱の持ち主だと紹介されました。講義は非常わかりやすく話してくれました。
早速、お友達の分まで注文しました。

[No.1242のレス] Re:チューブの交換時期 From:いわさき 2004/12/16(thu) 15:30:33 [MAIL]

間違いました〜1241の一休様にでした、ご免なさい。
年ですね〜。

[No.1241] (^-^) PEG100の質問 (^-^) From:平成の一休さん 2004/12/15(wed) 19:18:43 [MAIL] [HOME]

”高橋美香子先生”が渾身の力を注入されて完成した上記の著書を拝見拝読し患者家族の立場に立った判りやすく解説された内容に非常に感動致しました。
「PEG100の質問」の各章を下記の通り紹介申し上げます。
                        記
第一章:脳梗塞の後遺症で飲み込めない・・との質問には。
 ●胃ろうと言う方法があります。
第二章:おなかの口といわれても・・との質問には。
 ●内視鏡を使って短時間で作ります。
第三章:このままで退院出来るの?・・との質問には。
 ●おなかの口が安定すれば大丈夫。
第四章:自宅で家族ができるか不安・・との質問には。
 ●慣れと工夫でご家族にも心のゆとりができます。
第五章:栄養剤の扱いに自信がないけど・・との質問には。
 ●正しい手順と管理法を覚えましょう。
第六章:こんなトラブルどうして起こるの・・との質問には。
 ●ご心配なく原因が判れば対処方法はあります。
第七章:必ず交換しなければなりませんか?との質問には。
 ●定期的な交換は必要です。タイプの変更も出来ます。
第八章:ちゃんと栄養しているのにどうして・・の質問には。
 ●活動量が増えたので今迄の栄養量では足りないから。
第九章:胃ろう以外の栄養法もある?・・との質問には。
 ●腸ろうや食道ろうを使って入れる方法もあります。
第十章:胃ろうのことをもっと調べるには・・との質問には。
 ●インターネットを使って情報収集しましょう。
第十一章:どこでも胃ろうが受け入れている訳でないって・・
 本当?・・との質問には。
 ●法律上・制度上の問題や胃ろうへの誤解があるのです。

・・と言う内容で更に詳細な100の質問に答えてあります。この「PEG100の質問」と言う本は患者家族だけでなく医療関係者にも必ず役立つ「座右の書」として力を発揮してくれるものと確信致します。合掌三拝/平成の一休さんでした。(^-^)

[No.1241のレス] Re:(^-^) PEG100の質問 (^-^) From:PDN 2004/12/16(thu) 01:44:28

一休さん、書き込みありがとうございます。おかげさまで、PDNショップからのお申し込みも順調です。書店でも買えるように、取次さんとの手続きもしました。書店で「PEG100の質問はありますか?」って注文していただくのも、効果的な宣伝になりますので、よろしくお願いします!
PDNも、以前胃ろう手帳などを購入していただいたことのある書店さんに紹介&注文チラシをお送りしています。病院内の売店などにも置いていただけると、PDNも嬉しいですし患者さんもすぐに手にとって、見て、気に入ったら買うということができるので便利ではないかと思っています。
おそらく、初めて患者さん(一般者)向けに書かれた胃瘻の「本」だと思いますので、口コミでもメーリングリストでも、あっちこっちにご紹介いただけたらありがたいです。
どうぞよろしくお願い申しあげます。

[No.1239] 経腸栄養投与中の頑固な下痢に悩んでいます。 From:フジコ 2004/12/14(tue) 19:05:00 [MAIL]

私は脳神経外科病棟の看護師です。JCS200の患者様に関することで相談したいと思います。患者様は経腸栄養の期間も長くPEGもあるのですが、呼吸停止をきっかけに一時絶食となりました。その後、再び経腸栄養を再会したのですが、下痢が治まりません。シシャ薬と併用して、ジェビティを現在100ml三回投与しているのですが、下痢は改善しません。ジェビティを希釈したり、投与速度を遅くしたりしてみています。下痢の回数は減少しましたが、性状は一向に変わりません。全身状態もあまりよいとはいえず、低蛋白・低栄養・褥創あり、呼吸器管理中。no.CPRでDrも治療に積極的ではありませんが、NSとしては経腸栄養のエネルギーをもっと増やして、栄養状態の改善を図り、褥創をよくしたい、呼吸器をはずしてあげたいと思うのです。何かいいアドバイスをいただけないでしょうか。

[No.1239のレス] Re:経腸栄養投与中の頑固な下痢に悩んでいます。 From:Guy 2004/12/14(tue) 21:42:24 [MAIL]

フジコさんこんばんは、内科医のGuyです。詳しい状況はわかりませんが、おそらく、いろいろ(培養検査、投与速度を遅くするようなこと)なことはやっているようですので、それでも下痢するようなら、栄養剤の固形化が良いと思います。コロネル(薬剤)の使用という方法もありますが管がつまらないように注意が必要です。また、私でしたらこのような症例(呼吸不全プラス褥そうなど)には栄養剤はライフロンQLを使用すると思います。呼吸器を予想より早期?にはずせた症例を3例経験しています。患者さんのために頑張ってください。

[No.1239のレス] Re:経腸栄養投与中の頑固な下痢に悩んでいます。 From:pooh 2004/12/15(wed) 22:45:24

療養型病院で看護師をしています。私のところに入院されている患者様も、経口摂取が限界になり胃瘻を造設してから下痢が続き、栄養剤の希釈・注入速度の調節・止痢剤投与など試しましたが、常に腸蠕動が亢進した状態で、栄養注入後すぐに下痢を繰り返していました。そのため肛門から陰部にかけて糜爛した状態になり、栄養の固形化をはじめました。結果、下痢は止まり、腸蠕動の亢進もなくなり、かえって便秘がちになってしまったほどです。といっても硬便と言うわけではなく、ちょうどマッシュポテトのような便で、単に寝たきりで腹圧がかけられない為に便を出す処置がたまに必要になります。おかげで陰部のトラブルも解消され、ゆっくり注入する事で時間がかかり、入浴や離床に支障があった生活も改善されて、患者様の苦痛も軽減されました。今までも何例か固形化を試していますが、例外なく便がマッシュポテトになっていますので、下痢には有効かと思います。試してみてはいかがですか?

[No.1236] 固形注入の実際 From:beach5 2004/12/13(mon) 13:18:02 [MAIL]

いわさき様、先日はお世話様でした。早速100円ショップに行き、何種類かのボトルを購入して固形化に挑戦してみました。
ぱぱカンテンのお試しセットで、300cc=2g〜400cc=2gと2通りにテストをして4本のボトルに容れ、各々一つは常温で、一つは冷蔵庫で固形化を待ちました。暫らくして状態を見ますと、太朗先生の”固形化の実際”にあるのと同じ凝固を示しており、早速ポンプを押して抽出してみました。結果、下の方の水状の部分だけ出て来ましたが、固形化したものは吸い上がってきません。
これはタイミングに問題があるのでしょうか?
 チップシリンジに作ったものは難なく抽出できました。
私の思いとしては1日分を一回に作ってそれぞれを必要分ボトルに分けていれて置くというものでした。
ポンプを利用した場合、完全に凝固する前に注入しないと駄目なんでしょうか。
あるいは常温で放置していても硬くならない程度に調合して注入するのでしょうか。これではお腹に入った後も液状化の儘ではないかと思ったりしております。
試行錯誤しております。固形化注入のタイミング教えて頂けませんか。お願いいたします。



[No.1236のレス] Re:固形注入の実際 From:いわさき 2004/12/13(mon) 15:21:56 [MAIL]

brach5様ご苦労様です、軌道に乗るまで大変でしょうが、あきらめないで試行錯誤のうちに自分流をつかむ事ができます、焦らないで下さい。試行錯誤=楽しみに置き換えて成功したあかつきには自分で自分にごほうびを!前置きが長くなってしまいました。1)シリンジ注入のレシピより寒天を少なくしゆるくします。我が家ではラコールを350cc水を350ccぱぱ寒天を2gで煮とかします。2)煮とかした
鍋をそのまま冷やします、(我が家ではベランバに出す)途中で静かにアワタテキで混ぜプリン状を砕きます、2度程混ぜ砕きジョゴでボトルに注ぎ入れます、プリン状では上がりません。プリン状の物はポンプでは上がりませんね。ゆるい方が良いと思いますが。水分だけを作る場合も水が400ccぱぱ寒天が1g〜1,5gで作っています。3)ボトルの下になると余分なエアーが入りますので50〜100ccは余分に作り残します。4)常温で固まります。5)一度に一日分を作っています。注入のポンブはやはりダスキンの方が耐久性も有り又楽に上がります。参考になりますか、あくまでも自分流を見つけてください、又。







[No.1236のレス] Re:固形注入の実際 From:beach5 2004/12/13(mon) 16:16:52 [MAIL]

どうも有難うございます。そうですか、砕きますか。実は先程も街に出掛けて、トコロテン式に押し出す様なものがないかと探し廻ったところです。そんなもの有る訳がないですよね。
700で2gですか。シリンジの圧入と違って細いホースからの吸い上げですから可なり細かく粉砕しないといけないのですね。400−2gではどのみち無理だったんだと分かりました。
 もう少し緩くしてもう一度やってみます。大変なヒントを頂きました。何事すぐに答えを出したがる方ですから焦ってしまいます。昨夜はもう出来たと喜んでいました。今朝ポンプを押してみてこれは容易ではないと思った次第です。
今度はジックリ腰を据えてやってみます。
 300〜500CC位の容量のあるチップシリンジが有るといいですね。 (PDNさん何とかなりませんか)



[No.1236のレス] Re:固形注入の実際 From:いわさき 2004/12/13(mon) 16:40:53 [MAIL]

beach5さん、じつは1000ccのシリンジ見つけてこころ見ましたが、大きくなれば手の負担が大きく行き着く所はボトル式でした。ポンプの管の関係も結構テクニックが必要ですが諦めないで挑戦続けてください、きっと快適の日が来ます、なんでも協力します。

[No.1236のレス] Re:固形注入の実際 From:J-Cross 2004/12/13(mon) 18:54:19

beach5様、いわさき様、在宅での「固形化」はメリットが多いのですが、シリンジの問題や押し出しやすさは試行錯誤ですね。いわさき様にはずいぶん助けていただいてます。
私も、今はポンプに落ち着いてます。ただ、固形化の硬さは「基本」の形状を保つようにしてます。最初は、一旦、シリンジに入れて、それをポンプに押し出していました。しかし、時間がかかるので今は、その「細かくなった形状(シリンジを通過したあと)」くらいまで、マッシャーで押しつぶして細かくして、ポンプに入れてます。吸い上げのために、ポンプ内のチューブも「内径7から8ミリ」くらいはあるものに付け替えています。私の場合は、もれがまだあるため「硬めに寒天は使用してます」両手の握力がほとんど無くても、自己管理で何とかやってます。頑張りましょう。


[No.1236のレス] Re:固形注入の実際 From:いわさき 2004/12/13(mon) 19:23:24 [MAIL]

J-Cross様の活躍・何時も頭が下がります。ありがとうございます。くれぐれもご自愛なさいませ。一口に固形化と言っても人それぞれの状態が異なるため苦労がありますが。仲間が居ることは本当に心強いですね。頑張りましよ。

[No.1236のレス] Re:固形注入の実際 From:ユウ 2004/12/13(mon) 19:56:29

私のところでは、介護用寒天を使用していますが、栄養剤はメディエフ400ml+水200mlに4gで、ポンプボトルを使用(600ml用)し、固まるとひっくり返しても落ちない程度に固まります。ただポンプで注入していると、チューブのまわりが空洞になって来ますのでそうしたらボトルを振りクラッシュします。(チューブを通るときその様な状態になりますので・・・)そうすると最後まできれいに注入することが出来ます。(10〜30ml位はどうしても残りますが・・・)   作り方は最初にボトルに人肌に温めたメディエフを先に入れておき、次に80℃程度で溶かした寒天液を加えボトルで直接シェイクします。シェイクする時は注入するときに使うポンプとは別のもので蓋をして振ります。そうしないとポンプの中でも固まってしまい、注入出来なくなってしまいます。

[No.1236のレス] Re:固形注入の実際 From:いわさき 2004/12/14(tue) 19:17:58 [MAIL]

ユウ様、ボトルで成功しました。我が家はやはり寒天は少な目ですが、理想どうりに固まり注入もOKでした。ありがとうございます。