[No.379] 老健勤務の看護婦です。 From:とも 2002/12/15(sun) 11:08:10 初めて投稿させて頂きます。
私が勤める老健には、3名ほどPEGを持っている方がいます。
それぞれ、ボタン式バンパー、チューブ式バルーンを使用されています。
経腸栄養剤の固形化についてですが、(うちはコスト面で非常にうるさく、また病院ではないという最大のデメリットの中で、管理していかなければならなく、非常にやりにくいところです。(アテロームの切開に、たった500円がもったいないという理由で、滅菌手袋もせず血だらけになる医者が施設長…))粘度調整食品なんですが、トロメリンやスルーキングなどもその中に入りますよね?
うちではスルーキングを使用していますが、代用できますか?
また、チューブ式を使用している方なんですが、胆汁様のものが漏れてくるのか、Yガーゼが汚染します。緑黄色です。
また、チューブ内にも、胆汁様のものが逆流して来ますが、これは異常ではないのでしょうか。
私は施設勤務が長く、病院勤務の経験がありません。元々看護よりも、介護に興味があったため、迷わず施設勤務を選びました。ですから看護婦としては出来損ないです…知識も技術も完全に同年代の看護婦から離脱した状態です。
老健で、そこまで見るとは思っていまかったので、困惑しています。(しかも介護度5の寝たきり…老健なのに)
自己学習は進んでしているつもりですが、まだまだ足りません。”本当に資格あり?”と思われることも書くと思いますが、どうかお付き合い下さるよう切望したします。
[No.379のレス] Re:老健勤務の看護婦です。 From:つっつ- 2002/12/15(sun) 11:25:13 [MAIL] はじめまして。つっつーと申します。
あと、2年後、当院も老健建設となりますが、逆に私は、施設の
経験も在宅の経験もないので、施設でもどんどんPEGの利用者
さんをみてもらいたいなあ。と正直安易に思ってしまいます。
すみません。当院の療養型病棟もPEGの方の人数制限があります。
でも、アテローム切除術で、滅菌手袋をしない施設長さん・・・
ってきくと、経営者の立場って怖いですね。そこまでいくと。
滅菌手袋は、1枚75円のものもありますが、やはりたくさん
おくのは在庫かかえることにあるから大変でしょうけど・・・
せめて・・・って思います。すみません。
今回のお問い合わせの件に関しては、私も未熟者なので、
お答えできませんが、先生方がコメントくださりますので、
私もたいへん興味があるところなので、、、
私はこのへんで。。。失礼しました。
ともさんへ・・・施設の現状をしりたいです。
建設予定は、100床です。どうぞよろしくお願いします。
[No.379のレス] Re:老健勤務の看護婦です。 From:おサル先生 2002/12/18(wed) 18:14:16 [MAIL] ともさん、はじめまして。おサル先生と申します。つっつーさん、こんにちは。チューブ式バルーンで胆汁様ですか。バルーンは引き込まれすぎてはいませんか?(でも、バルーンが十二指腸の乳頭部以遠に引き込まれれば、胆汁が引ける前に大量嘔吐ですよね‥)もしチューブ内が胆汁だとしたら、少なくとも十二指腸胃逆流が起きているということですね。でも患者さまの嘔吐はないんですか?
逆に、バンパーがきつ過ぎて圧迫で中から膿様のものが出てくることもあるのですが、PEGカテーテルの可動性は何cmくらいですか?
以上、もう少し状況をお教えいただければ幸いです。
[No.379のレス] Re:老健勤務の看護婦です。 From:とも 2002/12/19(thu) 23:18:45 つっつーさん、おサル先生、レスありがとうございます。
以前お話した胆汁様のものが引ける方について、嘔気・嘔吐はまったくありません。PEGカテーテルの可動性は正確ではありませんが、2〜3cmくらいの間だと思います。
その後、うちの主任が考案したカテールの固定により、逆流は治まりました。もれることもなくなり、Yガーゼへの汚染もほとんどありません。
ただ、12月3日に再入所となってから熱発を繰り返しているのが気になります。高い時で39度台と高熱です。
この方は熱発を繰り返し、誤えん性肺炎の疑いで入院となり、PEG造設の運びとなりました。
現在は、E-3を1日1000cc、400-400-200に分けて注入と、他に白湯またはイオン飲料などを1日500cc、300-200に分けて、計1500ccが入っています。
[No.379のレス] Re:老健勤務の看護婦です。 From:プー 2002/12/26(thu) 01:45:49 [MAIL] はじめまして。療養型の病院に勤めている看護師のプーです。
私の受け持っている患者さんもPEG造設をした後、逆流による誤嚥性肺炎を繰り返していました。
今は寒天化栄養で肺炎が改善されて、やっと施設の申し込みが出来るまでになりました。
やはり最初はコストと栄養課の手間の問題もあり、とりあえずというかんじでトロミ剤(うちではスルーソフトとスカイスルー)を使用して、イルリガードルでドリップしていました。
とろみを付ける事で、逆流は少なくなり、一定の効果はありましたが、問題点として、@トロミの調節が難しいAトロミが均一にならず、容器のそこに沈んでしまうBドリップに時間がかかるなどがありました。Bについてはトロミを付けたものをカテーテルチップで注入すると解決できるかもしれません。Aは栄養と白湯を混合してからトロミを付ける事で幾分改善されました。
結局、栄養課との調節が着いたので、寒天化にしました。
一般病院と違い、小規模の病院や施設だとコストや手間の問題があり制限される事が多いですよね。
通常使っている物を利用利用して出来るので試してみてはいかがでしょうか?
[No.387] 届きました From:まりる 2002/12/23(mon) 03:11:39 [HOME]PDN通信第2号、ざっと目を通しただけでも、すごく充実した内容で、年賀状の印刷が終わったらゆっくり読みたいと思っています。
編集された方々のご苦労がわかります。
早速、週明けに娘の学校の保護者控え室(医療的ケアが必要な子の親は待機を要請されているので)にいるお母さんたちにも見てもらおうと考えています。
注文増につながりますように。。。
小児のコーナーももっと増やしてくださいね〜〜。
[No.387のレス] Re:届きました From:もっち 2002/12/24(tue) 18:48:53 [MAIL] 楽しみにしていたPDN通信第2号、届きました。すごく充実していました。読みながら、いちいち納得・感動しました。編集に携わった皆様、執筆された皆様、ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。PEGメイトとそのご家族にもご紹介したいと思っています。もちろん、我が訪問看護ステーションでも、スタッフ全員で熟読中です。
[No.386] 注入器具について。 From:ちえ 2002/12/22(sun) 00:12:13 [MAIL] 胃ろう増設をしたのですが、退院準備の注入器具の購入をし始めています。器具は、医療器具を扱う会社を病院より紹介されたのですが、注入をするボタン接続のチューブが、一本 2万5千円・注入物を入れるイリゲーターは5千円と言われました。みなさん、こんなに高いものを購入しているのでしょうか。
ちなみに、ボタン式で、穴は8mmのサイズです。
安価で、購入しやすい製品はないのでしょうか??
みなさん、ご意見の程よろしくおねがいします。
[No.386のレス] Re:注入器具について。 From:つっつ- 2002/12/22(sun) 21:00:42 [MAIL] つっつーです。ちえさんへ・・・ちえさんへのレスに記載の
あったメールの方へ送信しています。
どうぞよろしくお願いします。
[No.385] タイトルなし From:つっつ- 2002/12/21(sat) 21:08:32 [MAIL] つっつーです。
この前、とても気になる症例はありました。
その患者様は、お一人暮らしで、全く身寄りがなく、ずーっと
当院の外来通院されていた方ですが、脳梗塞となり発語がみられなくなり・・・PEGとなりました。(施設入所目的のため)
施設入所も、生活保護のためとなかなか見当たらず・・・
PEGをこの方は望んでいたのだろうか。と正直思う自分がそこに
いました。なぜなら、とてもひどい下痢を毎日生じていたりで・・・。
まだまだ胃瘻が浸透していない当地域で、
外来患者様に「もし倒れたらPEGを望みますか?」と聞くわけにもいかないですよね。
[No.385のレス] Re:タイトルなし From:つっつ- 2002/12/21(sat) 23:58:14 [MAIL] さきほど、カキコしたあとにもずっと考えていたのですが、
このようなことを考えてしまうことはいけないんでしょうけど。
今、PEGを行われる方に、最善の看護を提供できればと考える
一方で、ふつ頭によぎってしまったのです。
上記のような書き込みをしてすみませんでした。
[No.382] 元気なMRSA患者さんの胃ろう管理 From:PDN 2002/12/17(tue) 10:26:18 メールでのお問合せがありませいたので、こちらに代理カキコしました。アドバイスを宜しくお願いします。
こんばんは。
PEG管理について、教えて頂きたい事があります。
PEGカテ刺入部からMRSAが検出され、
毎日、イソジンGWの指示が出ました。
ちなみに、この患者様は、造設後3ヶ月になります。
現在は、アイテルなどの浸出液は認めません。
発熱なく至って元気な方です。
この場合、どのような管理をしていったら
よいのでしょうか?
[No.382のレス] Re:元気なMRSA患者さんの胃ろう管理 From:おサル先生 2002/12/17(tue) 16:43:52 [MAIL] PDNさん、お久しぶりです。おサル先生です。
ご相談の患者さまは、微温湯で洗浄する通常のスキンケアでよろしいのではないでしょうか。もしイソジンの指示を無視できないのであれば、「イソジンは塗ったままにしておくと、皮膚障害がある、かえって不潔である」との理由で1分後には洗い流しましょう。以上、私見を述べさせていただきました。
[No.382のレス] Re:元気なMRSA患者さんの胃ろう管理 From:道産子長ちゃん 2002/12/21(sat) 21:28:31 [MAIL] こんばんは、当院でもMRSAが検出されていても明らかなカテ刺入部の感染がない場合、おサル先生のおっしゃるように特別な処置はしていません。排膿等の感染徴候がある場合のみ抗生剤や局所処置(イソジンは使わず、感染した褥瘡に準じた処置)を行っています。MRSAが培養で検出されることとMRSA感染症とは別の次元で考えるべきと思います。MASAはもともと黄色ブドウ球菌ですので皮膚に共生した状態でいることも多々あり「悪さをしまければそのままでいい」と考えています。以上、ご参考になれば幸いです。
[No.380] 経腸栄養固形化計画C:固形化経腸栄養剤の注入容器 From:太朗 2002/12/16(mon) 17:38:57 [MAIL] [HOME] 固形化経腸栄養剤の投与を行う際のネックの一つに,投与方法の問題があります.注入容器の問題です.固形化経腸栄養剤の投与方法が,このHP内「ワンポイントアドバイス」やボクの老年医学会誌症例発表で紹介されていますが,注入容器はプラスティックディスポシリンジ(いわゆるカテーテルチップ)を使用しています.カテーテルチップを使用する際,身近にある器具ですし用量もわかりやすいという利点はありますが,投与を受ける方が多くなると,冷蔵庫の中がシリンジだらけになってしまい,取り違えの問題も発生します.
ちょっと前になりますが,HEQ研究会の演題で鶴岡共立病院からの発表があり,そこでは100円均一ショップで購入した容器を使用とあり,あちらこちらと探していましたが,やっと探し当てましたので御紹介します.(結構苦労しました!) とりあえず2つ紹介します.いずれも胃瘻チューブへ直接接続ができます.何か他に良いものをご存じの方は是非教えて下さい!
容器@
商品名:液体容器300ml 液体容器200ml
用量:300ml,200ml
形状;円筒形
製造元:貿易雑貨株式会社
電話番号:06-6754-0357
HP:なし
主な販売先:100円均一ショップ
一口紹介:円筒形なので冷蔵庫に収まりやすく,計量目盛りもあり便利です.フタの色が何種類もあり,患者さんの識別にも有効かもしれません.
容器A
商品名:ドレッシングポット(大)
用量:360ml
形状;洋ナス状
製造元:イノマタ化学工業株式会社
電話番号:072-237-1351
HP:http://www.h3.dion.ne.jp/~inomata/
主な販売先:100円均一ショップ
一口紹介:マヨネーズの容器のような先細り形状です.固形化栄養剤の注入にはこの形状の方が良いかもしれませんが,計量のマークはついていません.こちらもいろいろな色があるようです.
[No.380のレス] Re:経腸栄養固形化計画C:固形化経腸栄養剤の注入容器 From:おサル先生 2002/12/18(wed) 17:25:18 [MAIL] 太朗先生、こんにちは。おサル先生です。
ご紹介いただいた製品は、やっぱり100円ショップへ行かないと入手できないのでしょうね。直接会社に電話して送ってもらったら、「100円」のワケないですよね‥
やっぱり100円ショップで捜してきます。
[No.380のレス] Re:経腸栄養固形化計画C:固形化経腸栄養剤の注入容器 From:太朗 2002/12/20(fri) 19:18:34 [MAIL] [HOME]おサル先生こんばんは 太朗です.
注入容器を探して東○ハンズやロフ○などあちらこちらに行きましたが,眼鏡にかなうものはありませんでした.高級なお店においてある容器はしっかり作ってあり,容器が固くて押しにくいものしか見つかりませんでした.その点,庶民派100円均一ショップの容器は,高級な店の陳列物に比較して軟らかく押しやすい構造になっています.固形化経腸栄養剤の投与に限定するならば,軟らかい容器の方が良いように思います.
[No.384] また1つ疑問がでてきました。 From:P子 2002/12/19(thu) 14:33:31 こんにちは。以前も投稿させていただいたものです。前回の問題はうまくクリアできたようなのですが、今度は味の問題です。患者は現在1歳8ヶ月で、気管切開しているため話ができません。現在時間や経済的な問題で、ミルクに青りんご味の寒天をまぜていて、母親が味見したのですが、非常においしくありません。いくらPEGから入れているとはいえ、やはり患者はかなり胃からの不快を感じているのでしょうか?また、気管切開のせいかもしれませんが鼻水・・・というか鼻から粘性のある液体が絶えずでてきます。寝たきり状態なので、胃からものがあがっているのではないかと少し心配もあります。なにかわかりましたら教えてください。よろしくお願いします。
[No.384のレス] Re:また1つ疑問がでてきました。 From:もっち 2002/12/20(fri) 10:02:11 [MAIL] こんにちは、訪問看護師のもっちです。
PEGの場合、胃に直接栄養剤を入れているので、不味い・美味いは関係ないのではないかと思います。クローン病の方でPEGからエレンタール等を入れている方、その辺はどうなのでしょうか?エレンタールは口からのむととても不味いのですが…
普通に考えると、ゲップをした時はちょっと「うげ〜」という感じではないかと思います。ミルクに青リンゴ味の寒天を混ぜてということでしたが、どのように作っているのですか?太朗先生の経腸栄養剤固形化計画を簡易検索して、「手作りパパ寒天」などを使用してみてはいかがでしょうか。
鼻水の件ですが、気管切開なので、鼻に空気が通らないので、鼻が上手くかめませんよね。まして乳児の発達から言っても、鼻が上手くかめるようになるのは3歳頃です。それまではダラダラ出て来たり、クシャミと共にブビーと出たりという感じなのですが、気管切開のため、クシャミをしても鼻には空気が通らず、ダラダラ出ているものと思われます。乳児用の鼻吸いスポイト等で優しく吸ってあげてください。PEGから注入している栄養剤と同じ色のものが出てきている場合には、逆流という事も考えられますが、透明なら鼻水だと思います。お口やお鼻のケアも丁寧にしてあげてください。
[No.381] 緊急で知りたいです From:P子 2002/12/16(mon) 18:04:49 はじめまして。
PEGにして以来、下痢になやまされていました。蟹江先生の寒天の方法で一時はうまくいき、よろこんでいたのですが、今度は便秘になってしまいました。患者は1歳八ヶ月です。寒天開始時は熱で入院していたため、補液をしていました。それが中止になって水分が減少したことも一因だとは思いますが、栄養剤投与後に水分を補給してもうまくいきません。寒天の量を減らしてためしているのですが、なにかいい方法はありませんか?尿量はかなり増加してます。脱水様症状か、体に熱がこもり、少し体温が上昇ぎみです。せっかくひどい下痢がおさまってよかったと思っていたのに、今度は便秘です。お忙しいとは思いますがなにか考えられることがあればぜひ教えてください。よろしくお願いします。
[No.381のレス] Re:緊急で知りたいです From:太朗 2002/12/17(tue) 11:44:02 [MAIL] [HOME]P子さん今日は 御苦労様です. 太朗といいます.
経腸栄養剤の固形化で便秘になる方は確かにみえます.今回のお子様は,脱水の症状があるとのことですが,脱水の有無は時として診断に難渋するときがあり,是非主治医に相談いただく方が良いと思います.もし脱水があれば,大腸からの水分吸収量が増え,結果的に便秘になることは充分考えられます.毎日加減しながら,水分の量を徐々に増やされてはどうでしょうか? また単に寒天の濃度を下げずに,固形化栄養剤+水分として投与する方法も試されてはどうでしょうか?
診察無しでお答えするのは,憶測の上での話になりますので,かかりつけ医に先ずは御相談を御願いします.
[No.381のレス] Re:緊急で知りたいです From:おサル先生 2002/12/17(tue) 16:29:33 [MAIL] P子さん、はじめまして。太朗先生、お久しぶりです。おサル先生と申します。経腸栄養における下痢と便秘両方に関連する問題として、「食物繊維の不足」という問題があろうかと存じます。以前、公立能登総合病院から「ファイブミニを利用した便通コントロール」の発表がされていました。1日1本のファイブミニを胃ろうから投与すると、下痢の症例も便秘の症例も良くなった、という発表があり、私も時々応用しています。うまくいく患者さまもいらっしゃいます。
以上、ご参考になれば幸いです。
[No.381のレス] ありがとうございました From:P子 2002/12/19(thu) 14:27:00 貴重なご意見本当にありがとうございました。患児は現在寒天の量を減らすことで、順調な便通を得られました。
[No.383] 胃瘻チューブの脱落 From:PDN 2002/12/17(tue) 14:22:07 下記のようなメールがありました。
医療者の方、介護者の方、メーカーの方、どなたでも同じような経験をされておりましたら、ご意見をお寄せ下さい。お願いします。
当院入院中の患者さんに使用中の胃瘻チューブが脱落するという現象が生じました。この件につき相談させて頂きたいと存じますので、よろしくお願い致します。
症例は68歳男性。多発性脳梗塞後遺症、脳血管性パーキンソン症候群にて寝たきりの状態であり、自力で意図的に胃瘻チューブを抜去する事は事実上不可能と考えます。
平成11年12月22日、近医にて胃瘻設置していただき、以後当院にて概ね1週間ごとに水の交換、1ヶ月ごとにチューブの交換を行っていました。
平成13年9月11日胃瘻チューブ交換、その後週1回水を交換しておりました。10月4日朝の巡回時に胃瘻チューブが脱落し床に落ちているのを看護婦が発見、この時には既に胃瘻自体は塞がっており、ゾンデも通らない状態でした。
胃瘻チューブはクリエートメディック製 扁平バルーンタイプ 14 Fr (Lot No.A041809)で、脱落したチューブのバルーンは約 1/5程度に縮んでいましたが、中に少量の水は残っており、
バルーンを圧迫しても肉眼的には水漏れ等は確認できませんでした。
メーカーに現物の検査を依頼しましたが、バルーンの破れや弁の不良等、チューブ自体の欠陥は見つからず、また、酸性液・アルカリ液中での4週間留置試験もしていただきましたが、バルーンの収縮は1割程度であり、明らかな異常は見られませんでした。
上記のように患者さん自体は寝たきりの状態であり、自力での抜去は考えられません。また、水交換時に誤操作があれば、傷跡が残るとメーカーから言われましたが、顕微鏡検査でもそのような痕跡は見られませんでした。
上記により、今回の胃瘻チューブ脱落については原因を特定出来なかった旨、家族の方に説明いたしましたところ、原因不明では納得いかないと言われ、対応に苦慮しております。
チューブの不良や誤操作がなかったとして、バルーン収縮の原因となり得る事が御座いましたら、ご教授いただけましたら幸いで
す。
また、原因が特定できないことにつき、家族の方はメーカーに対しても不信感をいだいており、今後、同様の問題が生じた際は、チューブ製造メーカー以外の機関での検査を要望しておられますが、当院で探した範囲では、医用機器の検査を行う第3者機関を見つける事はできませんでした。
このような機関につき、情報が御座いましたら、ご教授いただけませんでしょうか。
ご多忙中に大変恐れ入りますが、宜しくお願い申し上げます。
[No.383のレス] Re:胃瘻チューブの脱落 From:太朗 2002/12/17(tue) 15:13:20 [MAIL] [HOME]こんにちは 開業医の太朗といいます.第三者機関の紹介ではありませんが,思いついた点をお知らせします.
ボクはクリエート社の扁平バルーンの使用経験がないので確定的なことはいえませんが,球形のバルーンの場合は完全に水が抜けていなくてもチューブの抜去はあり得ます.チョット実験してみたのですが,瘻孔に相当する穴にバルーンチューブを通してチューブを牽引したところ,バルーンはうまく変形し(毛細血管を通過する際の赤血球みたい),洋ナス状からヒョウタンのような形になって穴を通過したのです.
最もこの場合は相当の力で牽引した場合ではありますが,シリコンバルーンのようにある程度自然に水が抜けてしまうチューブの場合は,チューブに傷がなくても自然抜去は経験があります.またチューブの用量が少ないほどチューブの自然抜去が多いように感じます.今回の症例はバルーンに傷がないことから,シリコンバルーンの特徴である自然抜水の結果,チューブが抜けやすい状態になって発生した事故抜去ではないでしょうか?
とりとめがないレスでスミマセン.
[No.383のレス] Re:胃瘻チューブの脱落 From:おサル先生 2002/12/17(tue) 16:50:44 [MAIL] こんにちは、おサル先生です。私もバルーン型はあまり経験がないのですが、太朗先生と同じような印象を持ちました。
同社の当該バルーンのバルーン水の規定量は何mlだったでしょうか。また、「5分の1が抜けたのか」「5分の1に抜けたのか」どちらか確認したいと存じます。
なお、チューブ型は引っ張っているつもりがなくても、チューブ自体の重みで抜ける方向の張力がかかっていることにも留意が必要でしょう。以上、ご参考になれば幸いです。
[No.383のレス] Re:胃瘻チューブの脱落 From:つっつ- 2002/12/17(tue) 19:51:30 [MAIL] つっつーです。
おサル先生へ・・・クリエートメディック社の主として、
16Fr.を使用している施設のNs.として答えさせていただきます。。。
胃瘻交換カテーテル(偏平バルーンタイプ)
サイズ呼称 カラーコード バルーン容量 全長(mm)
12Fr. ホワイト 2ml 225
14Fr. グリーン 3ml
16Fr. オレンジ 5ml
18Fr. レッド 5ml以下2サイズアップ容量5mlと変わらず。
です。
この患者様の場合、14Fr.ということなので、5分の一だと
0.6mlですね・・・。
0.6だと、さずがに、重みで抜けそうですね。
[No.383のレス] Re:胃瘻チューブの脱落 From:つっつ- 2002/12/17(tue) 19:53:59 [MAIL] すみません。みにくいですね。全長225mmで、
バルーンの容量は、12Fr.→2ml、14Fr.→3ml、16Fr.→5mlです。
失礼しました。
[No.383のレス] Re:胃瘻チューブの脱落 From:遭難者 2002/12/18(wed) 13:58:21 [MAIL] はじめまして、陸の孤島の遭難者です。
バルーン型の胃瘻は最初から事故抜去の危険性が高いことが考えられますので、インフォームドコンセントの問題ではないでしょうか?
私達もintroduce法でPEG作成、2日目に事故抜去した例がありました。クリエートメディックのバルーンです。幸に腹壁固定が十分であり、再挿入が可能でしたが、この症例は、バルーンに亀裂が見られました。
ご存知のように、バルーンはシリコン製でも徐々に水は減少します。そのために、毎週バルーンの確認をされているようですが、現実には、本当にバルーンが十分に膨らんでいるかは確認できません。人為的なミスも起こる可能性が増えてきます。
私達は、introducer法で施行した症例でも必ずバンパー型に入れ替えるようにしています。バルーン型を使用するなら、やはり、事故抜去はある程度覚悟する必要があるのではないでしょうか。
[No.383のレス] Re:胃瘻チューブの脱落 From:おサル先生 2002/12/18(wed) 17:11:53 [MAIL] つっつーさん、こんにちは。おサル先生です。大変分かりやすいご解説をありがとうございました。もともと2〜5mlしかないんですか‥ バルーンは呼吸していますから(本当?)、バルーン水が自然と抜けてきた時に、なくなってしまいやすいですね。
遭難者先生、本質をついたご意見、「欠点も長所もふくめてインフォームドコンセントを」はまさにその通りだと感服いたしました。いろいろな局面において同じようなことが言えるのでしょうね。今後ともよろしくお願い申し上げます。
[No.383のレス] Re:胃瘻チューブの脱落 From:つっつ- 2002/12/18(wed) 22:07:31 [MAIL] 太郎先生、おサル先生、陸の孤島の遭難者先生みなさまこんばんわ。つっつーです。
当院では、イントロデューサー法でPEG15Fr.キットを使用しています。腹壁固定は2点固定で、以前は3週間後にカンガルーボタンに交換していました。ただ、7月頃、お一人の方に交換30分後に心・肺停止(出血性ショック)という事態が生じ・・・でも、今はお元気で先日もバルーン型ボタンタイプに交換されました。(2度目)
またその頃、お2人のかたは立て続けて、吐血と開放時の血液逆流という事態が生じ、緊急内視鏡の結果、対壁に潰瘍形成が認められました。
その後、3週間目の交換時には、バルーン型ボタンタイプまたはバルーン型チューブタイプへの変更となりました。
Dr.のほうからは、カンガルーだと在宅での交換も楽だし、先端の形状変化によって事故抜去時ろうこう損傷が少なくてすむとおもわれるという観点から使用していたそうで、バルーンに変えたほうが、固定水量が多くなることで、事故抜去時のろうこう損傷は
大きくなるのではとの懸念もきかれましたが、たてつづけに生じたため、現在はメディコンのウィザードタイプとセンチュリーメディカルのミッキーの
ボタンタイプのバルーン型と、クリエートの扁平型を使用していることが多いです。扁平型にした理由は、先端が突出していないための
潰瘍形成回避目的です。また球状ではない、偏平ということで
事故抜去も少ないであろうと考えたためです。
また、当院では従来フォーリーバルーンを代用していましたが、先端突出のための潰瘍形成や、十二指腸への引き込みなど多々あり・・・
偏平に切り替えていただきました。
ただ、やはり事故抜去の可能性が高い際は、抑制が必要となったり、腹帯(胃瘻用)も用いましたが、造設直後の使用は危険とのメーカーからのコメントが取扱説明書にはあったりと、いろいろと
大変ではあります。
でも、今もカンガルーを使用し全く問題ないかたもいらっしゃいますので、その方々にあったものをコーディネート(造設時から)できるようになれればと思います。
当院でも、まだまだ問題は多数あり、当相談室、毎日勉強させていただいています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
少しでも、患者様、ご家族の為に改善できればと思います。
[No.383のレス] Re:胃瘻チューブの脱落 From:太朗 2002/12/19(thu) 10:01:03 [MAIL] [HOME]皆さんこんにちは 太朗です.
ボクは交換時に患者さんの苦痛が少ないバルーン型を好んで使っています.バルーン型で事故抜去はないかというと,ないわけではないですが,どちらかというと希です.遭難者さんのカキコで「事故抜去はある程度覚悟する必要」とありましたが,覚悟するほどの頻度ではないです.大きいバルーンのものを選び,定期的にバルーン水の確認をすれば結構大丈夫です.水の確認はまず一端全ての水を抜いて,残った量を確認した後に規定の量を入れます.ボクの使っているバルーンは,15mlの用量ですが2週間後には大抵12ml程度に縮んでいます.シリコンとは固いスポンジのようなものですから仕方ないですね.
そこでボクのバルーン選択と管理で気を付けている点を列記します.
1.10ml以下の容量の小さいバルーンの製品は選択しない
→事故抜去の防止
2.バルーン水は定期的に残量チェックと水補充を行う
→事故抜去の予防,バルーン破裂の確認
3.バルーンからチューブが突き出ている製品は使わない
→胃潰瘍の予防
[No.376] 私たちが安心できる在宅介護のために From:PDN 2002/12/10(tue) 12:03:30 以前、「胃ろう手帳」をお求め頂いたご家族の方から、こんなお電話がありました。
ご承諾を頂きましたので、ご紹介します。
「私の母はこの9月に96歳で亡くなりましたが、昨年の12月に胃ろうを造り、当初は胃ろうとお食事の両方から栄養をとっていました。胃ろうによる経腸栄養が開始された時点で、主治医の先生から『塩分補給が必要になるから気をつけるように』という注意がありましたが、半年くらいはお食事もできていたので、特に塩分だけを補給するということはなかったのです。
その後、お口からの食事量が減ってきて、全身の状態が悪くなってきたので入院となり、そのときの検査で電解質バランスが大変崩れていると指摘されました。塩分の不足も大きく影響したようです。私自身、「塩分補給が必要」と言うことを忘れていたことを深く反省すると同時に、同じような経験をされる方が一人でも少なくなるようにという思いも込めて、お電話させていただいた次第です。
私は母が亡くなるぎりぎりまで、自宅にいたいという希望をかなえさせてくれたこの栄養管理法にとても感謝しています。私自身も、初めはチューブに触るのも恐かったのですが、慣れてしまえばこんなに安心して栄養補給ができるものなのかと、多くの方に知ってほしい気持ちになりました。さらに医療の素人が誰でも自宅で管理できるようにするために、ひとつ、お願いがあるのです。塩分補給が必要な栄養剤は、私たち介護する素人がバッグをみて気付くように、目立つ標記をして頂くことはできないでしょうか。先生からの注意を忘れてしまったということが、私には心残りとなってしまいましたが、これから益々増えると思われる在宅介護が、もっともっと受け入れやすく誰でもがやってみようという気持ちになれるよう、もう一手間かけていただけたらありがたいなあと思います」
『自分が気をつければいいこと』と言ってしまえばそれまでですが、今回のお電話のような塩分補給のことだけに限らず、誰でも希望する人が安心して行える在宅介護の環境をつくる上で、サービスのしすぎはないと思います(介護する方もご自宅の環境も一人ひとり異なりますから)。こうしてほしいな、こうだったらいいな、という介護者であるご家族の思いそのものを具体化できるかどうかは別として、そういう声に耳を傾ける気持ちが大切なのではないかなあ、と考えさせられました。
[No.376のレス] (涙)Re:私たちが安心できる在宅介護のために(涙) From:平成の一休さん 2002/12/10(tue) 12:38:46 [MAIL] [HOME]”PDNさま”へ、貴重な情報提供ありがとうございます。又、96歳でお亡くなりなったお母様並びに残されたご遺族の皆様方に【衷心よりお母様のご冥福をお祈り申し上げます】
「PDN」さんの方からコメントがありましたように【サービスのし過ぎはない】と念いますし同感です。いつもご不幸がある度に耳にすることですが【あの時・あれをしておけば】と言う【悔いの声が多い】と言うことです。【医療者側も患者・家族側】もこのような【悔いを残さない】為にも納得行くまで双方で正確な情報交換が望まれます。今回は非常に残念なニュースではありますが、ご遺族の方からの正直な気持ちを伺い心を引き締めて改めて啓蒙活動に取り組みたいと念います。【なむからたんの〜】合掌九拝/西宮宗春(涙)
[No.376のレス] Re:私たちが安心できる在宅介護のために From:もっち 2002/12/11(wed) 19:03:37 [MAIL] こんばんは、もっちです。
塩分補給の件で、以前おサル先生がカキコしたレスを簡易検索したのですが、見当たらなくて、教えていただきたいのですが、1日の必要最低限の塩分量は1.5g位と本に書いてあったのを記憶しているのですが、合っているのでしょうか?この量で本当に足りるのでしょうか?私達、普通は10g/日ぐらい摂取していますよね〜出ていく量にもよるのでしょうが、寝たきりでPEGをしていて、ごく一般的な栄養剤(食塩相当0.4g/1P)を1200Kcal摂取していて、腎機能・心機能に異常がない場合、食塩相当で、何グラムぐらい塩分補給したら良いのでしょうか?又、必要水分量については、どのように決めているのでしょうか?医師の指示がバラバラで、特に食塩については指示がない場合もあり、ちょっと心配しています。在宅では、水分補給もポカリスエットやスープの上澄みなど、色々注入していただいているので、補給できているのかなと思っていますが、やはり正確なところが知りたいです。
[No.376のレス] (^-^)Re:私たちが安心できる在宅介護のために(^-^) From:平成の一休さん 2002/12/11(wed) 21:41:03 [MAIL] [HOME]”もっちさん”こんばんわ〜毎日毎日お疲れさまです。そのひたむきさには頭が下がります。【塩分摂取】の件について私なりに【チェック】して見ましたのでご紹介致します。塩分摂取量についての情報はかなりありましたので次のホームページを検索を試みをして見ては頂けませんでしょうか。
■【YAHOO!JYAPAN】=【塩分1日摂取量(入力)】=【検索】クリックしますと【89件の情報】が出て参ります。その内、第一番目の【健康の為になる話1「塩分について」】をクリックすると【基本的な塩分摂取量】について【問答方式】で回答されております。【回答者】:三重大学医学部付属病院総合診療部/竹村洋助:助教授【聞き手】:美杉村保険福祉課保健婦/竹森さわか様、ここでは通常一般的には1日の【塩分摂取量は約10g位】と記載されておりますが、実際の日本人の平均的摂取量は13g位摂取しているようで若干塩分の取り過ぎが指摘されております。以下、個人個人の病気の症例や生活環境等によって塩分の摂取量は多種多様でのようです。その詳細は同ホームページでは【89件もの事例を紹介】してありますのでご参考にされては如何でしょうか?
■なお【ポカリスエット】の塩分は【480ml=49mg】と缶に記載されておりました。更にご参考の為に、一般的には【朝・昼・晩・3食】=【味噌汁を飲むと】塩分摂取量はかなりオーバーするとの記述がなされてました。一度【YAHOO
!JYAPAN】=【塩分1日摂取量】=【検索】でご確認されたら如何でしょうか?お役にったったかしら(_ _)Zzzおやすみ
合掌三拝。
[No.376のレス] Re:必要塩分量について From:道産子長ちゃん 2002/12/12(thu) 02:36:33 [MAIL] こんばんは、病院当直しながらみていました。
当院で長期入院されているPEG患者様を診ている経験からお話させていただくと、「電解質の(塩分の)管理はその人その人でかなり違う!」ということです。教科書的には平成の一休さんの御指摘のように9〜10g/日でよろしいかと思いますが、PEG対象の高齢者の場合9〜10g投与していても低ナトリウム血症が改善しないケースが度々あります。私は消化器内科医で循環器のドクターのように理論的な背景は詳しくないのですが、経験上慢性心不全などで利尿剤(ラシックス等)を服用されている患者様の場合、塩分がより必要となると思います。おそらくは、高齢に伴う腎臓での塩分調節機能の(ホメオスターシスと昔高校生物で習った)低下と利尿剤による影響によって起こると考えていました。中には一日12g程度の塩分が必要な方もいます。従って、入院患者様については定期的な採血による電解質のチェックで個々の症例に合わせて(オーダーメイドで)対応させていただいているのが現状です。つまり、特に高齢者では一概に一日何グラムとはいいずらいのではないかと思います。ただ、在宅の場合頻回に採血するのは難しいですよね!私の場合訪問看護ステーションに協力いただいて3ヶ月毎チェックしながらやっていますが....。在宅PEGの豊富な先生はいかがでしょうか?
[No.376のレス] Re:私たちが安心できる在宅介護のために From:もっち 2002/12/12(thu) 09:28:43 [MAIL] 今日は、もっちです。
一休さん、道産子長ちゃん先生レスありがとうございます。色々調べて、主治医にも聞いてみます。栄養士さんからも栄養指導の観点からレスがほしいですね〜。特に水分量の決定について教えてください。
[No.376のレス] PDN通信第2号もご参考までに・・・ From:PDN 2002/12/13(fri) 11:31:09 もうすぐPDN通信第2号ができあがります。連載でお届けしている『栄養教室』第2回目は、東京家政学院大学家政学部で教育にあたると同時に、在宅栄養アドバイザーE-netの代表としてご自身も訪問栄養指導を行っていらっしゃる松月弘恵先生にご登場頂きました。必要な水分量の目安や、栄養剤が液状でもすべてが水分ではないというお話(1ml当たりの熱量がが1kcalか1.5kcalかなどによっても異なる)を、説明して下さっています。これらも参考にしていただければ幸いです。
ちなみに、PDN通信の年間購読料も、PDNの活動を支えて頂く大切な基金です。ご協力のほど、宜しくお願い致します。
ちょっと(かなり?)宣伝臭くなってしまってすみません…といいつつ、19日に完成です!
[No.376のレス] (^-^)Re:PDN新年号発刊ご購入よろしく〜ね〜(^-^) From:平成の一休さん 2002/12/13(fri) 13:46:00 [MAIL] [HOME]”PDN事務局様”お疲れさまです。いよいよ【PDN新年号】の発売ですか。嬉しいです本当に嬉しいです。このように活動状況を再編集し【PDN通信号】として発刊できることは、日頃のホームページで多くの【医療関係者・患者・家族・メーカー】等々の皆様方からのご協力の賜物と心より感謝申し上げます。今後のPDNの発展を期待致しております。(^^)dグッド(^o^)//"""パチパチパチ^^^合掌三拝。
[No.376のレス] Re:私たちが安心できる在宅介護のために From:まりる 2002/12/14(sat) 23:03:32 [HOME]久しぶりの書き込みですが、重度重複障害児の娘が昨年の2月にPEGにしたのですが、日頃、医療的ケアを必要とする親たちでMLを作り情報交換をしている中で、セレン不足と言うのは聞いていたのですが、塩分が・・・と言うのは初めてだったので、栄養剤にほとんど身をゆだねている娘の事が心配になりました。
できたら、多々ある栄養剤にわかりやすい記述があると嬉しいですね。
PEGにして2年近くたち、一度も肺炎にかからず、すくすくと成長している娘を見て嬉しい悲鳴です。
PDN通信第2号完成ですね。事務局の方々、お疲れ様です。
MLのメンバーは胃瘻のお子さんが多く、みんな購読希望なので、少しはお役に立ったかなと・・・
楽しみにしています!
[No.376のレス] Re:私たちが安心できる在宅介護のために From:栄養士 2002/12/17(tue) 01:27:41 久しぶりに書き込みをします。
当院でも濃厚流動食を使用するときには塩分の添加を行うことがあります。スタンダードな濃厚流動食1200kcalの塩分は約3gだと思います。これは普通の食事ではかなりシビアな減塩食ですから当然塩分添加が必要と思います。どの程度の添加を行うかですが、これはcase by caseになりますが当院では1日に2g程度の添加からはじめて5g位までが多いです。塩分の添加については何年か前のJSPENで阪大の救急の看護師さんがこの分野で表彰を受けていたような記憶があります。自分でも探してみます。
水分の添加については当院のRTH式に200mlの余裕がありますがら200mlを1pに添加してことが多いです。当然脱水、in outは日常的にcheckしていますし、発熱などではさらにNGT、PPNなどによって水分を添加します。高知でのPENSAで聞いたのですが最近の褥瘡の栄養管理で、空気がマット内をまわるタイプのマットレスを使用しているときは体重あたり10〜15mlの水分をさらに添加しておくのがアメリカのガイドラインにあるようです。
添加する塩分と水分は個人的にはORSで行いたいと思うんですが・・・なかなかまわりのスタッフがいい顔をしません。
PDN通信第2号楽しみにしています。
[No.376のレス] Re:私たちが安心できる在宅介護のために From:おサル先生 2002/12/17(tue) 18:21:03 [MAIL] もっちさん、こんばんわ。おサルに話題をふっていただいたので、レスしようと思いましたら、また出動です。
遅レスですが、またカキコしますね。
[No.376のレス] Re:私たちが安心できる在宅介護のために From:おサル先生 2002/12/18(wed) 17:15:20 [MAIL] 皆さん、こんにちは。おサル先生です。すでに討論された上のカキコを拝見しますと、私が知っている以上の高いレベルのご意見が述べられております。おサルの出る幕ではないな、とオシリをまくって退散いたします。
今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。
[No.378] 低蛋白の改善について From:プー 2002/12/13(fri) 21:56:07 [MAIL] こんばんは。
PEGとは直接関係のないことなのですが・・・
経口で食事をしている患者さんなのですが、低蛋白で下肢のエデムが著明な方がいらっしゃいます。
アルブミン製剤の投与などが必要なのですが、療養型の病院ではコスト面で厳しく、コストのかからない食品で何とかならないかと主治医は言います。
そこで、きな粉を牛乳に混ぜてすすめていますが、限界があります。
経済的に余裕のある患者さんには、市販のプロテインを食事に混ぜて摂取して頂いても居ますが、なかなか難しいです。
手軽にたんぱく質を補える方法はないでしょうか?
教えてください。
太朗さん、栄養の寒天化についてのアドバイスをありがとうございました。
おかげさまで、順調に肺炎が改善され、やっとIVHが止まりました。3回の栄養では、ちょっと厳しく、指示量を4回に分けています。
ずっと悩んでいた事が解決できて、とってもよかったです。
固形化された栄養は最初不安があったのですが、実際にやってみるとそれほど手間もかんじず効果があったので感激です。
今後もPEG患者さんのケアで何か良い事があったら教えてください。
[No.378のレス] Re:低蛋白の改善について From:太朗 2002/12/18(wed) 10:26:23 [MAIL] [HOME]ブーさんこんにちは 開業医の太朗です.
低蛋白血症の管理,大変そうですね.ただ,もししっかり食べている人や,栄養摂取がある程度できている方ならば,改めて低蛋白血症を含めた浮腫の原因を探ってみた方が良いのかも・・・.蛋白が摂取できていても,吸収不良症候群ならば十分な吸収ができずに低蛋白血症になったりします.実は肝硬変だったなんて方も診たこともあります.腎疾患や甲状腺ホルモンのチェックも必要かも. なんていろいろ考えてしまいますが,いかがでしょうか?
なんか返答になっていませんネ.
[No.378のレス] Re:低蛋白の改善について From:もっち 2002/12/18(wed) 14:31:31 [MAIL] こんにちは、訪問看護師のもっちです。
在宅では簡単・便利・低価格・すぐ手に入るがキーワードです。蛋白補給ですが、プロテインは値段が高いのでほとんど使用しません。脱脂粉乳や赤ちゃんの粉ミルクを、そのまま飲んでいただいたり、料理に混ぜて使っていただいています。しっかり食べられる方なら、チーズや納豆などのほうが、豆腐より蛋白質が多いので好き嫌いがなければお勧めしています。黄粉もいいですよ。
[No.372] タイトルなし From:つっつ- 2002/12/06(fri) 23:37:42 [MAIL] この度、当院で初めて、経腸栄養用ポンプを導入することとなりました。ポンプ使用上の注意点などアドバイスをいただければ
幸いです。
よろしくお願いします。
滴下速度がこのくらいってあれば教えてください。
[No.372のレス] Re:タイトルなし From:太朗 2002/12/08(sun) 11:57:33 [MAIL] [HOME] つっつーさん今日は
経腸栄養ポンプ,入院中に使うのなら静脈点滴ポンプと同じ様なものなので,特別なノウハウもなく気軽に使用できます.ただ在宅では御家族にしっかり教育しないと,ブザーが鳴るたびに病院に電話がかかってくることになります.滴下速度については,ボクの場合,一日投与量を24時間かけて入れていました.例えば一日1800mlの注入を行う人なら,時間あたり75mlとなります.24時間持続注入は,投与中の腐敗の問題がありますので,何回かにわけてボトルに入れるのが良いと思います.
[No.372のレス] Re:タイトルなし From:つっつ- 2002/12/08(sun) 23:53:38 [MAIL] 太郎先生。ありがとうございます。
今回使用される方が、退院後自宅に戻られるそうですが、
往診先及び、ステーションの方と相談して、退院前の合同カンファレンスを開催していただく際に、業者の方にきていただいて、
使用説明をしてもらいますね。
病棟Ns.は説明を受けたそうですが、何せ1名しか説明を受けなかったようなので、再度説明にきてもらおうと思います。
自分も、勉強不足で、先週ポンプを扱っているメーカーに電話して資料を送付していただいている最中です。
リース料金と介護保険ではどうなるのか、患者さんの負担金額などわからないことばかりなので、これから勉強します。
ありがとうございました。
暖房のかっかているこの季節・・・腐敗の問題嫌ですね・・・。
[No.372のレス] Re:タイトルなし From:もっち 2002/12/10(tue) 17:42:58 [MAIL] つっつーさんこんにちは、訪問看護師のもっちです。
HEN(在宅成分栄養経管栄養法)を行なう方がいらっしゃるのですね。訪問看護ステーションのNsに聞いていただくと、多分詳しいと思います。太朗先生のおっしゃるように、退院前に必ずご本人ご家族にポンプの取扱い方法を説明していただいて、入院中に、実際に在宅で使用する機器を使用して指導を行ない、ご本人・ご家族が自信を持って使用できるようにしていただきたいと思います。ポンプ用栄養セットの接続やポンプの使用方法など、ご本人やご家族にとっては始めての事ばかりですので、説明書を見ながら皆さん必死です。(クレンメを開放し忘れて滴下しなかったり、逆に開けっぱなしでセットしてポンプをベトベトにしたり色々です)リース料金のことですが、業者とのレンタル契約は外来に通うならば入院している病院、往診などをしてもらうならば在宅で見ていただく診療所が行ないます。病院側は業者にポンプのレンタル料金を支払い、業者は機器のメンテナンスと24時間体制での故障に関する相談を患者さんに行ないます。病院側は保険で在宅成分栄養経管栄養法指導管理料2500点+栄養管セット加算2000点+注入ポンプ加算1000点=計5500点を請求します。ポンプのレンタル料は10000円ぐらいだと記憶しています。病院側はレンタル契約を結んでも損はしないはずです。ただし!!在宅成分経管栄養法が算定できる栄養剤はエレンタール・エレンタールP・エンテルード・ツインラインに限られております。それ以外の栄養剤を使用している場合は、この点数は請求できませんので、ご注意ください。患者さんは診察を受けている医療機関に、医療保険の窓口負担金を支払います。というシステムになっています。ポンプの使用については介護保険はまったく関係ありませんが、つっつーさんが介護保険とおっしゃるのは、何の事でしょうか?以前話題になったヘルパーさんのチューブ接続うんぬんの件でしょうか?
[No.372のレス] Re:タイトルなし From:つっつ- 2002/12/11(wed) 22:13:53 [MAIL] もっちさん。こんばんわ。介護保険と、記載をしていたのは、
私、在宅のことがほとんどわからず、なるべく目を向けるように
してはいるのですが、介護保険の範囲で・・・とよく耳にするので、ポンプも何かしら関係するのかな・・・と思い記載しました。介護保険は無関係ときいて、もっと保険の勉強もしなければと思いました。ヘルパーさんで、思い出したのですが、
以前、ヘルパーさんに経腸栄養剤の扱い方の指導にうかがったことがあるのですが、ヘルパーさんでもやる方とされない方がいますが、それは、どうしてですか?
すみません。初歩的な質問で・・・。
[No.372のレス] Re:タイトルなし From:もっち 2002/12/12(thu) 15:28:07 [MAIL] もっちです。
ヘルパーは医療行為はできません。PEGは医療行為なので、経管栄養の管理はしては行けないことになっています。現実には行なっている方もあるようですが、日本の法律では許されていない事です。この件に関しては、過去にも何度か出ていますので、簡易検索してみてください。その方にとっては、経管栄養や喀痰吸引や坐薬の挿入や湿布の貼用等、生活する上で必要な「生活行為」なのですが、法の壁によって辛い思いをしている方が沢山おります。介護保険になって、ヘルパー会社も業務規定の中で、医療行為の禁止をうたっておりますので、担当ヘルパーの一存ではできます・やりますと言えなくなっています。私はケアマネージャー業務も行なっていますので、現場のヘルパーさんからも爪きりや湿布・軟膏処置までできないのはおかしいのではという声も耳にいたしますが、法の壁なのです。現状どうしてもヘルパーにお願いしたいのならば、主治医の責任の元で、きちんと勉強会を開催・指導して、主治医が責任を持ちますので経管栄養管理をお願いしますと文書でヘルパー会社に提出するしかないと思います。話が止まらなくなるので、この辺にしておきます。(・。・)//~
[No.372のレス] Re:タイトルなし From:つっつ- 2002/12/13(fri) 01:25:58 [MAIL] もっちさん。こんばんわ。すごくわかりやすかったです。
ありがとうございます。
湿布や軟膏処置もだめとは・・・。
法の壁・・・いろんなところで、厚いですね。
[No.374] 素朴な疑問 From:mizu 2002/12/08(sun) 11:47:51 [MAIL] 胃潰瘍で胃に穴があくと腹膜炎になるのにどうして胃ろうは大丈夫なんですか? もし自分でチューブを抜いてしまっても大丈夫?
[No.374のレス] Re:素朴な疑問 From:太朗 2002/12/08(sun) 19:18:22 [MAIL] [HOME] mizuさんこんばんは 開業医の太朗と言います.
胃瘻も胃潰瘍穿孔も胃に貫通孔が存在するという点で一致しており,mizuさんの疑問はごもっともです.しかし胃潰瘍穿孔の場合は胃に孔があくことによって,胃の内容物が腹腔内に流出するために腹膜炎になります.一方PEGの場合は胃に貫通孔がありますが,孔がチューブに阻まれて,胃内容物が腹腔内にでないようになっています.よって何らかのトラブルがない限り,腹膜炎は生じません.
一方,自分でチューブを抜くなどのいわゆる「事故抜去」の場合は腹膜炎が生じる場合があります.PEGとは胃にチューブを挿管してしばらくたつとチューブの周囲に癒着部分が形成され,皮膚から胃につながる「瘻孔」というトンネルができるものです.瘻孔が形成されたあとの事故抜去に関しては,胃の内容物が腹腔内に出てしまうことはありませんが,瘻孔が形成される前の事故抜去に関しては,胃の内容物が腹腔内に漏れ出す可能性があり危険な状態といえます.そのようなことを予防する意味で,ボクは全ての胃瘻造設手技に「経皮胃壁固定具」を併用するべきと考えていますが,現段階ではPull/Push法においては一般的な手技とはなっていないようです.
[No.374のレス] Re:素朴な疑問 From:mizu 2002/12/10(tue) 21:34:28 [MAIL] 太郎さんありがとうございます。いままで恥ずかしくて誰にも聞けず、ずっと疑問だったことがスッキリしました。
私の勤務する病棟で最近胃ろうを造る方が続けてあり、バルーン型のカテーテルが使われているのですが、1週間も経たないうちにカフが抜けてしまっていることがあり、他病棟では自然ばっきょしてしまったそうです。
カフにはairが入っていましたが、今後はDrの方針で蒸留水を入れることになりました。だとしても週一ぐらいでカフ確認をしたほうがよいのでしょうか?
また 入れ替えの後はナートがされていないので、テープで挿入部を固定しているのですが、テープまけなどのスキントラブルが心配です。カフが入っているのならテープでの固定は不要かとも思うのですが、かフ漏れで自然抜去の後なので自信もありません。一般的にはどのようにしているものなのか教えてください。
[No.374のレス] Re:素朴な疑問 From:みっくん 2002/12/10(tue) 23:17:34 [MAIL] mizuさん、こんばんは、田舎の病院の消化器内科医です.老婆心ながら一言追加です.
mizuさんの病院で造設試ている胃瘻はバルーン型ということなので、イントロデューサー法という方法だと思います.胃壁と腹壁の固定はされていますか?もし、されていない時には、瘻孔が完成するまでの2週間は絶対にバルーンのカフの確認をしないで下さい.この間にバルーンを虚脱させると胃瘻チューブ先端が胃から腹腔内にぬけてしまい大変なトラブルを引き起こしかねません.イントロデューサー法の場合には胃壁と腹壁の固定を必ず行った上で、最初の交換やカフの確認は2週間目以降に、胃壁固定の糸を抜糸する前に行うことをお薦めします.
それから、カフに入れるのは蒸留水にして下さい.エアーではすぐ虚脱するリスクがあり、引っ張った時も抜けやすいです.瘻孔完成後のカフの確認は1週間に1回程度をすすめています.胃瘻専用のバルーンチューブの場合は外部にストッパーがついているのでこれを使うとテープや縫合による固定は不要です.動いて邪魔になる時はかぶれない程度に少し絆創膏でとめても良いかもしれません.
胃瘻の管理方法や留意点は瘻孔が完成するおおよそ2週間をさかいとして大きく変化します.特に造設直後のチューブ抜去はそれこそ腹膜炎をおこしますので十分に注意して下さい.
[No.374のレス] Re:素朴な疑問 From:もっち 2002/12/11(wed) 09:39:11 [MAIL] mizuさんこんにちは、訪問看護師のもっちです。
ホームページのインフォメーションにも紹介のある、「胃瘻PEGハンドブック」お勧めです。胃瘻のイロハから応用まで書かれた本で、PEGとは何かが一読でわかります。今、私の所属する訪問看護ステーションでも皆でまわし読みしています。是非一度ごらん下さい。病棟費で購入しても損はありません。太朗先生やみっくん先生が解説して下さったことも、イラスト・写真入りでとても分かりやすいです。
[No.374のレス] Re:素朴な疑問 From:sirius-red 2002/12/12(thu) 01:37:40 外科医のsirius-redでございます。PEGの自然抜去は、造設後一週間は未然に防ぐべき合併症であり、不穏患者さんであれば抑制も必要です。もしPEG造設早期に、抜去されてしまった場合は胃管の挿入をまず行い、絶食・IVH管理を行いH2ブロッカーの投与を行って下さい。これは胃十二指腸潰瘍穿孔でも腹膜炎が限局している場合には胃管の挿入を行い、絶食・IVH管理を行いH2ブロッカー及び抗生物質の投与を行えば治癒してしまうという事象に基づいています。
[No.374のレス] Re:素朴な疑問 From:太朗 2002/12/12(thu) 11:02:21 [MAIL] [HOME]皆さんこんにちは 太朗です.
不穏状態でいかにも自己抜去しそうな方に対してのPEGを行うとき,ボクはダイナボットのサックスバインガストロストミーキットを選択しています.このキットは胃内固定板が強固な板状になっており,他のチューブと異なりチューブ牽引による抜去ができないという欠点がありますが,この「欠点」は自己抜去の可能性がある症例に対しては「利点」に早変わりします.
[No.377] PDN通信新年号 From:もっち 2002/12/10(tue) 18:58:22 [MAIL] 訪問看護師のもっちです。
PDN通信新年号楽しみですね。訪問看護を取り上げていただいて、とても嬉しいです。病院で働く皆様や、訪問看護を利用された事のない方は、訪問看護ってどんな事をするのよくわからないと思います。私は、訪問看護には看護の原点がアルと思っています。訪問看護はただ単に、夜勤のできない看護師の就職先では有りません。一人で訪問し、一人で判断し、一人でその方の生活に合った看護を展開する。医療・看護の知識だけでなく、福祉や補助器具(テクニカルエイド)、果ては住宅改造や税金の知識まで、生活にかかわる全ての知識が必要とされます。もっともっと、沢山の方に訪問看護を知っていただき、利用していただければと思っています。訪問看護の仕事のなかには、一休さんのお仕事のような癒し(精神的な支援)も重要な位置を占めています。もちろんグチも聞きますよ〜
[No.377のレス] (^-^)Re:PDN通信新年号(^-^) From:平成の一休さん 2002/12/10(tue) 20:36:10 [MAIL] [HOME]”もっちさん”お疲れさまです。平成の一休さんで〜す。表題の【PDN通信新年号】=【訪問看護師】さんの【活動状況】が紹介されることを知り我がごとのように嬉しいです。”もっちさん”がご自分のお仕事を紹介されているように、その【存在は誠に貴重】です。1人で何役もこなされるお仕事振りを拝見しているとやはり皆さんお1人お1人が【確固たる使命感】のもとにその任にあたっていらっしゃる姿は清清しく且つ爽やかでこの世知辛い時代の一服の清涼剤ですし、取り組まれているお姿は素晴らしいの一言です。【誰かが動かないと誰も動かない】世の中にあって、このお仕事は【お金に換えられない役目】が課せられていると念います。その役目を担っているのが【訪問看護師】さんです。この仕事は誰でもやれるものではないでしょう。それに仕事と思えば大変でしょうが、その任務を果たすことで【人生とは何か】が見えてくるからむしろ【天職を全う】するには幸せ感は人一倍体感されているのではないでしょうか。もっとこのように地道に活動されている訪問看護婦さん達に【光をあてて欲しい】と願わずにはいられません。最近の皆さんの投稿欄の記事を拝見していると患者・家族の皆さんと直に接していらっしゃるだけに発言には【説得力があり】=【怒迫力があります】それだけに、これからも大いにプレゼンテーションを期待しておりますのでどうか宜しくお願いします。
(^^)dグッド(^o^)//"""パチパチパチ(^-^)vブィ合掌三拝。
[No.377のレス] Re:PDN通信新年号 From:もっち 2002/12/11(wed) 09:23:41 [MAIL] 一休さん
大いなる励ましありがとうございます。これからも頑張ります(^-^)V
[No.375] 経皮胃壁固定併用PEGならではの創部感染予防策 From:太朗 2002/12/09(mon) 19:29:46 [MAIL] [HOME][No.374]で経皮胃壁固定具の話題を出しましたのでこれに絡めてもう一つ.
ボクは現在,主として経皮胃壁固定術を併用したPull法を利用して胃瘻造設を行っています.Pull法はご存じの通り口腔内常在菌を創部に運ぶことになり,その結果としてイントロデューサー法と比較して創部感染の割合は多くなります.そこで造設の際,創部感染への対策として創面にイソジンを擦り込むことにより感染の対策をしています.
具体的な方法ですが,造設時にチューブを設置する際,体外固定板を装着する前に創面とチューブをイソジンでビトビトにし,チューブを3センチ程度出し入れするピストン運動を行います.このことにより,創面やチューブに付着したイソジンが,チューブ貫通孔に充分浸透して感染の予防を行います.チューブの出し入れによるチューブ貫通孔へのイソジンの浸透は,経皮胃壁固定具併用PEGの成せる業と思っています.(胃壁固定をしていないとイソジンが腹腔内に行ってしまう) この対策を何時からやり始めたのか忘れてしまったので統計学的解析ができていませんが,最近はめっきり創部感染が減っています.
御興味のある方はお試しいただき,感想など頂ければ幸いデス.
[No.365] 肉芽について From:ジョルジュ 2002/12/02(mon) 20:05:20 不良肉芽になりにくい方法を、分かり易く教えていただけませんか?本などでは、<固定方法を工夫する>など書いてありますが、どのように工夫したら良いのか、色々工夫しているつもりですが、やっぱり現れます。すみませんが、体験談など教えていただけたら幸いでございます。宜しくお願い致します。
[No.365のレス] Re:肉芽について From:もっち 2002/12/03(tue) 19:27:51 [MAIL] こんばんわ、訪問看護師のもっちです。
PEGの方の訪問看護をしております。ジョルジュさんのカテーテルはチューブ型でしょうか、ボタン型でしょうか?チューブ型の場合、長いのでブラブラしないようにテープ固定されたり腹巻のなかにしまったりしていらっしゃると思いますが、長いチューブが一方向にばかりかたよっているとかたよった方向に不良肉芽ができることがあります。その場合は固定の位置を毎回変えてください。体外固定板がきつすぎても圧迫により不良肉芽ができることもあります。その場合体外固定板をゆるめてお腹と体外固定板が1cmぐらい余裕があるようにして下さい。本当はチューブがグラグラとかたよらないように、まっすぐ固定できればよいのですが、長いチューブ全部を真直ぐにすることはできないので、チューブのお腹に近いほうだけでも真直ぐになるように、(先日セミナーで聞いた話ですが)食器を洗うスポンジ(100円均一などで安く売っているものでOK)を適当な大きさに切って、真中にきりこみを半分くらい入れ、チューブを挟んで両端をテープ固定しておくとお腹に近い部分のチューブは真直ぐに固定されるようです。ホリスターという会社にドレーン固定バリアという商品があり、さまざまなチューブ類を皮膚に直角に固定することができますが、1箱5個入りで5000円とお値段が高いです。http://www.hollister.co.jp/product/hollister/jutsugo/index.html 座った時に固定板がお腹に食い込むような時も不良肉芽ができるようです。背筋をのばしてしっかりと座っていただくことでしょうか。固定板があまりゆるすぎてもダメなようですが… ボタン型の場合は、圧迫が一番の原因でしょうか。チューブ型と同様に1cmぐらい出べそのようにカテーテルが飛び出しているぐらいの余裕があるほうが良いので、きつくなったら長めのカテーテルに交換していただきましょう。私の知識を総動員してカキコしました。参考になりましたでしょうか?先生方補足をお願いします。
[No.365のレス] Re:肉芽について From:ジョルジュ 2002/12/04(wed) 09:34:45 もっちさん、早速の解答ありがとうございます。現状が書きこんでおりませんでしたので、報告させていただきます。現在は、ボタン型バルーンタイプを使用しております。体表との余裕は約0.75mmくらいです。ファーラー位を考えて余裕をもたせているのですが、本来は、引掛り事故or胃内容物の漏れを考慮して、0.5mmくらいの浮きにしたいと思っております。毎食後、カテーテルを同じ位置にならないように回しております。(最低でも1日に4回)もっちさんが言っておりました、ホリスター製品は価格が高い為、以前に断念しております。今はチューブと体表との間に、ガーゼを縄状にして、カテーテルにグルグル巻きつけて、ボタンと体表との接触をさけております。
[No.365のレス] Re:肉芽について From:もっち 2002/12/04(wed) 12:08:31 [MAIL] 訪問看護師のもっちです。
ジョルジュさんの不良肉芽は小さいものなのでしょうか?ボタン型カテーテルと体表との接触を避ければ出血や痛みが無いということであれば、(株)アルケアの「ペグケアー」という商品はどうでしょうか?PEG後専用の皮膚保護剤で、1函20枚入り2000円/1枚100円と低価格です。私が訪問している利用者さんも使用しています。彼の不良肉芽は、瘻孔周囲にごく小さいものがあるだけなのですが、ジュクジュクしており、擦れると少し出血し、少々痛みます。「ペグケアー」を貼ってボタン型カテーテルと体表との接触を避ける事で、下着も汚れず痛みもありません。瘻孔周囲からの浸出液の漏れによるスキントラブルを防ぐ為に開発された商品でmoemoe先生が発案者だそうです。アルケア株式会社商品相談室:フリーダイヤル0120-770175
[No.365のレス] Re:肉芽について From:ジョルジュ 2002/12/04(wed) 18:36:05 もっちさん、何度もありがとうございます。不良肉芽は、小さいもの、瘻孔周囲を覆っている大きなもの、さまざまです。定額制ベットの患者さんで、<痛い>の表現がなかなかできない患者さんなので、こちらで気を遣ってあげないと。出血はありません。<ペグケアー>は知っております。それ以前に、なるべく、不良肉芽にならないような方法を是非、分かり易くお願い致します。
[No.365のレス] Re:肉芽について From:もっち 2002/12/04(wed) 18:58:51 [MAIL] こんばんわ、もっちです。
私の印象では、どんなにケアをしても不良肉芽ができる人とできない人がいるような気がします。生体の異物反応なのではないか、とも思います。難しいですね。褥瘡の研究のように、どなたかPEG瘻孔周囲の不良肉芽を病理的に研究していらっしゃる人いないでしょうか?私も、不良肉芽にならないような方法知りたいです。
[No.365のレス] Re:肉芽について From:おサル先生 2002/12/05(thu) 00:11:59 [MAIL] ジョルジュさん、はじめまして。おサル先生と申します。もっちさん、お久しぶりです。遅レスすみません。
もっちさんが詳細にほとんどすべてを網羅してご解説いただいたので、私の出る幕はないのですが、気付いた点だけを指摘させていただきます。
もっちさんがご紹介されているように、ホリスター社のドレーン固定バリアはもっぱらチューブ型(カテーテル型)のPEGカテーテルを(ろう孔に対して横向きのトルクがかからないように)立たせておく目的で使用しますので、ジョルジュさんの患者さまのボタン型では、アルケア社のペグケアが有効かと存じます。ただ、余裕が1ミリ以下というのは少しきつくありませんか。余裕が少ないとスキンケアがしにくくありませんか。
私ももっちさんと同じ考えで、1cmくらいの遊びがあった方が良いように思います。1ミリのゆとりでは、内部バンパーがかなりきつく胃粘膜に接触している可能性があり、圧迫虚血によって組織壊死、その結果として漏れが生じている可能性もありえます。また、不良肉芽もきつ過ぎるバンパーの機械的刺激で生じている可能性があります。
以上、ご参考になれば幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。
[No.365のレス] Re:肉芽について From:ジョルジュ 2002/12/05(thu) 08:50:21 おサル先生、もっちさん、お世話になります。すみません!単位が間違っておりました。mmではなくcmです。つまり、現在、0,75cmの浮きがあります。
[No.365のレス] Re:肉芽について From:みっくん 2002/12/05(thu) 08:55:08 [MAIL] 誰に肉芽ができるのが、造設時に予想できないところがネックですね.肉芽について、以前から考えていたのですが、ケロイドの治療薬であるリザベンを投与するという方法はどんなものでしょうか?自分では経験はないのですが経験のある方、いらしたら教えて下さい.また、造設時から投与すると肉芽の形成予防になるものでしょうか?皮膚科に詳しい先生に教えていただきたいです.
[No.365のレス] Re:肉芽について From:プー 2002/12/06(fri) 23:16:34 [MAIL] こんばんは。看護師のプーです。
私も患者さんの肉芽には頭を痛めています。
PDNの過去のカキコを見て色々試していますが、なかなか改善されません。
もっちさんに質問ですが、スポンジを使用する場合に浸出液を吸収してしまいませんか?チューブを垂直に保つのに、ホリケアの製品はコストがかかりすぎムリなので、同じ方法を思いついたのですが、その点が気になって実施に至っていません。
Yガーゼをはさんで、スポンジをつけるのでしょうか?
教えてください。
[No.365のレス] Re:肉芽について From:もっち 2002/12/07(sat) 19:49:09 [MAIL] プーさんこんばんわ。訪問看護師のもっちです。
スポンジの話ですが、先日セミナーに参加した時に仕入れた話で、私も実践はしていません(現在私がかかえる利用者さんは全員ボタン型なので…)。そのときの話では、PEG周囲のスキントラブルがある方に対して、基本はスキンケア、とにかくよく観察し、よく洗浄する(生食でも水道水でもOK)。生食についてですが、褥瘡処置でもよく問題になるのですが、なぜ生食なのかというエビデンスはないと思います。私の考えで言うなら、「しみない」ということに尽きると思います。え〜と少々脱線してしまいましたが、あまり大きい不良肉芽は硝酸銀とで焼くか切除するかということのようですが、在宅ではそうそう焼いたり切ったりということはできないので、苦労しています。Yガーゼでも良いと思いますし、浸出液が多いようなら、アルギン酸(カルトスタット・ソーブサン等)の使用も良いと思います。但し、アルギン酸は褥瘡・皮膚潰瘍等でないと保険が通らないとと思います。要するに、スポンジはチューブをまっすぐに固定するということが目的なので、浸出液の吸収については従来の方法でよいと思いますが、いかがでしょうか?
[No.373] 空腸瘻と胃瘻造設術同意書 From:ひろぶん@福岡 2002/12/07(sat) 01:02:51 ひろぶん@福岡です。いつもお願いばかりですみません。
やはり空腸瘻実施することになりました。ジェジュナルカテーテルと消化態栄養剤の手配も済ませました。ひとつ問題とすれば、担当病棟の現場スタッフの人たちが空腸瘻に関する看護マニュアルみたいな資料がないか?と要望をうけました。物品・栄養剤とその副作用について説明はしております。その上で空腸瘻看護マニュアルなんぞなものがあるとご存知の方おられましたらよろしくお願いします。
そしてもう一つ・・・
当院での胃瘻造設術の同意書を改訂することになりました。
今までの同意書は単純に承諾のサインをいただくためのものでした。そのため説明をする際、医師の口答による説明はリスク等の説明が曖昧となり、後々合併症でも起きた時には深刻な問題となり易いのでないか?ということになり、ある程度、適用の理由やリスクなどを掲載し、マニュアル化すべきといことになりました。そこで同意書にお詳しい方おられましたらアドバイスお願いします。
[No.373のレス] Re:空腸瘻と胃瘻造設術同意書 From:つっつ- 2002/12/07(sat) 09:48:50 [MAIL] おはようございます。つっつーです。
ジェジュナルとNBRカテの組み合わせで、実際当院の看護師のほうで、
ジェジュナルのフィーディングアダプターのFEEDが詰まったので、
サクションのほうから、薬を入れ始めました。っと言われたことが
ありました。でも、それって胃の中に入っていってるからね。
って説明すると、びっくりしてました。
両方腸へいってるとおもってたそうです。
日総研のPEGケアの中に、わかりやすい図解があります。
[No.371] タイトルなし From:つっつ- 2002/12/05(thu) 22:49:47 [MAIL] つっつーです。
院内NST導入計画推進運動を行っていますが・・・
日本静脈経腸栄養学会に管理栄養士さんが行きたい・・・と
起案書をかいたそうですが・・・却下されたとのこと。
悔しくて・・・思わず「何でなのさ。」と乗り込み、
栄養管理の必要性がわかってくれないのには悲しくて悔しくて
涙してしまいました。当院から5名行きますが(皆自費で)
栄養管理の必要性をもっときちんと病院として取り組んでほしいです。
めげずにがんばりますが・・・
すみません。このこの悔しさを誰かに聞いてもらいたくって。
かかせていただきました。
気分すっきり。失礼しました。つっつーでした。おやすみなさい。
[No.371のレス] (;O;)Re:タイトルなし(;O;) From:平成の一休さん 2002/12/05(thu) 23:41:14 [MAIL] [HOME]”つっつさん”お気の毒で同情します。悔しいですが、今の医療界はまだまだ【旧態以前とした体質】が残っております。でも【PEGドクターズネットワークに登録】されているように多くの【良識派の先生】も全国には大勢いらっしゃいます。医療界は丁度【世代交代期】に入っております。ご承知のようにこの業界は【色々な派閥】があって【化石見たいな大御所】が以前として目を光らせており、自由に意見を聞き入れる雰囲気はないのが現状ではないでしょか。本当は改善したいと念っている先生は沢山いらっしゃるんですが、雰囲気的にも立場上にも本音をなかなか具申出来ないでストレスが溜まっている医療関係者が一杯いらっしゃるのが現状ではないかと察しております。【小泉総理大臣】ではないですが、ここは【恐れず・怯まず・囚われず】で【めげず】に皆で力を合わせて頑張りましょうよ。ここの投稿欄はそのような悔しさをぶっつける場所でもある訳ですから【喜び・悲しみ・悔しさ・怒り】等々を書き込んで少しでも気分転換して早く立ち直って下さいね。【大丈夫・大丈夫】【つっつさん】の【真珠の涙】はきっと近い将来生かされことを信じたいと念います。(p^-^)pファイトp(^-^)qガンバ〜合掌三拝。
[No.371のレス] Re:タイトルなし From:もっち 2002/12/06(fri) 09:45:40 [MAIL] 訪問看護師のもっちです。
つっつーさんのお気持ち痛い程わかります。経営者(理事長や院長等)にプレゼンテーションするには、お金のことを絡めるのが一番です。これを行うとこのような効果があり、経費削減になるとか在院日数が短縮されるとか、というようなことをデーターをきちんと出して提示します。つっつーさんの病院にも褥瘡対策チームがあると思いますが、褥瘡対策未実施減算のおりから、NSTを導入すると褥瘡対策にどのようなメリットがあり、日本静脈経腸栄養学会に参加する意義はどのようなものかを、PEGとは視点を変えて責めてみるのも1つの手ではないでしょうか。訪問看護ステーションは零細事業所なので学会参加はやはり自費です。スタッフの研修会・勉強会参加費については、なんとか予算をひねり出していますが…
[No.371のレス] Re:タイトルなし From:栄養士 2002/12/06(fri) 15:57:50 つっつーさん、平成の一休さん、もっちさん今日は。
自分の勤める病院では、褥瘡対策未実施減算に絡めて、NSTを立ち上げることになりました。実は11月に高知県で行われたPENSA(アジア静脈経腸栄養学会)に参加しました。そこで日本の栄養管理の意識の低さ、自分のいる地域の閉鎖的でみんなのやる気の無さ・・・などなどいやになるほど思いさらされました(自分はJSPENなどには参加して、帰ってくるたびに少しずつDrに話をしていましたが)。PENSAから帰ってきて資料を集め、プレゼンの準備をしてプレゼンを行いました。やはり栄養部のNO.1、NO.2(栄養士)にはいい顔をされませんでしたが。院長には経済的なことを絡めて行いましたので、“やろう”との変事をいただきました。これからはとんとん拍子で話が進みました。
自分が栄養士になって6年、NST・栄養管理を推進したいと思って5年になります。その間“出来るわけが無い”“そんなのいらん”“なにを考えとるねん”など言われつづけました。しかし病院長命で栄養管理の充実、改善が行えるようになりました。最近は幸いなことにDr、Nsにも賛同者が出てきました。褥瘡チームとのコラボレートで来年には当院にもNSTが出来そうです。
これからNSTを立ち上げるには褥瘡対策チームとのコラボレートで行うのが一番よいと思います。
なんか変な文章になりました・・・
[No.371のレス] Re:タイトルなし From:つっつ- 2002/12/06(fri) 23:33:56 [MAIL] つっつーです。皆さんの暖かい励まし、本当にありがとうございます。すこしずつ進めていければと思います。
とんちんかんな質問が多いつっつーですが、どうぞ今後とも
よろしくお願いします。
[No.371のレス] (^o^)Re:タイトルなし(^o^) From:平成の一休さん 2002/12/06(fri) 23:41:09 [MAIL] [HOME]”栄養士さん”待ってました〜NSTの立ち上げ立派ですよね。今回の成果は栄養士さんの「熱意が届いた」と確信します。PEGに拘わって判ってきたことですが「栄養改善」が「病状回復」の「キーワード」のような症例が最近続々と報告されています。単なる「病院食」って言う時代は終わりを告げました。例えば、癌で余命3ケ月と宣言された患者さんがPEGを造設したことで社会復帰のみならず、1年以上も現役でバリバリ働いていらっしゃるんですから不思議ですよ〜。
今の日本の医療界は先進国では中途半端と言った感じです。
医療機器は進んでいるが、機器を扱うテクニックは追いつかないはサポート体制がないは、或いは・手技テクニックはある程度評価出来るがバラツキが目立つ過ぎとか、或いは・メンタルケアの体制の法整備は皆無だし、個人情報管理と来ては電子カードシステムが未整備だし、ましてや「病院食」の重要性がまったく放ったらかし状態です。病院経営上と言う観点から経費面からとかで「病院食はおざなり」にされているのは「日本医療界の痴愚」としかいいようがありません。
PEGはあらゆる医療改革の切り込み隊長役を担っております。本当は日本の医療は水準は高いと念いますが、国政の縦割り行政で何かやろうとしてもドン詰まり状態です。NPOの役割は国政の横割りの役目を果たす必要性が求められています。アメリカでは「NPOが国政の横割り任務」を立派に果たしていますし定着し市民権をも獲得しております。頑張りましょう「栄養士さん」ねねね(^o^)//"""パチパチパチ/zzzzz合掌三拝
[No.369] タイトルなし From:つっつー 2002/12/04(wed) 15:35:18 こんにちわ。今、診療所の婦長さんからのご相談で、代わりに入力させていただきます。
現在、28Fr.のバンパータイプのボタン型が入っている患者さんの、スキントラブルについてです。
漏れがあり、困っているそうです。
今までも、漏れがひどく徐々にサイズをアップし、とうとう
28Fr.まできたようです。
固形化にしてみようと思っているとのこと。使用している軽佻栄養剤は「エンシュアリキッド」です。
皮膚の発赤は、広範囲です。
[No.369のレス] Re:タイトルなし From:おサル先生 2002/12/05(thu) 00:31:44 [MAIL] つっつーさん、はじめまして。おサル先生と申します。
漏れに対するサイズアップはキリがないので、推奨できません。ここでは、なぜ孔が大きくなるかを考えてみたいと思います。漏れはいろいろな理由で生じますが、意外と盲点なのは、漏れるからバンパーをきつくする→バンパーをきつくすると圧迫虚血で組織壊死に至り胃ろうの孔が大きくなる→さらに漏れるのでもっとバンパーをきつくする→圧迫虚血で組織壊死に至り胃ろうの孔がさらに大きくなる‥の悪循環に陥っている場合が少なくないのです。
つっつーさんの患者さまのボタンは腹壁とバンパーの間に1cmくらいのゆとりはありますでしょうか。
以上、ご確認いただければ幸いです。
[No.369のレス] Re:タイトルなし From:みっくん 2002/12/05(thu) 08:02:21 [MAIL] つっつーさん、こんにちは.おサル先生、お久しぶりです.
同様の経験は私にもあります.当方の対応としては漏れのひどい場合1)違うタイプの胃瘻への変更(サイズアップではなく、ボタンとチューブやバンパーとバルーンなどをかえてみる)2)粘度増強または寒天による固形化をしてみる(エンシュアリキッド経験あります.固まりました)3)腸瘻化してみる4)そこまでやってダメなら一旦胃瘻からの栄養は中止して経静脈栄養にする(これで多くは漏れはなくなり、皮膚トラブルの改善をまって経腸栄養再開する)5)やっぱりそれでも漏れがある場合には胃瘻を抜去し瘻孔閉鎖させた後PTEG(経皮経食道胃管挿入術)をトライする.
という順序でアプローチしようと思っています.なかなか思い通りにならない例も多いです.皆で知恵と経験を持ち寄って対処法を考えましょう.
余談ですが、28Fr.のバンパータイプのボタン型の製品があるのですか?知らなかったのでメーカー名か商品名を教えていただきたいです.よろしくお願いします.みっくんでした.
[No.369のレス] Re:タイトルなし From:つっつ- 2002/12/05(thu) 22:00:39 [MAIL] おサル先生、みっくん先生。こんばんわ。つっつーです。
アドバイスありがとうございます。
おサル先生へ・・・
つっつーが以前ご自宅に伺った(02年5月1日)の時点では、
回転はしますが、1cmのゆとりはなかったように記憶しています。向きを変えると、漏れるので、向きはかえたくない・・・
とご家族がおっしゃっていたことを記憶しています。
みっくん先生へ・・・
28Fr.のバンパー型ボタンタイプであっているとおもうんですが・・・勉強不足のつっつーですので、もし違ったら・・・
御許しください。
ボストンサイエンティフィックジャパン(メーカー名)
で、マイクロベーシブボタンの28Fr.×2.8cmだったと
思います。1年に1度の交換の方で、毎年4月頃交換に入院されていると記憶しています。
PTEGの資料は、以前住友の方にいただきましたが、当院での施行例はありません。
まず、固形化でがんばってみるよていです。
介護用寒天も届き・・・準備はオッケーです。
がんばります。つっつーでした。
[No.369のレス] 寒天の亡者 From:太朗 2002/12/06(fri) 04:53:27 [MAIL] [HOME]つっつーさん,おはようございます.開業医の太朗デス.
固形化へのチャレンジ,頑張って下さい.ただ介護用寒天は嚥下補助食品ととしての成り立ちから,普通の寒天よりやや柔らかく作ってあるようです.どちらかというと普通の固さの「寒天クック」か「てづくりパパ寒天」の方が良いかも知れません.何とか結果が出るといいですね.
●寒天クック
→水に溶解した後に鍋で水を温めて溶解する.ちょっとしたスーパーなら何処でも手に入る.
●てづくりパパ寒天
→ポットのお湯で溶解できるという触れ込みの商品.コンロ無しで調理は出来るが,寒天クックよりやや高価
最新の調理法はココ
↓
[No.357] 経腸栄養剤固形化計画@:寒天あれこれ
[No.370] (^-^)活発な情報交換に乾杯!(^-^) From:平成の一休さん 2002/12/04(wed) 20:35:15 [MAIL] [HOME]皆さん〜こんばんわ〜ご無沙汰しておりますが出番のないヒマしている、平成の一休さんで〜す。最近のHP/投稿欄を拝見していると、その活発さには驚かされます。特に「看護師」関係では「もっちさん」「つっつさん」お医者さん関係では「ひろぶん@福岡さん」「避難者さん」等々からの素早くて活発で前向きな「質問・回答」の内容は多くの患者・家族・或いは医療関係者の皆さんに取って成るほどと納得のできる誠意あるものと支持され且つ良心的と受け止められているのではないでしょうか。更に、我らが重鎮「おサル先生」「みっくん先生」「moemoe先生」方の専門的な立場から優しくも心温まるアドバイスは「さすが〜」と関心致します。又、名古屋の若旦那こと「太朗先生」の「カンテン・シリーズ」は当/投稿欄を「一気に盛り上げました」。私も「主婦の立場」で「密かに・密かに」=「こっちょり」とカンテン作り「いそいそ」と及び腰ではありますが挑戦しては「一喜一憂」しております。登録病院も全国で300病院を突破しました。この勢いで「こんなこと質問していいだろうか?」何んて躊躇しないでドンドン思い切って投稿して頂きたいと願っております。PEGも・栄養剤・キット・保護剤・容器・その他、色々と日進月歩で進化し続けております。次から次へと新たな課題が出てくることはむしろ「PEGのメジャー化」には大きなメリットがであると念います。12月に入り今年も後僅かですが「悔いのない」よう誠意杯全力投球で頑張って下さる事をお願い申し上げます。それでは〜〜(mToT)/~~~サラバジャ(o_ _)oドテッ!zzz^^^^^/合掌三拝。
[No.370のレス] Re:(^-^)活発な情報交換に乾杯!(^-^) From:もっち 2002/12/05(thu) 19:29:46 [MAIL] もっちです。
最近一休さんとおサル先生のカキコがないので、お忙しいのか、はたまた体調が悪いのかと心配していました。お元気そうでよかった。(^-^)
[No.370のレス] Re:(^-^)活発な情報交換に乾杯!(^-^) From:つっつ- 2002/12/05(thu) 19:52:49 [MAIL] つっつーです。
一休さんに、自分の名前をあげていただいて光栄です。
がんばりますので、アドバイスよろしくお願いします。
[No.370のレス] Re:(^-^)活発な情報交換に乾杯!(^-^) From:平成の一休さん 2002/12/05(thu) 22:10:43 [MAIL] [HOME]”もっちさん””つっつさん”こんばんわ〜平成の一休さんで〜す。喜んで頂き(*`▽´*)うひょうひょで〜す。私は元気ですよ。最近は主に「J医大病院/病棟・患者」さん相手の「カウンセリング」と「在宅患者さん」への訪問が主体になりつつあります。自宅へ帰って「PC/HP」を見ると兎に角、「早い事」もう皆さんからは回答がなされて、あんれ〜ま〜凄え〜な・・と口をあんぐりするばかりでした。実際にご自宅に訪問するとその患者・ご家族の生活環境が判りますから的確なアドバイスが出きるものですから、ついそちらの方に心を奪われる傾向にあるのが実情です。ですから訪問看護師をなさってる”もっちさん””つっつさん”のご意見には説得力に溢れ先生方も「圧倒されるていらっしゃる」ものと念います。つい、先日も「moemoe先生」と打ち合わせている話題の中に本当は「看護師さん」や「栄養士さん(悩める栄養士はなさん)(栄養士さん)」等々本当に患者さんやご家族と向き合って頂いている人達からの「本音の投稿がほしい〜な」と期待しておりました。その矢先から皆さんの積極的な疑問点・質問・体験談・ご回答が飛び込んで来て眼を丸くしておりました。また、名古屋の若旦那「太朗先生」や「おサル先生」や「みっくん先生」更に「ひろぶん@福岡先生」や「避難者先生」等々も一枚加わって頂き「一段と投稿欄が活発で華やか」になりましたよね。本当に有難いことと感謝致しております。私の役目は「精神世界(癒し)」が専門ですが、(元)患者と言う「特殊な立場」でもあり、その方面のレスを中心に行っておりますことをお許し下さいね。それじゃ〜「洗濯物片付けて」失礼して寝るわ〜言いかしら(`_´ )ゞ了解!OK!(^o^)/~~さいなら〜zzzzz・・合掌三拝
[No.367] 空腹時の腹痛 From:ダニー 2002/12/03(tue) 13:07:56 私の彼のPEGに関する質問です。9月半ばに手術をし、2ヵ月半になります。
2時間半おきに同量の栄養剤を入れておりますが、2時間半を過ぎると腹痛があるようです。夜中に腹痛があり起き、栄養剤を入れると治るとの事です。空腹時には、チューブが数センチ腹部に入り込んでしい、痛いそうです。何か解決法はないのでしょうか?
[No.367のレス] Re:空腹時の腹痛 From:太朗 2002/12/04(wed) 09:31:45 [MAIL] [HOME]ダニーさん今日は 開業医の太朗といいます.
2時間半おきに栄養剤を入れ2時間半を過ぎると腹痛があるということは,注入時に痛くなると言うことでしょうか? 胃瘻チューブが胃の壁に接触する抵抗で,胃潰瘍が発生することもあります.主治医の先生に一度御相談下さい.
[No.367のレス] Re:空腹時の腹痛 From:ダニー 2002/12/04(wed) 10:31:58 太朗先生、有難うございます。
注入時に痛みはないようです。2時間半を過ぎ、空腹になるとチューブあたりに鋭い痛みがあります。
担当医に相談するよう伝えます。
[No.367のレス] Re:空腹時の腹痛 From:おサル先生 2002/12/05(thu) 00:25:48 [MAIL] ダニーさん、はじめまして。おサル先生と申します。
ダニーさんの彼のPEGカテーテルはもしかして、バルーン型のチューブ型でしょうか。つまり、胃の中は風船(バルーン)で、長いチューブがついているやつでしょうか。もし、チューブが胃に中に入り込み過ぎて、痛いのだとしたら、風船が胃の出口をふさいでしまうから、という可能性はないでしょうか。でも、それなら吐いてしまうはずですねえ。
やはり、太朗先生のご推察が一番マトを得ているような気がします。
[No.367のレス] Re:空腹時の腹痛 From:ダニー 2002/12/05(thu) 11:57:28 おサル先生、有難うございます。
彼のカテーテルタイプは、バルーン型で、チューブが25cmぐらい出ているもので、食道ががん細胞でブロックされているので、開腹手術で取り付けされました。
チューブが胃に入り込むというのは、普通なのでしょうか?
チューブが入り込まないように、固定する方法はないのでしょうか? 宜しくお願い致します。
[No.367のレス] Re:空腹時の腹痛 From:おサル先生 2002/12/05(thu) 17:24:51 [MAIL] ダニーさん、こんにちは。
バルーン型チューブ型とのことですが、胃ろう専用のものでしょうか。胃ろう専用のものなら、かならず外部バンパー(固定板)がついているはずです。胃ろう以外のものを流用している場合は外部バンパーがありませんので、胃の消化運動(ぜん動といいます)とともに奥へ引き込まれてしまいます。外部バンパーがついていなければ、クリエートメディック社から固定板だけ売っていますので(1枚1000円くらい?)、それをはめて代用する手があります。
以上、ご参考になれば幸いです。
[No.367のレス] Re:空腹時の腹痛 From:ダニー 2002/12/05(thu) 21:27:54 おサル先生、アドバイスありがとうございました。
彼はアメリカで手術を受けました。
今日、ちょうどこの体外固定板に関し話をしていたところです。やはり、主治医に相談してもらい、早期解決したいと思っております。