[No.868] ペグの注入後の取り方 From:なな 2004/03/14(sun) 14:14:13

最近取る時にけっこう中身が漏れてきます。なぜですか。

[No.868のレス] Re:ペグの注入後の取り方 From:おサル先生 2004/03/14(sun) 14:45:25 [MAIL]

ななさん、はじめまして。おサル先生と申します。
ななさんのペグはボタン型でしょうか。ボタン型の接続チューブをはずす時の漏れが多くなったということでしょうか。
だとすれば、逆流防止弁(内部バンパーあるいは外部バンパーに組み込まれています)の働きが弱くなってしまったのかもしれません。ペグは入れてからだいぶ時間がたっているのでしょうか。古くなっているのかもしれません。
 以上、ご参考になれば幸いです。今後ともよろしくお願いします。

[No.868のレス] (^O^)Re:ペグの注入後の取り方(^O^) From:平成の一休さん 2004/03/14(sun) 14:56:56 [MAIL] [HOME]

”ななさん”こんにちわ〜平成の一休さんと申します。お尋ねの件ですが、PEGには胃や腸から胃液や腸液が逆流しないように「逆支弁」がついております。但し、現在の技術力では胃液や腸液に侵食されて逆支弁の機能が破壊されてしまうのが現状で御座います。この件については製造メーカー各社共もっと性能のいいものにと開発を急いでいる最中です。今暫くお待ちいただきたくお願い申し上げます。なお、胃液や腸液等々が漏れましたら「直ちにティッシュか濡れタオル」等で丁寧に拭き取っていただければご心配の必要はないかと念われます。ただ、胃液や腸液が漏れそれを放って置くと皮膚等が「ただれ」て意外とやっかいなことになりかませんので
その点だけ気をつけていただければ特にご心配はないかと念います。お問い合わせありがとう御座いました。お大事になさって下さい。合掌三拝/平成の一休さんでした(*^o^*)。

[No.868のレス] Re:ペグの注入後の取り方 From:なな 2004/03/14(sun) 15:06:49

ありがとうございました。これで安心できました。

[No.868のレス] Re:ペグの注入後の取り方 From:陸の孤島の遭難者 2004/03/18(thu) 19:40:54

時期遅れですが・・・
ななさんがお使いのPEGがバンパー型ボタン型なら、接続チューブをはずす時にPEGを押し込んでいませんか?
接続チューブを抜くときに、PEGの誤抜去を恐れるあまり、PEGを皮膚に押し込みながら、接続チューブを抜いている介護者を多く見受けます。バンパー型ボタン型のPEGでは、胃の中でバンパーが胃の後壁に当たっています。バンパー型ボタン型PEGは押し込まれると、バンパーが胃の後壁に押しつぶされ、逆流防止弁がずれて、胃内容が流出することがあります。
一度、接続チューブを抜くときに、PEGを軽く牽引した状態で抜いてみてください。意外と、逆流しないことがありますよ。

[No.874] 教えて下さい From:hyde 2004/03/16(tue) 22:57:39

現在バルーン型のチューブを使用しているのですが、今日交換日でいつものように交換したのですが、栄養を注入しようとすると圧がかかった感じになり注入困難になりました。一旦抜去しチューブ自体にも水を注入してみました。一度目はあまり通りはよくなかったのですが・・・二度目はスムーズにいったので事はおさまったのですが、何故そうゆう事になるのか、また原因など検討つくかたいましたら教えていただけないでしょうか 宜しくお願いします。

[No.874のレス] Re:教えて下さい From:おサル先生 2004/03/17(wed) 16:16:46 [MAIL]

hydeさん、はじめまして。おサル先生と申します。
早速ですがhydeさんご使用のバルーン型チューブは先端に孔が開いているものでしょうか?それとも横に側孔が開いているものでしょうか。
以上、ご教示いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

[No.874のレス] タイトルなし From:hyde 2004/03/18(thu) 16:48:31

★おサル先生★
 お返事ありがとうございます♪
説明が不十分ですいません。 新米ナースです。
 PEGの種類はチューブの先端?に孔があったような・・・あんまり詳しくみてませんでした^^;(膀胱用と同じの使ってます)2WAYチューブで固定液をいれるものです。 先輩にきても応えてくれなかったのでこちらで教えていただけたらと・・・ あと交換時の挿入確認は、今回先輩はしてなかったのですが、必ずしもしなくてもいいのでしょうか? 長々とすいませんが宜しくおねがいします。

[No.874のレス] Re:教えて下さい From:おサル先生 2004/03/18(thu) 17:49:12 [MAIL]

hydeさん、こんにちは。おサル先生です。
文面から察するに、hydeさんは医療関係者の方ですね。
できることなら胃ろう専用のものを使うことが望まれます。
また、カテーテルを交換したら、胃内容の逆流を確認して、胃の中に間違いなく挿入されたことを確かめてください。
 胃は絶食にしておくよりも、白湯を注入しておいて予めふくらませていただいていた方が、挿入した瞬間に胃内容がほとばしり出るので、胃内に入ったことが分かりやすいです。
 なお、胃液を引いてみたあとは、もう一回白湯を通しておきましょう。胃内容の残渣が管の中に残っていると、栄養剤がうまく流れないことがあります。
 以上、かなり推測で書いておりますので、もし勘違いがありましたらご容赦ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

[No.875] タイトルなし From:hyde 2004/03/16(tue) 23:00:03

追加ですいません
ちなみにみなさんはおのような交換の仕方をされてますか?

[No.875のレス] Re:タイトルなし From:おサル先生 2004/03/17(wed) 16:18:39 [MAIL]

hydeさん、おサル先生です。
ちなみにhydeさんは利用者さんご本人でしょうか、看護師さんでしょうか、それともドクターでしょうか。
その辺りでアドバイスの内容もかわってくるかと存じますので、よろしくお願いします。

[No.876] (^O^) 凄ざましい反響ですね! (^O^) From:平成の一休さん 2004/03/17(wed) 15:52:13 [MAIL] [HOME]

皆さんこんにちは、まいどお騒せばかりしている平成の一休さんです。標記の件、ここ3日間ほどの反響は凄ざましく1日平均500件以上のアクセス数をカウントしていて驚くばかりです。これも諸先生方や看護師さん栄養士さん並びに患者さん或いは医療関係者の「迫力あるレス」に圧倒されているのではないかと念います。裏を返せば情報がそれだけお役に立てている証ではないかと念います。この勢いでバンバンとぶっ飛ばしましょうね。合掌三拝/(^o^)//"""パチパチパチ・・・。

[No.873] (^O^) サーバー復旧お疲れさまです (^O^) From:平成の一休さん 2004/03/16(tue) 03:35:07 [MAIL] [HOME]

”PEG管理担当者さまへ”昨日17:00〜23:00の間「内部サーバートラブル処理」無事に復旧し一安心いたしました。夜遅くまで全力で復旧なあたれら「お疲れさまでした」機械物ですから「トラブル」はつき物です。何よりも原因が早く判り復旧したことに御礼申し上げます。お休みなさい。合掌三拝

[No.873のレス] (^O^) PDNブラシ実物掲載されました  (^O^) From:平成の一休さん 2004/03/16(tue) 06:40:54 [MAIL] [HOME]

”PDN/HP担当者さま”へ、PDNブラシの50cm・70cm物が早速買い物カゴに掲載されまたね。更にトップ画面左下段にもバナーが貼り付けであるました。最近特にPDNトップ画面が鮮やかに・華やかに・センス溢れるものになりつつあります。場面を開く「パット花が咲いたよう」な印象を与え更にバランスの良さも感じます。私達見るものにとって「お〜・・っと」気持ちまでが心底から明るくなります。ありがとう・・お陰でPD/HPを開くの楽しみで機会が又ツ増えました。パソコンは現代社会においてはあらゆる業種で必須のツールになりました。それだけに「便利さの反面不便さもありますし」+「ウイルスも世界中で毎日刻一刻と蔓延」しており油断禁物です。
一方、皆さんへご不便をかけないよう日々奮闘している若きエリートスタッフを温かく見守って上げたいと念います(^_-) ■D\(^^ ) 紅茶はいかがでしょうか!〜合掌三拝、平成の一休さんでした。

[No.869] タイトルなし From:すみれ 2004/03/14(sun) 16:29:46

おサル先生、アドバイスありがとうございました。もう一度スタッフではなしあい、検討してみたいと思います。

[No.867] 肺炎患者の胃瘻管理について From:すみれ 2004/03/13(sat) 11:52:52

老人病院に勤務していますが、寝たきりの患者さんで肺炎を繰り返してはそのたびに胃瘻からの栄養を中止し点滴を開始しています。熱は38度以上で胃瘻栄養中止していますが、点滴も補液程度のものです。熱のたびに胃瘻栄養を止めたり開始すると言うのはどんなものでしょうか?

[No.867のレス] Re:肺炎患者の胃瘻管理について From:YOU児 2004/03/13(sat) 19:44:53

これについては消化機能の面から言っても・・・どうなのでしょうか、チョット問題ありではないでしょうか?
諸先生・看護師・先輩諸氏の皆様、ご意見お願いします。

[No.867のレス] Re:肺炎患者の胃瘻管理について From:Guy 2004/03/13(sat) 22:44:17 [MAIL]

こんばんは。もうすぐ、栄養サポートチーム(NST)が稼働予定の病院に勤務している内科医のGuyです。腸がつかえる時は腸をつかえ。ということで、長期に経腸栄養となるためにPEGを造設したはずです。
肺炎で腸をつかえないということにはなりません。経腸栄養を止めて、末梢点滴にして、おそらく、栄養の投与内容を考えず、治療を行うのはどうでしょうか?
もし、経腸栄養による誤嚥性の肺炎だとしても、繰り返しているとすれば、他に対策はいろいろあると思います。

[No.867のレス] Re:肺炎患者の胃瘻管理について From:すみれ 2004/03/14(sun) 11:22:56

Guyさん、ご意見有難うございます。肺炎で粘ちょうの痰を頻回に吸引している場合はどうでしょうか?私としては胃瘻栄養開始時にしっかりとした体位をとり痰がからんでいれば吸引をしSPO2が90代後半あれば、栄養をかいししてもいいのでは?と、思っています。これで大丈夫ということであれば、主治医に申し出ようと思っています。肺炎を繰り返し弱っていく患者をこのままには、しておけないきがします。よいアドバイスよろしくおねがいします。

[No.867のレス] Re:肺炎患者の胃瘻管理について From:おサル先生 2004/03/14(sun) 14:53:32 [MAIL]

すみれさん、はじめまして。おサル先生と申します。
主治医の先生が、肺炎の時に胃ろう栄養を中止するのは、胃食道逆流が誤嚥性肺炎の原因だと強く疑っておられるからだと思います(一旦、点滴でしのぐお気持ちはよく分かります)。ただ、胃ろう栄養を中止している期間の体力の減少もマイナス要因ですから、中止期間は最低限に抑えたいものです。
本当に胃食道逆流を誤嚥性肺炎の原因と考えておられるようなら、当ホームページでたびたび取り上げられている、栄養剤の粘度増強や寒天固形化を試みてみても良いように思います。
 以上、ご参考になれば幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

[No.844] 胃ろうの食事について From:福岡のたま 2004/03/01(mon) 00:27:05 [MAIL]

昨年、胃ろうの手術を受け最近自宅看護の父がいます。
食事パックに月40,000円ほどかかっていますがこれには補助は無いのでしょうか?

現在、父はパーキンソン病で1種1級の要介護5です。
よろしかったら詳しく教えてください。

[No.844のレス] Re:胃ろうの食事について From:みっくん 2004/03/01(mon) 08:16:22 [MAIL]

こんにちは、たまさん.
 食事パックに月40,000円というのは、パック入りの栄養剤そのもののことですか?栄養剤には食品扱いの物と医薬品扱いの物があるのは御存じですか?自宅で使用する場合、食品は自己負担になりますが、医薬品は処方せんを書いてもらい、薬局から処方される形(普通の薬と同じ)で、医療保険が適応されます.もし、現在の栄養剤が食品だとすれば薬品扱いの栄養剤を主治医より処方してもらえると医療保険が適応され負担が軽減します.(病状的に食品扱いのものでなければどうしても困難というのなら難しいですが‥‥)
 どちらかわからなければ商品名を教えていただければお答えできます.
 質問の主旨と返答がちがっていたらすみません.

[No.844のレス] Re:胃ろうの食事について From:福岡のたま 2004/03/05(fri) 01:15:01 [MAIL]

みっくんさま・・・
早速ご回答いただきありがとうございました。(しばらく出張で回答を見ていませんでした。) 

初めてこのコーナーに参加致しましたが本当にご親切な回答を拝読させていただき大変勉強になっております。

食事パックは、AJINOMOTO メディエフバッグにメディエフアミノプラスを加えて使用しています。
当初、先生より医薬品は食品よりも質が落ちるとうかがいましたので食品を使用しています。

自宅における胃ろう患者の介護を始めたばかりで何も分からない状態ですのでこれからも良きアドバイスを賜りますよう
よろしくお願いいたします。

[No.844のレス] Re:胃ろうの食事について From:札幌のみっちゃん 2004/03/13(sat) 14:48:29

福岡のたまさんへ

初めまして。札幌のみっちゃんと申します。
同居の義父が腸婁を持って(?)います。最初は、食道癌の手術をした5年前に胃婁を造りました。その後一時口から食べられるようになり、胃婁を取りましたが、また次第に食べられなくなり、無理して食べるとむせて(誤嚥ですね)肺炎になることを繰り返したので、腸婁を造りました。腸婁になったのには深い理由はないとのことでした。
その義父は、長いこと『ツインライン』という液状の消化形態栄養剤を『薬』という形で出してもらっていました。入院時には名前は忘れましたが、味の素の粉末タイプでした。今は自宅近くの病院に移って、『ラコール』に変わりました。
みっくんさんも書かれているように、『薬』という形なので金額的には負担が軽く、ほかの薬を合わせても、1万円以上になったことはないです。老人医療のシステムがよく変わるので一概には言えませんが、食品扱いよりは安いと思います。
ちなみに、『ツインライン』も『ラコール』も、滴下の速度が速すぎると(1時間150から200ml以上)下痢をしやすいこと以外は、特別問題なく何年も経過しています。

[No.844のレス] (o^−^o)Re:胃ろうの食事について(o^−^o) From:柳川出身:平成の一休さん 2004/03/13(sat) 16:11:58 [MAIL] [HOME]

”福岡のたまさんへ”平成の一休さんと申します。福岡と拝見し思わずキーを打ち込みました。始めまして私は標記のように福岡県柳川市の出身です。故郷を離れて東京暮らし40数年経過しましたが、幼い頃、水郷柳川のお堀で夢中で友達と泳いで楽しんだ記憶は今だ脳裏から離れません。PDN相談コーナーはこのように全国津々浦々の方々とお知り合いなれると言うことでどれだけ勇気付けられるか判りません。PDNに相談される患者・家族・医療関係者の方々は一様にPEGと格闘されております。それだけにその・悩み・苦しみ・迷い・焦り、或いは・孤独感・絶望感・孤立感・疎外感・無力感・無視されたりと日々辛い念いをされている状況がお便りの中から痛いほど読み取れます。現在82歳になる兄が福岡で奥さんに先だたたれ1人暮らしをしており数年前には腹部動脈瘤の手術をして以来、今も欠かさず毎月1回は福岡へ兄の介護(元気つけにいくだけですけど)に出かけております。お陰様で至って元気に明るく生活しております。さて、前置きが長くなって申し訳ありませんでした。福岡のたまさんは・・ラッキーな方だと念います。上記にレスされている「PDNのエース:みっくん先生」又「札幌のみっちゃん」は貴重な体験談をお持ちでレスの内容を拝見する限り完璧に近いアドバイスであると私は念いました。お2方がおっしゃるように食品に越した事をはないでしょうが、10年間ツインラインと歴史を共にしてきた私にとって「栄養の点では食品に引けはとりません」且つ費用の負担を考えると尚更です。「コロコロ介護制度」なんてあってないようなものです。私は現在「ツインライン」を1日:800Kcal落としております。10年前食道癌全摘出手術後、体重が36kg位前後に急速に体重がダウンしましたので、平成7年下痢しない「ツインラインが開発」されました。当時は厚生省の認可はまだ降りてはいませんでしたが、内緒で下痢しないツインラインを落とし様子をみました。以来「PEGの開発も同様にお付き合い」している内、平成9年頃から体重が36kg→45kg→50kg→54Kg・・とUPして、現在に至っております。その間ツインランの栄養成分も随分と改善され「食品に引けを取らない」位に向上しました。今あるツインラインやラコール等々は上記に触れられていますように「1時間当たり何ml落とすか?」で身体に与える栄養の浸透度が決まります。1時間に150〜200mlも落とすと直ちに「ダンピング」を起こし逆効果ですが。しかし、目安として1時間に平均100mlづつ落とすと胃ろうでも腸ろうでも、ゆっくりと栄養を消化吸収しますので体重増加に素晴らしい効果を発揮します。現在、ツインラインやヤコールも更に内容を改善しようと○○製薬の研究陣が日々頑張っていやっしゃるそうです。終わりに私は「食品から1200kcal」「ツインラインから800kcal」+「水分:ポカリスエット400ml」+「水分:りんごジュース等ジュース類で400ml」合計約2400〜2500kcalの栄養補給を致しております。おかげさまで体重は増加するし費用は安く済むし万々歳です。勿論、ここまでたどり着くには「艱難辛苦」+「試行錯誤」の連続でした。やはり最後の答えは患者さんが出すのが限りなく正しいのではないかと念います。長文になりごめんなさい。お身体を大事にして下さいね。全国に多くの仲間がいることを忘れないで下さいねではこの辺で失礼しますね。(^o^)/~^^さいなら〜合掌三拝/平成の一休さんでした。

[No.853] PEG後の予後予測について From:mf 2004/03/03(wed) 21:53:36 [MAIL]

当院では昨年から感染防止タイプのキットを使用し胃壁固定術を併用するようになりましたが、それ以後、長年の懸案であった術後の瘻孔感染がほぼなくなり、PEGの手技についての安全性がより増したという状況です。
しかしながらPEG後早期に死亡したり、必ずしも十分な効果を得られぬままに経過するケースもあります。昨年もPEG後1週間で死亡したケースがありました(合併症ではありません)。また最近もPEG後2ヶ月あまりですが、在宅療養整備をしていた矢先に肺炎を併発し死亡したケースもあります。一方で、PEG後7年を経過し在宅療養中の方もいます。
PEGの実施件数が通算で100件に達しますので、それを機に当院でのPEGの予後調査、あるいは術前のデータから予後が予測できないのかどうかを検討したいと考えています。
「在宅医療と内視鏡治療」vol7 p8〜金子登先生の「当院における最近3年間のPEGの状況と追跡調査」や第8回HEQ研究会抄録川崎幸病院赤羽重樹先生の「PEG造設長期予後を造設前の血液データから予測できるか」を参照させてもらっています。
こうした予後予測などについて、なにかsuggestionしていただけたら幸いです。参考にする文献などご教示お願いします。
また金子先生の論文にPEG-POS scoreとあるのですが、これはどこかに原著があるのでしょうか?

[No.853のレス] Re:PEG後の予後予測について From:陸の孤島の遭難者 2004/03/13(sat) 13:39:22

たいへん遅いレスです。
陸の孤島でPEG、PTEG、jetPEGなどを造設し、在宅栄養管理をしている内科医です。
あまりに、一般向けではないために、どなたも返事をしなかったようですが、誰からも反応がないとmfさんに失礼かな、思いレスすることにしました。
PEGの予後予測については、
Gastroenterol Clin Biol. 2002 May;26(5):443-7.
Prognosis factors of short and long-term survival in elderly hospitalized patients after percutaneous endoscopic gastrostomy
など、がありますが、原文はフランス語で英訳されています。様々な因子を検討していますが・・・・
ここからは、私の意見です。このようなPEGを全体的に捕らえた報告は少なく、予後に関しては、脳卒中、小児、胃切除後などの症例を限定した報告は数多く見られます。これは、PEGは、あくまで栄養ルートであり、予後因子に最も影響を与えるのは、PEG造設ではなく、その後の栄養であり、患者さんの基礎疾患であるからではないでしょうか?
患者さんの、背景(基礎疾患、年齢、ADL、など)により、その栄養療法は異なってきますし、効果も一律ではありません。それらをひっくるめて評価する意義が見出せないから、報告が少ないのではないでしょうか?
でも、胃瘻が外科的処置である以上は、根拠となる条件が明確であれば、それに越したことはないのは、同感です。そのためには、先生のお考えのように、術後合併症をなくすことで、PEGが本来の役割を果たしさえすれば、その結果は、その後の管理に依存する問題の様に思っています。
以上、あまりお役に立てませんが、こんな考え方をしている輩もいるという程度にお読みください。

[No.864] 教えてください From:ゆうじ 2004/03/10(wed) 19:26:48 [MAIL]

現在、クリエートメデイツク社の胃瘻交換用カテーテル(品名コード8000005615 サイズ16Fr 規定容量5mL)を使用していますが、2月24日交換後すぐにチューブのファネル部の蓋部分から注入した栄養剤が漏れて蓋の役目がありませんでした。3月9日にチューブ交換をしたのですが、やはり漏れてきます。
多分、Drに云えば「不良品だからまた交換しましょう」ということになると思うのですが、あまり頻繁に交換するのも不経済ですので、漏れを止めるよい方法はないでしょうか?
今のタイプのチューブは昨年の9月29日から使用(11/25 1/13に交換)漏れは今回までありませんでした。

[No.864のレス] Re:教えてください From:konkon 2004/03/12(fri) 13:03:59 [MAIL]

こんにちは、外科医のkonkonと申します。
当院では同じ製品を使っていますが、漏れた経験は今のところありません。本当に交換してすぐ漏れるのであれば、メーカーに問い合わせしたほうがいいと考えます。
漏れる原因については申し訳ありませんが、わかりません。

[No.864のレス] Re:教えてください From:ゆうじ 2004/03/12(fri) 13:43:37 [MAIL]

konkon先生あろがとうごじいます。
ここ2回の交換ではすぐに漏れるようになりました。
本日、メーカの方からメールにて栓が有るそうで通院している病院経由で戴けるとの連絡を受けました。
皆様のすばやい対応に感謝いたします。ありがとうございました。

[No.864のレス] Re:教えてください From:Guy 2004/03/12(fri) 22:11:40 [MAIL]

内科医のGuyです。当院でもこの製品を今までに何例か使用しております。全例にではありませんが、蓋の部分から漏れる症例を経験しました。メーカーに調べてもらいましたが、検査の結果、問題ないとの回答でした。(報告書はかなり丁寧なものでした)
しかし、メーカーのほうから他の製品で使用しているファネルをいただき、それを押し込むことで、解決しました。今後は、発売時からそのファネルをつけるような話しをメーカーはしていました。私の印象では蓋が2重になっており、どのタイプにも接続できるような構造のため、しっかり閉めないと漏れると思います。また、圧がかかりやすい患者さんも漏れやすいと思います。

[No.859] 腸ろうの肉芽について From:はる 2004/03/06(sat) 21:47:25

腸ろうを造設されている方の肉芽について教えてください。その方は10Frの多様途チューブを腸ろうチューブとして使用して
います。チューブの固定はチューブの刺入部を含め、数ヶ所のナートだけで固定盤等は使用していません。腸ろうを造設して5ヶ月が経っていますが、当初よりチューブの刺入部に肉芽があり、またそこからの出血および排膿が随時みられています。ガーゼの汚染があればその都度イソジン消毒をし、肉芽の部分にはイソジンゲルを塗布しガーゼで保護をしています。消化器科のDr.にはあまり排膿が続くようなら場所を変えて、もう一度腸ろうを造り直すという方法もあるともいわれましたが、この意見にはあまり納得がいきません。今回のようなケースでの肉芽の原因には
どのようなものがあげられるのでしょうか?また今後は、イソジンの使用をやめ、生食での洗浄とガーゼ保護という方法をとって
みようかとも考えていますが、いかがなものでしょうか?御意見を聞かせてください。


[No.859のレス] Re:腸ろうの肉芽について From:太朗 2004/03/08(mon) 21:37:21 [MAIL] [HOME]

はるさん こんばんは  開業医の太朗といいます.
排膿のある感染創への対応,特に消毒処置の可否については多くの意見が出されています.ちょっと前までは汚い傷に消毒をしなければ犯罪に近い行為だったんですけどね.今は逆の意見もよく聞きます.患者さんの傷口を見ていないので無責任なことは言いたくありませんが,洗浄処置は一考の余地はあると思います.また洗浄に使う水が,生食でなければならないかの理由についても一考の余地があるかも知れません.

[No.859のレス] Re:腸ろうの肉芽について From:はる 2004/03/10(wed) 20:44:14

太郎さん、御返答ありがとうございました。洗浄の回数について
お聞きしたいのですが、回数によってやはり効果が違うのでしょうか?現在は日に3回程 ガーゼは交換しているのですが、洗浄は日に1回程度です。また排膿があるため、感染防止のために入浴の際にはオプサイトで保護して入り、入浴後に洗浄処置をしているのですが、体幹の変形もある方でうまく保護できず、実際は
創部が濡れてしまいます。どうせ濡れてしまうのだからオプサイトなしで入浴し、流水(水道水)のあと洗浄、または洗浄はなしで、と考えている職員もいます。この点についても何か御意見があればぜひお聞かせください。(入浴での感染についても)
よろしくお願い致します。

[No.859のレス] Re:腸ろうの肉芽について From:konkon 2004/03/12(fri) 13:01:42 [MAIL]

はるさんこんにちは。外科医のkonknと申します。
肉芽からの出血ということですが、その肉芽が不良肉芽ということはないでしょうか。チューブの刺入部周囲への感染が広がっているのでしょうか。肉芽の部位だけからの出血や排膿であるならば、肉芽を処理するのが一番いいと考えます。外科的なデブリもいいですが、硝酸銀による処置も有効です。不良肉芽は機械的な刺激によりできていると考えられますので、糸で固定しているのも原因のひとつだと考えます。腸ろうチューブがある程度長く腸内にはいっているのなら、糸の固定をやめるのもひとつの手です。
以上ご参考までに。

[No.866] クリーニングブラシについて From:@ishi 2004/03/10(wed) 20:54:38

訪問看護をしています。利用者Yさんはバードウィザードの20Frを使っています。接続チューブが栄養剤でかなり汚れています。主治医は胃婁交換の4ヵ月後に接続チューブも交換すると言っています。チューブの洗浄にPDNブラシがよいと談話室で読みました。どのように購入すればよいですか・またベビー用ストローブラシ(ピジョンやピップからでています)で代用出来ますか?教えてください。

[No.866のレス] (o^−^o)Re:クリーニングブラシについて(o^−^o) From:平成の一休さん 2004/03/10(wed) 21:33:02 [MAIL] [HOME]

”@ishiさまへ”こんばんは、ようこそPDNホームページへ。私は平成の一休さんと申します。お尋ねの件はPDNにて販売いたしております。購入方法は、先ずトップ画面左側に「PDNの本・ビデオ」と言う箇所があります。そこをクリックするとPDNオンライン販売商品の買い物カゴが表示されます。表示されたのを確認後、どんどんと下の方へ進むと「PDNブラシ・カゴ」が現れます。PDNブラシには長さが2種類あって@50cmとA75cmのカゴがあります。20Frだとのことですから、いずれのサイズでもいいのではないかと念いますが、短いよりは長い方が応用が利くのではないかと念いますが、選択はPDNの担当者に電話等でご相談・確認されてご注文されたらいかがでしょうか。ご案内まで(^o^)/~~さいなら〜合掌三拝。

[No.866のレス] Re:クリーニングブラシについて From:@ishi 2004/03/12(fri) 09:03:16

回答ありがとうございました。早速問い合わせてみました。
画像がないのが残念でしたが利用者Yさんにすすめてみます。

[No.866のレス] (^o^)Re:クリーニングブラシについて(^o^) From:平成の一休さん 2004/03/12(fri) 09:22:38 [MAIL] [HOME]

”@ishiさま”お早う御座います。平成の一休さんです。わたしもうっかりしておりました。「ブラシの画像」は商品がどのようなものか必要ですよね。早速、PDNスタッフの方々へ「ブラシ画像」に出来ないものか相談してみます。PDNスタッフの方、読者の要請にどうか答えられるようお願いします。
(・_・)ふむふむ(`_´ )ゞ了解!合掌三拝。

[No.862] 酢水の管理について素朴な質問です。 From:酢水大好き 2004/03/08(mon) 09:56:11

はじめて質問致します。 酢水の管理をしている介護士です。酢水を充填する前に白湯でフラッシュ20mlしてから酢水を注入していますが、酢水で白湯の代わりにフラッシュしそれから酢水を充填してもいいのでしようか? 

[No.862のレス] Re:酢水の管理について素朴な質問です。 From:太朗 2004/03/09(tue) 11:03:30 [MAIL] [HOME]

酢水大好きさん こんにちは  開業医の太朗といいます.
非常に難しい質問で,お答えがしにくいのですが,個人的には「問題はないが,少々お酢がもったいない」という気がします.またボクが患者の立場なら,介護手順の簡略化のために余計な酢を入れられるというのは,面白くないと思うかも知れません.

[No.863] 腸瘻の管理について From:一勤務医 2004/03/08(mon) 21:21:31

先日は御返答ありがとうございました。諸検査の後、本日腸瘻造設(経胃瘻的空腸栄養チューブ)を施行しました。管理についてお伺いしたい点がありますので、以下に記載させていただきます。

@腸瘻kitの説明書にはtubeを月に1度交換とありましたが89 歳の方に月に一度の内視鏡は少し酷な気がします。一般的 にどんなもんでしょうか?
A18Fr(確か)tubeを私用しましたが内腔閉塞し易くないで すか?私の第一印象は細いなと思いましたので。
B流動食投与の際下痢を起こしやすいと愛知県厚生連海南病 院内科の報告にありますが実際頻度はどんなものでしょう か?他に気を付けなければならない合併症などはないでし ょうか?
C腸瘻の管理についてのガイドライン・standardが記載して ある文献・成書等ありましたら教えていただけたらと存じ ます。

よろしくお願いします

[No.863のレス] Re:腸瘻の管理について From:太朗 2004/03/08(mon) 22:25:54 [MAIL] [HOME]

一勤務医さんこんばんは  開業医の太朗です.

先日は御返答ありがとうございました。諸検査の後、本日腸瘻造設(経胃瘻的空腸栄養チューブ)を施行しました。管理についてお伺いしたい点がありますので、以下に記載させていただきます。

@腸瘻kitの説明書にはtubeを月に1度交換とありましたが89 歳の方に月に一度の内視鏡は少し酷な気がします。一般的 にどんなもんでしょうか?
 ↓
お使いの空腸チューブの胃内固定板がバルーン式の場合は,バルーン破裂の可能性からメーカーの立場からすれば「1ヶ月での交換」が勧められると思います.先生の御指摘通り実地医療のニーズには全く合致していませんが,ある程度の期限を提示しなければならないメーカーの立場も近い出来ます.難しいですね.

A18Fr(確か)tubeを私用しましたが内腔閉塞し易くないで すか?私の第一印象は細いなと思いましたので。
 ↓
経胃瘻的空腸栄養チューブには1ルーメンと2ルーメンのものがあり,ボクも先生と同じ懸念を抱いていた為,可能な限り1ルーメンを使っていました.2ルーメンタイプは注入用の管腔が細いことが困りものですが,最近はボストン社から注入用管腔が比較的太いものも販売されているようです.

B流動食投与の際下痢を起こしやすいと愛知県厚生連海南病院内科の報告にありますが実際頻度はどんなものでしょう か?他に気を付けなければならない合併症などはないでしょうか?
 ↓
経胃瘻的空腸栄養チューブは胃瘻チューブのノリで注入すると下痢になるので,ボクは怖じ気づいて初めから可能な限りゆっくり入れるようにします.ほとんど持続点滴の世界でやりました.それで状態を確認しつつ,徐々に注入速度を早くしていました.そのせいか実はあまり下痢で困ったことはありません.

C腸瘻の管理についてのガイドライン・standardが記載して ある文献・成書等ありましたら教えていただけたらと存じます。
 ↓
PudMed(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi)で「percutaneous endoscopic jejunostomy」と入力すれば色々出てきますよ.空腸栄養チューブなんて意味無いよという意見もあります(下記).要チェックですね.実際に空腸チューブを運用してみえる先生のお考えもお聞きしたいところです.(僕自身はホンマかいなという気持ちです.)
Lien HC, Chang CS, Chen GH. Related Articles, Links .Can percutaneous endoscopic jejunostomy prevent gastroesophageal reflux in patients with preexisting esophagitis? Am J Gastroenterol. 2000 Dec;95(12):3439-43.

[No.863のレス] (^O^)Re:腸瘻の管理について(^O^) From:平成の一休さん 2004/03/09(tue) 03:04:55 [MAIL] [HOME]

"太朗先生"お疲れさまです。いつもお世話になっている平成の一休さんです。さて、このとことの「太朗先生の頑張りは目を見張るものがあります」有難う御座います。私達、患者・家族一同先生の普段着の姿を目の当たりにしてただただ頭が下がるばかりです。あの若さでなかなか徹底的に弱者の立場からの視点でレスを展開され本当に感謝申し上げます。これかもどうか迷い苦しみ絶望感と孤独感と疎外感から解放していただくお手伝いをお願い申し上げます。合掌三拝。

[No.863のレス] Re:腸瘻の管理について From:太朗 2004/03/09(tue) 11:03:17 [MAIL] [HOME]

平成の一休さん こんにちは  太朗といいます.  返答いただき恐縮です.
ボクは偏屈な変わり者なので,もっと多くの先生もお聞きできると良いなと期待しています.今後ともよろしく御願いいたします.

[No.857] 胃ろう増設時の手技について質問です。 From:渓太 2004/03/06(sat) 13:28:28 [MAIL]

はじめまして。胃ろう増設時に腹壁と胃壁の間に結腸などが挟まらないようにするために、送気による胃の膨張、腹壁よりの圧迫確認、照明を落としての内視鏡の光の確認と可能であればファイバースコープの先端の術者による触知を行っていますが、いずれもその確認の精度という点では、経験的で今一つ確実性に不安が残ります。以上の方法の他に、内視鏡的造設時の確認方法などがありましたら、ご教示願えれば幸いです。

[No.857のレス] Re:胃ろう増設時の手技について質問です。 From:太朗 2004/03/08(mon) 21:24:31 [MAIL] [HOME]

渓太さん こんばんは  太朗です.
渓太の仰る確認法が一般的なもので,多くの病院がその確認法の範囲内で造設しているように思います.その他の方法としては,透視下観察下のPEG,胃への注水を行った後に超音波ガイド下で穿刺する方法などがあります.しかし手順が増えれば,身体的経済的負担は増え,落としどころは難しいところですね.
あと話はそれますが,透光性の確認はボクは照明を落とさず,穴あきコンプレッセンを持ち上げてテントの様な形にし,穿刺面に光が当たらないようにして確認しています.

[No.848] 未使用の胃瘻管理について From:おおた 2004/03/02(tue) 15:35:21

はじめまして、石川県小松市の東病院で薬剤師をしております、おおたと申します。
81歳男性、多発性脳梗塞で嚥下障害のため肺炎を繰り返していた患者さんですが、訓練により約3ヶ月くらい前から経口で食事が摂取できるようになり、胃瘻を使用していません。現在は、1日1回白湯を50mlほどフラッシュするだけの管理を行っていますが、このまま抜去しないでおいておいたほうがよいでしょうか?また、その時の管理方法を教えてください。

[No.848のレス] Re:未使用の胃瘻管理について From:太朗 2004/03/02(tue) 17:56:31 [MAIL] [HOME]

おおた先生こんにちは  開業医の太朗といいます.
手前味噌ですが,過去に胃瘻の離脱症例についての検討について報告(http://www.fukiage-clinic.com/peg/ronbun/z00413.htm)をしました.ボクの経験では経口摂取が可能になり一旦は経管栄養から離脱できても,4分の1程度の方は再び経管栄養が必要になりました.そのため状態の悪化により再び経口摂取が困難になる可能性のある症例は,PEGチューブ留置に対しての支障が大きくなければ,瘻孔を温存するためにボタン型チューブを留置しておくようにしています.

[No.848のレス] Re:未使用の胃瘻管理について From:おおた 2004/03/03(wed) 11:57:44

太郎先生、ご返答ありがとうございました。
胃瘻の離脱症例についての検討された報告のページを拝見させていただきました。瘻孔を温存しておく方を選択した場合、普段はどのようなケアを行っていけばよろしいでしょうか?繰り返し申し訳ありませんが、ご指導ください。

[No.848のレス] Re:未使用の胃瘻管理について From:太朗 2004/03/03(wed) 14:27:41 [MAIL] [HOME]

おおた先生こんにちは  開業医の太朗です.
栄養剤の注入を行っている胃瘻は「お腹の小さな口」ですが,栄養剤を入れず留置のみを行っている胃瘻は「もう一つのへそ」といったところでしょうか.特別消毒やガーゼ保護など行わず,入浴の時に清潔に洗うのみで,特別な処置は行っていません.ただ栄養状態の改善に伴い腹壁が厚くなった場合,胃内固定板と体外固定板の距離が相対的に狭くなり,瘻孔障害を起こすことがあります.体外固定板が1−2cm浮く程度の余裕のあるボタンを選択するようにしています.

[No.848のレス] Re:未使用の胃瘻管理について From:おおた 2004/03/07(sun) 20:41:28

太朗先生、度々のご返答ありがとうございました。
その患者さんは、胃瘻を温存したまま3月の下旬に退院されることになりました。
話は変わりますが、今年の1月に金沢で太郎先生のご講演を初めて聴かせていただきました。
大変勉強になりました。
また、金沢にお越しくださって、貴重なお話をお聞かせください。

[No.860] (^o^) 新しい自分探しを拝見した (^o^) From:平成の一休さん 2004/03/07(sun) 04:16:02 [MAIL] [HOME]

”新しい自分探し”拝読していて心うたれるものがありました。最大の特徴は「平凡な普段の言葉で語られている点」でした。ともすると、専門医の先生方には、やたら難解な医療用語を乱用して折角のレスも台なしという例もありました。当、HPは弱者の視点に立って書き込みをお願いします。合掌

[No.858] (^O^) 登録病院550到達 (^O^) From:平成の一休さん 2004/03/06(sat) 20:00:02 [MAIL] [HOME]

”PDNさん”或いは”関係者の皆様”ついに「登録病院数が550件に到達しました」おめでとう御座います。特に昨今の新規参入医療機関が際立っており点が注目に値いすると感じます。地域別に見ても全国津々浦々まで登録されており、PEGの存在が認知されつつあることを実感いたします。合掌三拝。

[No.854] 白湯のあとに空気っていれますか? From:しんむら牧場 2004/03/04(thu) 20:39:24 [MAIL]

内科病棟で勤務している看護師です。当院では、経管栄養終了後、白湯をルート内に停滞させておく場合と白湯のあとに空気を注入する場合があり、手技が統一されていません。前者の主な根拠は胃内に空気を入れて内圧が上昇し嘔吐の原因になるのでは、という考えに基づいています。後者は、白湯の停滞による細菌繁殖を防ぐ為と考えています。それぞれに根拠があって行っているのですが、院内全体で手技を統一したいので、最新の技術を教えてください。

[No.854のレス] Re:白湯のあとに空気っていれますか? From:jiro-a 2004/03/06(sat) 07:13:57 [MAIL]

公立病院にて内科医をしていますjiro-aと申します。
白湯のあとに空気を入れるのは効果および内圧上昇の点から“?”と思います。
是非お勧めかつ現在主流と成りつつあるのは、酢水でのロックです。酢水を停滞させることでチューブが清潔に保たれます。

[No.855] 腸ろうは難しいと・・・ From:ちょろ 2004/03/04(thu) 21:47:46 [MAIL]

何とか方法はないものかと思いはじめて投稿しました。2年程前に義父がクモ膜下出血で倒れ、同時に胃潰瘍になり、胃の2/3を取る手術もしました。その結果、右麻痺、嚥下障害、平衡感覚障害等の障害が残りましたが、一命を取り留め車椅子で生活してます。食も、細かく刻み義母が世話をし、ゆっくり食べてはいたのですが、やはり嚥下障害のため先日肺炎で入院しました。ちなみに、肺炎は3度目くらいです。先生から胃ろうの話し、腸ろうの話が出たのですが、胃ろうは胃がほとんどなく、ちょうど残りの小さな胃も管を通しにくいところにあると言われました。腸ろうは、現在体力があまりないため、危険である、と言われました。最初倒れた時腸ろうはしていたのですが、当時は、食べれるものなら口から食べたい、食べさせてあげたいとの理由で管を取りました。しかし現在は、当時の手術前から15k位やせました。とりあえず、もう一度胃ろうができないか、レントゲンを撮ってみるとのことなのですが、万一無理とのことであれば、何か方法はないのでしょうか。義母もとかく精神的に弱い人なので気になります。何かよい方法があれば教えてください。

[No.855のレス] Re:腸ろうは難しいと・・・ From:konkon 2004/03/04(thu) 22:02:38 [MAIL]

ちょろさんこんばんは。
外科医のkonkonと申します。
胃ろうは残胃の大きさ、位置、周囲との癒着などにより施行が難しい可能性はあります。
担当の先生のお話では開腹での腸ろう造設かと思いますが、手術のリスクと全身状態から危険と判断されているのだと思います。
となると、私が知っている範囲では食道ろう(PTEG)の適応の可能性があるかと思います。左側頸部から食道を通して胃までチューブを留置する方法です。比較的新しい方法なので私は2例ほどしか経験がありませんが。担当医の方に一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

[No.855のレス] Re:腸ろうは難しいと・・・ From:ちょろ 2004/03/05(fri) 19:57:55 [MAIL]

konkon先生早速回答ありがとうございました。仕事帰って返信があるかとても気になって・・・嬉しかったです。
担当医の先生にもまた相談してみようと思います。また、よろしくお願いします。

[No.851] 固形化栄養剤について From:ちか 2004/03/03(wed) 19:41:23

訪問看護をしているちかです。固形化栄養剤に興味がありいろいろと試している段階です。いろいろ疑問点があるので教えてください。
@固形化には寒天をしていますが植物性ゼリーの素のアガー(寒天を主原料とする植物性ゼリーの素)を利用しても効果は同じなのでしょうか?
A寒天を利用した固形化栄養剤にダマができてしまいましたが(注入する時にドレッシングボトルシェイキングしたときにできてしまいました。)それを注入する事によって胃ろうが閉塞してしまうということはありますか?
Bチューブタイプの胃ろうのサイズが小さい場合(14frなど)固形化栄養剤の注入が困難でした。(徐々に大きいサイズへ変更予定ではあるのですが)硬さの調整を行うと固形化のメリットがなくなってしまうと思うのですが・・・その場合の注入は断念したほうがよいのでしょうか?
アドバイスよろしくおねがいします。

[No.851のレス] Re:固形化栄養剤について From:太朗 2004/03/05(fri) 00:14:30 [MAIL] [HOME]

ちかさん こんばんは  開業医の太朗です.

@固形化には寒天をしていますが植物性ゼリーの素のアガーを利用しても効果は同じなのでしょうか?
 ↓
植物ゼリーの硬さによると思います.固形化経腸栄養剤以外のゲル化については,REF−P1,ミキサー食などの報告がありますが,それらと似たような硬さなら同様の効果は期待できるかも知れません.(あくまで印象です) ちなみにこの食品,アガーと名乗っている以上,多分ゼラチンではなく寒天なのでしょうね.

A寒天を利用した固形化栄養剤にダマができてしまいましたが(,それを注入する事によって胃ろうが閉塞してしまうということはありますか?
 ↓
ダマ自体がつまったという話は,今のところ聞いたことはありません.ただ,最近は調理に慣れたせいか,ダマはほとんど出来なくなっています.調理法を再度御確認下さい.

Bチューブタイプの胃ろうのサイズが小さい場合,固形化栄養剤の注入が困難でした。
 ↓
僕自身が小児PEGに携わっておらず,細経チューブの経験がないため充分把握していませんが,確かに14Frあたりを境に注入しにくいという話は聞きます.また一部のボタンも注入がし難いようです.やはりこの場合は柔らかくするしかないようです.チューブのサイズアップが無理な場合に限りますが.

[No.851のレス] Re:固形化栄養剤について From:ちか 2004/03/05(fri) 17:30:14

太郎先生ありがとうございます。
アガーはイナアガー(伊那食品工業)とCO−OPアガー(日本生活協同組合)の製品を利用しています。寒天を主原料と記載されていましたので利用しています。混合し完全に沸騰するまでは温めなくてもいいとのことで調理しやすいこともあり栄養士さんと一緒に適度の硬さ調整の開発中です。
寒天での固形化方法も調理法を再度確認して行ってみたいと思います。
ありがとうございました。

[No.852] 胃瘻患者の逆流性食道炎 From:一勤務医 2004/03/03(wed) 20:38:04

はじめまして。ある病院の勤務医です。下記の患者さんについて御教示お願いします。

89歳女性で発熱・食欲不振を主訴に1/21入院されました。ADLは這って室内移動、年齢相応の痴呆(簡単な意思の疎通は可能)、ゆっくり時間をかけて刻み食を介助摂取されていた方です。抗生剤で発熱改善後、試食を試みたもののそのたびに誤嚥、発熱するため、2/18胃瘻造設を行いました。しかしながら流動食を投与すると嘔吐する状態です。アルロイドG、PPI inhibitorなどの内服を追加し、流動食の速度をゆっくりにしてもだめな状態です。患者さんは腰が曲がっていて腹圧がどうしてもかかってしまう体型ではあります。当院では胃瘻造設の経験はありますが、腸瘻は未体験です。何かいい方法はないでしょうか?これさえ解決すればPTの話では元のADL回復の見込みが十分あるのですが、嘔吐のため理学療法もままならない状態です。

よろしくお願いします

[No.852のレス] Re:胃瘻患者の逆流性食道炎 From:konkon 2004/03/04(thu) 12:49:49 [MAIL]

はじめまして、外科医のkonkonです。
今まで嘔吐の症状を呈していないということなら、狭窄によるものの可能性は低いと考えられます。胃・十二指腸の運動機能低下がおこっていないか評価することが必要ではないでしょうか。透視下での造影検査を行い、造影剤が十二指腸に速やかに流れていくか、腸管の拡張がないかを確認するとともに、数時間後のXpでも流れの確認するといいかと思います。
ゆっくりでも造影剤が流れていくのであれば、消化管の運動促進剤をつかいながら注入していくことが可能であると考えます。もし、胃幽門部あるいはトライツじん帯からどうしても肛門側に流れないということであれば腸ろうの適応と考えます。

[No.852のレス] Re:Re:胃瘻患者の逆流性食道炎 From:一勤務医 2004/03/05(fri) 13:16:26

御返答ありがとうございました。週明けに透視下検査を行います

[No.856] (^O^) PDN販売システム拝見しました (^O^) From:平成の一休さん 2004/03/05(fri) 04:12:09 [MAIL] [HOME]

”PDNさん”待望の”PDN販売システム”のHP上からの完成を心からお祝い申し上げます。また、当システムの構築にかかわられた若きエリートサポートチームの英知を集約してのものだけに素晴らしいツールが出来上がりました。販売ツールを開くと誰にも優しくシンプルで尚且つ洗練されているという「センスの良さが目立ちます」。今後の課題は「いかに販売物の増やすかにかかっています」「必要とされているものをドンドン開発して」陳列棚に載せて頂きたいと願っております。販売システムが構築されると「アイデアが次から次へと湧き上がってきます」更なる発展を楽しみに致しております。思えば、過去HP上からは必要なものを簡単便利に且つ気軽に購入するのにやれ電話だのやれFAXだのやれ手紙だのやれ談話室だのとバラバラの状態でしたから大変不便をいたしておりましたが、これからはとても便利になりました。これも一重にPDNチーム並びに関係者の皆様の並々ならぬご努力とあきらないと言う執念の賜物と念います。平成の一休さんの念い描いていたHPの下地がやっと完成に至り嬉しいです。これからは「販売システムの中身を充実させること」ではないでしょうか。このシステムが順調に稼動しないとPDNの継続稼動も厳しくなるからです。PDNは慈善事業をやっている訳ではないのです。寄付金がドンドン寄せられる訳ではないし、かといって手弁当でやっていたのでは「いつか破綻します」。PDNと言う組織は社会のニーズ(要請)によって産まれるべくして産まれました。NPO法人を最小限組織を維持運営するには、いつまでも個人の献身的な負担に甘える訳には行きません。新しく完成したPDN販売システムは皆んなための資金集めの一つの手段です。これからは「必要とされる商品カゴ」と一つでも多く作り体の不自由な患者さんや弱い立場の皆様や患者さんをお世話する医療関係者の方々のお役に立てますようご期待申し上げます。当システムを構築して頂いたスタッフのなおPちゃん、はやPちゃん・・大変お疲れさまでした。合掌三拝。(^o^)//"""パチパチパチ・・じゃ〜寝るわよzzzzz。

[No.839] 普段使わない胃ろうの方は・・・? From:悩める息子 2004/02/22(sun) 23:42:23 [MAIL]

はじめまして。おしえていただきたくメールいたしました。
68歳になる父で、57歳の時にクモ膜下出血を体験しました。
右片麻痺と失語症があり、ときどきてんかん発作をおこしたり、手間は掛かるものの、週3回デイケアに行って在宅で普通に暮らしていました。
1月の半ば過ぎ、熱はないものの、うまく歩けず食事がとれない
風邪様の症状がでて診察をうた結果、肺に曇りがあり「誤えん性を含む・・肺炎とおもわれる」とのことで入院しました。レントゲンでは、肺の下部そして背中側にくもりがありました4−5日もいれば退院できるものと考えていたのですが、なかなか炎症がおさまらず長くなってしまいました。
入院してから、点滴が8日間、おかゆ、ゼリーなど少々が18日、おかゆ、ミキサー食になって9日たちました。現在はおかゆ、ミキサー食、きざみ食をまぜて、時間は掛かりますが必要な分だけ口から食べられる感じです。
入院してまもなくから、胃ろうを勧められているのですが、口から食べさせたくて断ってきました。
ただ、退院してからもデイケアなどを利用する事を考えると、再び誤えん性肺炎などをおこしはしないか、入院しているこの機会に胃ろうの造設をした方がよいのだろうかと悩んでしまいます。
今回のように風邪をひいて体調が悪くなるような時、たべものはもちろん、あっけなく水分や薬もとれなくなる大変さがわかったからです。
普段は口から普通に食事をとって、例えば年に1、2度の体調の悪いときだけ胃ろうを使う・・・そのような使い方をされている方はいらっしゃるものでしょうか?
病室を見ていて、長い時間座位をとっているお年寄りや、発熱等々の症状のあらわれた患者さんを見ると、考えてもしまうのです。
胃ろうの手術を入院中にしたものかどうか、そして、もしもの緊急避難としてのPEG造設をなさった方がいらっしゃったら、是非お教えください。よろしくお願いいたします。

[No.839のレス] Re:普段使わない胃ろうの方は・・・? From:beach5 2004/02/23(mon) 11:27:33 [MAIL]

悩める息子さん今日はbeach5です。私は今、自宅介護に日夜奮闘している者です。貴方の一文を拝見して、半年前の自分を見ている様で緊急避難の回答にはなっていませんが、矢も楯も堪らずこれをしたためております。私の妻も半年前に胃婁を造設しました。病院にいる間は微熱が続いておりました。就寝時の唾液の誤燕があるのではないか、という事でした。ここ1、2年前から食が細くなり、少しづつ痩せてきており、飲み込みも悪く、お茶や水を飲んでも時々むせておりました。病院で胃婁を薦められた時はどうしたものかと、本人もなかなか納得しないし、私も突然のことで予備知識もなく
途方に暮れて、当談話室の諸先生にご相談して結論を得ました。その当時はお腹に穴を開ける等、それがたとえ医療行為であろうと、思考の範疇外のことでしたし、なにか恐ろしい感じさえありました。
胃婁にして口からは嗜好品のみで(ケーキ、時には寿司なども)90%胃婁経由で賄っております。胃婁を造るかどうかで当時はかなり迷いましたが。今になって考えると、胃婁にしたお陰で体調も回復し好調を保っております。微熱も無くなりました。私にとってはかなりの決断ではありましたが、正に正解でした。
嚥下不良の方の食事も時間がかかって大変なことだと思います。胃婁における栄養剤の注入にしたところで、数時間かかりますし、胃婁のケアもかなり気を遣います。しかし胃婁が他に替え難いある意味での延命として得がたいものである事を実感しております。
諸先生方には当時本当にお世話様になりました。幸便ではありますが有難うございました。重ねて、もっちさん有難うございました。その後、胃婁の具合はすこぶる良好です。肉芽の赤みも半年ぶりになくなりました。今は何の問題もありません。これもすべて皆様のお陰と思っております。これからもどうぞ宜しくお願いします。ご活躍を祈っております。











[No.839のレス] Re:普段使わない胃ろうの方は・・・? From:おサル先生 2004/02/25(wed) 00:14:08 [MAIL]

悩める息子さん、はじめまして。beach5さん、お久しぶりです。おサル先生と申します。
 胃ろうは本当に使いようだと思います。悩める息子さんやbeach5さんのような肉親を大切にするお気持ちさえあれば、胃ろうは最大効果を発揮することができると信じています。障害を持ちながらも、その人なりに社会復帰するための突破口になる可能性を秘めているものです。
(逆に言いますと、せっかく胃ろうの手術をしても、それをうまく使いこなしていない方がいかに多いことか! 胃ろうの管だけ付けて、十分な栄養剤を入れていない、などは最たる例です)
 生意気を言って申し訳ありませんが、お二方とも心より応援しております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

[No.839のレス] Re:普段使わない胃ろうの方は・・・? From:悩める息子 2004/03/04(thu) 22:03:58 [MAIL]

 beach5さん、おサル先生ありがとうございました。この度は
胃ろうの造設を見送ることで、担当の先生とお話が決まりましたいざ手術するとなると、痴呆も少しあるので、自分で引き抜いてしまわないかという(えん下とは別の)問題がある気もしております。
 固形化にも関心があったのですが、電話で尋ねたところ当地で採用している病院がみつからず、残念でした。直接にお話が聞けたらと思ったのですが・・・。
 実はコメントを送った頃、参考にしたくてビデオを2巻送ってもらいました。「往診医がおしえる胃ろうの正しい在宅管理法・・・監修、小川滋彦」ってもしかして、おサル先生なのでしょうか?
 おサル先生がでていらっしゃる?と気づき、後からびっくりしました。大変分かりやすくて為になりました。
 お二人とも誠にありがとうございました、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。


[No.847] しゃっくりがあると胃ろう手術はむずかしのですか From:家族 2004/03/01(mon) 17:04:59

80歳になる母ですが、昨年末より認知症と脳梗塞の後遺症
から拒食が進行しています。155cmの身長で当初は65キロあった体重が現在は53キロにまで減少して、3食とも満
足に食べれないので胃ろう手術しか生きる方法がないと
考えています。そこで、心配なのが後遺症でしゃっくりが
ひっきりなしにしてしまいます。柿のへたとか煎じて与え
ようとしていますが、手術にあたってしゃっくりがでたらと
思うと怖くて決断できなくなります。しゃつくりが止まる
のを待っていたら餓死してしまうのではないかと思ったり
します。手術の先生からのご意見をお聞きしたいので投稿
させていただきました。よろしくご教授ください。

[No.847のレス] Re:しゃっくりがあると胃ろう手術はむずかしのですか From:おサル先生 2004/03/01(mon) 17:44:22 [MAIL]

「家族」さん、はじめまして。おサル先生と申します。
内視鏡的胃ろうの手術に際しては、しゃっくりが出ていても、胃壁固定を併用して行えば、それほど困難ではないように思いますが、今、第一線で手術をしている先生方のご意見も聞いてみたいと思います。
 皆さん、どうぞよろしくお願いします。

[No.847のレス] Re:しゃっくりがあると胃ろう手術はむずかしのですか From:konkon 2004/03/02(tue) 10:47:24 [MAIL]

はじめまして外科医のkonkonです。情報量が少ないのでお母さんのケースでは胃ろうの適応といった疑問点があります。
(適応あると判断されていれば読み飛ばしてください)
@体重が減っているとありますが、短期間に急速に減ったのでしょうか。また、減った体重で安定していることはありませんか。
 摂取カロリーが低いからといって必ずしもカロリーが足りていないということはありません。お母さんは寝たきりですか、活発に動いていますか。年をとり、ねたきりであればそんなにカロリーを必要としません。お母さんの現在の食事量がわかりませんが、もともとの体重からは結構食事を召し上がっていたのではないでしょうか。となると、このままの食事でどこかで体重が一定になることも考えられます。現在の体重からもやせすぎということはないかと考えられます。
もちろん、まったく食事を口にできないという状況であれば別ですが。
A胃ろうを作ったとして、注入している間にお母さんが我慢できるのでしょうか。
 ある程度胃ろうからの注入は時間がかかります。その間にチューブの自己抜去などの危険性はないのでしょうか。
Bしゃっくりは脳梗塞の後遺症との診断はついているのでしょうか。また、ひっきりなしとありますが、一日中絶え間なく(数分間に一回とか)つづくのでしょうか。それとも食事後に多くなるのでしょうか。
 一番気にかかるのは胃から十二指腸にきちんと食事が流れるかどうかです。しゃっくりの原因として胃からの排泄が悪く胃の膨満があるとすれば、胃ろうをつくっても有効に使えません。
☆手技的なことであれば、胃ろうの造設はしゃっくりがあっても可能だと考えます。それよりも、内視鏡が可能であるか、胃ろう造設後の自己抜去の危険はないか。痴呆があるようなので、そのあたりのリスクが問題になってくると考えます。胃ろうを行ったために新たに合併症が起こることも考えたうえでご検討されればと考えます。

[No.847のレス] Re:しゃっくりがあると胃ろう手術はむずかしのですか From:家族 2004/03/03(wed) 00:04:12

家族です。かなり精神的に動揺しているのと短い文なので情報不足だと思います。
konkon先生のアドバスに関して家族として把握していることを述べさせていただきます。

>@体重が減っているとありますが、短期間に急速に減ったのでしょうか。また、減った体重で安定していることはありませんか。

もともと家族全員が肥満体で食生活がそのような肥満になるものでしたから、本人も老人のわりにはかなり肥満しておりました。
乏しい記録ですが、
2月1日 59キロ
2月8日 58
2月14日 57
2月27日 53
3月2日 52.5
 
です。これがどっかの時点で安定してくれればいいのですが。

>「お母さんは寝たきりですか、活発に動いていますか。」

完全な寝たきりではなくて3m先のトイレに自力でなんとかベッドから介助はしますが歩行はします。現在ではそれぐらいの歩行能力です。

>「まったく食事を口にできないという状況であれば別ですが。」

食事は徐々に量がへりましたが、現在は調子の良し悪しがありますが、雀の食事という程度です。

>A胃ろうを作ったとして、注入している間にお母さんが我慢できるのでしょうか。

比較的おとなしい痴呆なので、現在の往診で点滴していただいてますが、家族が監視していることもありますが、危険な動作はしないものと信じたいです。

>Bしゃっくりは脳梗塞の後遺症との診断はついているのでしょうか。また、ひっきりなしとありますが、一日中絶え間なく(数分間に一回とか)つづくのでしょうか。それとも食事後に多くなるのでしょうか。

脳梗塞の後遺症だと診断は正確には受けていません。以前にラクナ梗塞があった時は写真とともに診断されましたが、今回は身体的変化(完全な半身麻痺ではないがすり足という頼りない足の運びなど)からそうであったと推察しています。

> 一番気にかかるのは胃から十二指腸にきちんと食事が流れるかどうかです。しゃっくりの原因として胃からの排泄が悪く胃の膨満があるとすれば、胃ろうをつくっても有効に使えません。

このご指摘が今一番に心配なことです。どこかの消化器外科へ受診しようとかんがえています。
長々と書きましたが、konkon先生のアドバイスに感謝いたします。

[No.847のレス] Re:しゃっくりがあると胃ろう手術はむずかしのですか From:家族 2004/03/03(wed) 00:15:54

すみません。書き忘れていました。

>Bしゃっくりは脳梗塞の後遺症との診断はついているのでしょうか。また、ひっきりなしとありますが、一日中絶え間なく(数分間に一回とか)つづくのでしょうか。それとも食事後に多くなるのでしょうか

しやっくりの回数は正確には数えていませんが、(数分間に一回とか)ではなくて1時間に1回程度で、毎日です。1回あたり連続して3-4回のしゃっくりをします。食事の後ではないようです。我々が経験するようなおとなしい音量と動きではなくてかなり大きな音量と動きです。胃の膨満もあるみたいで、本日は胸のあたりがむかむかすると訴えていました。この胃と十二指腸の動作不良は長い間の拒食でなったのでしょうか。

[No.847のレス] Re:しゃっくりがあると胃ろう手術はむずかしのですか From:jiro-a 2004/03/03(wed) 11:55:26 [MAIL]

公立病院にて内科医をしていますjiro-aといいます。
一ヶ月で6.5kgの体重減少は、急激な10%以上の減少であり病的かつ危機的な状況と思われます。
しゃっくりと合わせ、病院などにてまずその原因を調べることが重要と思われます。消化器癌などの器質的な疾患があれば話は全く変わってきます。純粋に摂食量の減少が原因であれば、PEGの適応を考えればよいと思います。

[No.847のレス] Re:しゃっくりがあると胃ろう手術はむずかしのですか From:konkon 2004/03/04(thu) 12:55:57 [MAIL]

家族さん、こんにちは。
jiro-a先生のおっしゃるとおり、急激な体重変化の原因の精査が必要かと考えます。まずは、消化器内科を受診され、診察を受けた後、胃ろうについて検討されるのがいいかと思います。

[No.850] 新しい自分探しの旅 From:PDN代理 2004/03/03(wed) 17:06:58

体験記としてご投稿頂いたのですが、是非多くの方に読んでいただきたいと思い、代理で談話室に書き込ませていただきます。
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新しい自分探しの旅

 気管切開をし、在宅で人工呼吸器を使う毎日。三十五歳。進行性筋ジストロフィー症のぼくは、ある時期から食事が困難となり、ミキサー食さえも、気管のほうに流れるようになった。
 幸いにも、肺炎の一歩手前で PEGを造設。約二週間の入院で、家族と共にPEGの使い方をトレーニングした。
 数年間、食事をすることだけで精一杯だったぼくは、とりあえず、10秒に何滴落とすかと時計とにらめっこ。希望カロリーを入れられることに大きく期待したが、はじめから計算通りにいくわけもなく、そのうちに頭の中が数字だらけとなり、夢の中にまで注入食のキットが現れるようになった。
 ぼくの一日は午前十一時に始まる。吸引やら着替え、排便などこなすと正午になる。一回目の注入は正午から午後二時前まで、昼寝をしたあと、二回目は夕方五時から夜の十時までと、合計で約七時間あるが、薬のタイミングはいつもギリギリ。思うように注入量が増やせず悩んでいた。
 あるとき、実際に入れてあるはずのカロリーと袋の目盛に差があることに気付いた。それ以後は目安としてとらえられるようになったが、もし、目盛が正確に管理しやすいキットがあれば戸惑うことは少なかったかもしれない。
 また、途中で止まったり、テンポが変わることもあるのが悩みの種だ。自ら寝返りさえできぬ身。24時間、介護が必要不可欠なため、妻には、夕方から仮眠をしてもらっている。止まった場合、唯一の睡眠中でも起きてもらわなければならない。せめて、数時間でも止まらないで欲しいと願うのは現在でも変わらない。
 紆余曲折あったが、peg造設から約半年、注入量は950mlとなり、いくらかふっくらしてきた。ミキサー食の頃は食費もかかり、台所の片づけも追いつかぬほど、妻への介護負担は限界に近かったのが、改善できたと思う。
きっとこれから先、もっとナチュラルで、細やかな操作をしなくても希望カロリーを注入できるようになるだろう。ぜひ手応えを確かめつつ、共に進化したいと望んでいる。
 PEGに感謝。

2004,2,27
進行性筋ジストロフィー症(DMD)
PEG歴半年
筆者 泉岳志(患者本人)

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[No.841] バルーンが真っ黒 From:please 2004/02/25(wed) 14:44:48

抜去されたバルーンカテーテルのバルーン表面全体だけが真っ黒になっていました。バルーン自体が変色・変質と言うより、粉っぽい付着物のような感じです。カビではないようです。投与物は不明です。経験がある方いますか?何だか分かる方いますか?御教授お願い致します。

[No.841のレス] Re:バルーンが真っ黒 From:おサル先生 2004/02/26(thu) 16:23:09 [MAIL]

pleaseさん、はじめまして。おサル先生と申します。
バルーンカテーテルは何ヶ月に1回交換していらっしゃるでしょうか?
長期の使用での黒色の変色は、バンパー型の場合にたまに経験します。それは何かとおっしゃられるとむずかしいのですが。
 あまり参考にならなくてすみません。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

[No.841のレス] Re:バルーンが真っ黒 From:please 2004/03/02(tue) 17:22:27

おサル先生、ご返答ありがとうございました。
1ヶ月交換で特定の患者さんにのみ発生しているとのことです。
付着物は無機物らしいとのことで投与物(酸化マグネシウム?)が関係しているのかもしれません。今後とも宜しくお願いします。


[No.841のレス] Re:バルーンが真っ黒 From:おサル先生 2004/03/02(tue) 18:01:04 [MAIL]

pleaseさん、こんにちは。おサル先生です。
私の方こそ勉強になりました。
こちらこそ、よろしくお願い申し上げます。

[No.835] 透析患者の胃瘻増設 From:雫石 邦義 2004/02/19(thu) 07:55:26 [MAIL]

教えて下さい。当院では現在約60数例の胃瘻増設の経験がありますが、先日透析患者の胃瘻増設の申し込みがありました。これまで経験がありませんのでアドバイスをお願いできませんでしょうか?
 出血傾向に対する対策や造設直後の透析をどうするのか、など教えて下さい。

[No.835のレス] Re:透析患者の胃瘻増設 From:PEG-UX50 2004/02/21(sat) 10:32:46 [MAIL]

PEG-UX50です。私たちは1,2例経験があります。先生のおっしゃる通り、出血傾向と術後の透析が問題になりました。しかし、実際に施行してみると、目立って出血が多かった印象はなく、いつもと同じでした。透析は施行翌日で確かフサンを使っていました。あやふやですみません。つまり管理は泌尿器科の先生にお任せしてました。

[No.835のレス] Re:透析患者の胃瘻増設 From:konkon 2004/02/21(sat) 13:15:37 [MAIL]

はじめまして、外科医のkonkonです。透析患者さんでは確かに、ご指摘の件が問題としてあがるとおもいます。しかし、外科手術(胃切除、腸切除)は当院では普通に行っています(出血時間・止血機能チェックしています)。特に出血で困ったことはありません。また、透析は手術翌日にしています(ここは内科におまかせですが)。出血よりも創傷治癒の悪さのほうが問題になるかと思いますので、胃壁固定具を使いながらPEGを造設するのがよいかと考えます。
以上ご参考になれば幸いです。

[No.835のレス] Re:透析患者の胃瘻造設 From:雫石 邦義 2004/03/02(tue) 17:20:14 [MAIL]

 御教示ありがとうございました。お礼が遅くなりました。メーカにも問い合わせ、調べてもらいましたが症例はないようです。当院でも外科、泌尿器科などのドクターと相談しながらやって行けたらと思います。これだけ胃瘻が普及してきた現在さまざまな基礎疾患を持つ患者さんに対してきちんとしたマニュアルができても良いのですが。またよろしくお願いします。

[No.843] 皮膚の炎症について From:こぎこぎ 2004/02/27(fri) 20:12:40

周囲からの漏れが多く、直径7cm程の皮膚が糜爛状態となっています。週1回の訪問入浴以外にも、ご家族が1日2回洗浄され、主治医の指示でリンデロンを塗布し、Yガーゼで処置していますが、全く状態が改善されません。痰の量が多く、腹圧がかかる為だと思われますが、寝衣が汚染されるのを防ぐ為に腹部に当てているタオルがボトボトになることが日に何度とあるそうです。自宅でできるケアで、何か良い方法があればおしえてください。よろしくお願いします。

[No.843のレス] Re:皮膚の炎症について From:おサル先生 2004/02/28(sat) 10:43:13 [MAIL]

こぎこぎさん、はじめまして。おサル先生と申します。
たいへんな看護のご様子が手に取るように伺えます。
ご質問にお答えする前に、胃ろうのカテーテルタイプをお教えいただければ幸いです。
また、「漏れる」ということで、バンパーをしめていることはないでしょうか?
以上についてお示しいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

[No.843のレス] Re:皮膚の炎症について From:こぎこぎ 2004/02/28(sat) 23:06:06

おサル先生、早速ご回答いただきありがとうございました。胃ろうチューブのタイプですが、ボタン型バンパーです。「バンパーをしめている」という状態が、私にはわからないのですが、(勉強不足ですみません。)つい先日も「漏れ」があまりにもひどいということで、主治医の往診があったのでチェックされていることと思います。ボタンの部分が皮膚にめり込んでいる様子はありません。このサイトの過去ログを拝見していると、こよりティッシュのことが書かれてありましたが、この様なケースでも有効なのでしょうか。こよりティッシュの場合リンデロンの塗布はどうすればよいのでしょうか。また洗浄する際、微温湯だけでなく、石鹸を使用した方がより良いのでしょうか。

[No.843のレス] Re:皮膚の炎症について From:おサル先生 2004/03/01(mon) 10:37:54 [MAIL]

こぎこぎさん、おはようございます。おサル先生です。
いま一度、ボタンに1センチ以上の可動性があることはご確認ください。
7センチ四方のびらんは、接触性皮膚炎でしょうか?
ガーゼは蒸れてしまうので、「こよりティッシュ」を頻繁に交換するのが有効です。
びらんには、もしかしたら、抗真菌剤が良いかもしれません。
 もっちさん、助け舟をお願いします。

[No.843のレス] Re:皮膚の炎症について From:もっち 2004/03/02(tue) 15:54:01 [MAIL]

こぎこぎさん、こんにちは。おサル先生、ご指名いただいて強縮です。訪問看護師のもっちです。
おサル先生のおっしゃるように、バンパーの締めすぎが漏れにつながる事がありります。
ボタン型の場合、胃の中にあるバンパーもしくはバルーンが内部バンパー、体の外側にある、栄養を注入するための接続管(フィーデングチューブ)を取りつける蓋のついた部分が外部バンパーということになります。(チューブ型の場合はチューブの途中にある丸や三角や細長いストッパーが外部バンパーになります)
チューブ型の場合は外部バンパーは動かして緩める事が出来ますが、ボタン型の場合はシャフト長が決まっているので、きつい場合は、長めのカテーテルに交換する他ありません。ボタン型の場合、お腹の皮膚から1cm以上デベソのようにカテーテルが飛び出している状態が理想です。軽く押したり引っ張ったり出来る、カテーテルがくるくる回る状態に保ってください。ボタンの部分がめり込んでいる、もしくはお腹の皮膚にピッタリというのは、バンパーを締めすぎているということなのです。
バンパーを締めすぎているとどうなるか?胃壁と腹壁そして皮膚を圧迫する事となり、圧迫すると組織が痛んでしまいます。床ずれと同じ状態になるということです。PEG周囲の皮膚が赤くなりジクジクしてきます。瘻孔(PEGカテーテルが通る胃と腹壁と皮膚がくっついているトンネルの事です)が拡大し、拡大した瘻孔から栄養剤や胃液が漏れてますます皮膚はただれます。皮膚よりも胃壁のほうが弱いので、胃の中はもっと大変な事になっているかもしれません。出血したり、潰瘍を作ったり、内部バンパーが胃壁にめり込んでしまう事もあります(バンパー埋没症候群)。
対応としては、ボタン型の場合はシャフト長の長いカテーテル(今のカテーテルがお腹にピッタリなら、今のカテーテルよりも1cm以上長めのもの)に交換してもらう事です。
そしてスキンケアを十分に行ないます。ご家族が1日2回洗浄されているようなので、続けていただいてください。石鹸を使用して洗浄し、微温湯で良く石鹸分を洗い流すというのがスキンケアの基本ですが、ジクジクしていて石鹸がしみて刺激になる場合は生理食塩水を使用しています。しかし、軟膏類を塗っている場合は、一度きれいに洗い流してから、新たに軟膏類を塗るほうが良いので、石鹸を使用していただいたほうが良いと思われます。(軟膏の重ね塗りは良くありません)
又、ガーゼは濡れると乾かないので、ティッシュのこよりを頻回に交換するほうがよいかもしれません。リンデロン軟膏はどのくらい継続してご使用ですか?ステロイド剤の使いすぎで、真菌感染を起す方もいらっしゃるので、一度発赤部の感染の有無を調べていただいたほうが良いかもしれません。その他のケアの方法は
談話室<過去のQ&A>スキントラブルhttp://www.peg.ne.jp/danwa/kako/skin/skin.htmlを参考にして下さい。Noの多いほうが最新情報です。
参考になるでしょうか?

[No.846] タイトルなし From:ナースの卵(2期生) 2004/03/01(mon) 16:29:26

胃ろうの操作になぜ、無菌操作はいらないのですか?

[No.846のレス] Re:タイトルなし From:おサル先生 2004/03/01(mon) 17:23:04 [MAIL]

ナースの卵(2期生) さん、はじめまして。おサル先生と申します。
おそらく、ろう孔完成後のことだと存じ上げますが、胃ろうは「第二の口」として機能します。つながっている先が胃腸なので、無菌操作が不要なのです。食事を滅菌して食べないのと同じだと思います。
一方、静脈栄養は血管に入っているので無菌操作が必要なのとは対照的ですよね。
以上、ご参考になれば幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

[No.846のレス] Re:タイトルなし From:ナースの卵(2期生) 2004/03/02(tue) 15:48:28

どうもありがとうございましたm(__)m
まだまだ、勉強不足なもので・・・
これからもよろしくお願いします。

[No.845] PEG終了 From:JERIKO 2004/03/01(mon) 06:31:12

1週間ほど前に胃瘻造設術を受けました。3日目までは順調に痛みも和らいでいきましたが、その後常時痛みを感じるようで、痛みが軽減するどころか徐々にひどくなっています。看護師さんやお医者さんに言っても、傷を診もせずに、痛くて当たり前だからとのことですが、こんなものなのでしょうか?
当初の説明では手術後1週間から10日で退院できるとのことで、痛みも徐々になくなるとのことでした。
何しろ初めてのことなので、不安です。どなたかアドバイスをいただければありがたいと思っています。

[No.845のレス] Re:PEG終了 From:おサル先生 2004/03/01(mon) 10:29:20 [MAIL]

JERIKOさん、はじめまして。おサル先生と申します。
PEG手術後の痛みがあるのは、せいぜい3日だと思います。
術後3日以上たって、まだ痛みがあるのは何らかのトラブルが考えられます。
私の少ない経験ですが、バンパーがしめたままで緩めてないと、痛みが続くことがあります。
バンパー(固定しているもの)が余裕を持って軽く動く状態であることを、詳しく観察してもらう必要があろうかと存じます。
 以上、ご参考になれば幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

[No.845のレス] Re:PEG終了 From:jeriko 2004/03/01(mon) 15:33:43

おサル先生、早速の回答ありがとうございます。
無理を言って今日外科のDr.に診てもらいました。
返答は相変わらず、大丈夫とのことでしたが、とりあえず、傷を診てもらえただけで、少し安心できました。

おサル先生のアドバイスを頂いたので、今日早速確認してみたいと思います。
これから始まる胃ろう生活・・・まだまだ不安でいっぱいです。これからもアドバイス宜しくお願いいたします。
ありがとうございました。